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ドタバタテスト編
第71話 テスト対策大波乱
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土曜日 朝9:00 白夜家 庭
ジャンは白夜に頼まれ、魔法を教えにやって来ていた
「基礎については大丈夫だよね」
ジャンは人差し指から小さな光を出す
「え、ええこうですよね」
白夜もジャンと同じように人差し指から光を出す
「よし、じゃあ次はその光を大きくするようにイメージをするんだ」
ジャンの光は風船のように膨れ上がる
「イメージ......キャッ!」
白夜の光も膨れ上がるがすぐに破裂してしまう
「大丈夫!怪我はない?」
ジャンは心配する
「大丈夫少し驚いただけ、イメージかぁ」
白夜は人差し指を見つめながら考え込む
「すぐにできるようになるからそんなに考え込まなくても大丈夫、さぁもう1回」
ジャンは再び光を膨らませる
「今度こそ!」
白夜も光を膨らませる
「おお!良いよ、その調子!」
ジャンの声に反応するように光は破裂する
「あ、ごめん!」
「気にしないでください、コツは掴んできました」
白夜は順調に魔法をものにしていく
白夜の部屋
パンプ達はアドロンと一緒にテスト勉強をしている
「なぁローズ!遊ぼうぜ!」
パンプはローズの手を引っ張る
「ダメよ、テストに向けて勉強しなきゃ」
ローズはパンプの手を払う
「えー!じゃあスカルドは!」
今度はスカルドの手を引っ張る
「何して遊ぶんだ?」
「スカルド、進級できなくても知りませんよ」
ツイスターはペンを動かしながら言う
「えー!つまんないつまんない!」
パンプは駄々をこねる
「そんなに遊びたいんならカナメちゃんと遊べば良いじゃないの」
ローズはペンをパンプに向けて言う
「そっか!カナメー!遊ぼー!」
パンプは部屋を出て行く
「たく、あの馬鹿は...」
「でもよろしいんでしょうか...」
ツイスターは心配する
「大丈夫だよ姉ちゃん、パンプはああ見えてもテストの点数は良いんだぜ」
スカルドはダルそうに教科書を読み漁る
「いえ、今回のテストはパートナーのどちらかが赤点になればパートナーも一緒に進学できない事になるんですよ」
ツイスターは説明する
「なっ!そうだっけ?」
スカルドは驚く
「なんだスカルド、さてはお前また寝てたな」
アドロンは笑う
「もうアドロンさん!スカルドを甘やかさないでくださいよ!」
ツイスターは頬を膨らませる
「すまんすまん...ごめん2人と一緒に勉強できるのも久しぶりだったから...」
アドロンは笑いながら落ち込む
「すみません!気を落とさないでください!」
ツイスターは必死にアドロンを慰める
「ダメだ、コントロールが難しい、ロア一旦離れるぞ」
アドロンは自分の体を真っ二つに斬る
「これでよし、ロアはこっちを、俺はこっちをやる」
ロンはロアに指示を出す
「分かった!」
ロアは元気に返事をする
「やっぱ凄い構造してるわね、同じ人形だとは思えないわね」
ローズは感心する
「人形って言ってもそっちにはちゃんと心臓とか脳みそがあって良いだろ?俺らは魂だけだからある程度の成長しかできないんだよ...」
ロアはため息をつく
「2人ともその姿は1時間だけですよ」
ツイスターは砂時計をセットする
「分かってるよ」
「ありがとうツイスター」
2人はそれぞれ教科書を読み漁る
パンプは泣きながら帰って来た
「ローズ!カナメがモニーと遊ぶからオレはダメって言った!わーん!」
パンプは泣き喚く
「もうせっかく落ち着いてきたのに!アンタは少し寝てなさい‼️」
ローズはパンプの首を絞めて気絶させる
「ローズさん、そこまでしなくても...」
ツイスターは苦笑いする
「良いの良いの、今ぐらいしてやんないといつまでも泣き続けるから」
