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レイノルズの悪魔 社交界をあるく
守られるべきもの
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帰りの馬車で、オックスはしきりにトリスに叱られていた。
「まっったく、どういう了見なんです?エスコートってのは、会場へ送り届けたら怠けていいの?」
「君だって側へ控えてなかったろう」
と言い返してはみているものの、会場では使用人は自由にうごけない、あなたは護衛失格、とまで言われてはオックスも頭をかかえる。
「お嬢さんもお嬢さんです!いつもいつもなにかに巻き込まれて。そのうち命をおとしますよ!まったく!」
涙まじりの鼻声でそう言って、ピシャッと
小窓を閉めてしまった。ずいぶん心配させてしまったようだ。
「申し訳ない」
オックスにあやまられて、首をふる。
「アイリスの姿がみえないとクロード殿下の従僕が知らせにきた。衛兵に頼んで探していたんだが」
もう一度首をふった。言葉にはならなかった。あのときローランドがきてくれなかったら、私はエルを殺めていた。その事を思うと、今も体が震える。
「証拠さえあれば、エリザベス侯爵令嬢を捕らえることができるのだが」
事情をきいたオックスはため息をついた。
エルは王弟の娘だ。迂闊には手を出せない。私が以前、公爵令嬢で皇太子の婚約者、という立場を利用したのと同じことだ。
「大丈夫、そういうものなのよ令嬢なんて」
私がそういうと、オックスは行儀悪く膝を開いてその上に肘をついて、わたしの顔をのぞきこんだ。
「なあ、お嬢ちゃん、あんたは俺と契約したろう?覚えてるか?」
しばらく見ていなかった盗賊の頭の顔で、オックスは話しはじめた。
「あんた、俺に言ったよな、あんたは俺の領地と、爵位を取り返す。その代わりに俺はあんたを守る。そうだったな?」
私が頷くのを確認して、
「じゃあ、トリスが言う通り俺が悪い。あんたは、守られなきゃなんなかったんだ。あんたとあんたの爺さん、俺と、トリスと、あのお坊っちゃんのためにもな?」
本当に悪かった、とオックスが言うのをきいて、涙が溢れてきた。
良かった。本当に、良かった。
皆の顔を、ちゃんとみられる自分でいられてよかった。「助けて」と声をあげて、よかった。
「ほら、お嬢さんはさ、ホントは怖かったのよ。全部子爵さまと王子のせいですからね!」
ピシャッと小窓があいて、トリスがまたオックスに小言をいいはじめたのをききながら、窓の外に見えている町のあかりがにじんで見えるのを、不思議な気持ちで眺めていた。
屋敷に戻ると、オックスは、城の中と同じように私に腕を掴ませて、ティールームまで送り届けてくれる。
「トリス、クララベル子爵さまにお茶をお出ししてね」
私は今日1日であまりにも感情の起伏がありすぎたせいか、疲れてしまって長椅子に座り込んだ。
トリスは黙って頭をさげ、お茶を淹れに奥へ入っていき、オックスは今朝と同じように私の向かい側に座っている。
「流石、姫君は気丈であらせられる」
ぶらぶらと現れたレンブラントが、ティールームの端にあるカウンターのベルをいじりながら言った。
「なんです?」
今晩はレンブラントの相手をしたくなかったと思いながら、訊ねた。
「いいえ?姫君様におかれましては、デビュタントを無事終えられたこと、お祝い申し上げます」
ニヤニヤと笑って皮肉を言いながら、レンブラントはベルを磨くそぶりをした。
「アイリス様が王族のご機嫌を損ねてつれて行かれたと仲間内から伺って、これは大変なことになったと思っておりましたが…」
それを聞いたオックスが、姿勢をただして私の顔をみた。私も、オックスと顔を見合わせる。
エルと私が、あのバルコニーで話していたことを知っているのは、今のところ衛兵とオックスとトリス、クロード少年とあの男性達だけだ。それに、エルは衛兵の前でも、広間の客の前でも私を嫌っているそぶりはみせていなかった。
なぜ、レンブラントは、あのバルコニーでの出来事を知っているの?
