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悪夢街ザラムーン
第26の旅 ジャンとクラムの純情
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宿屋では様々なことが起こっていた
101号室
「オレ、ジャンと寝たかったぁ」
パンプは壁に顔を打ち付ける
「アンタはジャンが居ないとホントダメね」
ローズは嫌みたらしくパンプの背中をポンと叩く
「そう言うローズだって白夜の髪の毛をずっと持ってるだろ」
パンプはうなだれながら指摘する
「ち、違うわよ!そ、そんなわけないじゃないの!」
ローズは動揺する
「仲が良いですね」
ツイスターは微笑む
「まぁ似たもん同士だからな」
スカルドは枕をほぐしている
「ちょっとスカルド!それどう言う意味よ!」
「そうだぞ!オレとローズは似てなんかないぞ!」
2人は同時に否定する
「ほらね...」
スカルドは布団を被り目を閉じる
「「寝るなー!」」
「ガブリラさんは何を企んどるですかいな?」
冷蔵庫の中からボノムはガブリラに尋ねる
「さぁ?何のことですか」
ガブリラはとぼける
「わたくしも気になっていました、本当に何も知らないのですか?」
メイデンもガブリラを疑い始める
「さ、さぁ?それよりもそろそろ寝る時間ですよ、寝る子は育つ、寝ない子は育ちませんよ」
ガブリラは手を叩き誤魔化す
「さぁ、2人共いつまでも喧嘩してないで寝ますよ、よよよ」
グライドはパンプ達の喧嘩に巻き込まれる
102号室
「ウリエラ、お前何を企んでるだ?お前の考える事だから面白い事だろうけどよ」
ザルはニヤける
「私も天使ですよ、恋のキューピットとしても使命を果たさないといけませんからね、ちょっと覗いてみますか?」
ウリエラは2つの光玉を取り出す
「なるほど仕組んだな、お前のそう言う所ホント悪魔的だな」
「天使です」
ウリエラの覗く光玉にはそれぞれジャンと白夜、クラムとフランが映っていた
「あーあ俺は知らないよ、バレて何をされようがー!....ま、まぁでも親友の恋愛事情を知ることも親友としての義務だよなぁ」
ザルもコッソリ光玉を覗こうとする
「ちなみに4人には既に少しドキドキしやすくする光を使っております♪」
ウリエラはニコニコしている
「お前、冗談抜きに悪魔だな」
ザルは呆れる
103号室
「クラムゥ...」
フランはクラムを抱きながら寝ている
(え?何これ、胸が痛いぞ、病気?息も苦しい、体もなんか熱い、でもなんか幸せな気がする良い匂いもするし)
「眠れねぇ」
クラムは呟く
104号室
「なんかこの部屋暑くない?」
「そ、そうですね、夏が近くなってきましたもんね」
ジャンと白夜はなんとも言えない雰囲気に流されそうになっている
「こういう形で2人きりになるなんて....その、初めてですね」
「そ、そういえばそうだね..」
しばらく沈黙が続く
(何だ?何かがおかしい、なんでこんなにドキドキするんだ、腕の震えを止めろ、落ち着け僕、いつも通り話しかければ良いじゃないか)
「ど、どう?そっちはローズと上手くやってる?」
ジャンはなんとか会話をしようと試みる
「ええもちろん...」
「そ、そっか..ははは」
会話終了
(何やってんだ僕は、こんなんじゃ会話が成立するわけ無いだろ)
2人の顔は赤くなっていく
「あのジャンさん...」
「はい!」
「わ、私達、付き合って1年くらい経ちますよね、その、そろそろ良いんじゃないんですか...」
白夜のまさかの発言にジャンの脳内はパニック状態だ
(え!?なにそれ!つまり僕と白夜さんで共鳴をしろってこと!?)
「そ、そうだね」
(拒否しろよ僕!今欲望に流されたら旅が終わる!)
ジャンは上着を脱ぎ始める
(ギャアア!腕が止まんない!)
今度はズボン、白夜も服を脱ぎ始める
「優しく..お願いします」
2人は一線を越えようとしている
「お、おいウリエラ?これ流石にやりすぎだって!」
ザルは止めようとする
「恋のキューピットとしてこの恋は最後まで見届ける義務があります」
ウリエラは観戦し続ける
105号室
「ぐがぁぁ!」
「zzzz」
ベクトル兄弟は爆睡している
少し騒がしい宿屋に対抗するかのように街中に怪しげな音色が流れ始める
「んん、ん」
「あっ」
ジャンと白夜の体が触れ合う
(父さん、母さん、セバス、僕大人になりまっ!)
