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悪辣令嬢、好奇心に散る 前編
しおりを挟む王太子妃の座を手に入れた。望み通りドラゴンの末裔の王太子の妻となった。女の身で手に入れることができる権力の頂点。自分にこそ相応しい頂の座。だから欲しかった。王家秘宝の媚薬を盛ってでも。
心から望んだ結果だったが、王太子を犯して揺るぎない既成事実を作る。アシェラが当初計画していた過程は辿らなかった。だからだろうか。現状がアシェラの想定と、違ってしまっているのは。
「あぁ……ん……ああっ……グラードォ……」
自分から出ているとは思えないほど、甘ったるく蕩けた声をどうにもできない。ぐちぐちと無遠慮に指でかき回される蜜壺は、声よりも取り繕いようもなく、窮状を訴えながら媚びて懇願している。
「ああ、俺のかわいいアシェラ。悪い子だ。妃教育を放り出した上に、王宮を抜け出そうなどと。外に出るなと言っただろう? お前は美しすぎる。悪い虫があっという間にたかりに来るんだぞ?」
アシェラを掻き回しながら、グラードが低い美声を囁きかける。ぞくぞく背筋を震わせながら、アシェラは頑張った。
「ふぁ……だ、って……つまら、ないんだもの……」
権力が欲しかったのであって、知識が欲しかったわけじゃない。何をしても鬱陶しい小言を聞かずにすむ、権力の頂点だからこそ妃を目指した。妃教育を受けたかったわけじゃない。それなのに何かすれば、あっという間にグラードがすっ飛んでくる。
「美しい俺のアシェラ。お前は本当に悪い子だ……」
頑張るアシェラに金色の瞳が、愉悦を帯びて細まった。瞳孔が縦に伸びる龍の瞳。アシェラを見下ろすギラつく眼光に、アシェラの肌がぶわりと粟立った。
龍の深い慈悲によって、作り替えられてしまった身体。龍専用の女。目の前のグラードのためだけに作り変わった身体が、龍の気配に歓喜する。
子宮が火をつけられたように熱くなり、その熱は全身に広がっていく。グネグネと蜜で潤んだそこがうねりながら、龍を、グラードを求め出した。
「あ、あぁ……お願い……グラードォ……お願い……」
ボロボロと涙をこぼしながら、必死に懇願するアシェラに、グラードは薄ら笑いを浮かべた。足首を掴まれそのまま、大きく開かされる。あられもなくうねって媚びるソコが、グラードの黄金に光る眼前に晒された。
「ああ、アシェラ。なんて有様だ。もうここをこんなにしているのか……靴を舐めていた男どもは、お前がこれほど淫らだと思いもしないだろうな」
「ああっ!!」
グラードのソレが、ぐずぐずに蕩けたアシェラの蜜口に押し当てられる。禍々しく反りたち、悍ましい魔物のように脈打つモノ。
アシェラの腕などゆうに超えた太さと、巌のように硬い表面が、浮き出た血管でボコボコと隆起している。王家の血筋が受け継ぐアルティメットドラゴン。
到底人の身で受け入れられないソレを、龍の女の身体は全身で欲しいと懇願している。龍に屈服した身体が、一層グネグネとうねって媚びた。
「欲しいか? アシェラ」
「欲しい! 欲しいのぉ!」
気が狂うほどの欲求にアシェラが叫び、グラードのソレが最奥まで一気に貫いた。
「ああああーーーー!!」
高く上がった悲鳴が咽せ返るような官能の空気に溶け、アシェラはぐすぐすと泣き出した。
「なんでぇ……なんでぇ……動いてぇ……グラード……」
待ち焦がれた楔は、最奥でぴたりと止まった。必死に腰を揺らしながら抗議しても、欲しい刺激には到底届かない。
満たされないもどかしさに焦れて、力の入らない腕を持ち上げ、アシェラはペチペチとグラードを叩いた。
「ああ、かわいいなぁ、俺のアシェラ。ちゃんといい子に妃教育を受けると約束できるか? いい子にできるなら好きなだけくれてやる」
「する! するから! 早く! 早く!! あぁっ! あああーーーーー!!」
ボコボコと血管が隆起したドラゴンが、蜜を滴らせた隘路を擦りたてながら引き抜かれる。腰が浮くような快楽にアシェラの嬌声が迸った。
寝台が波打つほどの激しい律動が開始され、アシェラが壊れたように喘ぎを響かせる。
「ああっ! いい! いい! あぁ!! もっと! もっとぉ……!」
「アシェラ、アシェラ! 俺の美しいアシェラ! お前は俺の女だ!」
