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第1の旅 飛んで異世界!
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4月15日 龍神町
龍神学園 2年A組
いつも通りの日々、いつも通りの学園、いつも通りの授業。退屈に思う人もいるだろう。
しかし、ジャン・バーンにとっては幸せな毎日だ。2年生になり、自分達が守った世界、自分達で勝ち取った平和を十分に満喫をしているからだ。
そんないつも通りになるはずだったこの日に事件は起きた。
「みんなが2年生になって1週間が経ったが気持ちに変化は現れたかな?」
担任の教師は皆に語りかける
「2年生になったって言ってもよ、クラスメイトも担任も同じだし特にないかな」
1人の生徒が答える
確かにそうだ、一年生から進級したって言うけど特にクラスに変化は無い、あるとしたら僕達と精霊達が共学になったってことかな?
「ま、まぁ来年からは忙しくなるから今年は楽しめるだけ楽しむんだぞ」
担任は笑いながら言う
「ふふっ、確かに来年は忙しくなるなぁ」
ジャンは机に手を置きながら楽しそうに呟く
「ジャン!そういえばオレらが出会ってから1年が経つな」
パンプはジャンの肩に乗って来た。
パンプは僕の精霊だ。赤い毛並みにおでこに綺麗な宝石が付いているカーバンクルだ。まだ赤ん坊でやんちゃだけど、僕の最高の相棒だ。
「これでホームルームは終わり、授業の準備をしてくれ」
担任はそう言い残し、教室を出る
「さてと、1時間目はと...」
ジャンはカバンを漁る
神界
ここには世界を管理する神達が何千、何万と存在している。
「おいおいグランドール、お前の管理している世界...G-6709だったかな?少年達が戦争を止めたんだって?」
1人の神がだらしない格好をしながら下品に聞く
「そ、そうですが、そ、それがどうなさったんですかマハトゥさん?」
グランドールは恐る恐る答える。一連の様子を見ていた神達はその場から離れて行く
「いやね、俺の管理してる世界、G-6715にね突然、異常者って奴らが現れてね、少しやんちゃしてんのよ、だからねちょっちグランドールの管理してる奴らを借りたくてね」
マハトゥは笑いながら言う
「で、でもそれ規則違反じゃあ...」
グランドールは戸惑う
「大丈ー夫❗️上には許可を取っている!」
マハトゥは真剣な顔で言う
「で、では、そちらの世界に送ります、でも全部は駄目です、こちらの世界にもバランスがあるので...」
グランドールは球体の世界を手元に出す
「OK!後でたんまり礼をさせて貰うぜ」
マハトゥも球体の世界を手元に出す
「では、転送をします」
2人の球体が輝く
「えーと、コレとコレ...あれ?パンプ!僕のノート知らない?」
「あ....」
ジャンは顔を上げると全く知らない荒野に立っていた
「ん?」
ジャンは周りを見回す
「ジャン!ここ何処だ!」
パンプは自分の耳を引っ張りながら慌てる
「何だこれ、僕ら学園に居たはずだよね」
「ああ!気づいたらこんな所に!」
「夢では無さそうだし、また過去か未来に来ちゃったのかな?」
ジャンは呑気に考える
(ジャン・バーン様にパンプ様、大変申し訳ございません)
2人の頭の中に声が響く
「誰だ!オレらを此処に連れて来たヤツだな!すぐに戻せ!」
パンプは怒鳴る
(落ち着いてください、私は貴方達の世界を管理する神、グランドールです)
「神!?」
ジャンは驚く
(貴方達に頼みがあるのです)
「頼み?」
パンプは理解できない事が起きすぎてイライラしている
(はい、単刀直入に言いますと此処は貴方達の世界で言う所の異世界です)
「「異世界!?」」
2人は叫ぶ
(驚くのも無理ありませんが聞いてください、この世界には異常者という存在がいるらしく秩序を乱しているらしいのです)
「それをオレらが倒せば良いってことか!」
パンプは明るい声で言う
(左様でございます、しかしこの世界では私も貴方達に加護を与え..ことがで...ません、お詫びと...てコレを...)
