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翌日、エレンはルベニカ商会に行く用事があるとのことで、ナーナルが起きて朝食に手を付けるのを見届けると、名残惜しそうに出かけていった。
カロック商会の一件が収まり、度々傍を離れる時間が増えてしまったことが不満であり、同時に不安なのだろう。
エレンは、ナーナルの元専属執事だ。
手の届かない場所にいては、彼女の身を守ることができないのだから、それも当然と言えよう。
可能であればいつだって傍にいたいと思っている。
そしてその気持ちは、ナーナルにも充分すぎるほど伝わっていた。
しかしながら、今の二人はとにかく忙しい身だ。常に行動を共にするというのは難しく、仮に試したとしても時間がもったいないと感じてしまうだろう。
ナーナルとエレンもそれを分かっているからこそ、惜しみながらも受け入れている。
我慢するのは今だけだ、ゆっくりできるときがくれば、またずっと一緒にいられるからと。
とはいえ、二人の仲を近くで見る機会の多いロニカに言わせてみれば、家にいる間は二人きりなのだから、それ以上くっ付いてどうするつもりだとツッコみを入れられることは間違いない。
「今日は一日休みなのよね……」
エレンの背を見送ったあと、ナーナルはご飯を食べながら思案する。
昨日までは随分と忙しかったが、今日は珍しく丸一日空いている。
エレンの手伝いをすると提案したが、休めるときにしっかりと休んでほしいと言われてしまっては、従わないわけにはいかない。
エレンの休みと重なればよかったのだが、嘆いても仕方がない。束の間の休息を一人で楽しむことにしようと、ナーナルは計画を立てることにした。
外に出ず、エレンが帰ってくるまで本を読んでいようか。
それとも一日中ゴロゴロして、贅沢な時間の使い方をしてみようか。
いや、まだ教わっていない料理の練習をして、あとからエレンをあっと驚かせようか。
してみたいことは山ほどある。そして、
「……よし、決めた」
せっかく一人なのだから、街に出て買い物をしよう。
それも特別な買い物、エレンへのプレゼントを。
常日頃、エレンにはお世話になっている。
そのお返しをしたいと思っていたのだが、なかなかきっかけがなく、時間だけがすぎていた。
だからこれは良い機会だ。
「善は急げね。すぐ出かけましょう!」
そうと決まればナーナルは速い。
エレンが作った朝食をあっという間に平らげてしまい、手早くお皿を洗ったあと、肩かけの小鞄に財布を入れて家の外へと飛び出した。
「っ、……眩しい」
ドアを開ければ、太陽が出迎える。
街の中心部からは賑わう声が聞こえてくる。これからナーナルもあの中に加わるのだ。
思い返してみれば、じっくりと歩いたことはない。
招待祭のときに皇都の街を見て回ることはしたが、それはカロック商会との対決に向けた作戦の一部であった。
しかし今は招待祭も終わり、屋台や露店の顔触れも変わっているので、ナーナルは新鮮な気持ちで楽しむことができる。
一人で皇都を歩くこと。
それはちょっと前のナーナルには考えられないことだった。
カロック商会の手の者がどこにいるかも分からない状況だったから、招待祭用の仮面を付けて周囲を気にしながら移動していた。
でも、今は違う。
不安の種がなくなったから、これからは一人で出歩くことも多くなる。
現にクノイル商会の一員として一人で目的地へ向かうことも増えている。それがナーナルとエレンにとっての日常となりつつあった。
「これ、かわいいわね……」
中心部の方へ歩いていくと、アクセサリーを扱う露店を見つけた。
エレンへのプレゼントを買うつもりで街に出たのだが、つい立ち止まってしまう。
赤や青、黄色など、色とりどりの硝子細工のアクセサリーを瞳に映し、ナーナルの表情は緩んでいた。
もし、エレンから何かプレゼントをもらえるとしたら、何が嬉しいだろうか。一瞬、そんなことを考えてみたが、ナーナルは苦笑する。
アクセサリーをもらえるのは嬉しいが、それは相手がエレンだからだ。
エレンからもらえるものならば、どんなものでも嬉しくなる。
「……ちゃんと探さないとね」
目的を忘れてはならない。
街に出たのは、エレンへのプレゼントを買うためだ。自分がプレゼントをもらうためではない。
再び、ナーナルは視線を彷徨わせる。
何かいいものはないだろうかと。……すると、
「ご婦人、こちらなど如何ですかね?」
同じ露店の品を眺め佇んでいた人物から、不意に声をかけられた。
ナーナルは顔を上げてみる。
そこにいたのは、少し変わった服装の男性だ。
「彼の方への贈り物ですよね? だとすれば、これがいい。彼が身に着けるのであれば、間違いなく似合うでしょう」
男が手に持っていたもの。それはかんざしだ。
シンプルなデザインだが、故にエレンに似合うかもしれない。
髪に挿すのではなく、胸元のポケットに入れたりして飾る方向で考えれば、良い案となるだろう。
勧められるがまま、ナーナルはかんざしを受け取った。
「ええっと……」
しかしだ。このかんざしも確かに良い物だが、エレンへのプレゼントは自分で選びたい。
ナーナルは男と目を合わせ、かんざしを返そうとして……
「これは失礼」
何を思ったか、男はその場に片膝をつき、首を垂れる。
「わたくし、キルファンと申します」
顔を上げ、男は名乗りを上げた。
そして笑みを浮かべたまま、更に続ける。