圧倒的な快楽に完全に理性が溶け崩れ、一瞬で山よりも高いプライドも手放した。屈服する快楽に酔いながら従順に腰を振り、犯される快楽に浸り切った甘い声で哭く。
衝動のままに腰を打ち付けながら、グラードが快楽に狂ったように咆哮をあげた。アシェラの胎内で、魔物は煮えたぎるように熱を増し、不吉な程に膨れ上がっていく。
「ああっ! もうダメ! もうダメ! いっちゃう! いっちゃう! グラード! グラード!」
「アシェラ! アシェラ! アシェラ!!」
「ああーーーー…………」
体積を増した胎内の魔物が、最奥で大量の灼熱の白濁を吐き出し、アシェラの胎を満たした。その熱さに細い悲鳴を上げながら、アシェラが絶頂する。
「アシェラ……俺のかわいいアシェラ……」
深い絶頂の余韻に震える身体が、きつく抱き寄せられる。酩酊したようにグラードが唇を落とし、舌を這わせ歯を突き立てる。繋がったままのソコで、グリッとドラゴンが膣壁を抉った。
「あ……あ……むりぃ……いらないの……もうむりぃ……」
再びアルティメットしようとするドラゴンに、快楽の余韻に浸されたまま必死で身を捩った。魔物でしかないソレとの交歓は、深すぎる快楽と十分すぎるほどの充足感を与えてくる。一度で満足。
「かわいい俺のアシェラ。約束できたいい子にはご褒美をやろうな……」
「やだぁ……! いらないぃ……もういらないのぉ……!」
甘い美声を吹き込まれ、絶頂の余韻を残したままの身体を引き寄せられて、アシェラはボロボロと泣き出した。
どんどんと硬度を増す、ドラゴンに絶望するアシェラは結局離してはもらえなかった。
「俺の愛しいアシェラ。いい子にしてるんだぞ」
気が済むまで貪ったグラードが、軽快に身支度を済ませると、ぐったりと沈没するアシェラに口付けを落とした。そのまま弾む足取りで、放り出してきた執務に戻っていくグラード。
(こんなの絶対普通じゃない……)
何度も絶頂の淵に追いやられて、途切れ始めている意識の底。もうドレスや宝石を、買い漁るために起き上がる気力も、残ってはいなかった。
※※※※※
夜会の王族席にてアシェラは、扇で顔を隠しながら会場内の隅々まで、熱心に視線を巡らせていた。確かめたいことがあった。
「……近頃アシェラ様はすっかり静かね。さすがグラード様だわ……」
「でも婚約を解消するって話が出ていたはずなのに……確かにお美しいけど、妃の器では……」
「グラード様が、王太子妃の仕事もされているんですって……やはりアシェラ様では……」
「……鬱陶しいわ」
ヒソヒソと交わされる噂話に、アシェラはポツリとこぼした。会場を見回すのをやめて、いつものように叩き潰しに行こうかと、立ち上がりかける。そこにグラードからするりと手を差し出された。
「アシェラ。おいで」
顔をあげると王太子仕様のグラードが微笑みかけてくる。渋々と手をのせたアシェラを、グラードは訪問中の使節団の前に連れ出した。
「妻のアシェラだ。アシェラ、ドートル王国からの使節団に挨拶を」
「……ようこそ」
格下の王国相手でもギリギリの挨拶。愛想のかけらもないアシェラの態度を、使節団は全く気にしなかった。
「……ッ!! なんとお美しい……噂には聞いていましたが、これほどとは……」
「あまりの美しさに言葉もありません……本当に、なんて……」
宝物を溜め込むドラゴンの厳しい審美眼。そのお眼鏡に適ったアシェラを、外交官は舐めるような視線でうっとりと眺めた。グラードが眉をぴくりと震わせる。
「ああ、そうだろう? 我が掌中の珠のあまりの美貌に、俺の心は休まる暇もない……」
変わり映えのない賛辞を聞き流していたアシェラが、グラードに引き寄せられる。そのまま見せつけるように、口付けが落とされた。使節団の面々が驚いたように目を見開く。
「我が妻、アシェラ。俺は席を外さねばならない。戻るまでいい子にしているんだぞ」
「……はい」
急な口付けを訝しみながらも、アシェラは大人しく頷く。使節団を連れ奥の間にグラードの姿が消えると、アシェラはニヤリと口元を歪めた。
外交の前哨戦も兼ねた夜会。グラードはしばらくは戻れないはず。ずっとこの日を待っていた。ずっと胸に蟠っていた疑問の解消にうってつけの夜。バサリと扇を広げ、アシェラはゆっくりと会場に視線を巡らせる。
(ふふっ……アレがいいわ)
