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二章 失った者達と生人の秘密
25話 闇の中、光の影(田所視点)
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日が沈み心地の良い夜風に吹かれながら、自分はある一軒の大きな屋敷の前に来ていた。表札には"安寺"とランストの開発者であり、どうやら生人ちゃんと接点があったらしい美咲の苗字が書かれている。
自分は表札の下にあるインターホンを押す。
「どなたでしょうか?」
インターホンから初老の男性の声が聞こえてくる。美咲でも、自分が今回会いに来た人物の声でもなかった。恐らく執事とかの類の人だろう。
「田所です」
分かりましたと一言返答が返ってくるのと同時に閉まっていた鉄の門が一人でに開く。遠隔操作で開くようになっているのだろう。
流石金持ちの家はハイテクだな。大臣やってるだけはあるわ。
無駄に広い手入れが行き届いている庭を通り屋敷の真正面まで来る。
「お待ちしておりました田所様。旦那様がいらっしゃるお部屋まで案内いたします」
声で聞いたイメージ通りの初老の男性が立っていた。彼に案内され自分は屋敷に入り、自分の家の何十倍の広さの空間を歩く。
内装は白と黒どちらかを基調としたものが多く配置されていて、白は二百色あると言われるが、その内のいくつを使っているのか分からないくらいの数多の白を使い分けていて、この屋敷そのものが絵画の中の世界のようだ。
床は白と黒の菱形が交互に並んで接しており、白い部分には汚れ一つないように見える。
これちゃんと靴とか一回叩いてから入った方が良かったな。まぁでももう遅いか。せめて態度に失礼がないように気をつけねぇとな。
レッドカーペットならぬブラックカーペットが敷いてある階段を上り、ある一室へと着く。扉には応接間と書かれたパネルが掛かっている。
「旦那様。田所様をお連れ致しました」
執事が三回扉をノックする。この廊下にノックする音がよく響く。
「通せ」
扉の向こうから渋いおじさんの声がただ一言聞こえてくる。執事にどうぞと通され自分は部屋の中に入る。
中にはテーブルを挟んでソファーが二つあり、扉の近くの方のソファーに自分の会いに来た人物が座っている。
彼は安寺智成。あの美咲の父親であり、ダンジョンに関する全てを統括する省の大臣である人物だ。
その敏腕っぷりは有名で、十二年前に突如として現れたダンジョンによる問題を押し付けられたのに関わらずそれらを次々と解決していき、日本にしかないダンジョンをデメリットではなくメリットに、災害ではなく産業の一つに作り変えた天才だ。
「彼は私と二人だけで話がしたいそうだ。少し席を外してくれるか?」
智成さんが紅茶を淹れようとしていた執事を部屋から出ていくように促す。執事は少し驚き硬直するが、その硬直も一瞬のもので、すぐに部屋から出て扉を閉め立ち去って行く。
「さぁ座ってくれ」
「はい」
自分は彼の手が差し示した扉から遠い側のソファーに座る。実家の安物のそれとは違いフワフワで、昔中学で校長室に忍び込んだ日のことを少し思い出す。
「それで電話で言ってくれた用件というものは何かね?」
智成さんは執事が注ぐはずだった紅茶を淹れ自分に差し出す。
自分はその間に軽くこの部屋を見渡す。別に高そうな部屋が珍しかったわけではない。あるものが置かれていないか探していた。
「安心してくれ。この部屋に盗聴器がないことは確認済みだ。何者かに聞かれている心配はない」
こちらを見透かしたように彼は言い切り、紅茶を音も立てずに一口飲む。
「何でもお見通しってことですか」
「何でもって訳じゃない。電話越しの深刻で真剣な声、そして頑なに用件を電話やメールでやりたがらなかったことから推測したまでさ」
「流石です」
自分も一口注がれた紅茶を頂く。爽やかな渋みが口の中に広がり、段々と渋みが消えいき良い余韻を口の中に残してくれる。
「美味しいですねこの紅茶」
「私の妻が好きだったものだ。気に入ってくれて嬉しいよ。さて、落ち着いたところで本題に入ろうか」
お互いに残りの紅茶を口に入れ話に本腰を入れる。自分は苦味と渋みが残っている口で何故ここに来たのか、智成さんに会いに来たのかを話し始める。
「まず一ヶ月程前に現れたエックスという謎の人物のことは知っていますでしょうか?」
