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怒涛の入学編 4月8日〜4月18日
第5話 僕らの力
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ジャンとパンプは気がつくと見知らぬ部屋にいた。
「ねぇ、ここ何処?ジャン」
「イテテ、龍神様が言ってた試練を受ける部屋じゃないか」
「でもこの場所、部屋っていうより、お外みたいだよ。」
ジャンは辺りを見て驚いた。
「何だここ!?砂漠じゃないか‼️」
暑い日差し、砂の感触、間違いなく此処は砂漠だ。
「ここで試練を受けるのか、待てよ、つまり近くに魔獣がいるのか」
「それホントか!ジャン、オレ早く魔獣と戦いたいぞ」
「僕まだ、実戦なんてしたこと無いよ、上手く戦えるかな」
「大丈夫、オレに任せてよ」
「頼もしいね、パンプ」
「がってんだい」
パンプが返事をしたとき、突然
「ブモォォォォ‼️‼️」
勇ましい雄叫びが聞こえた瞬間、砂漠の砂が吹き飛び、広いアスファルトの地面が現れた。そこには、巨大な斧を持った牛の魔獣がいた。
「お前が魔獣か」
ジャンの問いに魔獣は答えた。
「そうだ、俺様が魔獣ミノタウロスのジャッジ様だ」
「やいやい、魔獣さっさとオレとジャンと戦え!」
パンプがジャッジを煽る。
「そうだな、では試練を始める。俺様に傷をつけれたら合格だ。何処からでも掛かってきなさい」
「それじゃ行くよ」
ジャンは手をかざした。
「ファイアボール‼️」
ジャンは炎の球を一気に打ちまくった。
炎の球はジャッジに着弾し爆破した。
「スゴイスゴイ、ジャンつよーい」
「ま、まぁね」
ジャンとパンプが油断していると、爆風で上がった煙から勢いよく、巨大な斧が飛んできた。
「うわぁ‼️」
斧がジャンの体に掠る
「グワァ」
(掠っただけなのにでクソ痛え)
ジャンの腹部から血が垂れる。
「なかなかやるじゃねぇか小僧」
ジャッジはピンピンしていた。
「ゲッ!?ノーダメージ!?」
「やっぱりジャンよわーい」
「言ってる場合か」
「ガッハッハ!これは試練だお前ら、力を合わせなきゃ俺様には勝てんぞ」
ジャッジの言葉を聞き、ジャンは気づいた。
「そうか!パンプ力を合わせるよ」
「おう、オレに任せろ‼️」
パンプはジャンに向かって魔法陣を出し、両手をかざした。
「ブーストジュエル‼️」
パンプが叫ぶと魔法陣から赤い宝石出てきた
宝石はジャンに向かって飛んでいき、ジャンの体に入り込んだ。
ジャンの髪の色が赤くなる。
「グワァ‼️痛い‼️何したのパンプ」
「ジャンもう一回ファイアボールを打って」
「え、分かった」
もう一度、ジャンがファイアボールを打とうとすると魔法陣が出現した。
「ファイアボール‼️」
最初に打ったときとは、比べ物にならない威力のファイアボールが無数に放たれる。
「ブギャャャーー‼️‼️」
まともにファイアボールを食らったジャッジ
「ハァ、ハァ、これでどうだ!」
満身創痍のジャン、そんなジャンを絶望させるかのようにジャッジは立っていた。
「これでも、ダメか、もう無理だ、ごめんパンプ」
「ジャンあれ見てよ」
パンプに言われ、ジャンはジャッジを見るとそこには、傷だらけのジャッジが見えた。
「よかった合格か、ハハッ」
そう言い残すとジャンは倒れた。腹部の傷口が広がっていた。
「ジャン、ジャンしっかりしてよ」
「血が出過ぎた、もうダメ、動けない」
「ガッハッハ、よくやったぞ小僧共、俺様の試練をよく乗り切った」
ジャッジは拍手をしている。
「お前、魔獣で悪いヤツじゃ無いのか」
パンプは困惑している。
「俺様が魔獣だと言うのは嘘だ」
「じゃあ、お前も精霊なのか」
