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第1章 箱入り息子とFラン女子高生
07 スカウト
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「いま配信しようと思ったと言いましたか?」
自分の耳を疑いたくて思わず尋ねたが、彼女はさも当然といった態度で「そうよ」と答えた。
「ちょっと前に他のウィーチューバーがこういうゲームで遊ぶ企画をやっててさ。面白そうだったからあたしもやりたかったんだけど」
「俗にいう《パクリ》というやつですね」
「なによ、悪い?」
「いいえ、パクリは必ずしも悪いことではありません。コピーはイノベーションを刺激するという論説もあるくらいですから」
「あっそ。でも、あたしって学校の友達とかにはウィーチューバーやってること秘密にしてるからさ。頼める相手が君しかいなかったのよね」
「そういうことでしたか」
彼女が赤の他人である僕を遊びに誘ってきたのはそういう理由か。だとしたら今のうちに心を折っておいてよかった。もし下手におもしろいゲームをしていたら、彼女のウィーチューブ番組への出演をしつこくオファーされるところだった。
「別にゲームで遊ぶだけなら僕が相手じゃなくても、ネットを使ったオンライン対戦などで良いじゃないですか。あなたも時折そういったオンラインゲームの配信をしているようですし」
僕のことは諦めてもらおうと説得するつもりで言ったのだが、これが失言だった。
「あれれ? 君、あたしがゲーム配信してるって、なんで知ってるの?」
「あ……」
「もしかして、あたしの配信見てくれたの?」
しまった……このことは絶対に彼女には言うまいと思っていたのに。
白状すると、僕は彼女の配信を見た。正確にはライブで配信されたものではなく、彼女のチャンネルにアーカイブとして残っていた動画をいくつか覗いたのだ。
きっかけは入学式の日。僕は大学のゼミの先輩である三成さんからウィーチューブのことを教えてもらった。当初は彼に勧めてもらったとおり、ドイツ語の習得に使える動画はないかサーチするためにサービスを開いたのだが、そのうち他にもどんなジャンルの動画があるのか気になり始め、自分なりに色々と調べてみた。
それまではウィーチューブみたいな動画配信サービスは娯楽の側面が強いものだと思っていたのだが、実際は三成さんが言っていたように、たしかに娯楽ばかりとは一概に言えないものだと知った。コンテンツの中にはバラエティーやゲーム実況のような娯楽要素の強いものも多いが、広告やサービス事業などしっかりと商業利用を目的としたものも数多く見られた。そもそもこのウィーチューブという市場全体の価格が現在うなぎ登りに上昇していることを、僕は今回調べたことで初めて知った。この様子だと、おそらく近い将来に世界でも最大級の市場規模となるだろう。いずれ天王グループの総帥の地位に立つ者として、これほど有望なマーケットを探求しておかないわけにはいかないと感じた。
——と、そこまでは実に有意義な時間を過ごしていたのだが、その後ひと休みしていた時に、不覚にもウィーチューバーをやっているエリカさんのことを思い出してしまった。
それでつい出来心で『リカリカ』という名前を検索してしまったのである。
彼女のライブ配信は週に2~3回と不定期で、一度の配信の長さはだいたい1時間程度だった。配信は自分の部屋から行なっているようで、いつも何らかの動物のコスプレをして登場している。前に偶然目撃してしまった時は猫だったが、他にもうさぎやパンダなど、いくつかバリエーションがあるようだ。
配信の内容は美容、コスメ、ゲーム、歌、雑談と様々だが、思っていたよりも彼女にご執心の視聴者は多いらしく、コメント欄の多くは「かわいい」「おもしろい」といった投稿で盛り上がっていた。
最新の配信は一昨日のもので、動画の再生回数は約2000回となっていた。
そして、そのうちの1回をカウントしていたのが自分だということを、僕はたった今自ら白状してしまった。1週間ほど前に「あなたに興味はない」とはっきりと伝えたばかりなのに。これはまた面倒なことを言われそうだ。
「見たといってもほんの触りの部分だけですが……」
すぐに誤魔化そうとしたが、直後にエリカさんが見せた反応は、僕が予想していたものとは大きく異なっていた。
「ねえ、どうだった!? あたしの配信どうだった!?」
彼女はまるで光線を放つみたいに両目をキラキラと光らせながら、僕の元へ顔面から突進してきた。どうやら配信者として自分の配信が視聴者側からどのように思われているのか、気になって仕方がないらしい。
彼女の顔面から放たれる圧が耐え難かったので、僕は目を閉じながら彼女の質問に答えた。
「そうですね……僕がひとつ思ったのは、配信日時をもっと工夫するべきだということでしょうか」
「えっ?」
どうやら僕の回答のほうも、彼女が予想していたものとは大きく異なっていたらしい。
彼女の顔面が遠ざかっていくのを感じたので、僕は改めて彼女の整った顔を正面から見て言った。
