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怒涛の入学編 4月8日〜4月18日
第10話 僕だけの戦い
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体育館に着いたジャン達。体育館には既に武器訓練のために結界が張られている。
「それでは今から1人ずつ順番に武器訓練を行ってもらう。制限時間は5分、武器を使いこの訓練用魔獣を倒したら合格だ」
ケンナリ先生の指差す方向には大きな盾を持った人型のトカゲが立っていた。
「準備ができた者から訓練を開始する」
先生が指示をした瞬間、ジャンが前に出る。
「僕が行きます」
「おぉ、ジャン度胸があるじゃないの~」
「からかわないでよ、ザル君」
「へいへい、まぁ頑張れよ」
「うん」
ジャンは魔獣の前に行く
「よーい」
先生は手を挙げる。
ジャンは魔銃を構える。
魔獣は唸る。
「始め❗️」
「バンッ」
先手必勝、ジャンは魔銃で魔獣の眉間を狙い撃つ。
しかし、魔獣は弾を盾でガードする。
「ゲェヒャゲェヒャ」
魔獣は盾を叩いて、ジャンを煽る。
「流石にガードされるか、ならこれでどうだ」
ジャンはあらぬ方向に発砲しまくる。
「ジャンのやつ何考えてんだ」
ザルや他のクラスメイトたちはジャンの奇行に理解が追いつかない。
魔獣はケタケタ笑い、口から火を吐く。
「ファイアボール‼️」
ジャンはファイアボールを放った瞬間に魔銃でファイアボールを撃ち、爆発させた。
魔獣は完全にジャンを見失っている。
ジャンは魔銃からマガジンを取り出した。
「セット‼️」
ジャンはマガジンに炎の魔力を装填し、魔銃に取り付ける。
ジャンが引き金を引くとから凄まじい熱光線が放たれる。
魔獣は透かさず盾を構えガードする
「クソ、ジャンの渾身の一撃が」
ザルは少し焦っている。
「いえ、アレを見て」
白夜が指差す方向にはジャンが外しまくった、弾が散らばっていた。
「今だ❗️喰らえ」
ジャンがそう言うと散らばっていた弾が魔獣に向かって、一斉に飛んで行った。
無数に散らばっていた弾は魔獣を裏から貫く
「グギャア」
魔獣は忽ちバランスを崩し、熱光線を直接浴びる。
「グギャ..ガギャ...ォォォ」
魔獣は完全に消滅した。
「オイオイ、嘘だろ⁉︎完全に消しとばしちまった」
体育館にいる先生以外の人達は驚く。
「凄いじゃねぇか、ジャン」
ザルはあまりの衝撃にそれしかいえなかった。
「ハハハッ、僕もやる時はやるでしょ。でも魔力がもうギリギリで倒れそう」
「しまらねぇな、ほら肩貸してやるよ」
「ありがとう」
ジャンはザルに運ばれながら、みんなの元へ向かう。
「ジャン君、合格おめでとうございます。」
「ありがとうございます。先生」
「次は俺だ」
ザルが前に出ると、ジャンが消しとばしたはずの魔獣がそこにいた。
「アイツ死んでねぇのか⁉︎」
「ザル君、気にしないでください。アレは量産型です」
先生は冷静に説明する。
「そう、じゃあ思いっきりやってやるよ」
ザルが腕輪に魔力を込めると腕輪は盾付きのガントレットになった。
「それでは始め❗️」
「行くぜ!!」
ザルの盾からレイピアのような剣身が出る。
ザルは剣身に水の刃を纏わせ、足から水を噴射し、勢い良く魔獣に飛んで行く。
「グギャギャギャ」
魔獣は口から火を吐き、盾に身を隠す。
「効くか‼️そんなもの」
ザルは火の息を水の刃で払い除け、盾に鋭い斬撃を与える。
シュパーンと金属音が体育館に鳴り響く。
魔獣の盾は真っ二つになっていた。
「ギャギャギャギャ⁉︎」
魔獣は動揺して逃げようとする。
「逃がさん‼️」
ザルは魔獣を切り刻む。
「そこまで、ザル君合格です。盾を真っ二つにするなんてなかなかですよ」
「凄いよザル君」
「へへ、まぁな」
