僕と精霊〜A journey of heroes〜

旅人達の足跡

実況！2-A その2

「クラムさんは短時間で強くなりましたね」
「ああ、姉ちゃんのおかげで電気もヘッチャラみたいだ」
「なるほどな、あの戦い方ならお前らとも相性が良さそうだな」
「あ！危ない！」

「おいおい！おっさんもクラムがやられちまったぞ！」
「まずいな！フラン達も間に合いそうにないし」
「なんだ？おっさんが光出したぞ？」

「すげぇ！でっかい亀だ！」
「うぇ！尻尾が蛇になってる、気持ち悪ー！」
「でも凄い力を持ってるわ」

「にしてもこのウナギ強いな」
「我々でもかなり苦戦しそうですね」

「なんだこれ！クジラも来たぞ！」
「それに魚達が一斉に動き出した！」
「渦できたぁ！」

「大分はちゃめちゃな倒し方だな」
「ですがこれで海は安心のようですね」
「でもなんであんな強いウナギが？」
「近くに研究所があるしなんかの実験じゃないか」
「植物のバケモノも居るかもな、なぁリベラ」
「酷い！」


「流石にアイツも研究所からは逃げたよな」
「もう施設としても成り立っていませんからね」
「なんだ！？隕石か！？」

「良かった誰も怪我はないようですね」
「おい！ジャン見ろ！イグニートだ！」
「本当だ！そっかちょうどこの時間か...アイツ元気にしてるかな？」
「かなり弱ってますね」

「とりあえず命に別状はないようですね」
「ほ、良かった」

「なんかクラムのヤツ、前よりも賢そうじゃないか？」
「アイツ元々最初はああいう性格だったからな」
「あの時はオレら助けられたよな」


「ビャッコにスザク、ゲンプなんか昔から知り合いみたいだな」
「それっておかしくない？クラム達の力から生まれたレベル3ってヤツじゃないのアイツらは？」
「実はクラムさん達って異常者イレギュラーとは違う存在なのかも」

「アイツら仲悪いなぁ」
「あー！アイツ！オレのこと馬鹿にした！」
「まぁまぁ落ち着いて」
「よし！良いぞイグニート！流石オレの弟！」
「勝っちゃった...」

「おっ！目的地に着いたみたいだな」