「配信する曜日や時間帯は固定したほうがいいと思います。現在のように不定期だと予定が合わずに配信が見られないという視聴者が多くなり、再生回数が伸びにくくなってしまいますから」
「あ、え……へー、そうなんだ」
彼女は口を開けたまま何かの活用形みたいな単語を発した。やはり彼女が求めていたのはこんな答えではなかったようだ。
「こういう意見よりも、もっとシンプルな感想をお望みでしたか?」
「え……ううん、今のままでいい。他には、何かない?」
彼女は初めて僕に真剣な表情を見せながら、口だけを機械のように動かして言った。
リクエストに答えるため、僕はさらに批評していたことを伝える。
「あとは配信で扱っているコンテンツでしょうか。美容系については分かりませんが、ゲームや音楽などの娯楽系は、僕の知る限りでは扱っているものがやや古い気がします。自分が好きなコンテンツを紹介するのも良いですが、今現在の流行を積極的に利用するのも、新規の顧客を増やす上で有効な戦略だと思います」
いけない、得意のマーケティング分野の話になったせいか、つい口が達者になってしまった。流行とか顧客とか戦略とか、経営についてド素人の人間にそんな用語を次から次へと聞かせても、かえって理解が追いつかなくなるだけだろう。
案の定、エリカさんは先ほどまで光彩を放っていた両目を中黒一点に変え、口を三角形にしたまま硬直していた。頭の中で木魚でも叩いていそうだ。
「すみません、難しい話をしてしまって。もう少し分かりやすく説明すると——」
しかし僕が再度説明をする寸前、彼女がいきなりバァッと動き出し、僕の両肩を荒々しく掴んできた。
「すごい! すごいよ、君!」
「えっ……何がですか?」
「やっぱり君、めっちゃ頭いいね! 言ってることなーんにも分からなかったけど、とにかくすごいよ!」
どうやらまた彼女の感情一方通行モードが始まってしまったらしい。こうなったらこちらの返事など無意味なので、僕は無言のまま彼女に上半身を揺らされることにする。
「あたし、いつも自分のやりたいことばかりやってたからさ! そういうこと全然考えてこなかったけど……そっか、やっぱり人気を上げるにはそういう工夫も大事なのね!」
ひとりで納得し、ひとり感極まっていたエリカさんは、唐突に立ち上がって両手にグッと握り拳を作った。
「よし、決めた!」
さっきも同じ台詞でどうでもいいことを決断していた覚えがあるので、きっと今度も大したことは言わないのだろう。
そう思っていたのに、直後に彼女の口から発せられたのは、たとえサル相手でも看過しがたい言葉だった。
「天王皇帝くん! 君をあたしのプロデューサーに任命します!」
自分の耳を疑いたくて思わず尋ねたが、彼女はさも当然といった態度で「そうよ」と答えた。
「ちょっと前に他のウィーチューバーがこういうゲームで遊ぶ企画をやっててさ。面白そうだったからあたしもやりたかったんだけど」
「俗にいう《パクリ》というやつですね」
「なによ、悪い?」
「いいえ、パクリは必ずしも悪いことではありません。コピーはイノベーションを刺激するという論説もあるくらいですから」
「あっそ。でも、あたしって学校の友達とかにはウィーチューバーやってること秘密にしてるからさ。頼める相手が君しかいなかったのよね」
「そういうことでしたか」
彼女が赤の他人である僕を遊びに誘ってきたのはそういう理由か。だとしたら今のうちに心を折っておいてよかった。もし下手におもしろいゲームをしていたら、彼女のウィーチューブ番組への出演をしつこくオファーされるところだった。
「別にゲームで遊ぶだけなら僕が相手じゃなくても、ネットを使ったオンライン対戦などで良いじゃないですか。あなたも時折そういったオンラインゲームの配信をしているようですし」
僕のことは諦めてもらおうと説得するつもりで言ったのだが、これが失言だった。
「あれれ? 君、あたしがゲーム配信してるって、なんで知ってるの?」
「あ……」
「もしかして、あたしの配信見てくれたの?」
しまった……このことは絶対に彼女には言うまいと思っていたのに。
白状すると、僕は彼女の配信を見た。正確にはライブで配信されたものではなく、彼女のチャンネルにアーカイブとして残っていた動画をいくつか覗いたのだ。
きっかけは入学式の日。僕は大学のゼミの先輩である三成さんからウィーチューブのことを教えてもらった。当初は彼に勧めてもらったとおり、ドイツ語の習得に使える動画はないかサーチするためにサービスを開いたのだが、そのうち他にもどんなジャンルの動画があるのか気になり始め、自分なりに色々と調べてみた。
それまではウィーチューブみたいな動画配信サービスは娯楽の側面が強いものだと思っていたのだが、実際は三成さんが言っていたように、たしかに娯楽ばかりとは一概に言えないものだと知った。コンテンツの中にはバラエティーやゲーム実況のような娯楽要素の強いものも多いが、広告やサービス事業などしっかりと商業利用を目的としたものも数多く見られた。そもそもこのウィーチューブという市場全体の価格が現在うなぎ登りに上昇していることを、僕は今回調べたことで初めて知った。この様子だと、おそらく近い将来に世界でも最大級の市場規模となるだろう。いずれ天王グループの総帥の地位に立つ者として、これほど有望なマーケットを探求しておかないわけにはいかないと感じた。
