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周りの環境
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どうもこんにちわ、高田あらためレイアス生後6ヶ月くらいでございます。
今は豪華なベビーベッドの上でゴロゴロとしています。
とても暇なので今までわかった自身の周りの環境について整理してみる。
僕の生まれた家はいわゆる貴族という簡単にいえばお金持ちの家に生まれた。
爵位としては辺境伯に位置しており、結構位の高いお家らしい。
家名はアーライル、よって僕の名前はレイアス・アーライルということになる。
僕が生まれたこの世界はまだ世界そのものに名前はない、大陸は大きく分けて6つから成り立っており、【太陽大陸】、【月光大陸】、【暗黒大陸】が主な知的生物が住む大陸で他の3つの大陸は開拓が進んでおらず無名の大陸となっている。
太陽大陸は主に人間や亜人が住む大陸であり、月光大陸は妖精族や龍族とよばれる種族が大多数を占める大陸、暗黒大陸は魔族が多く住む大陸になっている。
さて話はまるっきり変わり、僕が転生した際に設定したスキルがこの6ヶ月でどのようなことを起こしたか聞いてもらいたい。
まず愛嬌EXなのだがこれが一番凄まじい効力を発揮している、生まれてから3日くらいだったろうかそのときからメイドさんたちと母さんに引っ張りだこでアイドルのごとくモテていたんだが遠征から帰ってきたお父さんが僕を見た瞬間顔がデローンと蕩けて僕を抱きしめた、そこまではまあ愛嬌スキルすげーーとでも思っていたのだが、翌日から文字通り僕の争奪戦が家で勃発した・・・・・比喩ではない文字通り勃発した。
どこかしらない王国の騎士団長らしい父は持ち前の剣術で木剣を振り回しながらメイドをなぎ倒していく、母はメイド長らしき人に守られながらバリアみたいなのを展開して僕を抱きかかえる、どんちゃんさわぎに終止符を打ったのは、母方の祖父母だった・・・・・・まあそのあと祖父母も僕のことめちゃんこ可愛がって予定より一ヶ月ほど滞在を伸ばしたそうな。
「レイアスや~おじいちゃんじゃよ~」
噂をすれば僕の部屋へと入ってきたおじいちゃん、どうやら最初に喋ってほしい言葉はおじいちゃんまたはじいじのようでここ毎日のように僕の部屋に来てはひたすら抱きかかえて喋りかけてくる。
ふぅ~人気者はつらいぜ、じいちゃんの要望に答えてみるか。
「あ~、いいじ」
「!?もう一度じゃ!レイアスや、もう一度じいじと呼んでおくれ!」
さすがにじいじは難しかったか・・・・しかしじいちゃんはもう目をカッと見開いて僕にもう一度とせがんでいる、めちゃくちゃ大声で叫んでいるのでばあちゃんと母さんが部屋に入ってきた。
「どうしたんですか、貴方」
「おぉ!今レイアスがわしのことをじいじと呼んだんじゃ!さあレイアスばあばの前でもう一度言ってみるんじゃ、ほれじいじじゃぞじいじ」
うーんそろそろじいちゃんめんどいしここは、ばあばっていってみるか。
「ああば」
「!?いまこの子ばあばっていいましたよね!」
おお、喜んでる喜んでる。
余談ですがこのあと2週間ほどかあさんがずっと僕にしゃべりかけていた。
もう一つ効果を発揮したのは魔法の才能EXだ、このスキルはどうやら魔力の操作や魔力の底上げにも恩恵があるらしく、寝る前に魔力をカラにして死んだように眠るようにしてるのだが最近では魔力を放出し続けても気だるさがなくなっており、なんか魔力も心なしか増えてるようなきがする。
魔力自体を認識するまで一週間ほどかかったけど魔力成長も恩恵を受けているということはかなり魔力も育つということだ、魔力はいくらあっても困らないしこれからも魔力の底上げは続けていくつもりだ。
