幸せに生きるのは簡単なことでした

貴族学園を卒業して二週間。
公爵令息のクラウドから私の元に縁談が申し込まれる。
男爵令嬢である私はそれを快く受け入れるが、彼は婚約者が欲しかっただけで、私には一切の興味が湧かないよう。
果てには婚約者とは思えないような冷遇までされるが、幼馴染の来訪によって事態は揺れ動く……
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