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旅の終わり編
第76話 死者との交流 後編
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ジャンはとある人物のお墓を探している
「なぁジャン、さっきから何を探してるんだよ」
パンプは退屈そうにフードからぶら下がる
「パンプ、僕らはどうして強くなりたくなったのか覚えてる?」
ジャンはパンプをフードから引き剥がして聞く
「何でって、ああそういう事か...」
パンプは大事な事を思い出して落ち込む
「そうとても大事な事、絶対に忘れちゃいけない」
『グース・ギャング』
ジャン達の前にあるお墓にはこう書かれていた
「僕らが出会って大体1週間ぐらいだったよね、あの時は今よりもずっとずっと弱くて、強い魔獣に手も足も出ずに守る事が出来なかった唯一の命」
ジャンはお墓に花束を添える
「グース...オレらが弱かったせいだ」
パンプは悔しそうに涙を流してお墓に宝石を置く
「パンプ...」
ローズと白夜も花束を持ちながらやって来る
「白夜さんにローズも」
ジャンは悲しそうな顔をして振り返る
「やっぱりアンタ達も来てたのね..」
ローズもお墓に花束を添える
「あの時私がしっかりグースさんを止める事が出来ていれば..」
4人は当時の死闘を振り返って罪悪感に蝕まれる
「おいおい、何しんみりしてんだよ」
お墓から少年が飛び出して来る
「グース」
「どうしたんだよ死人を見たような顔をして、まぁ俺死んでんだけどな」
グースは4人を見下ろすようにお墓に座る
バーン家のお墓
ツイスター達はルナを連れてようやくアミィ達も元へ辿り着いた
「アミィさん、無事に着きました」
ツイスターはアミィにルナを手渡す
「ありがとうツイスターちゃん、ルナちゃ~ん、お姉ちゃん達にいっぱい可愛がられて良かったね~」
アミィはルナのほっぺを指でツンと突く
「あー!」
ルナはツイスターの翼を離そうとしない
「随分懐かれちゃったみたいですね」
ツイスターもルナを優しく撫でる
「おお!可愛いな曾孫娘も居たなんて俺は幸せだ」
ノックはルナに近づくと泣かれてしまう
「泣かれてしまいましたね」
セバスは少し笑う
「セバスは黙っとれい!」
「相変わらずお爺様はセバスに厳しいですね」
ユウスケも笑う
「お前は!俺はまだ認めないぞ!科学軍の人間と結婚など認めん!」
ノックは駄々をこねる
「もうお爺ちゃん恥ずかしいわ、戦争はもう終わったんだから良いでしょ!」
アミィは頬を膨らませる
「ねぇお兄ちゃん、私達のお家のお墓も此処にあるのかな?」
ロアはロンの服を引っ張る
「さぁな、でもあったとしても俺はごめんだぜ、あんなクソ親父と顔なんてもう2度見たくないからな」
「私は是非お二人のお母様とお父様に挨拶をしたいです」
2人の会話を聞いていたツイスターは話に参加する
「お、俺も少し気になるかな」
スカルドも参加する
「ねぇお兄ちゃん良いでしょ?こうして2人に出会えたのもお父さんのおかげなんだし...」
ロアはもじもじしながら言う
「あー!分かったよ、でも俺も家の墓が何処にあるかなんて知らないぞ」
ロンはそう言いながらユウスケに墓の場所を教えてもらう
「はぁ」
ロンは大きなため息を吐いてユウスケについて行く
しばらく歩いた所にジーナス家のお墓はあった
「俺も一応挨拶をしなきゃな、今のお前達の親として」
ユウスケは服をピシッと整える
「ロア離れとけよ、いつでもあのクソ親父が来てもいいようにな」
ロンは腕を構えるがいつもの様に剣には変形しない
「大袈裟だよお兄ちゃん、私達もう死んでるんだしこれ以上は酷い事にはならないよ」
ロアはお墓の前に立つ
「誰のせいで死んだと思ってるんだ」
ロンはお墓に背を向ける