ローズはパンプをベットに寝かせて勉強を再開する
「でもパンプってあんなに強いのにすっげぇ泣き虫だよな」
スカルドは笑う
「まぁ、まだ赤ん坊なんだし良いだろ」
ロンは教科書を読みながら言う
庭
「良い?さっきの容量で今度は炎をイメージするんだ」
ジャンは人差し指から炎を出す
「炎をイメージ...」
白夜の人差し指から火の粉を出す
「惜しい!その調...」
ジャンは突然倒れる
「ジャンさん!?どうしたんですか...」
「ガッ...ガガ.パンプのヤツ...またなんか..やったな...」
ジャンは首を抑えながら気絶する
「いけない!えっとこういう時は...回復魔法!」
白夜はジャンを治したいと強く念じる
ジャンの首から骨が治る音が鳴る
「あ、ああ...死ぬかと思った」
ジャンは汗を垂らしながら目を覚ます
「良かった、首は大丈夫ですか?」
白夜はハンカチでジャンの汗を拭き取る
「うん、大丈夫みたい..それより回復魔法を使えるようになったみたいだね、しっかり骨が治ってるよ」
ジャンは首を回す
「ジャンさんを治したいと必死に思ったら...」
「それだ!そうだよそうだったのか!」
ジャンは白夜の言葉で何かに気づき立ち上がる
「どうしたんですか?」
白夜は少し驚く
「魔法も呪術も似たようなものなんだよ、白夜さん!炎魔法だ!今度はイメージじゃなくて、何かをそうだ!そこに転がってる石ころを燃やそうって強く思い込むだ!」
ジャンは石ころに指を差す
「分かりましたやってみます」
白夜は石ころに狙いを定めて強く念じると炎が発生する、ジャンの頭に
「アッツ‼️」
ジャンはすぐに炎を払う
「ああ!ごめんなさい!」
白夜は頭を下げる
「ははは、大丈夫だよ..白夜さんは生き物に対して魔法を使うのが得意みたいだね」
ジャンはチリチリになった髪を直す
「呪術なら物質にもできるんですけどね...」
白夜は髪飾りを大鎌に変形させる
「うーん、じゃあちょっと次は強化魔法をやってみようか」
2人のテスト対策はまだまだ続く
ジャンは白夜に頼まれ、魔法を教えにやって来ていた
「基礎については大丈夫だよね」
ジャンは人差し指から小さな光を出す
「え、ええこうですよね」
白夜もジャンと同じように人差し指から光を出す
「よし、じゃあ次はその光を大きくするようにイメージをするんだ」
ジャンの光は風船のように膨れ上がる
「イメージ......キャッ!」
白夜の光も膨れ上がるがすぐに破裂してしまう
「大丈夫!怪我はない?」
ジャンは心配する
「大丈夫少し驚いただけ、イメージかぁ」
白夜は人差し指を見つめながら考え込む
「すぐにできるようになるからそんなに考え込まなくても大丈夫、さぁもう1回」
ジャンは再び光を膨らませる
「今度こそ!」
白夜も光を膨らませる
「おお!良いよ、その調子!」
ジャンの声に反応するように光は破裂する
「あ、ごめん!」
「気にしないでください、コツは掴んできました」
白夜は順調に魔法をものにしていく
白夜の部屋
パンプ達はアドロンと一緒にテスト勉強をしている
「なぁローズ!遊ぼうぜ!」
パンプはローズの手を引っ張る
「ダメよ、テストに向けて勉強しなきゃ」
ローズはパンプの手を払う
「えー!じゃあスカルドは!」
今度はスカルドの手を引っ張る
「何して遊ぶんだ?」
「スカルド、進級できなくても知りませんよ」
ツイスターはペンを動かしながら言う
「えー!つまんないつまんない!」
パンプは駄々をこねる
「そんなに遊びたいんならカナメちゃんと遊べば良いじゃないの」
ローズはペンをパンプに向けて言う
「そっか!カナメー!遊ぼー!」
パンプは部屋を出て行く
「たく、あの馬鹿は...」
「でもよろしいんでしょうか...」
ツイスターは心配する
「大丈夫だよ姉ちゃん、パンプはああ見えてもテストの点数は良いんだぜ」
スカルドはダルそうに教科書を読み漁る
「いえ、今回のテストはパートナーのどちらかが赤点になればパートナーも一緒に進学できない事になるんですよ」
ツイスターは説明する
「なっ!そうだっけ?」
スカルドは驚く
「なんだスカルド、さてはお前また寝てたな」
アドロンは笑う
「もうアドロンさん!スカルドを甘やかさないでくださいよ!」
ツイスターは頬を膨らませる
「すまんすまん...ごめん2人と一緒に勉強できるのも久しぶりだったから...」
アドロンは笑いながら落ち込む
「すみません!気を落とさないでください!」
ツイスターは必死にアドロンを慰める
「ダメだ、コントロールが難しい、ロア一旦離れるぞ」
アドロンは自分の体を真っ二つに斬る
「これでよし、ロアはこっちを、俺はこっちをやる」
ロンはロアに指示を出す
「分かった!」
ロアは元気に返事をする
「やっぱ凄い構造してるわね、同じ人形だとは思えないわね」
ローズは感心する
「人形って言ってもそっちにはちゃんと心臓とか脳みそがあって良いだろ?俺らは魂だけだからある程度の成長しかできないんだよ...」
ロアはため息をつく
「2人ともその姿は1時間だけですよ」
ツイスターは砂時計をセットする
「分かってるよ」
「ありがとうツイスター」
2人はそれぞれ教科書を読み漁る
パンプは泣きながら帰って来た
「ローズ!カナメがモニーと遊ぶからオレはダメって言った!わーん!」
パンプは泣き喚く
「もうせっかく落ち着いてきたのに!アンタは少し寝てなさい‼️」
ローズはパンプの首を絞めて気絶させる
「ローズさん、そこまでしなくても...」
ツイスターは苦笑いする
「良いの良いの、今ぐらいしてやんないといつまでも泣き続けるから」
ローズはパンプをベットに寝かせて勉強を再開する
「でもパンプってあんなに強いのにすっげぇ泣き虫だよな」
スカルドは笑う
「まぁ、まだ赤ん坊なんだし良いだろ」
ロンは教科書を読みながら言う
庭
「良い?さっきの容量で今度は炎をイメージするんだ」
ジャンは人差し指から炎を出す
「炎をイメージ...」
白夜の人差し指から火の粉を出す
「惜しい!その調...」
ジャンは突然倒れる
「ジャンさん!?どうしたんですか...」
「ガッ...ガガ.パンプのヤツ...またなんか..やったな...」
ジャンは首を抑えながら気絶する
「いけない!えっとこういう時は...回復魔法!」
白夜はジャンを治したいと強く念じる
ジャンの首から骨が治る音が鳴る
「あ、ああ...死ぬかと思った」
ジャンは汗を垂らしながら目を覚ます
「良かった、首は大丈夫ですか?」
白夜はハンカチでジャンの汗を拭き取る
「うん、大丈夫みたい..それより回復魔法を使えるようになったみたいだね、しっかり骨が治ってるよ」
ジャンは首を回す
「ジャンさんを治したいと必死に思ったら...」
「それだ!そうだよそうだったのか!」
ジャンは白夜の言葉で何かに気づき立ち上がる
「どうしたんですか?」
白夜は少し驚く
「魔法も呪術も似たようなものなんだよ、白夜さん!炎魔法だ!今度はイメージじゃなくて、何かをそうだ!そこに転がってる石ころを燃やそうって強く思い込むだ!」
ジャンは石ころに指を差す
「分かりましたやってみます」
白夜は石ころに狙いを定めて強く念じると炎が発生する、ジャンの頭に
「アッツ‼️」
ジャンはすぐに炎を払う
「ああ!ごめんなさい!」
白夜は頭を下げる
「ははは、大丈夫だよ..白夜さんは生き物に対して魔法を使うのが得意みたいだね」
ジャンはチリチリになった髪を直す
「呪術なら物質にもできるんですけどね...」
白夜は髪飾りを大鎌に変形させる
「うーん、じゃあちょっと次は強化魔法をやってみようか」
2人のテスト対策はまだまだ続く
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