男性達は全員捕らえたと、ローランドが言っていたから、そこから漏れたとは思えない。エルの侍女は、あの場にはいなかったし、知っていたとして王族の従者が主人の立場を危うくすることを余所の従僕に漏らすなんてことはまず考えにくい。
「今日はもう遅い。わたしは帰るよ…お茶はまた後日と、トリスタンに伝えてくれ」
立ち上がってオックスは、レンブラントに歩み寄り、にっこりと笑いかけた。
「きみ、裾のところになにかついているよ」
そう言うと、レンブラントは眉を寄せて自分のスラックスの裾を見ようと屈んだ。
オックスはそのレンブラントのお尻を、足で蹴ったのだ。バランスを崩したレンブラントは、べしゃっ、と床に這いつくばった。
「ああ、裾のは君の足だ」
そう言うと、冗談だと笑って、わたしに頭を下げてから、ティールームをあとにした。玄関へと悠々と歩いて行く。
レンブラントは怒りのあまり、真っ赤になって勢いよくたちあがり、小走りにオックスの後を追っていった。
「田舎貴族ごときが!このわたしに!」
レンブラントがなにか言いかけたとき、丁度オックスの前で扉が開いて、おじいさまと別の従僕が入ってきた。慌ててレンブラントは居ずまいをただし、おじいさまのステッキや帽子をうけとって立ち去る。
「そうか…今日はデビュタントか。世話になったな子爵」
おじいさまに言われてオックスは帽子を取り、頭を下げる。おじいさまが私のほうへ
手を延ばしたので、私はその腕をとった。
「アイリス、今日の話を聞かせてくれ」
おじいさまに連れられて、私はその場をあとにする。ちらりとオックスをふりかえると、トリスが駆け寄っていくのがみえた。
レンブラントは、いま何を言おうとしていたの…?おじいさまと話しながらも、疑問はぐるぐると頭をめぐっていた。
「まっったく、どういう了見なんです?エスコートってのは、会場へ送り届けたら怠けていいの?」
「君だって側へ控えてなかったろう」
と言い返してはみているものの、会場では使用人は自由にうごけない、あなたは護衛失格、とまで言われてはオックスも頭をかかえる。
「お嬢さんもお嬢さんです!いつもいつもなにかに巻き込まれて。そのうち命をおとしますよ!まったく!」
涙まじりの鼻声でそう言って、ピシャッと
小窓を閉めてしまった。ずいぶん心配させてしまったようだ。
「申し訳ない」
オックスにあやまられて、首をふる。
「アイリスの姿がみえないとクロード殿下の従僕が知らせにきた。衛兵に頼んで探していたんだが」
もう一度首をふった。言葉にはならなかった。あのときローランドがきてくれなかったら、私はエルを殺めていた。その事を思うと、今も体が震える。
「証拠さえあれば、エリザベス侯爵令嬢を捕らえることができるのだが」
事情をきいたオックスはため息をついた。
エルは王弟の娘だ。迂闊には手を出せない。私が以前、公爵令嬢で皇太子の婚約者、という立場を利用したのと同じことだ。
「大丈夫、そういうものなのよ令嬢なんて」
私がそういうと、オックスは行儀悪く膝を開いてその上に肘をついて、わたしの顔をのぞきこんだ。
「なあ、お嬢ちゃん、あんたは俺と契約したろう?覚えてるか?」
しばらく見ていなかった盗賊の頭の顔で、オックスは話しはじめた。
「あんた、俺に言ったよな、あんたは俺の領地と、爵位を取り返す。その代わりに俺はあんたを守る。そうだったな?」
私が頷くのを確認して、
「じゃあ、トリスが言う通り俺が悪い。あんたは、守られなきゃなんなかったんだ。あんたとあんたの爺さん、俺と、トリスと、あのお坊っちゃんのためにもな?」
本当に悪かった、とオックスが言うのをきいて、涙が溢れてきた。
良かった。本当に、良かった。
