僕と精霊

一般人

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大乱戦編 5月11日

第38話 ハプニング!

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 グループBの準備時間、観客席にて

「ジャン君達の作品は凄かったですねぇ」
キャミーは感動しながらアミィに言う
「私もここまでとは思いませんでしたよ」
アミィは度肝を抜かれながら答える

「オレ達手伝って良かったな、ガブリラ!」
「はい!」
パンプはガブリラとハイタッチをする

「みんな、売店で何か買ってくるけど欲しい物ある?」
アミィがパンプ達に尋ねる

「よく分かんないから、オレも行く!」
「わたくしは特にありません」
「私も」
セバスとガブリラは席に残った

「カナメちゃん、私達も何か買いに行きましょ」
「はーい!ローズも一緒!」
キャミー達も一緒に屋台の方へ行った

「アイスクリームにジュースもあるよー!」
屋台では色んな食べ物やお土産品が販売されている。

「パンプちゃん、何か食べる?」
「オレ、あいすくりーむってやつが食べたい!」
パンプはアイスクリームの食品サンプルを指差す
「アイスクリームね」
アミィは財布を出す

「ママー!私もアイス食べたーい!」
「はいはい」
キャミーも財布を出した瞬間、何者かに財布を取られる。

「あらやだ、お財布が!」
「ママー!泥棒さんだよ!」
「待ちなさい!」
ローズが泥棒を追いかけようとする

「僕に任せてください!」
「$%〆☆→♪」
一人の男は目にも止まらぬ速さで泥棒を捕まえる

「「モニー!」」
パンプとローズは驚く

「やぁパンプ君にローズさん、お久しぶり」
「\%*>♪」
「メルも久しぶりだな」
パンプはメルとはしゃぐ

「あの、これ取り返しました、どうぞ」
モニーはキャミーに財布を渡す
「ありがとうございます」
「お兄ちゃん、カッコいい!」
カナメはモニーをキラキラした目で見つめる
「ふふっ、ありがとう」
モニーはカナメの頭を撫でる

「それにしてもジャン達の作品は素晴らしかったね、僕あんなに凄いのは初めて見たよ」
モニーはパンプに言う

「あら、ジャンのお友達?」
「この人はセイトカイチョーだぞ」
パンプはアミィに教える

「生徒会長!ウチの子がいつもお世話になっております」
アミィはモニーにお辞儀をする
「いえとんでもない、ジャン君はとても優秀な生徒ですよ」
モニーもお辞儀をしながら言う

「じゃあ、お兄ちゃんはお姉ちゃんの事も知ってるの?」
カナメが聞く
「もちろん、君はスフールさんの妹だね」
「ピンポーン、正解!」

「さぁ、続きましては~グループBの発表でーす❗️」
マイクマンの声が響く

「あら、いけない戻らなくちゃ、はいパンプちゃんアイスクリーム」
アミィはパンプにアイスクリームを手渡す
「うぉぉ!美味いぞ!」
パンプはアイスクリームに満足だ


控え室にて

「ふぅ、上手くいったねみんな」
「そうですね!」
「さぁ、ちゃっちゃと片付けて俺らも次の発表を見に行こう」
「はい!」

 片付けを終え、控え室から出ようとするジャン達
「あれ?」
「おいどうした、ジャン?」
「ドアが開かない」
ジャンはドアノブをガチャガチャと回すがドアは開かない

「私達出れないって事ですか?」
「そんなぁ~嫌ですよ先輩、こんな所で一生過ごすなんて~」
マツリは半分パニックになっている

「落ち着いてよマツリちゃん、ほら緊急時用の電話があるから助けを呼ぼう」
シュンはドアの横に設置されている電話で係員を呼ぶ

「10分ぐらいしたら係員が駆けつけてくれるそうだ」
「良かったー、出れるんですね」
「ふふっ、マツリさん慌てすぎですよ」
「えへへ」

「それにしても誰がこんな事を」
ジャンは少し考える
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