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怒涛の入学編 4月8日〜4月18日
第3話 僕の精霊
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今日という日を皆待っていた、僕がアイツと出会った日だ
「おはよう諸君、今日はいよいよ精霊と契約をしてもらう」
ケンナリ先生がそう言うとクラス中が盛り上がった。
賑やかな雰囲気の中で先生は真剣な顔をしながら話を始めた
「皆も知っているように精霊は本来、発展戦争で魔法軍が化学軍の兵器に対抗するために研究をし、精霊界と人間界を繋げて契約をできるようにしたものだ。日常的に見る精霊達は一体一体が兵器と同等かそれ以上の力を持って持っている。そのこと忘れずに契約をし、決して使い方を誤るんじゃないぞ、分かったか」
先生は話を終えると精霊と契約するための部屋まで生徒を連れていった。
その道の途中でジャンとザルは会話をしていた。
「ザル君、僕ちゃんと精霊と契約できるか心配だよ」
「何だよそんなこと心配してんのかよ、大丈夫だ精霊の契約に失敗はない。まぁお前の場合は頼りなさそうな精霊がパートナーになりそうだがな」
「そんなぁ」
そんな冗談まじりので会話をしているうちに部屋についた。
部屋の中に大きな竜の銅像が今にも動きそうに聳え立っていた。
「よし皆着いたぞ、ここが精霊と契約する精霊の間だ」
皆が「うぉー」と歓喜していると先生が竜の銅像について説明をし始めた。
「この竜の銅像は龍神様と言う名で理事長の精霊だ。本来は赤い鱗に覆われた勇ましい竜であるが、今は銅像の姿になりこの町を見守って下さっている。この銅像に手をかざすことで1人一体まで精霊と契約をすることができる。では、準備が出来た者から契約をしてくれ」
「じゃまず俺からだ」
先人を切ったのはザルだ。
ザルが手をかざすと銅像が輝き出した。あまりの眩しさにザルは目を閉じた。
輝きが光の球となってザルの手の方へ行く、ザルが目を開けると光の球は角の生えた馬になっていた。
「お前が俺の精霊か?」
ザルが言うと
「左様でございます。ザル様。わたくし、ユニコーンのメイデンと申します。以後お見知りおきを」
とメイデンは答えた。
「お、おうよろしく」
ザルも初めての精霊に驚きを隠せていなかった。
「次は俺だな」
2番目にラートが精霊と契約をした。
「俺の精霊は雪だるまみたいなやつだな」
「ウケケ、オレはスノーマンのボノムだ。よろしく頼みますぜご主人」
「おう、よろしくな」
「ズルいよラート、次は僕の番だ」
続いてレートが契約をした。
「鳥?犬?どっちだろう?」
「私はグリフォンのグライド。よろしくお願いしますマスター」
「うん、よろしくね」
「次は、わ、わたs、俺の番だ」
アドロンの契約は長かった。
「アレ、なんで精霊が2体出てきたのかしら?意味がわからねぇ」
「私はハーピーのツイスターよろしくね」
「俺はガーゴイルのスカルドだ、よろしく」
1人で2体の精霊と契約する例外にケンナリ先生は興味深そうにしていた。
「これは、初めて見るケースだな面白い」
「次は僕の番だ❗️」
いよいよジャンの番が来た。
ジャンが銅像に手をかざすと今までとは違う反応が起こった、突然ジャンの髪が赤くなった。激しく銅像が輝き出した。
「な、何だ何だ⁉︎」
一同が動揺する中で遂にジャンの精霊が現れる。
「おはよう諸君、今日はいよいよ精霊と契約をしてもらう」
ケンナリ先生がそう言うとクラス中が盛り上がった。
賑やかな雰囲気の中で先生は真剣な顔をしながら話を始めた
「皆も知っているように精霊は本来、発展戦争で魔法軍が化学軍の兵器に対抗するために研究をし、精霊界と人間界を繋げて契約をできるようにしたものだ。日常的に見る精霊達は一体一体が兵器と同等かそれ以上の力を持って持っている。そのこと忘れずに契約をし、決して使い方を誤るんじゃないぞ、分かったか」
先生は話を終えると精霊と契約するための部屋まで生徒を連れていった。
その道の途中でジャンとザルは会話をしていた。
「ザル君、僕ちゃんと精霊と契約できるか心配だよ」
「何だよそんなこと心配してんのかよ、大丈夫だ精霊の契約に失敗はない。まぁお前の場合は頼りなさそうな精霊がパートナーになりそうだがな」
「そんなぁ」
そんな冗談まじりので会話をしているうちに部屋についた。
部屋の中に大きな竜の銅像が今にも動きそうに聳え立っていた。
「よし皆着いたぞ、ここが精霊と契約する精霊の間だ」
皆が「うぉー」と歓喜していると先生が竜の銅像について説明をし始めた。
「この竜の銅像は龍神様と言う名で理事長の精霊だ。本来は赤い鱗に覆われた勇ましい竜であるが、今は銅像の姿になりこの町を見守って下さっている。この銅像に手をかざすことで1人一体まで精霊と契約をすることができる。では、準備が出来た者から契約をしてくれ」
「じゃまず俺からだ」
先人を切ったのはザルだ。
ザルが手をかざすと銅像が輝き出した。あまりの眩しさにザルは目を閉じた。
輝きが光の球となってザルの手の方へ行く、ザルが目を開けると光の球は角の生えた馬になっていた。
「お前が俺の精霊か?」
ザルが言うと
「左様でございます。ザル様。わたくし、ユニコーンのメイデンと申します。以後お見知りおきを」
とメイデンは答えた。
「お、おうよろしく」
ザルも初めての精霊に驚きを隠せていなかった。
「次は俺だな」
2番目にラートが精霊と契約をした。
「俺の精霊は雪だるまみたいなやつだな」
「ウケケ、オレはスノーマンのボノムだ。よろしく頼みますぜご主人」
「おう、よろしくな」
「ズルいよラート、次は僕の番だ」
続いてレートが契約をした。
「鳥?犬?どっちだろう?」
「私はグリフォンのグライド。よろしくお願いしますマスター」
「うん、よろしくね」
「次は、わ、わたs、俺の番だ」
アドロンの契約は長かった。
「アレ、なんで精霊が2体出てきたのかしら?意味がわからねぇ」
「私はハーピーのツイスターよろしくね」
「俺はガーゴイルのスカルドだ、よろしく」
1人で2体の精霊と契約する例外にケンナリ先生は興味深そうにしていた。
「これは、初めて見るケースだな面白い」
「次は僕の番だ❗️」
いよいよジャンの番が来た。
ジャンが銅像に手をかざすと今までとは違う反応が起こった、突然ジャンの髪が赤くなった。激しく銅像が輝き出した。
「な、何だ何だ⁉︎」
一同が動揺する中で遂にジャンの精霊が現れる。
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