これも余談であるがあまりにも農密度の魔力を放出していたら親も気づくわけで、医者を呼ばれるのはこれを続けて1週間後の話である。
今は豪華なベビーベッドの上でゴロゴロとしています。
とても暇なので今までわかった自身の周りの環境について整理してみる。
僕の生まれた家はいわゆる貴族という簡単にいえばお金持ちの家に生まれた。
爵位としては辺境伯に位置しており、結構位の高いお家らしい。
家名はアーライル、よって僕の名前はレイアス・アーライルということになる。
僕が生まれたこの世界はまだ世界そのものに名前はない、大陸は大きく分けて6つから成り立っており、【太陽大陸】、【月光大陸】、【暗黒大陸】が主な知的生物が住む大陸で他の3つの大陸は開拓が進んでおらず無名の大陸となっている。
太陽大陸は主に人間や亜人が住む大陸であり、月光大陸は妖精族や龍族とよばれる種族が大多数を占める大陸、暗黒大陸は魔族が多く住む大陸になっている。
さて話はまるっきり変わり、僕が転生した際に設定したスキルがこの6ヶ月でどのようなことを起こしたか聞いてもらいたい。
まず愛嬌EXなのだがこれが一番凄まじい効力を発揮している、生まれてから3日くらいだったろうかそのときからメイドさんたちと母さんに引っ張りだこでアイドルのごとくモテていたんだが遠征から帰ってきたお父さんが僕を見た瞬間顔がデローンと蕩けて僕を抱きしめた、そこまではまあ愛嬌スキルすげーーとでも思っていたのだが、翌日から文字通り僕の争奪戦が家で勃発した・・・・・比喩ではない文字通り勃発した。
どこかしらない王国の騎士団長らしい父は持ち前の剣術で木剣を振り回しながらメイドをなぎ倒していく、母はメイド長らしき人に守られながらバリアみたいなのを展開して僕を抱きかかえる、どんちゃんさわぎに終止符を打ったのは、母方の祖父母だった・・・・・・まあそのあと祖父母も僕のことめちゃんこ可愛がって予定より一ヶ月ほど滞在を伸ばしたそうな。
「レイアスや~おじいちゃんじゃよ~」
噂をすれば僕の部屋へと入ってきたおじいちゃん、どうやら最初に喋ってほしい言葉はおじいちゃんまたはじいじのようでここ毎日のように僕の部屋に来てはひたすら抱きかかえて喋りかけてくる。
ふぅ~人気者はつらいぜ、じいちゃんの要望に答えてみるか。
「あ~、いいじ」
「!?もう一度じゃ!レイアスや、もう一度じいじと呼んでおくれ!」
さすがにじいじは難しかったか・・・・しかしじいちゃんはもう目をカッと見開いて僕にもう一度とせがんでいる、めちゃくちゃ大声で叫んでいるのでばあちゃんと母さんが部屋に入ってきた。
「どうしたんですか、貴方」
「おぉ!今レイアスがわしのことをじいじと呼んだんじゃ!さあレイアスばあばの前でもう一度言ってみるんじゃ、ほれじいじじゃぞじいじ」
うーんそろそろじいちゃんめんどいしここは、ばあばっていってみるか。
「ああば」
「!?いまこの子ばあばっていいましたよね!」
おお、喜んでる喜んでる。
余談ですがこのあと2週間ほどかあさんがずっと僕にしゃべりかけていた。
もう一つ効果を発揮したのは魔法の才能EXだ、このスキルはどうやら魔力の操作や魔力の底上げにも恩恵があるらしく、寝る前に魔力をカラにして死んだように眠るようにしてるのだが最近では魔力を放出し続けても気だるさがなくなっており、なんか魔力も心なしか増えてるようなきがする。
魔力自体を認識するまで一週間ほどかかったけど魔力成長も恩恵を受けているということはかなり魔力も育つということだ、魔力はいくらあっても困らないしこれからも魔力の底上げは続けていくつもりだ。
これも余談であるがあまりにも農密度の魔力を放出していたら親も気づくわけで、医者を呼ばれるのはこれを続けて1週間後の話である。
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