どうも、死んだはずの悪役令嬢です。
ある夏の夜。公爵令嬢のアシュレイは王宮殿の舞踏会で、婚約者のルディ皇子にいつも通り罵声を浴びせられていた。
皇子の罵声のせいで、男にだらしなく浪費家と思われて王宮殿の使用人どころか通っている学園でも遠巻きにされているアシュレイ。
アシュレイの誕生日だというのに、エスコートすら放棄して、皇子づきのメイドのミュシャに気を遣うよう求めてくる皇子と取り巻き達に、呆れるばかり。
「幼馴染みだかなんだかしらないけれど、もう限界だわ。あの人達に罰があたればいいのに」
こっそり呟いた瞬間、
《願いを聞き届けてあげるよ!》
何故か全くの別人になってしまっていたアシュレイ。目の前で、アシュレイが倒れて意識不明になるのを見ることになる。
「よくも、義妹にこんなことを!皇子、婚約はなかったことにしてもらいます!」
義父と義兄はアシュレイが状況を理解する前に、アシュレイの体を持ち去ってしまう。
今までミュシャを崇めてアシュレイを冷遇してきた取り巻き達は、次々と不幸に巻き込まれてゆき…ついには、ミュシャや皇子まで…
ひたすら一人づつざまあされていくのを、呆然と見守ることになってしまった公爵令嬢と、怒り心頭の義父と義兄の物語。
はたしてアシュレイは元に戻れるのか?
剣と魔法と妖精の住む世界の、まあまあよくあるざまあメインの物語です。
ざまあが書きたかった。それだけです。
皇子の罵声のせいで、男にだらしなく浪費家と思われて王宮殿の使用人どころか通っている学園でも遠巻きにされているアシュレイ。
アシュレイの誕生日だというのに、エスコートすら放棄して、皇子づきのメイドのミュシャに気を遣うよう求めてくる皇子と取り巻き達に、呆れるばかり。
「幼馴染みだかなんだかしらないけれど、もう限界だわ。あの人達に罰があたればいいのに」
こっそり呟いた瞬間、
《願いを聞き届けてあげるよ!》
何故か全くの別人になってしまっていたアシュレイ。目の前で、アシュレイが倒れて意識不明になるのを見ることになる。
「よくも、義妹にこんなことを!皇子、婚約はなかったことにしてもらいます!」
義父と義兄はアシュレイが状況を理解する前に、アシュレイの体を持ち去ってしまう。
今までミュシャを崇めてアシュレイを冷遇してきた取り巻き達は、次々と不幸に巻き込まれてゆき…ついには、ミュシャや皇子まで…
ひたすら一人づつざまあされていくのを、呆然と見守ることになってしまった公爵令嬢と、怒り心頭の義父と義兄の物語。
はたしてアシュレイは元に戻れるのか?
剣と魔法と妖精の住む世界の、まあまあよくあるざまあメインの物語です。
ざまあが書きたかった。それだけです。
あなたにおすすめの小説
婚約者の幼馴染?それが何か?
仏白目
恋愛
タバサは学園で婚約者のリカルドと食堂で昼食をとっていた
「あ〜、リカルドここにいたの?もう、待っててっていったのにぃ〜」
目の前にいる私の事はガン無視である
「マリサ・・・これからはタバサと昼食は一緒にとるから、君は遠慮してくれないか?」
リカルドにそう言われたマリサは
「酷いわ!リカルド!私達あんなに愛し合っていたのに、私を捨てるの?」
ん?愛し合っていた?今聞き捨てならない言葉が・・・
「マリサ!誤解を招くような言い方はやめてくれ!僕たちは幼馴染ってだけだろう?」
「そんな!リカルド酷い!」
マリサはテーブルに突っ伏してワアワア泣き出した、およそ貴族令嬢とは思えない姿を晒している
この騒ぎ自体 とんだ恥晒しだわ
タバサは席を立ち 冷めた目でリカルドを見ると、「この事は父に相談します、お先に失礼しますわ」
「まってくれタバサ!誤解なんだ」
リカルドを置いて、タバサは席を立った

冷遇する婚約者に、冷たさをそのままお返しします。
ねむたん
恋愛
貴族の娘、ミーシャは婚約者ヴィクターの冷酷な仕打ちによって自信と感情を失い、無感情な仮面を被ることで自分を守るようになった。エステラ家の屋敷と庭園の中で静かに過ごす彼女の心には、怒りも悲しみも埋もれたまま、何も感じない日々が続いていた。
事なかれ主義の両親の影響で、エステラ家の警備はガバガバですw

