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大木の魔女編
第46話 犠牲と力
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リベラは昔話を弟妹達に全て伝えた
「ねぇねぇ!やっぱり人間は滅ぶべきだよ!」
「そうだよママとパパを殺したんでしょ?」
「「「そーだそーだ!」」」
子供達は悔しそうな涙を流しながらリベラに訴える
「それは違うわ、人間の中にも父様のように精霊を受け入れる人間もいた、そしてリベラの友達もそう、みんなはどんな生き物だろうと受け入れる事が出来る人間、みんながみんな醜いわけじゃないの」
リベラは弟妹達の頭を撫でる
「懐かしいのー、この木が生まれてもうそんなに経つのかあの時はこの木が話題ばかりだった、なぁ龍神?」
学園長は始まりの大木の誕生を懐かしむ
「ああそうだな、あの頃は戦争ばかりで休める日が無かったからなよく覚えている」
龍神は大木の更に上で待機していた
「良いみんな?もうこんな事しちゃダメ、これからは植人族も人間も関係ありません!みんな仲良くしなきゃいけませんよ」
リベラは弟妹達を導く
「ねぇねぇ?僕達人間に酷い事しちゃった」
1人の弟が泣きそうな声でリベラに相談する
「最初は恨まれても仕方ないわ、でもいつかきっと許してもらえる時がくるわ」
リベラは弟を抱っこして慰める
「すみません学園長、リベラは罪滅ぼしをしたいのでしばらくの退学します」
リベラは学園長に深々とお辞儀をする
「あんな話を聞かされて退学などさせるか、むしろ私達人間がそちらをもてなすべきだ、リベラ君今まで通りみんなと仲良くしなさい」
学園長はリベラの肩に手を乗せる
「学園長...」
思わずリベラは泣いてしまう
「あー!ねぇねぇ泣かせた!いけないんだ!」
「ねぇねぇをいじめるな!」
周りの子供達も泣き始めてしまう
「こ、これは困った」
学園長は頭をかく
遊学町 元公園
リベルとシュンは激しい攻防を繰り広げていた
「人間はいつもそうだ!何かを犠牲にしないと力を得られないのか!この弱虫め!」
リベルは指から種を連射して空を飛ぶシュンを撃ち落とそうとする
「何を言っているんだ!何かを得るために何かを犠牲にする、これこそ自然の摂理じゃないのか!」
シュンはジェットパックからミサイルを発射する
「犠牲にされた者はどうなる!失われた命はどうなるんだ‼️」
リベルは太いツタでシュンを縛りつける
「ぐっ!」
「このまま握りつぶしてお前の血を養分にしてくれる!」
リベルはツタを強く締める
「警告する...これ以上はお前が苦しむ..ぞ」
シュンは血を吐きながら言う
「はっ!負け惜しみか!お前はこのまま死ぬんだ...ぐわァァ‼️な、何をした!」
リベルは突然苦しみだす
「だから警告しただろ...俺のスーツにたんまり仕込んどいたんだよ...強力な除草剤をなぁ!シンプルだがお前にとっちゃ猛毒だろうよ...ヘヘッ!でも俺も限界...最後にさっきの質問の答えを教えてやらぁ」
シュンはふらつく足でシャッキッと立ち、リベルに指を差す
「俺らに犠牲になった者達を元に戻す力は無い、だがな!そいつらの意思を受け継ぐ事は出来るんだよ!」
シュンはそう言い残して倒れる
「意思を受け継ぐ...?違う!そんなはず!そんなはず!そんなはずないんだぁ‼️アアアア‼️」
リベルが叫ぶと周りの植物が雄叫びを上げ始める
「お、おい!シュン先輩が倒れてるぞ!」
ザル達も到着した
「キャ!」
ウリエラの服から植人族の種が飛び出しリベラの方へ
「種が!」
ガブリラは種を取り戻そうとしたが間に合わなかった
