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第1章 箱入り息子とFラン女子高生
10 リカリカ
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僕が女子高生アイドルウィーチューバー(自称)の『リカリカ』とプロデューサー契約を結んでから訪れた、最初の土曜日。
午前9時、日課となっている休日の朝のトレーニングを終えてリビングで待っていたところ、約束していた時刻ぴったりにインターホンのチャイムが鳴った。一応決まりどおりに北林さんに内線で取り次いでもらってから、僕は玄関まで彼女を迎えに行った。
玄関扉の前で立っていたエリカさんは、先週のがさつな部屋着とは異なり、今日はグレーのパーカーにベージュのハーフパンツと、ちゃんと他所向きの身なりをしていた。
「おはよっ、コーダイ!」
しっかりキャラ作りも準備してあるのか、アイドルのようなキラキラとした笑顔を浮かべながら挨拶をしてくるエリカさんに「おはようございます」と返し、早速彼女を2階のフリールームへと案内した。
今から僕たちはここで『リカリカチャンネル』の記念すべき初回のビデオ収録を行う。
いつもの定期ライブはエリカさんの自室から配信しているのだが、今日の収録はそういうわけにいかなかった。というのも今日の収録では、企画の内容上、どうしても僕の声や体の一部が動画に乗ってしまう。
【リカリカ】はウィーチューバーでありながらファンからはアイドル的存在として見られている。アイドルたるもの恋愛沙汰は禁物。その辺りのプロ意識は彼女自身も強く持っているらしく、SNSなどでも度々『恋彼氏は作らない』と公言している。そんな彼女が自室に男を招き入れている動画が世間に広まってはまずいだろう。
だから今回の収録はいつもと違う外部のスタジオで行われているという態を取ることにした。
幸いにも、我が家のフリールームはテーブルやカメラを置いても十分な広さがあるし、デザインがシンプルな上にパソコンデスク以外に余計なものが何も置いてないから、どこかの専門の撮影スタジオだと嘘をついても違和感は抱かれないはずだ。
撮影現場に入るなり、彼女は本日使う《ナンジャイモンジャイ》のカードケースと1台のビデオカメラをテーブルの上に置き、
「ちょっと変身してくるから、向かいの部屋借りるね」
そう言って、まるで我が家のような気安さでリュックサックを背負って向かいの寝室へと姿を消した。
その間、僕は一人で撮影の準備を始める。
使用するカメラは2台。ひとつは彼女がいつもライブ配信で用いている卓上用の小型ウェブカメラ。こちらはガラステーブル上に横からのアングルでセットする。もうひとつは僕が個人的に購入しておいた4Kのビデオカメラ。外付けマイクも付属しているので、画質も音質も申し分ないはずだ。因みに定価はおよそ4万円と、ビギナーが使うにしてはなかなかの上等品である。こちらは同じく事前に用意しておいた三脚にセットし、正面からのアングルになるように設置する。
その他の諸々の準備を進めていると、部屋の扉が開いて変身を終えたエリカさんが戻ってきた。
「じゃーん! どうかな?」
来た時はグレーだった上着は、薄水色のいかにも女子高生らしいお洒落なパーカーに変わり、控えめな化粧を施した目には青みがかったカラーコンタクトを装着している。
そして【リカリカ】といえば毎度おなじみの、動物コスプレだ。
「今回は猫なのですね」
今日の彼女のコスプレは、僕が初めて彼女を見た時と同じものだった。明るい色のふわふわとした長髪からグレーの猫耳が生え、顔の下半分は同じ色の猫マスクで覆われている。モデルはマンチカンだろうか。
「そうなの! せっかくだから君と初めて会った時のにしようと思って」
それから猫の手つきを真似しながら「似合ってるかニャ?」と問いかけてくるエリカさんに、僕は手元の作業を続けながら「とてもよくお似合いです」と答えた。
サンキュー、と弾むようにお礼を言ったエリカさんは、一度マスクを外しながら、テーブル上で今僕が行っている作業を覗きながら尋ねてきた。
「コーダイは何やってるの?」
「カードのイラストを撮影しているところです。今回は真上からの映像が撮れないので、ゲーム中にめくられたカードを映すことができません。ですから後で編集して、めくられたカードの画像をその都度画面上に表示してやる必要があるのです」
「あー、そういえば他のウィーチューバーの動画でも、そういうことしてるやつあったわ」
彼女も競合他社のやり口はそれなりに勉強しているらしい。いちいち説明する手間が省けるので助かる。
「へー、しっかり準備してくれてるのね」
彼女の感嘆を片耳で聞きながら写真の撮影を終え、ついにすべての準備が整った。
「では早速、試しに入りの部分だけ収録してみましょう」