「まぁまぁロンさん、今日を逃すとまた5年後なんですから会いましょうよ」
「そうだぜ、会わずに損するよりだったら会って損した方が絶対良いと思うぜ」
ツイスター達はロンを必死に説得する
「分かったよ、会えば良いんだろ」
ロンは観念してお墓の前に立つ
「少しでも辛いと思ったら俺の方を向けよ」
ユウスケは2人を心配する
「ありがとうございます父さん、でもこれは俺らの問題なので..」
ロンがそう言うと隣のお墓から人魂が飛び出してくる
「お母さん達出てきてくれるかな!」
ロアは少し跳ねて今か今かと人魂がお墓から出てくるのを待つ
「あら?あなた達はジーナスさんの所のロン君にロアちゃんね」
隣のお墓から出てきた人魂は女性の姿に変わる
「あなたは?」
ロンは女性に声をかける
「私はジーナス家のお墓の隣の者です」
女性はお辞儀をする
「隣の人だったら私達のお母さんとお父さんについて知ってる?」
ロアの純粋な質問に女性は黙り込む
「残念だけど此処には居ないわ、あなた達のお父さんは先祖達に罰をくらって現世に戻る事が出来ず、お母さんは死んだあなた達を探して今もこの世の何処かを彷徨っていると聞いているわ...」
女性の話を聞いてロアは落ち込む
「そっか..そうだよね、お父さん悪い事をしたんだから罰を受けちゃうよね..残念」
ロンは泣きそうなになっているロアに寄り添う
「帰ろうロア、今の俺達にはツイスターにスカルドが居て、新しい母さんと父さんが居る、良いじゃないかそれだけで」
2人はユウスケの下に戻る
「ロンさ..」
「姉ちゃん..」
スカルドはツイスターを止める
「さぁそろそろ時間だよ帰ろうか」
夕暮れ時になりロンとロアは元の姿に戻り始める
「うん...」
アドロンはユウスケと手を繋いでアミィの下へ戻る
グースのお墓
「そろそろ時間か、じゃあなみんな」
グースの体が消えかかる
「ああ、体に気をつけろよ」
ジャン達はグースを見送る
「体に気をつけろって、そりゃこっちのセリフだぜ!」
グースは笑顔で消えていく
「グースのヤツ元気そうだったな」
パンプは安心する
「なんか心の中にあった重い物がスッキリ無くなっちゃった気分ね」
ローズは体を伸ばす
「でもこの事は絶対に忘れちゃいけない、僕らはグースも分まで一生懸命生きよう」
「そうですね」
ジャン達は最後にお墓を拝む
「おーい、ジャン!パンプ!帰るぞ」
アミィ達が迎えに来た
「うん!今行く!じゃあね白夜さんにローズ、また学園で!」
ジャンとパンプはアミィの下へ走って行く
「はいではまた」
白夜達も家族の下へ戻る
「今日はもう遅いし、何処かで食べましょうか」
「賛成」
「オレ腹減った!」
「そう言えば朝から何も食べてなかった」
バーン家一行は歩いて繁華街へ向かう
途中で少し珍しい形をしたお墓があり人魂がジャンに向かって飛び出してきた
「ジャン・バ~ン!それにユウスケさ~ん!憎いぞ~お前らが~」
人魂はジャンとユウスケを中心に飛び回る
「誰のお墓かしら?」
アミィがお墓を調べるとそこには『ダイドウ・ケンザキ』と書かれていた
「お前はケンザキ❗️父さん、この墓燃やしても良いよね?」
「ああ、構わない」
ジャンは躊躇なくお墓を燃やす
「ギャアア‼️」
人魂は消え去る
「今のなんだったんだジャン?」
アドロンはジャンに聞く
「家に帰ったら話す!ああ!思い出したくもないヤツの事思い出しちゃったよ!」
「同感だ!」
ジャンとユウスケは不機嫌そうに前を歩く
「あのお墓はウチにとって凄く深い因縁がある人の物なの、さてとアドロン君達は何が食べたい?」
アミィはアドロンに聞く
「えっと、ラーメンかな」
「私も賛成です!」
「俺も!」
ツイスターとスカルドはアドロンの背中を押していく
「どうしたんだよ急に押すなよ...2人とも危ないよ、ふふふ」
アドロンにとってこの日は少し切なかったけど大切な事に改めて気づく事が出来る日でもあった
