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大木の魔女編
第54話 祝祭
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植人族によるクーデターから早くも3日が経った、両国は少しずつだが再生をしている。友や家族との再会を喜ぶ者、死を悲しむ者と様々だ。植人族に関しては学園長から両国に説明があったが完全に和解をするにはまだまだ時間がかかりそうだ。
夜 バーン家
ジャン達は豪華な料理を囲んで座っていた、今回は家族だけでなくお客さんも居るようだ
「それじゃあ改めて、おかえりジャンとパンプちゃん、そしてようこそアドロンちゃん、ツイスターちゃん、スカルドちゃんパーティ!」
アミィは食卓の真ん中に置いているケーキのロウソクに火をつけるとセバス、ユウスケ、サラは拍手をする
「あの本当に良いんですか?俺ら3人も一気に来ちゃって」
アドロンは申し訳なさそうに言う
「気にしないで、今日からあなた達も家族なんだから」
アミィは笑顔で答える
「家族...」
アドロンは顔を赤くする
「ほらアドロン、早く食べないとパンプに全部食べられちゃうよ」
ジャンはアドロンの皿に唐揚げや卵焼きを乗せる
「あ、ありがとうございます」
「ルナ様、ミルクですよー」
セバスはルナに哺乳瓶でミルクを飲ませる
「良い飲みっぷりだねー!」
サラはビールを飲みながらルナのほっぺを指で突く
「お姉ちゃん、ルナちゃんにビールを飲ませたら駄目よ」
「んな事ぁ、分かってるってなぁセバス!」
サラはジャンの肩を掴む
「サラ姉、酔っ払ってるね」
ジャンは笑いながら箸を動かす
「おいセバス~笑ったな~?私が酔っ払う訳が~ないだろー!」
酔っ払ったサラはジャンに関節技を仕掛ける
「ギャアア‼️僕だって!セバスじゃない!」
「おいパンプ、あんまり食い過ぎると喉詰まらせるぞ」
ユウスケは水を準備する
「大丈夫だ...うぐぐぐぐっ!」
パンプは喉を詰まらせる
「言わんこっちゃない」
ユウスケはパンプに水を飲ませる
「ふふふ!とても賑やかですねアドロンさん」
ツイスターは騒がしい光景を見て笑う
「なんだコレ!?スゲェーうめぇー!」
スカルドは肉をドンドン口に入れていく
「おや?この黒い物は」
セバスは皿の上に置いてあった黒い何かを口に入れる
「うぅ!何ですかコレは!?美味ですよ‼️アミィ様もどうぞ!」
あまりの感動に涙を流しているセバスはアミィにもソレを渡す
「何かしらコレは?」
アミィは箸でソレを掴む
「それはツイスターが作った卵焼きです、結構美味しんですよ」
アドロンはソレをバリボリ噛み砕いて飲み込む
「え、ええそうなのね、それじゃあ折角だしいただこうかしら」
アミィはほぼ石炭に近い卵焼きを口に入れると同時に何処かに転送させる
「あら美味しいわ、ツイスターちゃんは料理が上手なのね」
アミィはツイスターの頭を撫でる
「ありがとうございます!」
ツイスターは喜ぶ
「ツイスターの卵焼きも美味いな!」
パンプもフォークで器用に卵焼きを食べる
「そんなに美味いのか?それじゃあ1つだけ」
ユウスケも卵焼きを口に放り込む
「...!?...んあ?」
ユウスケは気を失う
「ユウスケ様!」
セバスはすぐにユウスケをベッドに運ぶ
「もしかして変な物でも入っていたんでしょうか?」
ツイスターは不安になる
「だ、大丈夫よ、美味しすぎて気を失っただけよ」
アミィはフォローをする
「ジャンも食えよ!」
「あががが...!」
パンプは関節技をくらっているジャンに無理矢理卵焼きを食べさせる
「....」
ジャンも泡を吹いて気絶する
「よぉ~し!あたしの勝ちぃ~、zzzz」
サラは寝てしまう
「ねぇママ、私今すっごく幸せ、ありがとママ」
アドロンは寝ているルナを優しく撫でながら言う
「良かったわ、4人には今日からもっと幸せになってもらいたいの」
「わたくしはバーン家を守りし番犬、アドロン様も今日からバーン家の人間です、身を張ってお守りします」
セバスはアドロンの前で跪く
「なぁセバス?オレもバーン家の人間なのか?」
パンプはジュースを飲みながら聞く
「いえ、人間ではなく精霊です」
セバスは答える
「何でオレとセバスの名前にはバーンが付いてないんだ?」
パンプは手を止める
「確かに..考えもしませんでしたね」
セバスは少し頭を抱える
「じゃあ今からでも付けましょうか?セバス・バーンとパンプ・バーンって事で」
アミィは提案をする
「やった!オレもお揃いだ!」
パンプは喜ぶ
「そんな、わたくしごときに勿体ない」
セバスは涙を流す
「もう大袈裟ね、さぁケーキでも食べましょうか」
アミィは指を振るとケーキが9等分される
「うぅ..あーん!あーん!」
ルナは突然泣き出す
「オムツねー、ちょっとルナちゃんを寝かせてくるわ、セバスさんはケーキをお願い」
「承知いたしました」
アミィはルナを寝室に運びに行く
「やっぱり良いな家族って、いつもこんなに賑やかなのか?」
アドロンはパンプに聞く
「家族とかはよく分かんないけどみんなと一緒に居ると楽しいぞ、あっ!でも師匠はたまにしか居ない」
パンプは口の周りにクリームを付けながら答える
「家は昔から賑やかですからね」
「そういえばセバスさんっていつから人間界で生活をしているんですか?」
ツイスターは質問する
「そうですね、あれはアミィ様がまだ幼い頃でしたからね...懐かしい、あの頃からアミィ様は美しかった、わたくしは弱々しい子犬でしたね」
セバスは懐かしさに浸る
「セバスさんの過去が気になるな、聞いても良いですか?」
スカルドは興味を示す
「そぉれならよ~あたしから話してやるよーん」
目を覚ましたサラはセバスの肩を組む
「師匠の話も聞きたい!」
パンプはおでこの宝石を輝かせる
「良いぞ~じゃあまずはコイツがどういう経緯で来たかからだ、耳ん穴かっぽじってよ~く聞くんだぞ~」
サラはセバスに寄りかかって過去の話を始める
夜 バーン家
ジャン達は豪華な料理を囲んで座っていた、今回は家族だけでなくお客さんも居るようだ
「それじゃあ改めて、おかえりジャンとパンプちゃん、そしてようこそアドロンちゃん、ツイスターちゃん、スカルドちゃんパーティ!」
アミィは食卓の真ん中に置いているケーキのロウソクに火をつけるとセバス、ユウスケ、サラは拍手をする
「あの本当に良いんですか?俺ら3人も一気に来ちゃって」
アドロンは申し訳なさそうに言う
「気にしないで、今日からあなた達も家族なんだから」
アミィは笑顔で答える
「家族...」
アドロンは顔を赤くする
「ほらアドロン、早く食べないとパンプに全部食べられちゃうよ」
ジャンはアドロンの皿に唐揚げや卵焼きを乗せる
「あ、ありがとうございます」
「ルナ様、ミルクですよー」
セバスはルナに哺乳瓶でミルクを飲ませる
「良い飲みっぷりだねー!」
サラはビールを飲みながらルナのほっぺを指で突く
「お姉ちゃん、ルナちゃんにビールを飲ませたら駄目よ」
「んな事ぁ、分かってるってなぁセバス!」
サラはジャンの肩を掴む
「サラ姉、酔っ払ってるね」
ジャンは笑いながら箸を動かす
「おいセバス~笑ったな~?私が酔っ払う訳が~ないだろー!」
酔っ払ったサラはジャンに関節技を仕掛ける
「ギャアア‼️僕だって!セバスじゃない!」
「おいパンプ、あんまり食い過ぎると喉詰まらせるぞ」
ユウスケは水を準備する
「大丈夫だ...うぐぐぐぐっ!」
パンプは喉を詰まらせる
「言わんこっちゃない」
ユウスケはパンプに水を飲ませる
「ふふふ!とても賑やかですねアドロンさん」
ツイスターは騒がしい光景を見て笑う
「なんだコレ!?スゲェーうめぇー!」
スカルドは肉をドンドン口に入れていく
「おや?この黒い物は」
セバスは皿の上に置いてあった黒い何かを口に入れる
「うぅ!何ですかコレは!?美味ですよ‼️アミィ様もどうぞ!」
あまりの感動に涙を流しているセバスはアミィにもソレを渡す
「何かしらコレは?」
アミィは箸でソレを掴む
「それはツイスターが作った卵焼きです、結構美味しんですよ」
アドロンはソレをバリボリ噛み砕いて飲み込む
「え、ええそうなのね、それじゃあ折角だしいただこうかしら」
アミィはほぼ石炭に近い卵焼きを口に入れると同時に何処かに転送させる
「あら美味しいわ、ツイスターちゃんは料理が上手なのね」
アミィはツイスターの頭を撫でる
「ありがとうございます!」
ツイスターは喜ぶ
「ツイスターの卵焼きも美味いな!」
パンプもフォークで器用に卵焼きを食べる
「そんなに美味いのか?それじゃあ1つだけ」
ユウスケも卵焼きを口に放り込む
「...!?...んあ?」
ユウスケは気を失う
「ユウスケ様!」
セバスはすぐにユウスケをベッドに運ぶ
「もしかして変な物でも入っていたんでしょうか?」
ツイスターは不安になる
「だ、大丈夫よ、美味しすぎて気を失っただけよ」
アミィはフォローをする
「ジャンも食えよ!」
「あががが...!」
パンプは関節技をくらっているジャンに無理矢理卵焼きを食べさせる
「....」
ジャンも泡を吹いて気絶する
「よぉ~し!あたしの勝ちぃ~、zzzz」
サラは寝てしまう
「ねぇママ、私今すっごく幸せ、ありがとママ」
アドロンは寝ているルナを優しく撫でながら言う
「良かったわ、4人には今日からもっと幸せになってもらいたいの」
「わたくしはバーン家を守りし番犬、アドロン様も今日からバーン家の人間です、身を張ってお守りします」
セバスはアドロンの前で跪く
「なぁセバス?オレもバーン家の人間なのか?」
パンプはジュースを飲みながら聞く
「いえ、人間ではなく精霊です」
セバスは答える
「何でオレとセバスの名前にはバーンが付いてないんだ?」
パンプは手を止める
「確かに..考えもしませんでしたね」
セバスは少し頭を抱える
「じゃあ今からでも付けましょうか?セバス・バーンとパンプ・バーンって事で」
アミィは提案をする
「やった!オレもお揃いだ!」
パンプは喜ぶ
「そんな、わたくしごときに勿体ない」
セバスは涙を流す
「もう大袈裟ね、さぁケーキでも食べましょうか」
アミィは指を振るとケーキが9等分される
「うぅ..あーん!あーん!」
ルナは突然泣き出す
「オムツねー、ちょっとルナちゃんを寝かせてくるわ、セバスさんはケーキをお願い」
「承知いたしました」
アミィはルナを寝室に運びに行く
「やっぱり良いな家族って、いつもこんなに賑やかなのか?」
アドロンはパンプに聞く
「家族とかはよく分かんないけどみんなと一緒に居ると楽しいぞ、あっ!でも師匠はたまにしか居ない」
パンプは口の周りにクリームを付けながら答える
「家は昔から賑やかですからね」
「そういえばセバスさんっていつから人間界で生活をしているんですか?」
ツイスターは質問する
「そうですね、あれはアミィ様がまだ幼い頃でしたからね...懐かしい、あの頃からアミィ様は美しかった、わたくしは弱々しい子犬でしたね」
セバスは懐かしさに浸る
「セバスさんの過去が気になるな、聞いても良いですか?」
スカルドは興味を示す
「そぉれならよ~あたしから話してやるよーん」
目を覚ましたサラはセバスの肩を組む
「師匠の話も聞きたい!」
パンプはおでこの宝石を輝かせる
「良いぞ~じゃあまずはコイツがどういう経緯で来たかからだ、耳ん穴かっぽじってよ~く聞くんだぞ~」
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