りょうかーい、とエリカさんは再びマスクを装着し、カメラが向けられたガラステーブルの手前に正座した。
「準備はよろしいですか?」
「いつでもいいよーん」
「では録画を開始するので、お好きなタイミングで始めてください」
僕は正面のカメラの録画ボタンを押し、カメラの画角の外にある椅子に座って現場を見守った。
エリカさん——いや、【リカリカ】はひと呼吸を置いてから、大きな瞳をパッと輝かせ、いつもより僅かに高いトーンの声ではきはきと喋り出した。
「みんなー、こんにちは! 女子高生アイドルウィーチューバーのリカリカでーす!」
おお、なかなか板についた挨拶ではないか。緊張している様子もない。さすが1年間のキャリアを持つだけのことはある。
「今日はいつもと違う特別なスタジオからお送りするよ!」
身振りも大きくてはっきりしている。よくぞ無人のカメラに向かってあれほどの演技ができるものだ。
「そして今日はいつも配信を見てくれるみんなに大切なお知らせが2つあります!」
【リカリカ】がカメラに向かって可愛らしくVサインを掲げる。コアなファンはきっとこういう何気ない仕草でもメロメロなのだろうな。
「まず1つ目! 以前は《RikaRika LIVE》という名前でやってきたうちのチャンネルだけど、今後は《RikaRika Channel》という名前に変えてやっていくことになりました!」
この『チャンネル名を変更』という改革を提案したのも僕だ。以前のままのチャンネル名だとライブ配信が専門みたいに認知されてしまうかもしれないし、心機一転という意味合いでも誂え向きだと考えた。
「そして2つ目! なんとあたし、【リカリカ】にプロデューサーがついてくれることになりましたあ! 拍手~」
そう言ってリカリカは画角の外にいる僕に向かって拍手を送ってくる。もちろんこれは単なる演出であって、僕がカメラに向かって顔を出すことはない。今後、僕はリカリカのプロデューサーの『O』として存在のみが語られることになる。『O』というニックネームは、『天王』の『王』の字から取ったものだ。
ちなみに視聴者に男女関係を疑われないよう、僕は以前芸能プロダクションで勤めていた三十路の既婚男性という設定にしてある。ワイシャツ姿で左手の薬指に結婚指輪の一つでも嵌めておけば、誰もあえて疑ったりはしないだろう。
「今日はこのプロデューサーさんとこちら、《ナンジャイモンジャイ》で対決したいと思います! 初めてのテーブルゲーム、いやあー楽しみだなー。それでは早速やっていきましょう!」
元気よく拳を突き上げたところで、最初のフェーズは終了した。エリカさんは「ふえー」とガスが抜けたような声を出しながら姿勢を崩した。
僕はカメラの録画を一旦オフにしながら「お疲れさまです」と労いの言葉をかける。
「はあー、なんか配信じゃないほうがかえって緊張するなあ」
「そういうものですか」
「あたし、どこか変じゃなかった?」
「特に問題はなかったかと思います。一応撮った映像を確認してみますか?」
「はいはーい、確認しまーす」
意気揚々とガラステーブルを回り込んでビデオカメラに顔を寄せてくるエリカさんに、僕はカメラを操作して先ほど撮影した映像を再生して見せる。
改めて映像で見てみると、ファーストテイクながら上出来だ。このまま動画にしても問題はないと思う。
しかし出演した本人は自身を客観的に見て色々と気に入らない点があったらしく、映像を見ながらその都度不満げな声を出していた。ここの仕草が可愛くない、ここの台詞をもっと面白くしたい、などなど。
少しくらいの修正ならその部分だけ撮り直して後から差し替えればよかったが、あまりに注文が多かったので何回か丸ごと取り直すことにした。のちに彼女の注文どおりに良いところだけを貼り合わせて編集しなければならない僕の苦労も考えて欲しいものだ。
1時間もかけてようやく入りのフェーズを抜け、次に本編、リカリカとプロデューサー『O』とのナンジャイモンジャイ対決に移る。撮影には正面のビデオカメラと、卓上にある横アングルのウェブカメラを両方使用する。
ゲームのルールは先週のリハーサルの時と同じで、基本的に【リカリカ】が一人でカードをめくり、一方的に名前を付け続けるという極限のハンデ戦。僕はあくまで裏方なので、カメラの画角の外に立ってただめくられたカードの名前をコールするだけだ。その際に声が拾われてしまうのは致し方ないが、それ以外の余計なおしゃべりは一切しない。よって、ゲーム中のトークやリアクションはすべて【リカリカ】ひとりの仕事になる。
ゲームは、1戦目はリカリカが有利な条件をもらっておきながら僕に劣敗し、2戦目は僕側にカードがめくられてから10秒間は答えてはいけないというオーバーハンデが設けられたことで、かろうじてリカリカが勝利するという、当初に想定していたストーリーどおりの展開になってくれた。彼女のリアクションのセンスもばっちりで、取れ高としても申し分なかった。