「2人とも元気そうで良かった...」
アドロンの事を見ていた女性は空へ消えていく
「なぁジャン、さっきから何を探してるんだよ」
パンプは退屈そうにフードからぶら下がる
「パンプ、僕らはどうして強くなりたくなったのか覚えてる?」
ジャンはパンプをフードから引き剥がして聞く
「何でって、ああそういう事か...」
パンプは大事な事を思い出して落ち込む
「そうとても大事な事、絶対に忘れちゃいけない」
『グース・ギャング』
ジャン達の前にあるお墓にはこう書かれていた
「僕らが出会って大体1週間ぐらいだったよね、あの時は今よりもずっとずっと弱くて、強い魔獣に手も足も出ずに守る事が出来なかった唯一の命」
ジャンはお墓に花束を添える
「グース...オレらが弱かったせいだ」
パンプは悔しそうに涙を流してお墓に宝石を置く
「パンプ...」
ローズと白夜も花束を持ちながらやって来る
「白夜さんにローズも」
ジャンは悲しそうな顔をして振り返る
「やっぱりアンタ達も来てたのね..」
ローズもお墓に花束を添える
「あの時私がしっかりグースさんを止める事が出来ていれば..」
4人は当時の死闘を振り返って罪悪感に蝕まれる
「おいおい、何しんみりしてんだよ」
お墓から少年が飛び出して来る
「グース」
「どうしたんだよ死人を見たような顔をして、まぁ俺死んでんだけどな」
グースは4人を見下ろすようにお墓に座る
バーン家のお墓
ツイスター達はルナを連れてようやくアミィ達も元へ辿り着いた
「アミィさん、無事に着きました」
ツイスターはアミィにルナを手渡す
「ありがとうツイスターちゃん、ルナちゃ~ん、お姉ちゃん達にいっぱい可愛がられて良かったね~」
アミィはルナのほっぺを指でツンと突く
「あー!」
ルナはツイスターの翼を離そうとしない
「随分懐かれちゃったみたいですね」
ツイスターもルナを優しく撫でる
「おお!可愛いな曾孫娘も居たなんて俺は幸せだ」
ノックはルナに近づくと泣かれてしまう
「泣かれてしまいましたね」
セバスは少し笑う
「セバスは黙っとれい!」
「相変わらずお爺様はセバスに厳しいですね」
ユウスケも笑う
「お前は!俺はまだ認めないぞ!科学軍の人間と結婚など認めん!」
ノックは駄々をこねる
「もうお爺ちゃん恥ずかしいわ、戦争はもう終わったんだから良いでしょ!」
アミィは頬を膨らませる
「ねぇお兄ちゃん、私達のお家のお墓も此処にあるのかな?」
ロアはロンの服を引っ張る
「さぁな、でもあったとしても俺はごめんだぜ、あんなクソ親父と顔なんてもう2度見たくないからな」
「私は是非お二人のお母様とお父様に挨拶をしたいです」
2人の会話を聞いていたツイスターは話に参加する
「お、俺も少し気になるかな」
スカルドも参加する
「ねぇお兄ちゃん良いでしょ?こうして2人に出会えたのもお父さんのおかげなんだし...」
ロアはもじもじしながら言う
「あー!分かったよ、でも俺も家の墓が何処にあるかなんて知らないぞ」
ロンはそう言いながらユウスケに墓の場所を教えてもらう
「はぁ」
ロンは大きなため息を吐いてユウスケについて行く
しばらく歩いた所にジーナス家のお墓はあった
「俺も一応挨拶をしなきゃな、今のお前達の親として」
ユウスケは服をピシッと整える
「ロア離れとけよ、いつでもあのクソ親父が来てもいいようにな」
ロンは腕を構えるがいつもの様に剣には変形しない
「大袈裟だよお兄ちゃん、私達もう死んでるんだしこれ以上は酷い事にはならないよ」
ロアはお墓の前に立つ
「誰のせいで死んだと思ってるんだ」
ロンはお墓に背を向ける
「まぁまぁロンさん、今日を逃すとまた5年後なんですから会いましょうよ」
「そうだぜ、会わずに損するよりだったら会って損した方が絶対良いと思うぜ」
ツイスター達はロンを必死に説得する
「分かったよ、会えば良いんだろ」
