持たざる者は世界を外れ

「何もいらない」 
 地球から異世界に転移するべく選ばれた者達。管理者を名乗る人物にそれぞれ望む力を授かる中、一人の少年がそう言った。
 何も持たずに異世界へ飛んだ少年は、それ故に世界の理を外れ、一つの力を得る。 ステータスやスキルがモノを言うRPGのような異世界で、
 理から外れた少年は何を求め、どこへ向かうのか。
 RPGのステータスやスキルに縛られた世界に、それをぶち壊す異物を混ぜてみる実験です。
 本編は紹介よりはコメディチックになるかもしれません。
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