こうして《リカリカチャンネル》の初回収録は滞ることなく、しめて2時間ほどで無事に終了した。
午前9時、日課となっている休日の朝のトレーニングを終えてリビングで待っていたところ、約束していた時刻ぴったりにインターホンのチャイムが鳴った。一応決まりどおりに北林さんに内線で取り次いでもらってから、僕は玄関まで彼女を迎えに行った。
玄関扉の前で立っていたエリカさんは、先週のがさつな部屋着とは異なり、今日はグレーのパーカーにベージュのハーフパンツと、ちゃんと他所向きの身なりをしていた。
「おはよっ、コーダイ!」
しっかりキャラ作りも準備してあるのか、アイドルのようなキラキラとした笑顔を浮かべながら挨拶をしてくるエリカさんに「おはようございます」と返し、早速彼女を2階のフリールームへと案内した。
今から僕たちはここで『リカリカチャンネル』の記念すべき初回のビデオ収録を行う。
いつもの定期ライブはエリカさんの自室から配信しているのだが、今日の収録はそういうわけにいかなかった。というのも今日の収録では、企画の内容上、どうしても僕の声や体の一部が動画に乗ってしまう。
【リカリカ】はウィーチューバーでありながらファンからはアイドル的存在として見られている。アイドルたるもの恋愛沙汰は禁物。その辺りのプロ意識は彼女自身も強く持っているらしく、SNSなどでも度々『恋彼氏は作らない』と公言している。そんな彼女が自室に男を招き入れている動画が世間に広まってはまずいだろう。
だから今回の収録はいつもと違う外部のスタジオで行われているという態を取ることにした。
幸いにも、我が家のフリールームはテーブルやカメラを置いても十分な広さがあるし、デザインがシンプルな上にパソコンデスク以外に余計なものが何も置いてないから、どこかの専門の撮影スタジオだと嘘をついても違和感は抱かれないはずだ。
撮影現場に入るなり、彼女は本日使う《ナンジャイモンジャイ》のカードケースと1台のビデオカメラをテーブルの上に置き、
「ちょっと変身してくるから、向かいの部屋借りるね」
そう言って、まるで我が家のような気安さでリュックサックを背負って向かいの寝室へと姿を消した。
その間、僕は一人で撮影の準備を始める。
使用するカメラは2台。ひとつは彼女がいつもライブ配信で用いている卓上用の小型ウェブカメラ。こちらはガラステーブル上に横からのアングルでセットする。もうひとつは僕が個人的に購入しておいた4Kのビデオカメラ。外付けマイクも付属しているので、画質も音質も申し分ないはずだ。因みに定価はおよそ4万円と、ビギナーが使うにしてはなかなかの上等品である。こちらは同じく事前に用意しておいた三脚にセットし、正面からのアングルになるように設置する。
その他の諸々の準備を進めていると、部屋の扉が開いて変身を終えたエリカさんが戻ってきた。
「じゃーん! どうかな?」
来た時はグレーだった上着は、薄水色のいかにも女子高生らしいお洒落なパーカーに変わり、控えめな化粧を施した目には青みがかったカラーコンタクトを装着している。
そして【リカリカ】といえば毎度おなじみの、動物コスプレだ。
「今回は猫なのですね」
今日の彼女のコスプレは、僕が初めて彼女を見た時と同じものだった。明るい色のふわふわとした長髪からグレーの猫耳が生え、顔の下半分は同じ色の猫マスクで覆われている。モデルはマンチカンだろうか。
「そうなの! せっかくだから君と初めて会った時のにしようと思って」
それから猫の手つきを真似しながら「似合ってるかニャ?」と問いかけてくるエリカさんに、僕は手元の作業を続けながら「とてもよくお似合いです」と答えた。
サンキュー、と弾むようにお礼を言ったエリカさんは、一度マスクを外しながら、テーブル上で今僕が行っている作業を覗きながら尋ねてきた。
「コーダイは何やってるの?」
「カードのイラストを撮影しているところです。今回は真上からの映像が撮れないので、ゲーム中にめくられたカードを映すことができません。ですから後で編集して、めくられたカードの画像をその都度画面上に表示してやる必要があるのです」
「あー、そういえば他のウィーチューバーの動画でも、そういうことしてるやつあったわ」
彼女も競合他社のやり口はそれなりに勉強しているらしい。いちいち説明する手間が省けるので助かる。
「へー、しっかり準備してくれてるのね」
彼女の感嘆を片耳で聞きながら写真の撮影を終え、ついにすべての準備が整った。
「では早速、試しに入りの部分だけ収録してみましょう」
りょうかーい、とエリカさんは再びマスクを装着し、カメラが向けられたガラステーブルの手前に正座した。
「準備はよろしいですか?」
「いつでもいいよーん」