ロンは観念してお墓の前に立つ
「少しでも辛いと思ったら俺の方を向けよ」
ユウスケは2人を心配する
「ありがとうございます父さん、でもこれは俺らの問題なので..」
ロンがそう言うと隣のお墓から人魂が飛び出してくる
「お母さん達出てきてくれるかな!」
ロアは少し跳ねて今か今かと人魂がお墓から出てくるのを待つ
「あら?あなた達はジーナスさんの所のロン君にロアちゃんね」
隣のお墓から出てきた人魂は女性の姿に変わる
「あなたは?」
ロンは女性に声をかける
「私はジーナス家のお墓の隣の者です」
女性はお辞儀をする
「隣の人だったら私達のお母さんとお父さんについて知ってる?」
ロアの純粋な質問に女性は黙り込む
「残念だけど此処には居ないわ、あなた達のお父さんは先祖達に罰をくらって現世に戻る事が出来ず、お母さんは死んだあなた達を探して今もこの世の何処かを彷徨っていると聞いているわ...」
女性の話を聞いてロアは落ち込む
「そっか..そうだよね、お父さん悪い事をしたんだから罰を受けちゃうよね..残念」
ロンは泣きそうなになっているロアに寄り添う
「帰ろうロア、今の俺達にはツイスターにスカルドが居て、新しい母さんと父さんが居る、良いじゃないかそれだけで」
2人はユウスケの下に戻る
「ロンさ..」
「姉ちゃん..」
スカルドはツイスターを止める
「さぁそろそろ時間だよ帰ろうか」
夕暮れ時になりロンとロアは元の姿に戻り始める
「うん...」
アドロンはユウスケと手を繋いでアミィの下へ戻る
グースのお墓
「そろそろ時間か、じゃあなみんな」
グースの体が消えかかる
「ああ、体に気をつけろよ」
ジャン達はグースを見送る
「体に気をつけろって、そりゃこっちのセリフだぜ!」
グースは笑顔で消えていく
「グースのヤツ元気そうだったな」
パンプは安心する
「なんか心の中にあった重い物がスッキリ無くなっちゃった気分ね」
ローズは体を伸ばす
「でもこの事は絶対に忘れちゃいけない、僕らはグースも分まで一生懸命生きよう」
「そうですね」
ジャン達は最後にお墓を拝む
「おーい、ジャン!パンプ!帰るぞ」
アミィ達が迎えに来た
「うん!今行く!じゃあね白夜さんにローズ、また学園で!」
ジャンとパンプはアミィの下へ走って行く
「はいではまた」
白夜達も家族の下へ戻る
「今日はもう遅いし、何処かで食べましょうか」
「賛成」
「オレ腹減った!」
「そう言えば朝から何も食べてなかった」
バーン家一行は歩いて繁華街へ向かう
途中で少し珍しい形をしたお墓があり人魂がジャンに向かって飛び出してきた
「ジャン・バ~ン!それにユウスケさ~ん!憎いぞ~お前らが~」
人魂はジャンとユウスケを中心に飛び回る
「誰のお墓かしら?」
アミィがお墓を調べるとそこには『ダイドウ・ケンザキ』と書かれていた
「お前はケンザキ❗️父さん、この墓燃やしても良いよね?」
「ああ、構わない」
ジャンは躊躇なくお墓を燃やす
「ギャアア‼️」
人魂は消え去る
「今のなんだったんだジャン?」
アドロンはジャンに聞く
「家に帰ったら話す!ああ!思い出したくもないヤツの事思い出しちゃったよ!」
「同感だ!」
ジャンとユウスケは不機嫌そうに前を歩く
「あのお墓はウチにとって凄く深い因縁がある人の物なの、さてとアドロン君達は何が食べたい?」
アミィはアドロンに聞く
「えっと、ラーメンかな」
「私も賛成です!」
「俺も!」
ツイスターとスカルドはアドロンの背中を押していく
「どうしたんだよ急に押すなよ...2人とも危ないよ、ふふふ」
アドロンにとってこの日は少し切なかったけど大切な事に改めて気づく事が出来る日でもあった
「2人とも元気そうで良かった...」
アドロンの事を見ていた女性は空へ消えていく
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