「うおおお‼️このリベルに力を‼️」
リベルの体の中にスワボウダの種とラリベルの種、周りの植物が入り込んでいく
「ウボォ!...モット!モットダ!ギョルル‼️」
リベルの体はどんどん肥大化していき人型を捨てて異形の化け物になる
「お、おい嘘だろ!魔力が爆発的に跳ね上がった!」
「やるしかありませんねマスター!」
レート達は共鳴をする
「気張るぞメイデン‼️」
「はい‼️」
「アクアランサー‼️」
ザルは水の鎧を纏う
「神が不在だというのに困りましたね」
「今は出来るだけの事を!」
ウリエラとガブリラの頭の上に天使の輪が現れる
「混沌の鎧‼️」
「ギャアアルル‼️」
神々しくも禍々しい鎧を身に纏った戦士がリベルを地面に叩きつける
「おう!テメェら久しぶりだなぁ!随分とだらしない姿を見せちまったな!」
鎧は背中から翼を生やしてザル達の方へ飛ぶ
「お、お前は!」
「アドロンさん!」
「という事は!」
「セバスキック‼️」
セバスは追い討ちに重い蹴りを1発
「みんな大丈だった?」
当然アミィもやって来る
「これは頼もしい助っ人」
「負ける気がしない」
「さぁセバスさん、久しぶりにやりますよ」
「ええ、共に参りましょう」
アミィとセバスの精霊石が激しく輝き出す
「まさか!」
「この2人が共鳴を!?」
「こいつは見ものだ!」
ザルは唾を飲む
アミィの髪は青く輝きだし、セバスは顔を3つになり筋肉が更に膨張する
「「「アミィ様、一気にケリをつけましょう」」」
セバスは四つん這いになりそれぞれの顔がリベルに狙いを定めて口を開ける
「みんなは時間を稼いでくれるかしら、少し溜めが必要なの!」
アミィは杖を持って何かを詠唱し始めるとセバスの周りに魔法陣が浮かび上がった
「と言う事だ、ツイスター!スカルド!久々に暴れるぞ!」
(待ってたぜその言葉をよ!)
(いつでもいけます!)
アドロンは雄叫びを上げる
「ねぇねぇ!やっぱり人間は滅ぶべきだよ!」
「そうだよママとパパを殺したんでしょ?」
「「「そーだそーだ!」」」
子供達は悔しそうな涙を流しながらリベラに訴える
「それは違うわ、人間の中にも父様のように精霊を受け入れる人間もいた、そしてリベラの友達もそう、みんなはどんな生き物だろうと受け入れる事が出来る人間、みんながみんな醜いわけじゃないの」
リベラは弟妹達の頭を撫でる
「懐かしいのー、この木が生まれてもうそんなに経つのかあの時はこの木が話題ばかりだった、なぁ龍神?」
学園長は始まりの大木の誕生を懐かしむ
「ああそうだな、あの頃は戦争ばかりで休める日が無かったからなよく覚えている」
龍神は大木の更に上で待機していた
「良いみんな?もうこんな事しちゃダメ、これからは植人族も人間も関係ありません!みんな仲良くしなきゃいけませんよ」
リベラは弟妹達を導く
「ねぇねぇ?僕達人間に酷い事しちゃった」
1人の弟が泣きそうな声でリベラに相談する
「最初は恨まれても仕方ないわ、でもいつかきっと許してもらえる時がくるわ」
リベラは弟を抱っこして慰める
「すみません学園長、リベラは罪滅ぼしをしたいのでしばらくの退学します」
リベラは学園長に深々とお辞儀をする
「あんな話を聞かされて退学などさせるか、むしろ私達人間がそちらをもてなすべきだ、リベラ君今まで通りみんなと仲良くしなさい」
学園長はリベラの肩に手を乗せる
「学園長...」
思わずリベラは泣いてしまう
「あー!ねぇねぇ泣かせた!いけないんだ!」
「ねぇねぇをいじめるな!」
周りの子供達も泣き始めてしまう
「こ、これは困った」
学園長は頭をかく
遊学町 元公園
リベルとシュンは激しい攻防を繰り広げていた
