81 / 150
大木の魔女編
第37話 ジャン、兄になる
しおりを挟む
ジャン達は状況を整理していた
「何故か僕らは帰って来れて、神様とも連絡がつかない」
「こっちの世界には変な植物が成長を始めて、街の人達はほとんど避難した」
ザルはおはじきを使って図を作る
「あれ?母さん!セバスは?」
ジャンはセバスを探す
「セバスさんならお姉ちゃん達と調査に行ったわ、そうだ!ジャン!あなたルナちゃんをまだ見てないわよね?」
アミィは料理をしている
「ルナちゃん?」
ジャンは首を傾ける
「そうよあなたの妹、5月に産まれたのよ、最近首も座ってきてちょっと早いけどハイハイも出来るようになったのよ」
アミィは嬉しそうに話す
「ジャン!見に行こうぜ!」
パンプはジャンの手を引っ張る
「私も行く!」
ローズ達もついて行く
「僕も見に行く」
レートも行く
「マスター、あまり刺激してはいけませんよ」
「そうだぜお前は子供に懐かれないからな」
グライドとラートは忠告する
「分かってるよ、ただ見るだけだって」
「大丈夫ですかね」
ガブリラは心配する
ジャンは遂に妹と対面する時がやってきたのだ
「ジャン君久しぶり!旅はどうだった?今度話聞かせてよ」
サクライはルナを抱っこしてあやしてる
「この子が僕の妹」
「ほら抱いてみな」
サクライはジャンにルナを渡す
「うわぁ」
ジャンはルナの顔をよく見る
「初めてなのに泣かれないなんてやるじゃん」
サクライはにやける
「ぶわぁ!」
「いちちちっ」
ルナはジャンの鼻をつねる
「アンタの妹のくせにかわいいじゃないの」
「ちっちゃいな」
ローズとパンプは初めて見る人間の赤ん坊をまじまじと見る
「ふふ可愛い」
白夜はルナの小さなほっぺをツンと触る
「きゃきゃ!」
ルナはくすぐったそうに笑う
「ルナちゃ~ん、ないないバァ~!」
「うーう❗️」
突然ルナの手から巨大な火球が放たれレートを燃やす
「ギャアア‼️」
レートは自分の周りに風を吹かせて炎を消す
「え?」
「げっ!」
「なっ!」
「まぁ!」
ジャン達は目を疑う
「パンプ、レートの治療を」
「お、おう」
「コレが赤ん坊の魔力なの...」
「ジャンさんの家族はやっぱり凄いですね」
「あ!言い忘れてたけどその子、ビックリすると魔法使っちゃうから気をつけてね~」
サクライは奥の部屋へ行ってしまう
(((早く言ってよ...)))
ジャンは優しくルナの頭を撫でる
「な、なぁ待ってくれよロア、悪かったってもう絶対に離れないからよ」
スカルドは必死に弁解している
「うそ!ロアの事また1人にするんでしょ!」
ロアは拗ねながら下の階へ向かう
「おいスカルド何やってんだ?」
ザルは声をかける
「ああ、ちょっとな...」
スカルドは経緯を説明する
「少し難しいな」
ザルは頭をかく
「てかアドロンって分裂出来たのかよ」
「器用な体ですな」
ラート達は感心している
「ここは私に任せてください」
ウリエラはロアの下へ向かう
「すまねぇ」
スカルドは申し訳なさそうに頭を下げる
「そういえばリベラは何処ですか?」
ガブリラはメイデンに聞く
「ガブリラさん達と一緒に居たのではないのですか?」
「いえ、ずっと前の方に居たと思ったのですが、ちょっと探して来ます」
ガブリラは外へ出る
「気をつけるんだぞ」
ザルはガブリラを見送る
「妹か、なんか実感湧かないな」
「あうぅ」
ジャンはハイハイをするルナを見つめている
「時間が経てば湧いてきますよ、私も最初はよく分かりませんでした」
白夜は懐かしそうに妹の誕生を思い出す
「僕も弟か妹が欲しいな、うわっ!」
レートはルナに触ろうとするがまた火だるまにされかける
「アンタほんとに嫌われてんのね」
ローズは呆れてる
「オレにも弟とか居んのかな?」
パンプは珍しくしんみりしている
「我がいるではないか兄上」
イグニートはジャンの体から飛び出して来る
「うわっ!お前勝手に出れんの?」
「慣れれば容易い事です」