「耳には入っている。ランストのデータを盗んだ不届者がいるのだろう?」
エックスについては本題ではなかったが、本題を話すためには知っていた方が円滑に話が進むので先に確認しておく。
しっかり彼にも情報が行き届いているようで安心する。
「そうです。自分はその件含めてDOかそこの研究員の誰かに裏切り者がいると睨んでいます」
「なるほど。しかし一つ見落としがないかね? そこ以外の、例えば私がそのデータを盗んだ人物だったりして」
こちらに勘違いさせないためか、わざとらしく、誰でも嘘だと分かるように演技っぽく喋る。
「それはありませんね。もうあなたのアリバイは調べてありますので、少なくともあなたはエックスではありません。協力者がいた場合は分かりませんが、多分違うでしょう」
「個人でそこまで調べてあるのか。すごい執念だね」
当たり前だ。自分が十年間探し求めてたものが、親友の死の真相がすぐそこにあるのだ。執念を燃やして当然だ。
「過去の他の件も鑑みて何人か怪しい人を絞ってみたんです。その中にあなたのよく知る人物がいました」「誰かは予想できる……私の娘だろう?」
彼の予想通り自分の言いたかった人物は彼の娘、つまり美咲だ。
彼女がどう考えても怪しいのだ。エックスが現れる時間帯は常に彼女を見た人物が誰もいなかった。実際先程も彼女が研究の発表で動かない時間帯に生人ちゃんとダンジョンに行ったが、エックスが現れることはなかった。
もちろん自分の調べは不十分だとは思うし、彼女以外にも容疑者はいる。それでも自分の長年鍛えられた直感は彼女が犯人だと訴えているのだ。
「まだ証拠も何もない段階なので断言はできません。ただ限りなく怪しいのは確かです」
「あいつ……」
智成さんは俯き呟きそして黙り込んでしまう。そんな彼を尻目に自分は持ってきた日付の羅列が書かれている紙を机の上に出す。
「これは?」
「エックスが現れた時間帯や、裏切り者がいる可能性があった時間帯です。この時間帯あの人が何をしていたか知っていますか?」
「アリバイ確認というわけか。娘とは昔から仲が悪いから連絡も取り合わないが、知っている限りではあるが確認させてもらおう」
それから数分の間に彼は日付を見て恐らく過去のメール内容などを確認してくれる。
「一応私が知っている範囲だとどの時間帯もあいつが動ける時間帯だったな」
「つまりアリバイはないというわけですね」
「そうなる。残念ながらな」
自分の娘が犯罪行為をしている可能性が高い。
そんな話を急に切り出されて彼はどんな反応をすればわからなくなっているのだろう。思い悩んだ表情をしている。大臣という社会的地位が高い役職を務めているのだからそれも尚更だ。
「もし……もしも私の娘が何か人様に迷惑をかけるようなことをしているのなら、その時は私に構わず止めてくれ。それがあいつのためでもある」
「もちろんそのつもりです」
自分は金をやるから見逃してくれと保身に回られることも想定してきた。しかし彼は誠実だった。そんな賄賂みたいな薄汚い行為をする人物ではなかったようだ。
世間の評判は間違ってはいなく自分の中で彼の評価が何段階か上がる。
「ではこれで失礼します。何か進展があればその都度連絡します」
「あぁ。その時はまたここで話してくれ」
自分は部屋から出る前に一つ質問を閃くように思いつき、扉の前に立ち止まって振り返る。
「一つ聞き忘れていたことがありました」
「何かね?」
「智成さんは人の姿をした、人ではない存在というものをどこかで聞いたことがありますでしょうか?」
自分は突拍子もないことを口に出す。
欲しい答えは十中八九返ってこないことは承知だったが、それでも気になったが故にダンジョンに詳しい彼に聞かずにはいられなかった。
「人に似て人ではない生物ということか……」
「はい。傷がすぐに塞がったり、身体能力が異様に高かったりする特徴もあるかもしれません」
「ふむ……そのような存在は耳にしたことはないな」
案の定彼はその存在を知らない様子だ。大体今自分が述べたそれはいるかどうかも定かではない、ただの自分の妄想なのだ。知らなくて当然だ。
「しかし、今は見つかってないが、実は人に化けるサタンなどという線もあるのでは?」
今度こそ帰ろうとしたところに、一言気になる発言が自分の帰宅を遮る。
「確かに……ありがとうございます。その線でも調べてみます」
「力になったのなら何よりだよ。それじゃあ体には気をつけて」