「人間はいつもそうだ!何かを犠牲にしないと力を得られないのか!この弱虫め!」
リベルは指から種を連射して空を飛ぶシュンを撃ち落とそうとする
「何を言っているんだ!何かを得るために何かを犠牲にする、これこそ自然の摂理じゃないのか!」
シュンはジェットパックからミサイルを発射する
「犠牲にされた者はどうなる!失われた命はどうなるんだ‼️」
リベルは太いツタでシュンを縛りつける
「ぐっ!」
「このまま握りつぶしてお前の血を養分にしてくれる!」
リベルはツタを強く締める
「警告する...これ以上はお前が苦しむ..ぞ」
シュンは血を吐きながら言う
「はっ!負け惜しみか!お前はこのまま死ぬんだ...ぐわァァ‼️な、何をした!」
リベルは突然苦しみだす
「だから警告しただろ...俺のスーツにたんまり仕込んどいたんだよ...強力な除草剤をなぁ!シンプルだがお前にとっちゃ猛毒だろうよ...ヘヘッ!でも俺も限界...最後にさっきの質問の答えを教えてやらぁ」
シュンはふらつく足でシャッキッと立ち、リベルに指を差す
「俺らに犠牲になった者達を元に戻す力は無い、だがな!そいつらの意思を受け継ぐ事は出来るんだよ!」
シュンはそう言い残して倒れる
「意思を受け継ぐ...?違う!そんなはず!そんなはず!そんなはずないんだぁ‼️アアアア‼️」
リベルが叫ぶと周りの植物が雄叫びを上げ始める
「お、おい!シュン先輩が倒れてるぞ!」
ザル達も到着した
「キャ!」
ウリエラの服から植人族の種が飛び出しリベラの方へ
「種が!」
ガブリラは種を取り戻そうとしたが間に合わなかった
「うおおお‼️このリベルに力を‼️」
リベルの体の中にスワボウダの種とラリベルの種、周りの植物が入り込んでいく
「ウボォ!...モット!モットダ!ギョルル‼️」
リベルの体はどんどん肥大化していき人型を捨てて異形の化け物になる
「お、おい嘘だろ!魔力が爆発的に跳ね上がった!」
「やるしかありませんねマスター!」
レート達は共鳴をする
「気張るぞメイデン‼️」
「はい‼️」
「アクアランサー‼️」
ザルは水の鎧を纏う
「神が不在だというのに困りましたね」
「今は出来るだけの事を!」
ウリエラとガブリラの頭の上に天使の輪が現れる
「混沌の鎧‼️」
「ギャアアルル‼️」
神々しくも禍々しい鎧を身に纏った戦士がリベルを地面に叩きつける
「おう!テメェら久しぶりだなぁ!随分とだらしない姿を見せちまったな!」
鎧は背中から翼を生やしてザル達の方へ飛ぶ
「お、お前は!」
「アドロンさん!」
「という事は!」
「セバスキック‼️」
セバスは追い討ちに重い蹴りを1発
「みんな大丈だった?」
当然アミィもやって来る
「これは頼もしい助っ人」
「負ける気がしない」
「さぁセバスさん、久しぶりにやりますよ」
「ええ、共に参りましょう」
アミィとセバスの精霊石が激しく輝き出す
「まさか!」
「この2人が共鳴を!?」
「こいつは見ものだ!」
ザルは唾を飲む
アミィの髪は青く輝きだし、セバスは顔を3つになり筋肉が更に膨張する
「「「アミィ様、一気にケリをつけましょう」」」
セバスは四つん這いになりそれぞれの顔がリベルに狙いを定めて口を開ける
「みんなは時間を稼いでくれるかしら、少し溜めが必要なの!」
アミィは杖を持って何かを詠唱し始めるとセバスの周りに魔法陣が浮かび上がった
「と言う事だ、ツイスター!スカルド!久々に暴れるぞ!」
(待ってたぜその言葉をよ!)
(いつでもいけます!)
アドロンは雄叫びを上げる
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