グランドールの声は遠くなっていく
「コレは?」
ジャンの目の前に地図が現れる
(コレは..の世界の地図...貴方達以外...仲間..この世界...それ...は幸...祈り...す)
グランドールの声は完全に消えた
ジャンは地図を読む、地図には自分の現在地、近くの村や町がリアルタイムで表示されている
「なぁ!ジャン!いれぎゅらーって奴を倒せば良いんだろ!楽しそうだな!」
パンプはおでこの宝石を光らせる
「うーん、行くしかないのか、パンプ行くよ」
ジャンとパンプは近くの村を目指す事にした
グルルー❗️
パンプのお腹の音が鳴る
「オレ腹減ったぞ~」
パンプはぐったりとジャンの肩に乗る
「えー!朝ごはん食べたでしょ」
「ふぇぇ~」
ジャンはやれやれと首を振り、歩き始める
数分後
「グルル‼️」
「パンプ、お腹のその音どうにかならないの?」
ジャンはパンプの頭を撫でながら言う
「今のオレの腹の音じゃない」
「え?」
ジャンは音のした方を振り向くと大きなトラがヨダレを垂らしていた
「ガアァァ‼️」
トラはジャンの目の前で雄叫びを上げる
「ハァ❗️」
ジャンは大きなため息を吐く
「ファイアボール‼️」
ジャンは手から火球を飛ばす
「キャウ!」
トラは丸焦げになる
「良い匂いだ!」
パンプはこんがり焼けたトラの匂いで元気を出す
「ほらパンプ、今ご飯を用意するから」
ジャンはトラの肉を取り出し、しっかり焼く
「ほら」
ジャンはパンプにトラ肉を食べさせる
「美味い!ジャンも食べろ!」
パンプはトラ肉をガツガツ食べる
「本当?」
ジャンもトラ肉を食べる
「うっ!美味いなコレ!」
2人は食事を終え、歩き始める
「なぁジャン、いれぎゅらーってどんなヤツらなんだろうな?」
パンプは浮きながらジャンの後ろに着く
「さぁ?でも異常者って言うぐらいだしすごい特徴を持ってるんじゃない?」
「倒すんなら強いヤツが良いなぁー」
パンプは呑気に言う
「ハァ、長旅になりそうだな~」
ジャンは苦笑いをする
「あ!そうだ!さっき神様がみんなもこっちに来てるみたいな話をしていたな」
「じゃあ!いれぎゅらーを倒すついでに探そうぜ!」
「ついでって...」
2人は笑う
2人の旅は始まった、あやふやな目標と気楽な信念をカバンに背負い込んで
龍神学園 2年A組
いつも通りの日々、いつも通りの学園、いつも通りの授業。退屈に思う人もいるだろう。
しかし、ジャン・バーンにとっては幸せな毎日だ。2年生になり、自分達が守った世界、自分達で勝ち取った平和を十分に満喫をしているからだ。
そんないつも通りになるはずだったこの日に事件は起きた。
「みんなが2年生になって1週間が経ったが気持ちに変化は現れたかな?」
担任の教師は皆に語りかける
「2年生になったって言ってもよ、クラスメイトも担任も同じだし特にないかな」
1人の生徒が答える
確かにそうだ、一年生から進級したって言うけど特にクラスに変化は無い、あるとしたら僕達と精霊達が共学になったってことかな?
「ま、まぁ来年からは忙しくなるから今年は楽しめるだけ楽しむんだぞ」
担任は笑いながら言う
「ふふっ、確かに来年は忙しくなるなぁ」
ジャンは机に手を置きながら楽しそうに呟く
「ジャン!そういえばオレらが出会ってから1年が経つな」
パンプはジャンの肩に乗って来た。
パンプは僕の精霊だ。赤い毛並みにおでこに綺麗な宝石が付いているカーバンクルだ。まだ赤ん坊でやんちゃだけど、僕の最高の相棒だ。
「これでホームルームは終わり、授業の準備をしてくれ」
担任はそう言い残し、教室を出る
「さてと、1時間目はと...」
ジャンはカバンを漁る
神界
ここには世界を管理する神達が何千、何万と存在している。
「おいおいグランドール、お前の管理している世界...G-6709だったかな?少年達が戦争を止めたんだって?」
1人の神がだらしない格好をしながら下品に聞く
「そ、そうですが、そ、それがどうなさったんですかマハトゥさん?」
グランドールは恐る恐る答える。一連の様子を見ていた神達はその場から離れて行く
「いやね、俺の管理してる世界、G-6715にね突然、異常者って奴らが現れてね、少しやんちゃしてんのよ、だからねちょっちグランドールの管理してる奴らを借りたくてね」
マハトゥは笑いながら言う
「で、でもそれ規則違反じゃあ...」
グランドールは戸惑う
「大丈ー夫❗️上には許可を取っている!」
マハトゥは真剣な顔で言う
「で、では、そちらの世界に送ります、でも全部は駄目です、こちらの世界にもバランスがあるので...」
グランドールは球体の世界を手元に出す
「OK!後でたんまり礼をさせて貰うぜ」
マハトゥも球体の世界を手元に出す
「では、転送をします」
2人の球体が輝く
「えーと、コレとコレ...あれ?パンプ!僕のノート知らない?」
「あ....」
ジャンは顔を上げると全く知らない荒野に立っていた
「ん?」
ジャンは周りを見回す
「ジャン!ここ何処だ!」
パンプは自分の耳を引っ張りながら慌てる
「何だこれ、僕ら学園に居たはずだよね」
「ああ!気づいたらこんな所に!」
「夢では無さそうだし、また過去か未来に来ちゃったのかな?」
ジャンは呑気に考える
(ジャン・バーン様にパンプ様、大変申し訳ございません)
2人の頭の中に声が響く
「誰だ!オレらを此処に連れて来たヤツだな!すぐに戻せ!」
パンプは怒鳴る
(落ち着いてください、私は貴方達の世界を管理する神、グランドールです)
「神!?」
ジャンは驚く
(貴方達に頼みがあるのです)
「頼み?」
パンプは理解できない事が起きすぎてイライラしている
(はい、単刀直入に言いますと此処は貴方達の世界で言う所の異世界です)
「「異世界!?」」
2人は叫ぶ
(驚くのも無理ありませんが聞いてください、この世界には異常者という存在がいるらしく秩序を乱しているらしいのです)
「それをオレらが倒せば良いってことか!」
パンプは明るい声で言う
(左様でございます、しかしこの世界では私も貴方達に加護を与え..ことがで...ません、お詫びと...てコレを...)
グランドールの声は遠くなっていく
「コレは?」
ジャンの目の前に地図が現れる
(コレは..の世界の地図...貴方達以外...仲間..この世界...それ...は幸...祈り...す)
グランドールの声は完全に消えた
ジャンは地図を読む、地図には自分の現在地、近くの村や町がリアルタイムで表示されている
「なぁ!ジャン!いれぎゅらーって奴を倒せば良いんだろ!楽しそうだな!」
パンプはおでこの宝石を光らせる
「うーん、行くしかないのか、パンプ行くよ」
ジャンとパンプは近くの村を目指す事にした
グルルー❗️
パンプのお腹の音が鳴る
「オレ腹減ったぞ~」
パンプはぐったりとジャンの肩に乗る
「えー!朝ごはん食べたでしょ」
「ふぇぇ~」
ジャンはやれやれと首を振り、歩き始める
数分後
「グルル‼️」
「パンプ、お腹のその音どうにかならないの?」
ジャンはパンプの頭を撫でながら言う
「今のオレの腹の音じゃない」
「え?」
ジャンは音のした方を振り向くと大きなトラがヨダレを垂らしていた
「ガアァァ‼️」
トラはジャンの目の前で雄叫びを上げる
「ハァ❗️」
ジャンは大きなため息を吐く
「ファイアボール‼️」
ジャンは手から火球を飛ばす
「キャウ!」
トラは丸焦げになる
「良い匂いだ!」
パンプはこんがり焼けたトラの匂いで元気を出す
「ほらパンプ、今ご飯を用意するから」
ジャンはトラの肉を取り出し、しっかり焼く
「ほら」
ジャンはパンプにトラ肉を食べさせる
「美味い!ジャンも食べろ!」
パンプはトラ肉をガツガツ食べる
「本当?」
ジャンもトラ肉を食べる
「うっ!美味いなコレ!」
2人は食事を終え、歩き始める
「なぁジャン、いれぎゅらーってどんなヤツらなんだろうな?」
パンプは浮きながらジャンの後ろに着く
「さぁ?でも異常者って言うぐらいだしすごい特徴を持ってるんじゃない?」
「倒すんなら強いヤツが良いなぁー」
パンプは呑気に言う
「ハァ、長旅になりそうだな~」
ジャンは苦笑いをする
「あ!そうだ!さっき神様がみんなもこっちに来てるみたいな話をしていたな」
「じゃあ!いれぎゅらーを倒すついでに探そうぜ!」
「ついでって...」
2人は笑う
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