「では録画を開始するので、お好きなタイミングで始めてください」
僕は正面のカメラの録画ボタンを押し、カメラの画角の外にある椅子に座って現場を見守った。
エリカさん——いや、【リカリカ】はひと呼吸を置いてから、大きな瞳をパッと輝かせ、いつもより僅かに高いトーンの声ではきはきと喋り出した。
「みんなー、こんにちは! 女子高生アイドルウィーチューバーのリカリカでーす!」
おお、なかなか板についた挨拶ではないか。緊張している様子もない。さすが1年間のキャリアを持つだけのことはある。
「今日はいつもと違う特別なスタジオからお送りするよ!」
身振りも大きくてはっきりしている。よくぞ無人のカメラに向かってあれほどの演技ができるものだ。
「そして今日はいつも配信を見てくれるみんなに大切なお知らせが2つあります!」
【リカリカ】がカメラに向かって可愛らしくVサインを掲げる。コアなファンはきっとこういう何気ない仕草でもメロメロなのだろうな。
「まず1つ目! 以前は《RikaRika LIVE》という名前でやってきたうちのチャンネルだけど、今後は《RikaRika Channel》という名前に変えてやっていくことになりました!」
この『チャンネル名を変更』という改革を提案したのも僕だ。以前のままのチャンネル名だとライブ配信が専門みたいに認知されてしまうかもしれないし、心機一転という意味合いでも誂え向きだと考えた。
「そして2つ目! なんとあたし、【リカリカ】にプロデューサーがついてくれることになりましたあ! 拍手~」
そう言ってリカリカは画角の外にいる僕に向かって拍手を送ってくる。もちろんこれは単なる演出であって、僕がカメラに向かって顔を出すことはない。今後、僕はリカリカのプロデューサーの『O』として存在のみが語られることになる。『O』というニックネームは、『天王』の『王』の字から取ったものだ。
ちなみに視聴者に男女関係を疑われないよう、僕は以前芸能プロダクションで勤めていた三十路の既婚男性という設定にしてある。ワイシャツ姿で左手の薬指に結婚指輪の一つでも嵌めておけば、誰もあえて疑ったりはしないだろう。
「今日はこのプロデューサーさんとこちら、《ナンジャイモンジャイ》で対決したいと思います! 初めてのテーブルゲーム、いやあー楽しみだなー。それでは早速やっていきましょう!」
元気よく拳を突き上げたところで、最初のフェーズは終了した。エリカさんは「ふえー」とガスが抜けたような声を出しながら姿勢を崩した。
僕はカメラの録画を一旦オフにしながら「お疲れさまです」と労いの言葉をかける。
「はあー、なんか配信じゃないほうがかえって緊張するなあ」
「そういうものですか」
「あたし、どこか変じゃなかった?」
「特に問題はなかったかと思います。一応撮った映像を確認してみますか?」
「はいはーい、確認しまーす」
意気揚々とガラステーブルを回り込んでビデオカメラに顔を寄せてくるエリカさんに、僕はカメラを操作して先ほど撮影した映像を再生して見せる。
改めて映像で見てみると、ファーストテイクながら上出来だ。このまま動画にしても問題はないと思う。
しかし出演した本人は自身を客観的に見て色々と気に入らない点があったらしく、映像を見ながらその都度不満げな声を出していた。ここの仕草が可愛くない、ここの台詞をもっと面白くしたい、などなど。
少しくらいの修正ならその部分だけ撮り直して後から差し替えればよかったが、あまりに注文が多かったので何回か丸ごと取り直すことにした。のちに彼女の注文どおりに良いところだけを貼り合わせて編集しなければならない僕の苦労も考えて欲しいものだ。
1時間もかけてようやく入りのフェーズを抜け、次に本編、リカリカとプロデューサー『O』とのナンジャイモンジャイ対決に移る。撮影には正面のビデオカメラと、卓上にある横アングルのウェブカメラを両方使用する。
ゲームのルールは先週のリハーサルの時と同じで、基本的に【リカリカ】が一人でカードをめくり、一方的に名前を付け続けるという極限のハンデ戦。僕はあくまで裏方なので、カメラの画角の外に立ってただめくられたカードの名前をコールするだけだ。その際に声が拾われてしまうのは致し方ないが、それ以外の余計なおしゃべりは一切しない。よって、ゲーム中のトークやリアクションはすべて【リカリカ】ひとりの仕事になる。
ゲームは、1戦目はリカリカが有利な条件をもらっておきながら僕に劣敗し、2戦目は僕側にカードがめくられてから10秒間は答えてはいけないというオーバーハンデが設けられたことで、かろうじてリカリカが勝利するという、当初に想定していたストーリーどおりの展開になってくれた。彼女のリアクションのセンスもばっちりで、取れ高としても申し分なかった。
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