「時代の寵児ナーナル様。以後、お見知りおきを」
カロック商会の一件が収まり、度々傍を離れる時間が増えてしまったことが不満であり、同時に不安なのだろう。
エレンは、ナーナルの元専属執事だ。
手の届かない場所にいては、彼女の身を守ることができないのだから、それも当然と言えよう。
可能であればいつだって傍にいたいと思っている。
そしてその気持ちは、ナーナルにも充分すぎるほど伝わっていた。
しかしながら、今の二人はとにかく忙しい身だ。常に行動を共にするというのは難しく、仮に試したとしても時間がもったいないと感じてしまうだろう。
ナーナルとエレンもそれを分かっているからこそ、惜しみながらも受け入れている。
我慢するのは今だけだ、ゆっくりできるときがくれば、またずっと一緒にいられるからと。
とはいえ、二人の仲を近くで見る機会の多いロニカに言わせてみれば、家にいる間は二人きりなのだから、それ以上くっ付いてどうするつもりだとツッコみを入れられることは間違いない。
「今日は一日休みなのよね……」
エレンの背を見送ったあと、ナーナルはご飯を食べながら思案する。
昨日までは随分と忙しかったが、今日は珍しく丸一日空いている。
エレンの手伝いをすると提案したが、休めるときにしっかりと休んでほしいと言われてしまっては、従わないわけにはいかない。
エレンの休みと重なればよかったのだが、嘆いても仕方がない。束の間の休息を一人で楽しむことにしようと、ナーナルは計画を立てることにした。
外に出ず、エレンが帰ってくるまで本を読んでいようか。
それとも一日中ゴロゴロして、贅沢な時間の使い方をしてみようか。
いや、まだ教わっていない料理の練習をして、あとからエレンをあっと驚かせようか。
してみたいことは山ほどある。そして、
「……よし、決めた」
せっかく一人なのだから、街に出て買い物をしよう。
それも特別な買い物、エレンへのプレゼントを。
常日頃、エレンにはお世話になっている。
そのお返しをしたいと思っていたのだが、なかなかきっかけがなく、時間だけがすぎていた。
だからこれは良い機会だ。
「善は急げね。すぐ出かけましょう!」
そうと決まればナーナルは速い。
エレンが作った朝食をあっという間に平らげてしまい、手早くお皿を洗ったあと、肩かけの小鞄に財布を入れて家の外へと飛び出した。
「っ、……眩しい」
ドアを開ければ、太陽が出迎える。
街の中心部からは賑わう声が聞こえてくる。これからナーナルもあの中に加わるのだ。
思い返してみれば、じっくりと歩いたことはない。
招待祭のときに皇都の街を見て回ることはしたが、それはカロック商会との対決に向けた作戦の一部であった。
しかし今は招待祭も終わり、屋台や露店の顔触れも変わっているので、ナーナルは新鮮な気持ちで楽しむことができる。
一人で皇都を歩くこと。
それはちょっと前のナーナルには考えられないことだった。
カロック商会の手の者がどこにいるかも分からない状況だったから、招待祭用の仮面を付けて周囲を気にしながら移動していた。
でも、今は違う。
不安の種がなくなったから、これからは一人で出歩くことも多くなる。
現にクノイル商会の一員として一人で目的地へ向かうことも増えている。それがナーナルとエレンにとっての日常となりつつあった。
「これ、かわいいわね……」
中心部の方へ歩いていくと、アクセサリーを扱う露店を見つけた。
エレンへのプレゼントを買うつもりで街に出たのだが、つい立ち止まってしまう。
赤や青、黄色など、色とりどりの硝子細工のアクセサリーを瞳に映し、ナーナルの表情は緩んでいた。
もし、エレンから何かプレゼントをもらえるとしたら、何が嬉しいだろうか。一瞬、そんなことを考えてみたが、ナーナルは苦笑する。
アクセサリーをもらえるのは嬉しいが、それは相手がエレンだからだ。
エレンからもらえるものならば、どんなものでも嬉しくなる。
「……ちゃんと探さないとね」
目的を忘れてはならない。
街に出たのは、エレンへのプレゼントを買うためだ。自分がプレゼントをもらうためではない。
再び、ナーナルは視線を彷徨わせる。
何かいいものはないだろうかと。……すると、
「ご婦人、こちらなど如何ですかね?」
同じ露店の品を眺め佇んでいた人物から、不意に声をかけられた。
ナーナルは顔を上げてみる。
そこにいたのは、少し変わった服装の男性だ。
「彼の方への贈り物ですよね? だとすれば、これがいい。彼が身に着けるのであれば、間違いなく似合うでしょう」
男が手に持っていたもの。それはかんざしだ。
シンプルなデザインだが、故にエレンに似合うかもしれない。
髪に挿すのではなく、胸元のポケットに入れたりして飾る方向で考えれば、良い案となるだろう。
勧められるがまま、ナーナルはかんざしを受け取った。
「ええっと……」
しかしだ。このかんざしも確かに良い物だが、エレンへのプレゼントは自分で選びたい。
ナーナルは男と目を合わせ、かんざしを返そうとして……
「これは失礼」
何を思ったか、男はその場に片膝をつき、首を垂れる。
「わたくし、キルファンと申します」
顔を上げ、男は名乗りを上げた。
そして笑みを浮かべたまま、更に続ける。
「時代の寵児ナーナル様。以後、お見知りおきを」
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