グラードの姿が消えた会場で、一際視線を集める男。騎士の正装に身を包んだ男に、アシェラは狙いを定めた。カツンと踵を鳴らし、ゆっくりと歩き出す。会場が声もなくざわりと揺れた。
肌を出すなというグラードの厳命に、極限まで露出は抑えられたドレス。それでも完璧な曲線を描くアシェラの身体を、隠すことはできていない。龍が掌中から一時も離さない宝玉の美貌に、こそこそと声を潜めていた者でさえ言葉もなくただ息を飲んだ。
ゆったりと歩くアシェラと、騎士の距離が近づく。視線を釘付けにされた騎士が、熱に浮かされたようにアシェラを見つめている。すれ違いざま扇の陰で小さく微笑みを浮かべ、そのままアシェラはテラスへと向かった。
「……風が、冷たくはありませんか?」
かけられた声にアシェラは、ゆっくりと振り返り口角をあげた。
「……火照った身体には、冷たい風が気持ちいいの……」
「ああ、酔われたのですね。静かなところで休まれてはいかがでしょう」
「そう、ね」
「……お、お足元がご不安でしょう。よろしければ私が、お部屋にお連れします……」
目元を赤く染めて、乞うように視線をすがらせる男に、アシェラは微笑んだ。跪くように差し出された手に、アシェラは嫣然と微笑み手を伸ばす。
テラスから中庭に出て歩を進める間も、熱っぽい視線が注がれているのを感じる。人気のない回廊を抜け、休憩室の扉が閉まった瞬間、アシェラは男に抱きすくめられた。
体温を上げた逞しい身体が、アシェラの細い身体を絡め取り、熱を帯びた吐息と共に切実な愛のつぶやきが落ちた。
「……アシェラ様……私の女神……ずっとお慕いしておりました。ようやく私を見てくださった……たった一度でいい。触れることを許して下さるのなら、私は地獄に落ちても構いません……どうか……!!」
骨張ったい大きな手が、たまらなげにアシェラの身体のラインを撫でる。興味を惹かれない愛の言葉を聞き流し、アシェラはうっすらと笑みを浮かべた。
微笑みをどう受け取ったのか、男は歓喜するように瞳を大きく揺らし、背を丸めて口付けにかがみ込んできた。アシェラは近づいてきた唇を、手のひらを差し込んで拒んだ。それは必要ない。
「……ア、シェラ様……」
傷ついたように瞳を揺らした男に、アシェラは少し面倒になった。口付けなどいらないのだ。アシェラが興味があることは一つだけ。普通を確かめること。
(やっぱりグラードより背が高い)
グラードに似た体格だから選んだ男。アシェラは男の服に手を伸ばした。意図を察した男が、焦れるように衣服を脱ぎ始める。
その様子をアシェラは、じっと見守った。果たして本来グラードの体型なら、一般的なモノはどの程度のなのか。
絶対普通じゃないグラードのアルティメット。毎度あの魔物にいいようにされ続けている。本来のモノがどの程度なのか。普通を知らないアシェラは、ずっとそれが気になっていた。
(服の上からだとイマイチ分からないし……)
夜会会場で一生懸命股間を凝視しても、はっきりとは分からない。ちょうどグラードと体格が似ていて、背はグラードより高い男。
視覚的に確かめたついでに、この際寝てみるのもいいかもしれない。本来、どの程度で済むモノなのか。どうせついでだ。湧き上がる好奇心を満たすのも悪くない。
期待に胸を弾ませるアシェラの目の前で、騎士服の男は息を荒げて、剥ぎ取るように服を脱ぐ。もう反り立たせているソコを見つめながら、姿を現す瞬間をアシェラが見守った。
ぶるんととうとう眼前に飛び出したモノ。アーシェはぴくりと肩を揺らして動きを止めた。腹筋に触れるほど立ち上がったソコを、じっと見つめる。
(……これが、普通……)
だいぶバナナに似てる。なんかグラードより短いし細い。あとぼこぼこしてない。アシェラは首を傾げた。
(オーラも出てないわ……)
禍々しいオーラを放ち、アーシェの奥を疼かせる、あの威容も感じない。これが普通なのか。
悍ましいほどの魔物を見慣れていたアシェラは、問うように顔を上げた。目元を高揚させた男が、アシェラの頬に手を伸ばす。
「……ああ、怖がらせてしまいましたか? 大丈夫です、アシェラ様。確かに普通より立派ですが、これでなくてはもう満足できなくして差し上げます。だからどうか……」
興奮して掠れる男の言葉にアシェラは、わずかに目を見開いてまたバナナに視線を落とした。
(……これで? 大きいの? 本当に?)
じゃあ、グラードのはなんなのか? ピンと上向くバナナを見つめているうちに、アシェラは沸々と怒りが湧き上がってきた。
バナナでちょっと大きめなら、アシェラが受け入れさせられてる魔物は、なんなのか。やっぱり本来あってはならないサイズだとしたら、そんなものに勝てるわけがない。
勝てない勝負に挑まされ続けたと知り、アシェラはフルフルと怒りに肩を揺らす。男が宥めるように甘く囁きかけた。
「アシェラ様、私の女神……ようやく私に与えてくださったこの機会……優しくいたします。だからそんなに怯えないで……」
男の手がアシェラのドレスにかかる。その瞬間、扉が勢いよく開け放たれた。
「アシェラーーーー!!」
「で、殿下……!!」
怒りの咆哮に顔色を青ざめさせた男が、たたらを踏んでへたり込む。元気に上向いていたバナナが、急速に縮こまりしゅんと下を向く様に、アシェラはますます怒りが募った。
未使用時の大きさは、グラードと大差なかった。膨張時の差分がアルティメット。とんでもないものを突っ込まれていた。
鬼の形相で男を一瞥すると、グラードはツカツカとアシェラに歩み寄った。そのまま無言で担ぎ上げると、瞳を爛々と怒りに燃やしながら歩き出す。たどり着いた私室の寝台に、アシェラを乱暴に放り込んだ。
「アシェラ! よくも他の男と……!!」
怒りに喉を詰まらせ言葉すら途切れるほど怒り狂ったグラードに、アシェラも負けじと猛然と食ってかかった。
「バナナだったわ!! 普通はバナナなのに、あんな魔物を私に突っ込んでいたなんて!!」
「……ほう? 俺の妻は夫の留守の隙に他の男のモノを、ずいぶんしっかりと確かめたようだ。それで俺に見つからなければ、あのバナナをお試しでもするつもりだったか?」
「もちろんそのつも……」
怒りに任せて声を張り上げかけ、壮絶な怒りに爛々と瞳を光らせるグラードにひくりと口を閉じた。一切の笑みもなく、感情がこそげ落ちた無表情。アシェラが震え上がった。
アシェラが何かするたびに、すっ飛んでくるグラード。薄ら笑いを浮かべて、叱りつけては寝台で抱き潰す。でもアシェラを見下ろす瞳は、いつも愛し気に細められていた。温度のない冷たい金色の瞳が、今本気の怒りを湛えていた。
「ハッ! あの男はお前の靴舐め隊の一人だったな? いつから繋がっていた?」
「……そう、でしたか……? た、ただ私は、普通を確かめたくて……」
覚えてない。震える唇で必死に言い訳を押し出すも、グラードからは冷ややかな声で返される。凄絶な怒りを宿した縦にキレた瞳孔が、底冷えする光を放っていた。
グラードの手が伸び、アシェラの頬を掴んだ。上向かされた視線が、至近距離で龍の瞳に囚われる。
「た、たまたま目についただけで、貴方と体格が似ていたから……同じ体格での普通を確かめようとしただけで……何もないわ。ふ、普通を見るだけのつもりだったわ……だから……」
「見て、ね。そうか、普通を知りたかったと。美しい俺のアシェラ。その単なる好奇心で、俺の心を殺そうと?」
「そんなこと……! ちょっと遊ぶだけで……!」
「ああ、やっぱり寝るつもりだったんだな?」
「あ……」
怒りを鎮めようと言葉を重ねるほど、墓穴は深くなる。誰かの機嫌を取る。そのために言い訳する。これまでそんな行動をしたことのないアシェラは、オロオロとより深い墓穴を必死に自ら掘り進めた。
「ほ、本気じゃないわ……ちょっと試してみるつもりで……」
「アシェラ、お前は何もわかってなどいないのだな。俺がお前を妃にした理由も何もかも。ああ、確かにお前はそういう女だ……」
「私は……」
「かわいい俺のアシェラ。これは俺の失態だ。浮かれて油断するべきではなかった。俺専用の俺だけの女にしても、お前は元々そういう女だ……いいだろう。やんちゃな妻の躾は夫である俺の役目だ。二度と俺以外の男の手に、身を委ねようなどと思わぬよう、徹底的に躾けてやる」
ゆらりと立ち上がったグラードが、飾り棚の扉を開ける。無言で飾り棚を漁っていたグラードが、無言のまま振り返った。
その手握られているモノに、アシェラは血の気を引かせてガタガタと震えた。グラードの手には、あのバナナに酷似した張子が握られていた。
「アシェラ。これがなんだかわかるか? お前がサボり倒した閨教育で使われる、普通のモノの模型だ。お前がつまみ食いしようとした普通だ。好きなだけ試させてやろう」
不穏に口角を釣り上げたグラードに、アシェラは怯えきって首を振った。
「も、もう見たからいいの! どの程度かわかったもの! だから……」
プルプルと縮こまるアシェラに、グラードはゆっくり近づいた。そのまま耳朶に唇を寄せ、色のない声で囁いた。
「いいや、分かってない。アシェラ、覚悟しろ。浮気が簡単に許されると思うなよ」
アシェラは龍の逆鱗に触れたことを知った。
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