皆の顔を、ちゃんとみられる自分でいられてよかった。「助けて」と声をあげて、よかった。
「ほら、お嬢さんはさ、ホントは怖かったのよ。全部子爵さまと王子のせいですからね!」
ピシャッと小窓があいて、トリスがまたオックスに小言をいいはじめたのをききながら、窓の外に見えている町のあかりがにじんで見えるのを、不思議な気持ちで眺めていた。
屋敷に戻ると、オックスは、城の中と同じように私に腕を掴ませて、ティールームまで送り届けてくれる。
「トリス、クララベル子爵さまにお茶をお出ししてね」
私は今日1日であまりにも感情の起伏がありすぎたせいか、疲れてしまって長椅子に座り込んだ。
トリスは黙って頭をさげ、お茶を淹れに奥へ入っていき、オックスは今朝と同じように私の向かい側に座っている。
「流石、姫君は気丈であらせられる」
ぶらぶらと現れたレンブラントが、ティールームの端にあるカウンターのベルをいじりながら言った。
「なんです?」
今晩はレンブラントの相手をしたくなかったと思いながら、訊ねた。
「いいえ?姫君様におかれましては、デビュタントを無事終えられたこと、お祝い申し上げます」
ニヤニヤと笑って皮肉を言いながら、レンブラントはベルを磨くそぶりをした。
「アイリス様が王族のご機嫌を損ねてつれて行かれたと仲間内から伺って、これは大変なことになったと思っておりましたが…」
それを聞いたオックスが、姿勢をただして私の顔をみた。私も、オックスと顔を見合わせる。
エルと私が、あのバルコニーで話していたことを知っているのは、今のところ衛兵とオックスとトリス、クロード少年とあの男性達だけだ。それに、エルは衛兵の前でも、広間の客の前でも私を嫌っているそぶりはみせていなかった。
なぜ、レンブラントは、あのバルコニーでの出来事を知っているの?
男性達は全員捕らえたと、ローランドが言っていたから、そこから漏れたとは思えない。エルの侍女は、あの場にはいなかったし、知っていたとして王族の従者が主人の立場を危うくすることを余所の従僕に漏らすなんてことはまず考えにくい。
「今日はもう遅い。わたしは帰るよ…お茶はまた後日と、トリスタンに伝えてくれ」
立ち上がってオックスは、レンブラントに歩み寄り、にっこりと笑いかけた。
「きみ、裾のところになにかついているよ」
そう言うと、レンブラントは眉を寄せて自分のスラックスの裾を見ようと屈んだ。
オックスはそのレンブラントのお尻を、足で蹴ったのだ。バランスを崩したレンブラントは、べしゃっ、と床に這いつくばった。
「ああ、裾のは君の足だ」
そう言うと、冗談だと笑って、わたしに頭を下げてから、ティールームをあとにした。玄関へと悠々と歩いて行く。
レンブラントは怒りのあまり、真っ赤になって勢いよくたちあがり、小走りにオックスの後を追っていった。
「田舎貴族ごときが!このわたしに!」
レンブラントがなにか言いかけたとき、丁度オックスの前で扉が開いて、おじいさまと別の従僕が入ってきた。慌ててレンブラントは居ずまいをただし、おじいさまのステッキや帽子をうけとって立ち去る。
「そうか…今日はデビュタントか。世話になったな子爵」
おじいさまに言われてオックスは帽子を取り、頭を下げる。おじいさまが私のほうへ
手を延ばしたので、私はその腕をとった。
「アイリス、今日の話を聞かせてくれ」
おじいさまに連れられて、私はその場をあとにする。ちらりとオックスをふりかえると、トリスが駆け寄っていくのがみえた。
レンブラントは、いま何を言おうとしていたの…?おじいさまと話しながらも、疑問はぐるぐると頭をめぐっていた。
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