イグニートは一礼する
「確かにお前はオレの弟だけどよ、オレ生まれてから本当の家族と会ったことがないんだよ、ローズは居たのか?」
パンプは寂しそうに聞く
「弟が居たわ、死んじゃったけど...良い子だったわ」
ローズも少ししんみりとする
「ごめん...」
パンプは謝る
「仕方ないことよ、私達ドールの里は紛争地域なんだもの仕方ないわ...」
「うーう!」
ルナはローズの服を引っ張る
「ごめんね~ちょっと暗い話しちゃったね~」
ローズはルナを抱き上げる
「きゃきゃきゃ!」
「まぁとりあえずおめでとうお兄ちゃん」
レートはジャンの背中を叩く
「ヘヘっ、ありがと」
魔法軍の国から少し離れた草原
リベラともう1人植物ような男が居た
「やっと、やっと会えましたねリベラ姉様、皆が待っております、さぁ」
男はリベラに手を差し伸べる
「リベル、お姉ちゃん言ったでしょ?リベラ達は人間とも精霊とも仲良くしなきゃ駄目って」
リベラは男の手を払う
「何を甘い事を!姉様は忘れたのですか!愚かな人間によって父と母は殺されたのですよ!」
リベルは拳を握る
「お父様も人間ですよ、この行為はお父様の意思に反します」
リベラは必死に訴える
「姉様がリベル達に協力しないと言うのならリベルが愚かな人類を滅ぼしてみせます、では!」
リベルは悔しそうに科学軍の国の方へ歩いて行く
「困った弟達ね」
リベラはため息をつく
「リベラ!何をしていたんですか」
ちょうどのタイミングでガブリラがやって来る
「ガブリラさん?」
リベラは振り向く
「心配しましたよ、気づいたら居なくなっていたんですから、さぁ戻りますよ」
ガブリラはリベラをアドロンの家へ運ぶ
「何故か僕らは帰って来れて、神様とも連絡がつかない」
「こっちの世界には変な植物が成長を始めて、街の人達はほとんど避難した」
ザルはおはじきを使って図を作る
「あれ?母さん!セバスは?」
ジャンはセバスを探す
「セバスさんならお姉ちゃん達と調査に行ったわ、そうだ!ジャン!あなたルナちゃんをまだ見てないわよね?」
アミィは料理をしている
「ルナちゃん?」
ジャンは首を傾ける
「そうよあなたの妹、5月に産まれたのよ、最近首も座ってきてちょっと早いけどハイハイも出来るようになったのよ」
アミィは嬉しそうに話す
「ジャン!見に行こうぜ!」
パンプはジャンの手を引っ張る
「私も行く!」
ローズ達もついて行く
「僕も見に行く」
レートも行く
「マスター、あまり刺激してはいけませんよ」
「そうだぜお前は子供に懐かれないからな」
グライドとラートは忠告する
「分かってるよ、ただ見るだけだって」
「大丈夫ですかね」
ガブリラは心配する
ジャンは遂に妹と対面する時がやってきたのだ
「ジャン君久しぶり!旅はどうだった?今度話聞かせてよ」
サクライはルナを抱っこしてあやしてる
「この子が僕の妹」
「ほら抱いてみな」
サクライはジャンにルナを渡す
「うわぁ」
ジャンはルナの顔をよく見る
「初めてなのに泣かれないなんてやるじゃん」
サクライはにやける
「ぶわぁ!」
「いちちちっ」
ルナはジャンの鼻をつねる
「アンタの妹のくせにかわいいじゃないの」
「ちっちゃいな」
ローズとパンプは初めて見る人間の赤ん坊をまじまじと見る
「ふふ可愛い」
白夜はルナの小さなほっぺをツンと触る
「きゃきゃ!」
ルナはくすぐったそうに笑う
「ルナちゃ~ん、ないないバァ~!」
「うーう❗️」
突然ルナの手から巨大な火球が放たれレートを燃やす
「ギャアア‼️」
レートは自分の周りに風を吹かせて炎を消す
「え?」
「げっ!」
「なっ!」
「まぁ!」
ジャン達は目を疑う
「パンプ、レートの治療を」
「お、おう」
「コレが赤ん坊の魔力なの...」
「ジャンさんの家族はやっぱり凄いですね」
「あ!言い忘れてたけどその子、ビックリすると魔法使っちゃうから気をつけてね~」
サクライは奥の部屋へ行ってしまう
(((早く言ってよ...)))