——と、そこまでは実に有意義な時間を過ごしていたのだが、その後ひと休みしていた時に、不覚にもウィーチューバーをやっているエリカさんのことを思い出してしまった。
それでつい出来心で『リカリカ』という名前を検索してしまったのである。
彼女のライブ配信は週に2~3回と不定期で、一度の配信の長さはだいたい1時間程度だった。配信は自分の部屋から行なっているようで、いつも何らかの動物のコスプレをして登場している。前に偶然目撃してしまった時は猫だったが、他にもうさぎやパンダなど、いくつかバリエーションがあるようだ。
配信の内容は美容、コスメ、ゲーム、歌、雑談と様々だが、思っていたよりも彼女にご執心の視聴者は多いらしく、コメント欄の多くは「かわいい」「おもしろい」といった投稿で盛り上がっていた。
最新の配信は一昨日のもので、動画の再生回数は約2000回となっていた。
そして、そのうちの1回をカウントしていたのが自分だということを、僕はたった今自ら白状してしまった。1週間ほど前に「あなたに興味はない」とはっきりと伝えたばかりなのに。これはまた面倒なことを言われそうだ。
「見たといってもほんの触りの部分だけですが……」
すぐに誤魔化そうとしたが、直後にエリカさんが見せた反応は、僕が予想していたものとは大きく異なっていた。
「ねえ、どうだった!? あたしの配信どうだった!?」
彼女はまるで光線を放つみたいに両目をキラキラと光らせながら、僕の元へ顔面から突進してきた。どうやら配信者として自分の配信が視聴者側からどのように思われているのか、気になって仕方がないらしい。
彼女の顔面から放たれる圧が耐え難かったので、僕は目を閉じながら彼女の質問に答えた。
「そうですね……僕がひとつ思ったのは、配信日時をもっと工夫するべきだということでしょうか」
「えっ?」
どうやら僕の回答のほうも、彼女が予想していたものとは大きく異なっていたらしい。
彼女の顔面が遠ざかっていくのを感じたので、僕は改めて彼女の整った顔を正面から見て言った。
「配信する曜日や時間帯は固定したほうがいいと思います。現在のように不定期だと予定が合わずに配信が見られないという視聴者が多くなり、再生回数が伸びにくくなってしまいますから」
「あ、え……へー、そうなんだ」
彼女は口を開けたまま何かの活用形みたいな単語を発した。やはり彼女が求めていたのはこんな答えではなかったようだ。
「こういう意見よりも、もっとシンプルな感想をお望みでしたか?」
「え……ううん、今のままでいい。他には、何かない?」
彼女は初めて僕に真剣な表情を見せながら、口だけを機械のように動かして言った。
リクエストに答えるため、僕はさらに批評していたことを伝える。
「あとは配信で扱っているコンテンツでしょうか。美容系については分かりませんが、ゲームや音楽などの娯楽系は、僕の知る限りでは扱っているものがやや古い気がします。自分が好きなコンテンツを紹介するのも良いですが、今現在の流行を積極的に利用するのも、新規の顧客を増やす上で有効な戦略だと思います」
いけない、得意のマーケティング分野の話になったせいか、つい口が達者になってしまった。流行とか顧客とか戦略とか、経営についてド素人の人間にそんな用語を次から次へと聞かせても、かえって理解が追いつかなくなるだけだろう。
案の定、エリカさんは先ほどまで光彩を放っていた両目を中黒一点に変え、口を三角形にしたまま硬直していた。頭の中で木魚でも叩いていそうだ。
「すみません、難しい話をしてしまって。もう少し分かりやすく説明すると——」
しかし僕が再度説明をする寸前、彼女がいきなりバァッと動き出し、僕の両肩を荒々しく掴んできた。
「すごい! すごいよ、君!」
「えっ……何がですか?」
「やっぱり君、めっちゃ頭いいね! 言ってることなーんにも分からなかったけど、とにかくすごいよ!」
どうやらまた彼女の感情一方通行モードが始まってしまったらしい。こうなったらこちらの返事など無意味なので、僕は無言のまま彼女に上半身を揺らされることにする。
「あたし、いつも自分のやりたいことばかりやってたからさ! そういうこと全然考えてこなかったけど……そっか、やっぱり人気を上げるにはそういう工夫も大事なのね!」
ひとりで納得し、ひとり感極まっていたエリカさんは、唐突に立ち上がって両手にグッと握り拳を作った。
「よし、決めた!」
さっきも同じ台詞でどうでもいいことを決断していた覚えがあるので、きっと今度も大したことは言わないのだろう。
そう思っていたのに、直後に彼女の口から発せられたのは、たとえサル相手でも看過しがたい言葉だった。
「天王皇帝くん! 君をあたしのプロデューサーに任命します!」
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