「いてっ」
白夜の顔が鼻に落ちてきた
「白夜さん?」
なんと白夜はぐっすり眠ってしまった
「うそん...」
ジャンは安心と悔しさで内心ぐちゃぐちゃになる
「ん?なんだこの音」
ジャンは怪しげな音に気づく、笛のような、バイオリンのような音が近づいて来る
しばらく聴き入っていると異変が起きる
「...!?」
うなされている白夜の体中に傷がついていた、以前からあったものではない、明らかに血が流れている
「白夜さん!」
ジャンは白夜を魔法陣で囲み止血を始める
(どうなっているんだ!?パンプを連れてこなきゃ)
ジャンは部屋から飛び出しパンプの下へ向かう
「パンプ!起きてくれ!パンプ?」
101号室の様子もおかしい、やけに血の臭いがする
「みんな!」
パンプ達もうなされ、体中が傷だらけになっていた
「マズイ!ザル君!」
ジャンは102号室へ向かう
「ザル君!ウリエラさん!」
2人も同様
「なんだコレ?」
ジャンはウリエラの光玉を見つけてしまう、そこには苦しんでいるフランと裸の白夜が映っていた
「うそーん」
ジャンは光玉を粉々に砕く
「おいおい!ジャン!ジャン!」
クラムが慌ててジャンの下へ駆けつける
「クラム!お前は大丈夫か?」
「そっちこそ!どうなってるんだよ、フランはボロボロになって起きてくれないし、周りから血の臭いが凄いんだよ!」
クラムはかなりイライラしている
「落ち着け!何か原因があるはずだ」
「敵か!何処にいるんだ」
(主人!外だ!)
イグニートは指示を出す
「クラム!外に出るよ!」
「分かった!」
2人は外に出てすぐに驚く、街中の人達も苦しみながら眠っていた
「ヤバいぜジャン!このままだとこの街から人がいなくなるぞ、敵は何処にいるんだ!」
クラムはオオカミになる
(主人よ頭を動かせ、今起きてるのは主人とその子犬、あとは誰だ?)
イグニートはジャンにヒントを与える
「そうか...!クラム!あの音だ!音のする方だ」
ジャンとクラムは怪しげな音がする方へ向かいだす
「こんなことするヤツは絶対許さない!最高の気分だったのに‼️」
「こっちもだ!もう少しで!あと少しで僕は大人になれたんだ‼️」
2人は恨みを打ち上げながら走り続ける、ジャンはパンプと離れ始めた事で体に傷が浮かび上がったが気にせず走る
屋根を飛び越えるとバイオリンを弾く男がいた
「「アイツだ‼️」」
2人はバイオリン男に飛びかかる
101号室
「オレ、ジャンと寝たかったぁ」
パンプは壁に顔を打ち付ける
「アンタはジャンが居ないとホントダメね」
ローズは嫌みたらしくパンプの背中をポンと叩く
「そう言うローズだって白夜の髪の毛をずっと持ってるだろ」
パンプはうなだれながら指摘する
「ち、違うわよ!そ、そんなわけないじゃないの!」
ローズは動揺する
「仲が良いですね」
ツイスターは微笑む
「まぁ似たもん同士だからな」
スカルドは枕をほぐしている
「ちょっとスカルド!それどう言う意味よ!」
「そうだぞ!オレとローズは似てなんかないぞ!」
2人は同時に否定する
「ほらね...」
スカルドは布団を被り目を閉じる
「「寝るなー!」」
「ガブリラさんは何を企んどるですかいな?」
冷蔵庫の中からボノムはガブリラに尋ねる
「さぁ?何のことですか」
ガブリラはとぼける
「わたくしも気になっていました、本当に何も知らないのですか?」
メイデンもガブリラを疑い始める
「さ、さぁ?それよりもそろそろ寝る時間ですよ、寝る子は育つ、寝ない子は育ちませんよ」
ガブリラは手を叩き誤魔化す
「さぁ、2人共いつまでも喧嘩してないで寝ますよ、よよよ」
グライドはパンプ達の喧嘩に巻き込まれる
102号室
「ウリエラ、お前何を企んでるだ?お前の考える事だから面白い事だろうけどよ」
ザルはニヤける
「私も天使ですよ、恋のキューピットとしても使命を果たさないといけませんからね、ちょっと覗いてみますか?」
ウリエラは2つの光玉を取り出す
「なるほど仕組んだな、お前のそう言う所ホント悪魔的だな」
「天使です」
ウリエラの覗く光玉にはそれぞれジャンと白夜、クラムとフランが映っていた
「あーあ俺は知らないよ、バレて何をされようがー!....ま、まぁでも親友の恋愛事情を知ることも親友としての義務だよなぁ」
ザルもコッソリ光玉を覗こうとする
「ちなみに4人には既に少しドキドキしやすくする光を使っております♪」
ウリエラはニコニコしている
「お前、冗談抜きに悪魔だな」
ザルは呆れる
103号室
「クラムゥ...」
フランはクラムを抱きながら寝ている
(え?何これ、胸が痛いぞ、病気?息も苦しい、体もなんか熱い、でもなんか幸せな気がする良い匂いもするし)
「眠れねぇ」
クラムは呟く
104号室
「なんかこの部屋暑くない?」
「そ、そうですね、夏が近くなってきましたもんね」
ジャンと白夜はなんとも言えない雰囲気に流されそうになっている
「こういう形で2人きりになるなんて....その、初めてですね」
「そ、そういえばそうだね..」
しばらく沈黙が続く
(何だ?何かがおかしい、なんでこんなにドキドキするんだ、腕の震えを止めろ、落ち着け僕、いつも通り話しかければ良いじゃないか)
「ど、どう?そっちはローズと上手くやってる?」
ジャンはなんとか会話をしようと試みる
「ええもちろん...」
「そ、そっか..ははは」
会話終了
(何やってんだ僕は、こんなんじゃ会話が成立するわけ無いだろ)
2人の顔は赤くなっていく
「あのジャンさん...」
「はい!」
「わ、私達、付き合って1年くらい経ちますよね、その、そろそろ良いんじゃないんですか...」
白夜のまさかの発言にジャンの脳内はパニック状態だ
(え!?なにそれ!つまり僕と白夜さんで共鳴をしろってこと!?)