ジャンは優しくルナの頭を撫でる
「な、なぁ待ってくれよロア、悪かったってもう絶対に離れないからよ」
スカルドは必死に弁解している
「うそ!ロアの事また1人にするんでしょ!」
ロアは拗ねながら下の階へ向かう
「おいスカルド何やってんだ?」
ザルは声をかける
「ああ、ちょっとな...」
スカルドは経緯を説明する
「少し難しいな」
ザルは頭をかく
「てかアドロンって分裂出来たのかよ」
「器用な体ですな」
ラート達は感心している
「ここは私に任せてください」
ウリエラはロアの下へ向かう
「すまねぇ」
スカルドは申し訳なさそうに頭を下げる
「そういえばリベラは何処ですか?」
ガブリラはメイデンに聞く
「ガブリラさん達と一緒に居たのではないのですか?」
「いえ、ずっと前の方に居たと思ったのですが、ちょっと探して来ます」
ガブリラは外へ出る
「気をつけるんだぞ」
ザルはガブリラを見送る
「妹か、なんか実感湧かないな」
「あうぅ」
ジャンはハイハイをするルナを見つめている
「時間が経てば湧いてきますよ、私も最初はよく分かりませんでした」
白夜は懐かしそうに妹の誕生を思い出す
「僕も弟か妹が欲しいな、うわっ!」
レートはルナに触ろうとするがまた火だるまにされかける
「アンタほんとに嫌われてんのね」
ローズは呆れてる
「オレにも弟とか居んのかな?」
パンプは珍しくしんみりしている
「我がいるではないか兄上」
イグニートはジャンの体から飛び出して来る
「うわっ!お前勝手に出れんの?」
「慣れれば容易い事です」
イグニートは一礼する
「確かにお前はオレの弟だけどよ、オレ生まれてから本当の家族と会ったことがないんだよ、ローズは居たのか?」
パンプは寂しそうに聞く
「弟が居たわ、死んじゃったけど...良い子だったわ」
ローズも少ししんみりとする
「ごめん...」
パンプは謝る
「仕方ないことよ、私達ドールの里は紛争地域なんだもの仕方ないわ...」
「うーう!」
ルナはローズの服を引っ張る
「ごめんね~ちょっと暗い話しちゃったね~」
ローズはルナを抱き上げる
「きゃきゃきゃ!」
「まぁとりあえずおめでとうお兄ちゃん」
レートはジャンの背中を叩く
「ヘヘっ、ありがと」
魔法軍の国から少し離れた草原
リベラともう1人植物ような男が居た
「やっと、やっと会えましたねリベラ姉様、皆が待っております、さぁ」
男はリベラに手を差し伸べる
「リベル、お姉ちゃん言ったでしょ?リベラ達は人間とも精霊とも仲良くしなきゃ駄目って」
リベラは男の手を払う
「何を甘い事を!姉様は忘れたのですか!愚かな人間によって父と母は殺されたのですよ!」
リベルは拳を握る
「お父様も人間ですよ、この行為はお父様の意思に反します」
リベラは必死に訴える
「姉様がリベル達に協力しないと言うのならリベルが愚かな人類を滅ぼしてみせます、では!」
リベルは悔しそうに科学軍の国の方へ歩いて行く
「困った弟達ね」
リベラはため息をつく
「リベラ!何をしていたんですか」
ちょうどのタイミングでガブリラがやって来る
「ガブリラさん?」
リベラは振り向く
「心配しましたよ、気づいたら居なくなっていたんですから、さぁ戻りますよ」
ガブリラはリベラをアドロンの家へ運ぶ
0
お気に入りに追加
8
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

Hしてレベルアップ ~可愛い女の子とHして強くなれるなんて、この世は最高じゃないか~
トモ治太郎
ファンタジー
孤児院で育った少年ユキャール、この孤児院では15歳になると1人立ちしなければいけない。
旅立ちの朝に初めて夢精したユキャール。それが原因なのか『異性性交』と言うスキルを得る。『相手に精子を与えることでより多くの経験値を得る。』女性経験のないユキャールはまだこのスキルのすごさを知らなかった。