〈完結〉毒を飲めと言われたので飲みました。
ごろごろみかん。
恋愛
王妃シャリゼは、稀代の毒婦、と呼ばれている。
国中から批判された嫌われ者の王妃が、やっと処刑された。
悪は倒れ、国には平和が戻る……はずだった。

ご自慢の聖女がいるのだから、私は失礼しますわ
ネコ
恋愛
伯爵令嬢ユリアは、幼い頃から第二王子アレクサンドルの婚約者。だが、留学から戻ってきたアレクサンドルは「聖女が僕の真実の花嫁だ」と堂々宣言。周囲は“奇跡の力を持つ聖女”と王子の恋を応援し、ユリアを貶める噂まで広まった。婚約者の座を奪われるより先に、ユリアは自分から破棄を申し出る。「お好きにどうぞ。もう私には関係ありません」そう言った途端、王宮では聖女の力が何かとおかしな騒ぎを起こし始めるのだった。

幼馴染がそんなに良いなら、婚約解消いたしましょうか?
ルイス
恋愛
「アーチェ、君は明るいのは良いんだけれど、お淑やかさが足りないと思うんだ。貴族令嬢であれば、もっと気品を持ってだね。例えば、ニーナのような……」
「はあ……なるほどね」
伯爵令嬢のアーチェと伯爵令息のウォーレスは幼馴染であり婚約関係でもあった。
彼らにはもう一人、ニーナという幼馴染が居た。
アーチェはウォーレスが性格面でニーナと比べ過ぎることに辟易し、婚約解消を申し出る。
ウォーレスも納得し、婚約解消は無事に成立したはずだったが……。
ウォーレスはニーナのことを大切にしながらも、アーチェのことも忘れられないと言って来る始末だった……。

「婚約を破棄したい」と私に何度も言うのなら、皆にも知ってもらいましょう
天宮有
恋愛
「お前との婚約を破棄したい」それが伯爵令嬢ルナの婚約者モグルド王子の口癖だ。
侯爵令嬢ヒリスが好きなモグルドは、ルナを蔑み暴言を吐いていた。
その暴言によって、モグルドはルナとの婚約を破棄することとなる。
ヒリスを新しい婚約者にした後にモグルドはルナの力を知るも、全てが遅かった。

〖完結〗その子は私の子ではありません。どうぞ、平民の愛人とお幸せに。
藍川みいな
恋愛
愛する人と結婚した…はずだった……
結婚式を終えて帰る途中、見知らぬ男達に襲われた。
ジュラン様を庇い、顔に傷痕が残ってしまった私を、彼は醜いと言い放った。それだけではなく、彼の子を身篭った愛人を連れて来て、彼女が産む子を私達の子として育てると言い出した。
愛していた彼の本性を知った私は、復讐する決意をする。決してあなたの思い通りになんてさせない。
*設定ゆるゆるの、架空の世界のお話です。
*全16話で完結になります。
*番外編、追加しました。

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
一話目の書き出しが詩的で引き込まれました
読み進めるのが楽しみです
ありがとうございます、楽しんでいただけたら幸いです。
そういえば、地下に引きこもった人と干物王子もいましたっけ…。湯気野郎団に襲われたあの方とか、アシュレイのみえないところで、報いを受けてるんでしょうね。
干物王子は、あえて放置されたので今も迷宮をさ迷っております。本体であるミュシャがいないんで、誰かが思い出して救助しない限り…。
湯気野郎団!ネーミングセンスが光りますね!
読んで下さりありがとうございました!
続編楽しく読ませていただきました。
癒やしのティータイムが見れて嬉しいです。
呪いがなくなって、テオドアお義兄様の眉間のシワもとれて、自然な笑顔も出始めてきて、アシュレイも見惚れることが多くなりますよね。
ミルラが本物の精霊王でバロウズが乗っ取ってたんですね。ミルラも、アシュレイたちも、意地悪なオダマキがいなくなったことで、やっと楽しく過ごしていて良かったです。
感想ありがとうございます。
ミルラはこの後ちょっと大変そうだとは思いますが、きっと彼ならそれも楽しんでくれるでしょう。アシュレイ達も巻き込まれちゃうんでしょうね。
感想ありがとうございます。
はい、偽物なんです!緑の精霊王を名乗る癖にミルラの力を借りないと何もできなかったのは、ミルラが本物だから、ということですが、アシュレイはいまだに知らないです。ミルラは名乗る気がないんですよね…レイモンドしか気づいていない。
続きを書くとしたら、おっしゃったように偽の王が現れて精霊王がちりぢりになったところからかな…とはおもっておりますが、一応、アシュレイのざまあ物語としては、一旦完結となります。
また続きがかけたらなあ、とは、おもっているのですが、ちょっとジャンルが違うものになりそうかもしれませんね。
おかげさまで完結させていただきました!
感想ありがとうございます。
もう少しだけ番外があります。お義兄様は無事、ゆっくりアシュレイのお茶を飲めるのか…ルディはどうなったのか、そして第二皇子とミルラの正体についても、そこでお話しさせてもらいたいです。
ほんの少しのおまけですが、楽しんでもらえたら嬉しいです。
完結お疲れさまでした!
枝でバシバシ叩かれるバロウズを想像して笑ってしまいました。
そしてオダマキの花を初めて知って勉強になりましたw
ところで、トンネルに取り残されたまだらはげ(?)の
ルディ王子はその後どうなったのでしょうか?
いやなヤツだったけどちょっと気になりました。
いつかみんなのその後が見れたら嬉しいです。
感想ありがとうございます、おかげさまで完結いたしました!
乙女の力を見せつけてやりました!オダマキ不思議な花です、冬に一度、ほとんど枯れたみたいになりますが、ちゃんと翌年もさきます。花は可愛いですね。
ルディについては番外でチラッと、ミルラが解説いたします。書いてて怖いので、チラッとですが。その後についてもちょっぴりですが、出てまいります。楽しんでもらえたら嬉しいです。
完結お疲れ様でした!
バロウズざまあ!
色々な伏線とか、ミルラの変化とか気になりますが、ひとまず人間サイド側の事件はここまで何でしょうねー
義兄、顔良かったのか! なんか最後の義兄の顔押しが気になった。フラグ?
番外もお待ちしております
感想ありがとうございます!
お義兄さんが自分を大事にしていることを感じるたびに、アシュレイはそんな風に言うようです。
嬉しいだけじゃなくて、ドキドキするんでしょうね。今はまだただ見た目だけの問題だと思ってるみたいですが、いつかそれが実を結ぶなら、テオドアの勝利かもしれません。
気がつかないうちは、レイモンド様にアドバンテージがありそうですけどねえ。
あとの二人については…こちらも難敵ですよねえ(^ー^)
ありがとうございます!
いまは何となく四角?関係のようでもありますが、とくにはっきり自覚して→がついてるのは多分テオドア位なんだと思われます。この友情や義兄妹愛が、どうなって行くのかは、まだ先の話なんでしょうね。
もう少しだけ、おまけっぽい小話が続きます。バロウズの正体は、そこで明らかにするつもりです。楽しんでいただけたら嬉しいのです。
やっとアシュレイが怒ってくれて嬉しいです。
乙女ふたりに殴られて、反撃できないバロウズ弱っ。
まさか二人が自分に何かできるとか思いもしなかったのでしょうね。
物理で殴ってもたいしては痛くないらしいので、まさか二人が帰るのにも、生きるのにも必須のはずの鱗粉をかけられるとは想像もしてなかったんでしょう。乙女を下にみたのでバチが当たったのかもしれません。
感想嬉しいです、あともう少しで完結です。がんばります!
初恋の人が義妹になってしまったテオドア少年、可哀想です…。19歳なのに頭痛と眉間のシワって(汗)
お兄様方が、アシュレイが、さらわれたあと思考停止してるなか、姿が戻ったこともそっちのけに行動開始したマリア、やっぱりかっこいい。
4人で仲良くハーブティーいつかできると良いですね。
アシュレイが異性だと意識してないのが、もっとも辛いところですが、テオドアはアシュレイがもっとも美しい顔と思ってる人物なので、もしかしたらちょっとはチャンスがあるかもです。
しかし、いまのところ最もイケメンなのはマリアちゃんですね。
まさかの物理で解決www精霊王よえぇwwwwwww
遅れているらしきマリア兄が道に印とかつけてそうですね。
あとは『この世界でアシュレイと二人で暮らす(はぁと)』と云う誘惑にマリアが耐えられるかですね(違)。
感想ありがとうございます!
マリア…ほんとですね、言いそうだ。危険な誘惑ですねw
ただ無闇にぶん殴るwww
お兄様たち出番ナシでしたね。
さぁ帰ろう!帰り道はわからなくてもこの2人ならなんとかしちゃいそうな頼もしさ✧*。
感想ありがとうございます!
ええ、多少おっとりしているアシュレイだって腹の立つときはあるんです!あとはミルラを回収して、おうちに帰りますよ!がんばれ!
ありがとうございます。感想嬉しいです。
どこか近いところがあるから、入れ替わったりしたのかもしれませんね。
ミルラはなんとしてもアシュレイが助けます!だから大丈夫です!
完走まで、あとちょっと。がんばります!
瀕死のルディ殿下を容赦なく足蹴にするマリアが痛快ですw
マリアの大事なお姉様を苦しめた奴なんて、苦しんで野垂れ死ねが良い!って感じでしょうか。
2人を引き合わせたミルラは良い仕事しましたね😉
だから元気になって、ミルラ😢
感想ありがとうございます!
ルディは全く反省していないですからね!もはや足蹴にしてもまだ余ると、マリアはおもってそうです。
しばらくつらい展開がありますが、大丈夫、安定のハッピーエンド保証です。
完結までがんばります!
バロウズって、もしや、公爵の庭に本体居るんじゃ?
つるバラのどれか?
刈り取ったれ!
そうだ!刈り取ろう!
さて、とうとうお話も終盤になりました。ミュシャも厄介だけど、バロウズはもっと厄介…全力で、刈り取りにかかります!
感想ありがとうございます!
感想ありがとうございます。
第二皇子、ちょっと訳ありなのです。そもそも皇室からも幼いときに離れていた人物なんですが…今回の悪ふざけ(お義兄さまへの威嚇?)は、実はちょっと理由があるんです。まあ、ここでは単なる爽やか皇子様ではない、クセのある人物ということさえ伝われば。
本編に関係なくて割愛させてもらったので、分かりにくいかも。できたら彼の正体について、後程書けるといいと思っています。
おもしろい!
お気に入りに登録しました~
感想ありがとうございます!
完結にむけていましばらく説明っぽい文章がつづいてしまっておりますが、そろそろ終盤です!
次回からミュシャ(ほぼ妖怪)がでます。無事、ざまぁできる、はずです。
犬かな?にワロタwww
夜は厨房に鍵かけろとか、どんな心配されてんのよ?(ー ー;)
感想ありがとうございます。励みになります!
レイモンドとマリア、アシュレイが思うより兄妹の仲は良くも悪くもないようで。兄からみたマリアの評価は…わが妹ながら奇行が目立つ、ということでしょうね( ̄▽ ̄;)
お返事遅くなってごめんなさい!感想ありがとうございます。わかっていてもこれは見せらんなかったのでしょうね。あらゆる意味でアール指定モノだったのでは、と。マリアは案外アシュレイより強い子だとおもうのです。レイモンドと下町で奉仕活動などしてますので。
だんだん結末に近づいてまいりました。ノロノロ更新ですが、がんばります!
感想ありがとうございます。とても嬉しいです!
お義兄様は切ってもいいと思ってそうですね。
早く全部終わって、カモミールで癒される日を迎えられるといいのですが、もう少し頭痛は続いてしまいそうです。
ざまぁ~展開が楽しいわぁ~😆続き楽しみに待っています~頑張って下さいね~😆
ありがとうございます!
バロウズとミュシャをざまぁするその日まで!頑張ってゆきたい所存です!
虫なら石鹸水
ナメクジなら塩
怨霊も意外とどっちも効くよw
感想ありがとうございます!
ウイルスにはアルコール、怨霊にもアルコール、というのもありかもしれませんねW
海外だと燃やすって手もあるらしいですが。
さて、ミュシャはどうやって撃退しましょうねえ。
寧ろ何故、人外に物理攻撃が効くと思ったのか。
私はてっきり、オカルト系の方法かなと思っていたのですが。
ミュシャに肉体があるから勘違いしてしまったんでしょうかね。
読んでくださってありがとうございます。
そうなんですよ、見た感じがざざ虫かムカデのような感じなので、戦えそうにみえますが、物理攻撃はあまり有効ではなくて。
まあ、もしかしたらあのお義兄様なら、キンバリーの姫のために気迫でちょっとは切れそうな気もしますが。
完結まであと少し!頑張って書いて参ります。
取りあえず、次は偽物騎士ゴーウィンを懲らしめてまいります。
更新ありがとうございます!
改めて最初から読み直しましたが、やはり面白いです!
続きも楽しみにしています(^○^)
感想ありがとうございます!
完結まであともう少し、頑張って参ります!
お気に入り登録させてもらいました(^o^)陰ながら応援してます(^^)
ありがとうございます。もう少し、もう少し書きためたらまた上げさせていただきます!
感想嬉しいです、励みになります!
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。