僕と精霊〜A journey of heroes〜

プロローグ

遥か昔、人間が言葉を使い始めた頃。1人の男が手から炎を出した。

「これは科学だ」
「これは魔法だ」
炎を見た者達は２つの勢力に分かれた。

　最初はお互い協力をし合い、共に発展を目指していた。しかし、両者の意見にズレが生まれた。

　そのズレは少しずつ大きくなっていき、魔法軍と化学軍の戦争が起きた。人々はこの戦争を発展戦争はってんせんそうと呼んだ。

　そして1年前、ある青年達の活躍によって戦争は完全に終戦を迎えた。
　
　魔法軍と科学軍は再び手を取り合い発展を目指す平和な世界がやって来た。

　青年達も今は平和なスクールライフを送っていた。