ザルが合格をし、アドロンが前に出ようとしたとき
「ドガーン」
外で大きな音がする。
「な、何だ⁉︎」
「それでは今から1人ずつ順番に武器訓練を行ってもらう。制限時間は5分、武器を使いこの訓練用魔獣を倒したら合格だ」
ケンナリ先生の指差す方向には大きな盾を持った人型のトカゲが立っていた。
「準備ができた者から訓練を開始する」
先生が指示をした瞬間、ジャンが前に出る。
「僕が行きます」
「おぉ、ジャン度胸があるじゃないの~」
「からかわないでよ、ザル君」
「へいへい、まぁ頑張れよ」
「うん」
ジャンは魔獣の前に行く
「よーい」
先生は手を挙げる。
ジャンは魔銃を構える。
魔獣は唸る。
「始め❗️」
「バンッ」
先手必勝、ジャンは魔銃で魔獣の眉間を狙い撃つ。
しかし、魔獣は弾を盾でガードする。
「ゲェヒャゲェヒャ」
魔獣は盾を叩いて、ジャンを煽る。
「流石にガードされるか、ならこれでどうだ」
ジャンはあらぬ方向に発砲しまくる。
「ジャンのやつ何考えてんだ」
ザルや他のクラスメイトたちはジャンの奇行に理解が追いつかない。
魔獣はケタケタ笑い、口から火を吐く。
「ファイアボール‼️」
ジャンはファイアボールを放った瞬間に魔銃でファイアボールを撃ち、爆発させた。
魔獣は完全にジャンを見失っている。
ジャンは魔銃からマガジンを取り出した。
「セット‼️」
ジャンはマガジンに炎の魔力を装填し、魔銃に取り付ける。
ジャンが引き金を引くとから凄まじい熱光線が放たれる。
魔獣は透かさず盾を構えガードする
「クソ、ジャンの渾身の一撃が」
ザルは少し焦っている。
「いえ、アレを見て」
白夜が指差す方向にはジャンが外しまくった、弾が散らばっていた。
「今だ❗️喰らえ」
ジャンがそう言うと散らばっていた弾が魔獣に向かって、一斉に飛んで行った。
無数に散らばっていた弾は魔獣を裏から貫く
「グギャア」
魔獣は忽ちバランスを崩し、熱光線を直接浴びる。
「グギャ..ガギャ...ォォォ」
魔獣は完全に消滅した。
「オイオイ、嘘だろ⁉︎完全に消しとばしちまった」
体育館にいる先生以外の人達は驚く。
「凄いじゃねぇか、ジャン」
ザルはあまりの衝撃にそれしかいえなかった。
「ハハハッ、僕もやる時はやるでしょ。でも魔力がもうギリギリで倒れそう」
「しまらねぇな、ほら肩貸してやるよ」
「ありがとう」
ジャンはザルに運ばれながら、みんなの元へ向かう。
「ジャン君、合格おめでとうございます。」
「ありがとうございます。先生」
「次は俺だ」
ザルが前に出ると、ジャンが消しとばしたはずの魔獣がそこにいた。
「アイツ死んでねぇのか⁉︎」
「ザル君、気にしないでください。アレは量産型です」
先生は冷静に説明する。
「そう、じゃあ思いっきりやってやるよ」
ザルが腕輪に魔力を込めると腕輪は盾付きのガントレットになった。
「それでは始め❗️」
「行くぜ!!」
ザルの盾からレイピアのような剣身が出る。
ザルは剣身に水の刃を纏わせ、足から水を噴射し、勢い良く魔獣に飛んで行く。
「グギャギャギャ」
魔獣は口から火を吐き、盾に身を隠す。
「効くか‼️そんなもの」
ザルは火の息を水の刃で払い除け、盾に鋭い斬撃を与える。
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魔獣の盾は真っ二つになっていた。
「ギャギャギャギャ⁉︎」
魔獣は動揺して逃げようとする。
「逃がさん‼️」
ザルは魔獣を切り刻む。
「そこまで、ザル君合格です。盾を真っ二つにするなんてなかなかですよ」
「凄いよザル君」
「へへ、まぁな」
ザルが合格をし、アドロンが前に出ようとしたとき
「ドガーン」
外で大きな音がする。
「な、何だ⁉︎」
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