「そうだ、俺様は試験官として、龍神様に作られた精霊だ。おっと、長話をしている場合では無いな、精霊の間まで送る」
ジャンは安心して、気を失った。
「ねぇ、ここ何処?ジャン」
「イテテ、龍神様が言ってた試練を受ける部屋じゃないか」
「でもこの場所、部屋っていうより、お外みたいだよ。」
ジャンは辺りを見て驚いた。
「何だここ!?砂漠じゃないか‼️」
暑い日差し、砂の感触、間違いなく此処は砂漠だ。
「ここで試練を受けるのか、待てよ、つまり近くに魔獣がいるのか」
「それホントか!ジャン、オレ早く魔獣と戦いたいぞ」
「僕まだ、実戦なんてしたこと無いよ、上手く戦えるかな」
「大丈夫、オレに任せてよ」
「頼もしいね、パンプ」
「がってんだい」
パンプが返事をしたとき、突然
「ブモォォォォ‼️‼️」
勇ましい雄叫びが聞こえた瞬間、砂漠の砂が吹き飛び、広いアスファルトの地面が現れた。そこには、巨大な斧を持った牛の魔獣がいた。
「お前が魔獣か」
ジャンの問いに魔獣は答えた。
「そうだ、俺様が魔獣ミノタウロスのジャッジ様だ」
「やいやい、魔獣さっさとオレとジャンと戦え!」
パンプがジャッジを煽る。
「そうだな、では試練を始める。俺様に傷をつけれたら合格だ。何処からでも掛かってきなさい」
「それじゃ行くよ」
ジャンは手をかざした。
「ファイアボール‼️」
ジャンは炎の球を一気に打ちまくった。
炎の球はジャッジに着弾し爆破した。
「スゴイスゴイ、ジャンつよーい」
「ま、まぁね」
ジャンとパンプが油断していると、爆風で上がった煙から勢いよく、巨大な斧が飛んできた。
「うわぁ‼️」
斧がジャンの体に掠る
「グワァ」
(掠っただけなのにでクソ痛え)
ジャンの腹部から血が垂れる。
「なかなかやるじゃねぇか小僧」
ジャッジはピンピンしていた。
「ゲッ!?ノーダメージ!?」
「やっぱりジャンよわーい」
「言ってる場合か」
「ガッハッハ!これは試練だお前ら、力を合わせなきゃ俺様には勝てんぞ」
ジャッジの言葉を聞き、ジャンは気づいた。
「そうか!パンプ力を合わせるよ」
「おう、オレに任せろ‼️」
パンプはジャンに向かって魔法陣を出し、両手をかざした。
「ブーストジュエル‼️」
パンプが叫ぶと魔法陣から赤い宝石出てきた
宝石はジャンに向かって飛んでいき、ジャンの体に入り込んだ。
ジャンの髪の色が赤くなる。
「グワァ‼️痛い‼️何したのパンプ」
「ジャンもう一回ファイアボールを打って」
「え、分かった」
もう一度、ジャンがファイアボールを打とうとすると魔法陣が出現した。
「ファイアボール‼️」
最初に打ったときとは、比べ物にならない威力のファイアボールが無数に放たれる。
「ブギャャャーー‼️‼️」
まともにファイアボールを食らったジャッジ
「ハァ、ハァ、これでどうだ!」
満身創痍のジャン、そんなジャンを絶望させるかのようにジャッジは立っていた。
「これでも、ダメか、もう無理だ、ごめんパンプ」
「ジャンあれ見てよ」
パンプに言われ、ジャンはジャッジを見るとそこには、傷だらけのジャッジが見えた。
「よかった合格か、ハハッ」
そう言い残すとジャンは倒れた。腹部の傷口が広がっていた。
「ジャン、ジャンしっかりしてよ」
「血が出過ぎた、もうダメ、動けない」
「ガッハッハ、よくやったぞ小僧共、俺様の試練をよく乗り切った」
ジャッジは拍手をしている。
「お前、魔獣で悪いヤツじゃ無いのか」
パンプは困惑している。
「俺様が魔獣だと言うのは嘘だ」
「じゃあ、お前も精霊なのか」
「そうだ、俺様は試験官として、龍神様に作られた精霊だ。おっと、長話をしている場合では無いな、精霊の間まで送る」
ジャンは安心して、気を失った。
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