「はい。失礼します」
自分は屋敷から出てDO本部へと帰る。裏切り者が、人間ではない誰かがいるかもしれない場所に。
あと少し、もう少しで真実まで辿り着ける。その焦りに似た感情が自分の歩速を段々と速めていることに、自分は気づかないのであった。
自分は表札の下にあるインターホンを押す。
「どなたでしょうか?」
インターホンから初老の男性の声が聞こえてくる。美咲でも、自分が今回会いに来た人物の声でもなかった。恐らく執事とかの類の人だろう。
「田所です」
分かりましたと一言返答が返ってくるのと同時に閉まっていた鉄の門が一人でに開く。遠隔操作で開くようになっているのだろう。
流石金持ちの家はハイテクだな。大臣やってるだけはあるわ。
無駄に広い手入れが行き届いている庭を通り屋敷の真正面まで来る。
「お待ちしておりました田所様。旦那様がいらっしゃるお部屋まで案内いたします」
声で聞いたイメージ通りの初老の男性が立っていた。彼に案内され自分は屋敷に入り、自分の家の何十倍の広さの空間を歩く。
内装は白と黒どちらかを基調としたものが多く配置されていて、白は二百色あると言われるが、その内のいくつを使っているのか分からないくらいの数多の白を使い分けていて、この屋敷そのものが絵画の中の世界のようだ。
床は白と黒の菱形が交互に並んで接しており、白い部分には汚れ一つないように見える。
これちゃんと靴とか一回叩いてから入った方が良かったな。まぁでももう遅いか。せめて態度に失礼がないように気をつけねぇとな。
レッドカーペットならぬブラックカーペットが敷いてある階段を上り、ある一室へと着く。扉には応接間と書かれたパネルが掛かっている。
「旦那様。田所様をお連れ致しました」
執事が三回扉をノックする。この廊下にノックする音がよく響く。
「通せ」
扉の向こうから渋いおじさんの声がただ一言聞こえてくる。執事にどうぞと通され自分は部屋の中に入る。
中にはテーブルを挟んでソファーが二つあり、扉の近くの方のソファーに自分の会いに来た人物が座っている。
彼は安寺智成。あの美咲の父親であり、ダンジョンに関する全てを統括する省の大臣である人物だ。
その敏腕っぷりは有名で、十二年前に突如として現れたダンジョンによる問題を押し付けられたのに関わらずそれらを次々と解決していき、日本にしかないダンジョンをデメリットではなくメリットに、災害ではなく産業の一つに作り変えた天才だ。
「彼は私と二人だけで話がしたいそうだ。少し席を外してくれるか?」
智成さんが紅茶を淹れようとしていた執事を部屋から出ていくように促す。執事は少し驚き硬直するが、その硬直も一瞬のもので、すぐに部屋から出て扉を閉め立ち去って行く。
「さぁ座ってくれ」
「はい」
自分は彼の手が差し示した扉から遠い側のソファーに座る。実家の安物のそれとは違いフワフワで、昔中学で校長室に忍び込んだ日のことを少し思い出す。
「それで電話で言ってくれた用件というものは何かね?」
智成さんは執事が注ぐはずだった紅茶を淹れ自分に差し出す。
自分はその間に軽くこの部屋を見渡す。別に高そうな部屋が珍しかったわけではない。あるものが置かれていないか探していた。
「安心してくれ。この部屋に盗聴器がないことは確認済みだ。何者かに聞かれている心配はない」
こちらを見透かしたように彼は言い切り、紅茶を音も立てずに一口飲む。
「何でもお見通しってことですか」
「何でもって訳じゃない。電話越しの深刻で真剣な声、そして頑なに用件を電話やメールでやりたがらなかったことから推測したまでさ」
「流石です」
自分も一口注がれた紅茶を頂く。爽やかな渋みが口の中に広がり、段々と渋みが消えいき良い余韻を口の中に残してくれる。
「美味しいですねこの紅茶」
「私の妻が好きだったものだ。気に入ってくれて嬉しいよ。さて、落ち着いたところで本題に入ろうか」
お互いに残りの紅茶を口に入れ話に本腰を入れる。自分は苦味と渋みが残っている口で何故ここに来たのか、智成さんに会いに来たのかを話し始める。
「まず一ヶ月程前に現れたエックスという謎の人物のことは知っていますでしょうか?」
「耳には入っている。ランストのデータを盗んだ不届者がいるのだろう?」
エックスについては本題ではなかったが、本題を話すためには知っていた方が円滑に話が進むので先に確認しておく。
しっかり彼にも情報が行き届いているようで安心する。
「そうです。自分はその件含めてDOかそこの研究員の誰かに裏切り者がいると睨んでいます」
「なるほど。しかし一つ見落としがないかね? そこ以外の、例えば私がそのデータを盗んだ人物だったりして」
こちらに勘違いさせないためか、わざとらしく、誰でも嘘だと分かるように演技っぽく喋る。
「それはありませんね。もうあなたのアリバイは調べてありますので、少なくともあなたはエックスではありません。協力者がいた場合は分かりませんが、多分違うでしょう」
「個人でそこまで調べてあるのか。すごい執念だね」
当たり前だ。自分が十年間探し求めてたものが、親友の死の真相がすぐそこにあるのだ。執念を燃やして当然だ。
「過去の他の件も鑑みて何人か怪しい人を絞ってみたんです。その中にあなたのよく知る人物がいました」「誰かは予想できる……私の娘だろう?」
彼の予想通り自分の言いたかった人物は彼の娘、つまり美咲だ。
彼女がどう考えても怪しいのだ。エックスが現れる時間帯は常に彼女を見た人物が誰もいなかった。実際先程も彼女が研究の発表で動かない時間帯に生人ちゃんとダンジョンに行ったが、エックスが現れることはなかった。
もちろん自分の調べは不十分だとは思うし、彼女以外にも容疑者はいる。それでも自分の長年鍛えられた直感は彼女が犯人だと訴えているのだ。
「まだ証拠も何もない段階なので断言はできません。ただ限りなく怪しいのは確かです」
「あいつ……」
智成さんは俯き呟きそして黙り込んでしまう。そんな彼を尻目に自分は持ってきた日付の羅列が書かれている紙を机の上に出す。
「これは?」
「エックスが現れた時間帯や、裏切り者がいる可能性があった時間帯です。この時間帯あの人が何をしていたか知っていますか?」
「アリバイ確認というわけか。娘とは昔から仲が悪いから連絡も取り合わないが、知っている限りではあるが確認させてもらおう」
それから数分の間に彼は日付を見て恐らく過去のメール内容などを確認してくれる。
「一応私が知っている範囲だとどの時間帯もあいつが動ける時間帯だったな」
「つまりアリバイはないというわけですね」
「そうなる。残念ながらな」
自分の娘が犯罪行為をしている可能性が高い。
そんな話を急に切り出されて彼はどんな反応をすればわからなくなっているのだろう。思い悩んだ表情をしている。大臣という社会的地位が高い役職を務めているのだからそれも尚更だ。
「もし……もしも私の娘が何か人様に迷惑をかけるようなことをしているのなら、その時は私に構わず止めてくれ。それがあいつのためでもある」
「もちろんそのつもりです」
自分は金をやるから見逃してくれと保身に回られることも想定してきた。しかし彼は誠実だった。そんな賄賂みたいな薄汚い行為をする人物ではなかったようだ。
世間の評判は間違ってはいなく自分の中で彼の評価が何段階か上がる。
「ではこれで失礼します。何か進展があればその都度連絡します」
「あぁ。その時はまたここで話してくれ」
自分は部屋から出る前に一つ質問を閃くように思いつき、扉の前に立ち止まって振り返る。
「一つ聞き忘れていたことがありました」
「何かね?」
「智成さんは人の姿をした、人ではない存在というものをどこかで聞いたことがありますでしょうか?」
自分は突拍子もないことを口に出す。
欲しい答えは十中八九返ってこないことは承知だったが、それでも気になったが故にダンジョンに詳しい彼に聞かずにはいられなかった。
「人に似て人ではない生物ということか……」
「はい。傷がすぐに塞がったり、身体能力が異様に高かったりする特徴もあるかもしれません」
「ふむ……そのような存在は耳にしたことはないな」
案の定彼はその存在を知らない様子だ。大体今自分が述べたそれはいるかどうかも定かではない、ただの自分の妄想なのだ。知らなくて当然だ。
「しかし、今は見つかってないが、実は人に化けるサタンなどという線もあるのでは?」
今度こそ帰ろうとしたところに、一言気になる発言が自分の帰宅を遮る。
「確かに……ありがとうございます。その線でも調べてみます」
「力になったのなら何よりだよ。それじゃあ体には気をつけて」
「はい。失礼します」
自分は屋敷から出てDO本部へと帰る。裏切り者が、人間ではない誰かがいるかもしれない場所に。
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