僕と精霊

一般人

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大乱戦編 5月11日

あれ?

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 教室に入るパンプとガブリラ、ローズ。
「あれ?誰もいないぞ」
パンプが辺りを見渡す
「そうですねぇ、いませんねぇ」

 パンプ達は学園中を回ったが誰もいない。
「どうなってんのよ!パンプ、白夜達までいないじゃないのよー」
ローズはパンプを掴みブンブン振り回す
「分かるわけないだろー!」

「パンプさんー!」
セバスはパンプ達を追いかけてきていた

「セバス、どうしたんだよ?」
パンプは水が出る宝石をセバスに渡す

「ハァハァ、ありがとうございます」
セバスは水をごくごく飲む
「って!そんなことより急ぎますよ!」

「急ぐって何n..」
パンプが聞こうとするとセバスはガブリラとパンプを背負い走り出す

「セーバースー!何処に向かっているだ!」
パンプは風の抵抗に耐えながらセバスに聞く

「それは着いてからのお楽しみです」
セバスはそう言うとスピードを上げる

「うぁぁぁ!」
「「キャャーー!」」

10分後
魔法科学総合ドーム入り口

「そうなんですか~、そちらも苦労していますねぇ~」
アミィは白夜の母と会話に盛り上がっていた

「アミィ様ー!」
セバスはもの凄いスピードで向かってきた

「セバスさん、早かったわね」
「さぁ着きましたよ」
セバスはパンプ達を降ろす

「やっと着いたぞ~」
パンプはフラフラしている
「なかなかのスピードでしたね」
ガブリラは少し楽しそうだ
「この前もこんな事があったわね」
ローズは埃を払う

「あ❗️ママ、ローズだよ❗️」
カナメが飛び出しローズに抱きつく
「あら、カナメちゃんもいたのね」
「うんしょ!」
カナメはローズを抱えて母の方へ戻る

「さぁ、中には入りましょ」
アミィ達は観客席へ移動する
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