「そ、そうだね」
(拒否しろよ僕!今欲望に流されたら旅が終わる!)
ジャンは上着を脱ぎ始める
(ギャアア!腕が止まんない!)
今度はズボン、白夜も服を脱ぎ始める
「優しく..お願いします」
2人は一線を越えようとしている
「お、おいウリエラ?これ流石にやりすぎだって!」
ザルは止めようとする
「恋のキューピットとしてこの恋は最後まで見届ける義務があります」
ウリエラは観戦し続ける
105号室
「ぐがぁぁ!」
「zzzz」
ベクトル兄弟は爆睡している
少し騒がしい宿屋に対抗するかのように街中に怪しげな音色が流れ始める
「んん、ん」
「あっ」
ジャンと白夜の体が触れ合う
(父さん、母さん、セバス、僕大人になりまっ!)
「いてっ」
白夜の顔が鼻に落ちてきた
「白夜さん?」
なんと白夜はぐっすり眠ってしまった
「うそん...」
ジャンは安心と悔しさで内心ぐちゃぐちゃになる
「ん?なんだこの音」
ジャンは怪しげな音に気づく、笛のような、バイオリンのような音が近づいて来る
しばらく聴き入っていると異変が起きる
「...!?」
うなされている白夜の体中に傷がついていた、以前からあったものではない、明らかに血が流れている
「白夜さん!」
ジャンは白夜を魔法陣で囲み止血を始める
(どうなっているんだ!?パンプを連れてこなきゃ)
ジャンは部屋から飛び出しパンプの下へ向かう
「パンプ!起きてくれ!パンプ?」
101号室の様子もおかしい、やけに血の臭いがする
「みんな!」
パンプ達もうなされ、体中が傷だらけになっていた
「マズイ!ザル君!」
ジャンは102号室へ向かう
「ザル君!ウリエラさん!」
2人も同様
「なんだコレ?」
ジャンはウリエラの光玉を見つけてしまう、そこには苦しんでいるフランと裸の白夜が映っていた
「うそーん」
ジャンは光玉を粉々に砕く
「おいおい!ジャン!ジャン!」
クラムが慌ててジャンの下へ駆けつける
「クラム!お前は大丈夫か?」
「そっちこそ!どうなってるんだよ、フランはボロボロになって起きてくれないし、周りから血の臭いが凄いんだよ!」
クラムはかなりイライラしている
「落ち着け!何か原因があるはずだ」
「敵か!何処にいるんだ」
(主人!外だ!)
イグニートは指示を出す
「クラム!外に出るよ!」
「分かった!」
2人は外に出てすぐに驚く、街中の人達も苦しみながら眠っていた
「ヤバいぜジャン!このままだとこの街から人がいなくなるぞ、敵は何処にいるんだ!」
クラムはオオカミになる
(主人よ頭を動かせ、今起きてるのは主人とその子犬、あとは誰だ?)
イグニートはジャンにヒントを与える
「そうか...!クラム!あの音だ!音のする方だ」
ジャンとクラムは怪しげな音がする方へ向かいだす
「こんなことするヤツは絶対許さない!最高の気分だったのに‼️」
「こっちもだ!もう少しで!あと少しで僕は大人になれたんだ‼️」
2人は恨みを打ち上げながら走り続ける、ジャンはパンプと離れ始めた事で体に傷が浮かび上がったが気にせず走る
屋根を飛び越えるとバイオリンを弾く男がいた
「「アイツだ‼️」」
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