136 / 150
ドタバタテスト編
第72話 総仕上げ
しおりを挟む
正午が過ぎた、白夜はジャンと一緒に魔法の練習を続けていた
「お昼ご飯の準備が出来たわよ、2人も早くいらっしゃい」
白夜の母キャミーは2人を呼びに来た
「分かった今行く、ジャンさん行きましょ」
「うん」
白夜はジャンの手を引っ張る
ジャン達は屋敷の中に入る
「すみません、少し着替えたいので先に行っててください、食堂はこの先の部屋なので」
「分かった」
白夜は自分の部屋の方へ走って行く
「此処かな?」
ジャンは扉を開けると大きく長いテーブルに普段見る事の無い料理が並べられていた
「ジャン!来た!凄いぞ見た事ない食べ物が一杯だ!」
パンプはフォークでドンドンテーブルを叩く
「パンプ、行儀良くしないとダメよ」
ローズは注意する
「はわわ、何ですかねコレは?」
ツイスターは皿の上の物を警戒する
「そいつはエスカルゴ、食べられるカタツムリらしいが食べ方は分からない」
アドロンは自分の皿にエスカルゴを置く
「カタツムリってあのウニョウニョだよな」
スカルドはフォークで殻を突く
「大丈夫よ、ほら」
ローズは器用に食べてみせる
「やぁジャン君、君の活躍は聞かせてもらってるよ、お父さんにもよろしく頼む」
奥の席には白夜の父海斗が座っていた
「あ、どうもお邪魔しています」
ジャンはお辞儀をする
「まぁゆっくりしていってくれ、それでジャン君、スフールとは今どのぐらい親密になったんだい?」
海斗はジャンの耳元で呟く
「いっ!」
ジャンは顔を赤くする
「どこまでいった?キスはしたか?まさ.‼️」
海斗は後ろから白夜に棒で殴られる
「パパ!変な事聞かないで!さ、ジャンさん食べましょ」
「え、う、うん」
白夜は棒を髪飾りに戻してジャンと一緒に席に着く
「ハハハ!パパかっこ悪ーい!」
カナメはお腹を抱えて笑う
「カナメちゃん...」
海斗は気を落とす
「お嬢様、口元が汚れますよ」
モニーはカナメの口元をナプキンで拭く
「ありがと!」
カナメはニッコリ笑う
「お姉ちゃん魔法は使えるようになった?」
「ええ少しずつだけどね、カナメちゃんもちゃんと勉強してる?」
白夜は野菜を皿に運ぶ
「うん!この前もね!テストで100点取ったの!」
「凄いじゃないの、お姉ちゃんみんなに自慢できちゃうわ」
白夜はカナメの頭を撫でる
「ごめんなさいねジャン君、スーちゃんの為に魔法を教えてくれるなんて、お詫びなんだけど良かったら家族みんなで食べてね」
キャミーはジャンに和菓子を入れた紙袋を渡す
「ありがとうございます」
ジャンは魔法陣を作り出して紙袋を中に入れる
「ん?ジャン、お前そんな魔法使えたのか?」
アドロンは魔法陣を確認する
「うん、旅をしてて思ったんだけど物を収納できる魔法があったら便利だなって思って昨日できるようになったばっかなんだ」
ジャンは魔法陣を消す
「機能できるようになったって...」
ローズは呆気にとられる
「オレと一緒に練習したんだぜ!」
パンプは胸を張る
皆は昼食を終え、テスト対策を再開する
「よし!続きだ、今回のメイン身体強化魔法だ」
ジャンは準備運動をする
「はい!」
白夜は運動服に着替えた
「良い?この魔法は調整を間違えると体を壊す事になるから、最初は午前中にやったように物質を強化させるよ」
ジャンは魔銃を取り出す
「良い?この国で作られてる物には基本的に魔力を込めやすい構造になってる、だからこういう風に」
ジャンは魔銃に魔力を込めるとハンドガンからライフル形状に変形する
「簡単に強化をできる、さぁ白夜さんも」
ジャンは白夜に元の形の魔銃を手渡す
「分かりました、やってみます」
白夜は魔銃に魔力を込めるとジャンと同じように変形をさせる事が出来た
「やった!」
白夜はガッツポーズを取り魔銃をジャンに返す
「よし!良い感じだね」
「物質は良い感じだね、次は身体強化だ」
ジャンは首を鳴らしながら軽く跳ねる
「良い?まずは体内の血の流れを感じるんだ、はい深呼吸」
「すぅー、はぁー」
白夜は目を瞑って血流を感じる
「まずは筋力..ブースト❗️」
ジャンの腕の筋肉は少し膨れ上がる
「はあぁ❗️」
ジャンは近くの岩を拳で砕く
「まぁ白夜さんは女子だし岩は砕けなくても」
ジャンは強化を解いて腕を回す
「あの、出来ちゃいました...」
白夜は岩を粉砕していた
「あらら、僕より強いや...ま、まぁ次はスピードだ、今度は足に魔力を」
ジャンは俊敏に動き出す
「こういう感じに素早く動けるようになる」
ジャンは白夜の周りを目で捉えきれない速さで回る
「す、凄い、よし私も」
白夜も足に魔力を集中させ、走り出す
「キャッ!」
白夜は勢い余って壁に激突する
「白夜さん!大丈夫?」
ジャンは転んだ白夜の下へ駆けつける
「うぅ、いったぁー」
白夜は頭を抑える
「いけない血が出てるよ!」
ジャンはすぐに白夜の頭に回復魔法を使う
「ありがとうございます...ふふ、調整が難しいですね」
白夜は服の埃を払いながら立ち上がる
「ちょっと待ってまだタンコブが治ってないよ今治すから動かないで」
「いたっ!」
ジャンは白夜のタンコブに触れる
「でもこのペースでいけばテストには余裕で間に合いそうだね」
「ええ、それにしても痛いわ..」
2人は庭に寝転んで笑う
「ジャン!そろそろ帰ろうぜ❗️」
パンプが勢い良くジャンの腹に飛び込んでくる
「ぶふぅっ‼️パンプ?あれもうそんな時間か」
ジャンは空を見上げて月が日が落ちかけていた事に気づいた
「早く帰らないとママに心配されますよ」
アドロンはジャンの手を引っ張る
「白夜も戻るわよ」
ローズも白夜の手を引っ張る
「では、また学園で」
「じゃあね」
白夜はローズと一緒に手を振ってジャン達を見送る
「お昼ご飯の準備が出来たわよ、2人も早くいらっしゃい」
白夜の母キャミーは2人を呼びに来た
「分かった今行く、ジャンさん行きましょ」
「うん」
白夜はジャンの手を引っ張る
ジャン達は屋敷の中に入る
「すみません、少し着替えたいので先に行っててください、食堂はこの先の部屋なので」
「分かった」
白夜は自分の部屋の方へ走って行く
「此処かな?」
ジャンは扉を開けると大きく長いテーブルに普段見る事の無い料理が並べられていた
「ジャン!来た!凄いぞ見た事ない食べ物が一杯だ!」
パンプはフォークでドンドンテーブルを叩く
「パンプ、行儀良くしないとダメよ」
ローズは注意する
「はわわ、何ですかねコレは?」
ツイスターは皿の上の物を警戒する
「そいつはエスカルゴ、食べられるカタツムリらしいが食べ方は分からない」
アドロンは自分の皿にエスカルゴを置く
「カタツムリってあのウニョウニョだよな」
スカルドはフォークで殻を突く
「大丈夫よ、ほら」
ローズは器用に食べてみせる
「やぁジャン君、君の活躍は聞かせてもらってるよ、お父さんにもよろしく頼む」
奥の席には白夜の父海斗が座っていた
「あ、どうもお邪魔しています」
ジャンはお辞儀をする
「まぁゆっくりしていってくれ、それでジャン君、スフールとは今どのぐらい親密になったんだい?」
海斗はジャンの耳元で呟く
「いっ!」
ジャンは顔を赤くする
「どこまでいった?キスはしたか?まさ.‼️」
海斗は後ろから白夜に棒で殴られる
「パパ!変な事聞かないで!さ、ジャンさん食べましょ」
「え、う、うん」
白夜は棒を髪飾りに戻してジャンと一緒に席に着く
「ハハハ!パパかっこ悪ーい!」
カナメはお腹を抱えて笑う
「カナメちゃん...」
海斗は気を落とす
「お嬢様、口元が汚れますよ」
モニーはカナメの口元をナプキンで拭く
「ありがと!」
カナメはニッコリ笑う
「お姉ちゃん魔法は使えるようになった?」
「ええ少しずつだけどね、カナメちゃんもちゃんと勉強してる?」
白夜は野菜を皿に運ぶ
「うん!この前もね!テストで100点取ったの!」
「凄いじゃないの、お姉ちゃんみんなに自慢できちゃうわ」
白夜はカナメの頭を撫でる
「ごめんなさいねジャン君、スーちゃんの為に魔法を教えてくれるなんて、お詫びなんだけど良かったら家族みんなで食べてね」
キャミーはジャンに和菓子を入れた紙袋を渡す
「ありがとうございます」
ジャンは魔法陣を作り出して紙袋を中に入れる
「ん?ジャン、お前そんな魔法使えたのか?」
アドロンは魔法陣を確認する
「うん、旅をしてて思ったんだけど物を収納できる魔法があったら便利だなって思って昨日できるようになったばっかなんだ」
ジャンは魔法陣を消す
「機能できるようになったって...」
ローズは呆気にとられる
「オレと一緒に練習したんだぜ!」
パンプは胸を張る
皆は昼食を終え、テスト対策を再開する
「よし!続きだ、今回のメイン身体強化魔法だ」
ジャンは準備運動をする
「はい!」
白夜は運動服に着替えた
「良い?この魔法は調整を間違えると体を壊す事になるから、最初は午前中にやったように物質を強化させるよ」
ジャンは魔銃を取り出す
「良い?この国で作られてる物には基本的に魔力を込めやすい構造になってる、だからこういう風に」
ジャンは魔銃に魔力を込めるとハンドガンからライフル形状に変形する
「簡単に強化をできる、さぁ白夜さんも」
ジャンは白夜に元の形の魔銃を手渡す
「分かりました、やってみます」
白夜は魔銃に魔力を込めるとジャンと同じように変形をさせる事が出来た
「やった!」
白夜はガッツポーズを取り魔銃をジャンに返す
「よし!良い感じだね」
「物質は良い感じだね、次は身体強化だ」
ジャンは首を鳴らしながら軽く跳ねる
「良い?まずは体内の血の流れを感じるんだ、はい深呼吸」
「すぅー、はぁー」
白夜は目を瞑って血流を感じる
「まずは筋力..ブースト❗️」
ジャンの腕の筋肉は少し膨れ上がる
「はあぁ❗️」
ジャンは近くの岩を拳で砕く
「まぁ白夜さんは女子だし岩は砕けなくても」
ジャンは強化を解いて腕を回す
「あの、出来ちゃいました...」
白夜は岩を粉砕していた
「あらら、僕より強いや...ま、まぁ次はスピードだ、今度は足に魔力を」
ジャンは俊敏に動き出す
「こういう感じに素早く動けるようになる」
ジャンは白夜の周りを目で捉えきれない速さで回る
「す、凄い、よし私も」
白夜も足に魔力を集中させ、走り出す
「キャッ!」
白夜は勢い余って壁に激突する
「白夜さん!大丈夫?」
ジャンは転んだ白夜の下へ駆けつける
「うぅ、いったぁー」
白夜は頭を抑える
「いけない血が出てるよ!」
ジャンはすぐに白夜の頭に回復魔法を使う
「ありがとうございます...ふふ、調整が難しいですね」
白夜は服の埃を払いながら立ち上がる
「ちょっと待ってまだタンコブが治ってないよ今治すから動かないで」
「いたっ!」
ジャンは白夜のタンコブに触れる
「でもこのペースでいけばテストには余裕で間に合いそうだね」
「ええ、それにしても痛いわ..」
2人は庭に寝転んで笑う
「ジャン!そろそろ帰ろうぜ❗️」
パンプが勢い良くジャンの腹に飛び込んでくる
「ぶふぅっ‼️パンプ?あれもうそんな時間か」
ジャンは空を見上げて月が日が落ちかけていた事に気づいた
「早く帰らないとママに心配されますよ」
アドロンはジャンの手を引っ張る
「白夜も戻るわよ」
ローズも白夜の手を引っ張る
「では、また学園で」
「じゃあね」
白夜はローズと一緒に手を振ってジャン達を見送る
0
お気に入りに追加
8
あなたにおすすめの小説
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
貴族家三男の成り上がりライフ 生まれてすぐに人外認定された少年は異世界を満喫する
美原風香
ファンタジー
「残念ながらあなたはお亡くなりになりました」
御山聖夜はトラックに轢かれそうになった少女を助け、代わりに死んでしまう。しかし、聖夜の心の内の一言を聴いた女神から気に入られ、多くの能力を貰って異世界へ転生した。
ーけれども、彼は知らなかった。数多の神から愛された彼は生まれた時点で人外の能力を持っていたことを。表では貴族として、裏では神々の使徒として、異世界のヒエラルキーを駆け上っていく!これは生まれてすぐに人外認定された少年の最強に無双していく、そんなお話。
✳︎不定期更新です。
21/12/17 1巻発売!
22/05/25 2巻発売!
コミカライズ決定!
20/11/19 HOTランキング1位
ありがとうございます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる