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大木の魔女編
第50話 音vs植物
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モニーは嫌な音がする方を避けながら移動をしている
「>=<→」
メルは小声で呟いて笑う
「寝ちゃったか...仕方ないか、もう良い子は寝てる時間だしね」
2人は寝てしまったカナメを起こさないように歩く
「お嬢様にはいつも驚かされる、これからの成長を見れる事を光栄に思えるな」
モニーは少し微笑む
「人間、そこで止まってください」
「...!?」
モニーは振り返る
「嫌な音は避けていたはずなんだけどね、どうやら違う敵のようだな、メル」
「%%→♪\」
メルは寝ているカナメを音をキューブで覆い安全な所に運ぶ
「まぁ待ってください、私に戦う意思はありません話し合おうじゃありませんか」
植人族の男はそう爽やかに深々と礼をしながら言う
「それはありがたい、こっちもできるだけ戦いを避けたいからね」
モニーは警戒を少しだけ緩める
「そう戦う意思はね」
突然男はモニーに向かって弾丸のように種を飛ばした
「なるほどね、そんな美味しい話がある訳ないか」
種はモニーに当たる事なく空中で静止している
「ほう面白い技を使うようですね、私の不意打ちを防御するとは、少しは骨があるようなので名乗りましょう、私の名はウヴィン、冥土の土産に覚えて行ってください」
ウヴィンは丁寧に礼をする
「中々物騒な自己紹介だね、僕からも名乗らせてもらうよ、モニー、モニー・フォルテ、以後お見知りおきを、ちなみに君は僕には勝てないよ絶対にね」
モニーは首に下げている笛で演奏を始めると辺りに美しい音色が響き渡った
「随分と舐められたものですね!」
ウヴィンは指から種を連射する、モニーは構わず笛を吹き続ける
種はモニーに当たる事なく全て消滅する
「なるほど理解しましたよ、あなたの攻撃法は音ですね」
モニーは無視をして演奏を続ける
「その耳障りな音を止めろ❗️」
ウヴィンは巨大な木でモニーを押しつぶす
「どうだ!流石にこれは耐えれまい」
だがモニーは平然と演奏を続ける
「なっ!?」
「※〆〆」
メルが帰って来た
「おかえりメル、さぁいこうか」
「→♪」
モニーは演奏を止めるとメルが笛に憑依した
笛は剣に変形し、モニーは剣の柄の穴の部分に息を吹き込むと勇ましい音色が鳴り響いた
「この音は!?体震える!動かないだと!?」
ウヴィンは身動きが取れなくなる
「悪いけど急いでるんで終わらせるよ!」
モニーは剣を軽く振ると周りの植物がバラバラに刻まれる
「今なら話し合いで終わらせる事もできるけどどうする?」
モニーは剣を構える
「つ、強い、ならば!」
ウヴィンは残っている植物から全ての養分を奪い筋肉を膨張させる
「この姿は醜く、あまり好まないものですがあなたを倒す為ならやむを得ない、さぁ地獄を見せてあげましょう‼️」
ウヴィンはモニーに殴りかかる
「おっと!流石にこのパワーは弾けないか...!」
モニーは拳を剣で受け止める
「弱点は圧倒的なパワーだな?そうなんだろぉー!」
ウヴィンは連打をする
「うわぁ!」
モニーは少しだけ怯む
「トドメだー‼️」
ウヴィンは攻撃を止めない
「音弾‼️」
モニーは手から透明な球体を飛ばす
キュイィィィーン‼️
音弾はウヴィンの腹に触れて破裂をし、鼓膜を破る程の不快音が鳴り響く
「グワァ❗️耳が!クソ!何をした!」
ウヴィンは耳を抑えながら苦しむ
「僕は音の魔法使いだよ、当然こういう事もできるんだよ」
モニーは周りに音弾を展開する
「トドメはこっちのセリフだよ、せいぜい生き残ってくれよ」
モニーは無数の音弾を飛ばす
「ま、待て!は、話し合おうじゃないか!悪かった」
ウヴィンは手を合わせて頼み込む
「良いよ、話し合いで終わるなら是非」
モニーは剣を下ろす
「ああ!そうだな平和的にいこう、平和的にね」
ウヴィンは武器を隠しながらモニーに近づく
「でも残念だ、君からは嘘の音がするよ」
「へ?」
「シャウトボム」
モニーが剣を前に突き出すとウヴィンの周りに浮いていた音弾が大爆発を起こした
「よし終わり」
「+>%○:|」
メルは笛から飛び出してモニーの周りを飛び回る
「さぁお嬢様を回収しに行くよ、案内してくれる?」
「〒$>>>」
メルはカナメの置いて来た所までモニーを連れて行く
寝ているカナメはメルに作られた音の壁に覆われながら安全に保管されていた
「よししっかり寝てるな」
モニーは壁を破ってカナメを抱き抱える
「...モニー...もっとあそぼー..」
カナメは微笑んで寝言を漏らす
「°°°」
メルは優しくカナメのおでこを撫でる
「さぁ早くみんなと合流しないとな」
モニー達はカナメを起こさないように静かに移動する
モールビークル
「奥様?何を抱いていらっしゃるのですか?」
1人の召使いがキャミーに尋ねる
「何ってカナメちゃんよ、あれ?カナメちゃんじゃないわ」
キャミーはキョロキョロ周りを探す
「奥様!まさかカナメお嬢様が!?」
召使い達はカナメが居ないことに気付いて大慌て
「奥様!何を落ち着いているのですか!」
「大丈夫よ、カナメちゃんが居ないって事はモニー君に付いて行ったってことよ、心配する事ないわ」
キャミーは呑気にお茶を飲む
(女は強えな)
ユウスケはつくづく思い知る
「>=<→」
メルは小声で呟いて笑う
「寝ちゃったか...仕方ないか、もう良い子は寝てる時間だしね」
2人は寝てしまったカナメを起こさないように歩く
「お嬢様にはいつも驚かされる、これからの成長を見れる事を光栄に思えるな」
モニーは少し微笑む
「人間、そこで止まってください」
「...!?」
モニーは振り返る
「嫌な音は避けていたはずなんだけどね、どうやら違う敵のようだな、メル」
「%%→♪\」
メルは寝ているカナメを音をキューブで覆い安全な所に運ぶ
「まぁ待ってください、私に戦う意思はありません話し合おうじゃありませんか」
植人族の男はそう爽やかに深々と礼をしながら言う
「それはありがたい、こっちもできるだけ戦いを避けたいからね」
モニーは警戒を少しだけ緩める
「そう戦う意思はね」
突然男はモニーに向かって弾丸のように種を飛ばした
「なるほどね、そんな美味しい話がある訳ないか」
種はモニーに当たる事なく空中で静止している
「ほう面白い技を使うようですね、私の不意打ちを防御するとは、少しは骨があるようなので名乗りましょう、私の名はウヴィン、冥土の土産に覚えて行ってください」
ウヴィンは丁寧に礼をする
「中々物騒な自己紹介だね、僕からも名乗らせてもらうよ、モニー、モニー・フォルテ、以後お見知りおきを、ちなみに君は僕には勝てないよ絶対にね」
モニーは首に下げている笛で演奏を始めると辺りに美しい音色が響き渡った
「随分と舐められたものですね!」
ウヴィンは指から種を連射する、モニーは構わず笛を吹き続ける
種はモニーに当たる事なく全て消滅する
「なるほど理解しましたよ、あなたの攻撃法は音ですね」
モニーは無視をして演奏を続ける
「その耳障りな音を止めろ❗️」
ウヴィンは巨大な木でモニーを押しつぶす
「どうだ!流石にこれは耐えれまい」
だがモニーは平然と演奏を続ける
「なっ!?」
「※〆〆」
メルが帰って来た
「おかえりメル、さぁいこうか」
「→♪」
モニーは演奏を止めるとメルが笛に憑依した
笛は剣に変形し、モニーは剣の柄の穴の部分に息を吹き込むと勇ましい音色が鳴り響いた
「この音は!?体震える!動かないだと!?」
ウヴィンは身動きが取れなくなる
「悪いけど急いでるんで終わらせるよ!」
モニーは剣を軽く振ると周りの植物がバラバラに刻まれる
「今なら話し合いで終わらせる事もできるけどどうする?」
モニーは剣を構える
「つ、強い、ならば!」
ウヴィンは残っている植物から全ての養分を奪い筋肉を膨張させる
「この姿は醜く、あまり好まないものですがあなたを倒す為ならやむを得ない、さぁ地獄を見せてあげましょう‼️」
ウヴィンはモニーに殴りかかる
「おっと!流石にこのパワーは弾けないか...!」
モニーは拳を剣で受け止める
「弱点は圧倒的なパワーだな?そうなんだろぉー!」
ウヴィンは連打をする
「うわぁ!」
モニーは少しだけ怯む
「トドメだー‼️」
ウヴィンは攻撃を止めない
「音弾‼️」
モニーは手から透明な球体を飛ばす
キュイィィィーン‼️
音弾はウヴィンの腹に触れて破裂をし、鼓膜を破る程の不快音が鳴り響く
「グワァ❗️耳が!クソ!何をした!」
ウヴィンは耳を抑えながら苦しむ
「僕は音の魔法使いだよ、当然こういう事もできるんだよ」
モニーは周りに音弾を展開する
「トドメはこっちのセリフだよ、せいぜい生き残ってくれよ」
モニーは無数の音弾を飛ばす
「ま、待て!は、話し合おうじゃないか!悪かった」
ウヴィンは手を合わせて頼み込む
「良いよ、話し合いで終わるなら是非」
モニーは剣を下ろす
「ああ!そうだな平和的にいこう、平和的にね」
ウヴィンは武器を隠しながらモニーに近づく
「でも残念だ、君からは嘘の音がするよ」
「へ?」
「シャウトボム」
モニーが剣を前に突き出すとウヴィンの周りに浮いていた音弾が大爆発を起こした
「よし終わり」
「+>%○:|」
メルは笛から飛び出してモニーの周りを飛び回る
「さぁお嬢様を回収しに行くよ、案内してくれる?」
「〒$>>>」
メルはカナメの置いて来た所までモニーを連れて行く
寝ているカナメはメルに作られた音の壁に覆われながら安全に保管されていた
「よししっかり寝てるな」
モニーは壁を破ってカナメを抱き抱える
「...モニー...もっとあそぼー..」
カナメは微笑んで寝言を漏らす
「°°°」
メルは優しくカナメのおでこを撫でる
「さぁ早くみんなと合流しないとな」
モニー達はカナメを起こさないように静かに移動する
モールビークル
「奥様?何を抱いていらっしゃるのですか?」
1人の召使いがキャミーに尋ねる
「何ってカナメちゃんよ、あれ?カナメちゃんじゃないわ」
キャミーはキョロキョロ周りを探す
「奥様!まさかカナメお嬢様が!?」
召使い達はカナメが居ないことに気付いて大慌て
「奥様!何を落ち着いているのですか!」
「大丈夫よ、カナメちゃんが居ないって事はモニー君に付いて行ったってことよ、心配する事ないわ」
キャミーは呑気にお茶を飲む
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