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南下
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「さて、そろそろ姿が見えるころだな」
サウス国エンケ基地を発進したリョウ・シバ中佐はドラゴとキーンを連れて蛇行しながら南下していた。
「中佐、先頭は自分が変わります。中佐は三番手にお下がりください」
キーン・ゲイン中尉が言うと、そのままシバ中佐は速度を上げた。
「中佐、キーンの言うとおり下がってください。サウスの突騎兵が出撃しているようです」
ドラゴ・シリウ大尉の言葉にも耳を貸さず、リョウ・シバ中佐は速度を上げてうねるように走った。
「奴らを誘い出すのだ。先頭が突出してきたら我らはそれとなく後退して先頭を潰す。そしてタク・トミノ少尉を生け捕りにする。以上だ」
「了解です。了解しました」
サウス国エンケ基地を発進したリョウ・シバ中佐はドラゴとキーンを連れて蛇行しながら南下していた。
「中佐、先頭は自分が変わります。中佐は三番手にお下がりください」
キーン・ゲイン中尉が言うと、そのままシバ中佐は速度を上げた。
「中佐、キーンの言うとおり下がってください。サウスの突騎兵が出撃しているようです」
ドラゴ・シリウ大尉の言葉にも耳を貸さず、リョウ・シバ中佐は速度を上げてうねるように走った。
「奴らを誘い出すのだ。先頭が突出してきたら我らはそれとなく後退して先頭を潰す。そしてタク・トミノ少尉を生け捕りにする。以上だ」
「了解です。了解しました」
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