この日の為に準備してきたユキャール。しかし旅立つ直前、一緒に育った少女スピカが一緒にいくと言い出す。本来ならおいしい場面だが、スピカは何も準備していないので俺の負担は最初から2倍増だ。
こんな感じで2人で旅立ち、共に戦い、時にはHして強くなっていくお話しです。
実はスライムって最強なんだよ?初期ステータスが低すぎてレベルアップが出来ないだけ…
小桃
ファンタジー
商業高校へ通う女子高校生一条 遥は通学時に仔犬が車に轢かれそうになった所を助けようとして車に轢かれ死亡する。この行動に獣の神は心を打たれ、彼女を転生させようとする。遥は獣の神より転生を打診され5つの希望を叶えると言われたので、希望を伝える。
1.最強になれる種族
2.無限収納
3.変幻自在
4.並列思考
5.スキルコピー
5つの希望を叶えられ遥は新たな世界へ転生する、その姿はスライムだった…最強になる種族で転生したはずなのにスライムに…遥はスライムとしてどう生きていくのか?スライムに転生した少女の物語が始まるのであった。

最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
[鑑定]スキルしかない俺を追放したのはいいが、貴様らにはもう関わるのはイヤだから、さがさないでくれ!
どら焼き
ファンタジー
ついに!第5章突入!
舐めた奴らに、真実が牙を剥く!
何も説明無く、いきなり異世界転移!らしいのだが、この王冠つけたオッサン何を言っているのだ?
しかも、ステータスが文字化けしていて、スキルも「鑑定??」だけって酷くない?
訳のわからない言葉?を発声している王女?と、勇者らしい同級生達がオレを城から捨てやがったので、
なんとか、苦労して宿代とパン代を稼ぐ主人公カザト!
そして…わかってくる、この異世界の異常性。
出会いを重ねて、なんとか元の世界に戻る方法を切り開いて行く物語。
主人公の直接復讐する要素は、あまりありません。
相手方の、あまりにも酷い自堕落さから出てくる、ざまぁ要素は、少しづつ出てくる予定です。
ハーレム要素は、不明とします。
復讐での強制ハーレム要素は、無しの予定です。
追記
2023/07/21 表紙絵を戦闘モードになったあるヤツの参考絵にしました。
8月近くでなにが、変形するのかわかる予定です。
2024/02/23
アルファポリスオンリーを解除しました。

特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
Bグループの少年
櫻井春輝
青春
クラスや校内で目立つグループをA(目立つ)のグループとして、目立たないグループはC(目立たない)とすれば、その中間のグループはB(普通)となる。そんなカテゴリー分けをした少年はAグループの悪友たちにふりまわされた穏やかとは言いにくい中学校生活と違い、高校生活は穏やかに過ごしたいと考え、高校ではB(普通)グループに入り、その中でも特に目立たないよう存在感を薄く生活し、平穏な一年を過ごす。この平穏を逃すものかと誓う少年だが、ある日、特A(特に目立つ)の美少女を助けたことから変化を始める。少年は地味で平穏な生活を守っていけるのか……?
田舎暮らしと思ったら、異世界暮らしだった。
けむし
ファンタジー
突然の異世界転移とともに魔法が使えるようになった青年の、ほぼ手に汗握らない物語。
日本と異世界を行き来する転移魔法、物を複製する魔法。
あらゆる魔法を使えるようになった主人公は異世界で、そして日本でチート能力を発揮・・・するの?
ゆる~くのんびり進む物語です。読者の皆様ものんびりお付き合いください。
感想などお待ちしております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる