158 / 171
王子様から逃げている場合ではない
第6話 やらせねーよ
しおりを挟む
本来予定していなかったことだけれども、アンナとミリーの指揮のもと面接は始まった。
アンナとミリーの予想通り、面接に来る人の目的は私の派閥に入ることで特定の人と仲良くなることが目的の人や。
学年では高位貴族が自身の派閥を作らずに、私の派閥に偏ったことで、社交界での思惑を通すためにがやってきていることが分かった。
だけど、ジークの言葉を借りるに。このように押しかけて物事を通そうとした段階で、私たちの派閥になど入れるはずもないということだった。
形だけの面接は身分が高い順で淡々と終わっていく。
最後のほうにようやく、エドガーが紹介した人物が現れた。
学園内で生きやすくなるために、派閥に名前だけおいてほしい人たち。
一人は、ヒロインであるマリアだった。
ここは予想通り。私はエドガーとマリアがあんまりにも、恋にかすりもしないものだから、もっと親しくどうにかならないかと奮闘したのだ。
私がマリアを虐めなくても、第二の悪役令嬢が現れマリアを虐めることに関しては、少々私も気にかけていた。それに、なんだかんだでエドガーがマリアを紹介する程度には仲良くなっていることでほっとする。
とりあえず、二人の恋路は一歩前進といったところかしら。
私の身の安全を考えると、早めにヒロインには誰とくっつくか決めていただきたいところ……
もう一人は、エドガーと同じ領地の出身で、騎士を目指している男子生徒だった。後ろ盾にするにはエドガーだと弱いといったところだろうか。
エドガーの紹介した人物については、まぁ、名前だけ派閥においておくくらいなら別にいいとは思うのだけれど。
ジーク、フォルト、シオンはエドガーから紹介した人物から漏れたのかもという線がまだ、払拭しきれず難色を示していたのもそうだし。
多くの貴族の方たちにごめんなさいと断る面接で、平民だけが受かったとなると妬みの対象になるのではとアンナがいうので、二人は保留でほとぼりが少し冷めてからどうするかまた考えることになりそうと、愛想笑いをしすぎて引きつり疲れた頬の筋肉を手でほぐす。
「レーナさま、次が最後の方となります」
「ミリーありがとう。それでは入ってもらって」
お茶を一口飲んで、疲れには甘いものとプチケーキを口に含む。とりあえずこれで終了~って時に事件は起こったのだ。
現れた人物が、第二王子リジェットだったからだ。
完全に油断していたため、思わず口に含んだものを吹き出しそうになったけれど。グッと耐えた。
顔が引きつるのを、必死でごまかす。
「面接の機会をいただきありがとうございます。リジェットと申します」
「どうぞ、おかけになって」
私がそう声をかけると、会釈してリジェットが椅子に座った。
まさか、ここで隠しキャラが正面突破してくるとは思わないじゃない……
「それでは、お話はレーナ様に変わり。私アンナ・スペンサーが進めていきます。まず、この派閥になぜ入りたいのでしょうか?」
「身の安全の保障でございます」
リジェットのその答えに、この人物もエドガーから紹介された平民たち同様、何らかの理由があって生きにくいから高位貴族が多く所有している派閥の虎の威を借りたいのだろうと皆は判断したようだけれど私は違う。
第二王子だと知っていて、彼の言葉を受け止めると意味は全く変わってくる。
レーナ家、アーヴァインはジーク曰く王家の忠犬らしいし。
その私が代表している派閥に王子がくるってことは、王子として守れと言われているのだろうかなどと深読みが始まってしまう。
だって、第二王子暗殺事件を止めた主要メンバーがまさに、この派閥に偏っているのだもの。
「身の安全の保障ということですが、私はそうとは思えないんですよ」
ミリーははっきりとそういった。
「なぜそう思われるのでしょうか?」
「時間をいただいた際に、こちらとしても変な方をいれるわけにはいきませんので。軽く調査をさせていただきました。ですが、他の身の安全を主張した方と違い。あなたは特に人間関係でトラブルを起こしておりませんし。むしろ、高位貴族のいる派閥に入ることで、新たなもめごとになるのでは?」
ミリーがこれまで通り、相手の素行などから、この派閥にはふさわしくないのでは? とお断りのほうへと持っていく。
すると、目の前のリジェットが沈黙した。
そして、戸惑っているようにメガネに触れたが、私はそれをみてヤバいと思った。
もし、よくいるぼやーんとした生徒に見せている魔道具を外して、私は第二王子なんです! とカミングアウトをされたらたまったもんじゃないのである。
私は空気をよまず立ち上がった。
やらせねーよという気持ちでいっぱいだった。
「レーナ様?」
突然立ち上がった私にどうしたの? と言わんばかりにシオンが怪訝な顔をした。
「派閥は基本一つしか入れませんのよ」
「はい、存じ上げております」
「私は身分に比べて魔力が伴っておりませんの」
もう何としてもリジェットを断るしかないモードに私は入った。
「「レーナ様!?」」
そのようなことは平民にまで打ち明ける必要はないと言わんばかりに、私の名前を呼びアンナとミリーは慌てる。
「身の安全の保障が目的とのことですが、私はあなたの身の安全を守る力は物理的にありません。私の派閥に入ってくださった方は、私が個人的に仲良くしており。どちらかというと、私の身の安全を守るために派閥に入ってもらっておりますの。ですから、そのような目的ではうちの派閥に入れるわけにはいかないのです。ごめんなさいね。アンナ、ミリー。帰っていただいて」
「はい!」
声をかけると、手馴れたようにアンナとミリーが私の両サイドから立ち上がりリジェットの両脇に手をいれずるずると引きずり出す。
「待ってください、話しを最後まで」
「シオン、悪いんだけれど。彼を退出させて」
「は~い。かしこまりました」
血の盟約で強く念じたわけではないけれど、めったにシオンを下僕らしく使わない私が指示を出したことでシオンがサッと動いた。
「ご主人様がそういってるんで。派閥は他にもいろいろあるし、別のところに入れることを心より祈っております」
身体強化したことで、アンナとミリーとは違いすんなりとリジェットが扉の向こうに押し出され、実にあっさりと扉がしまった。
扉が閉まり、私はため息をついて席に着いた。
「で、どういうこと?」
厄介者払いが終わり、シオンが珍しくシオンを使った私に理由を問い詰める。
どうしよう、第二王子はあいつだと言ってしまおうかしら。でも、魔道具で姿を偽っているわけで、信頼しているとはいえ、今回の派閥の情報が漏れた犯人を疑う様なことが、王子様が誰かということでなるとまずいし。
「入れる理由がない。それだけよ」と私は話をぶった切った。
アンナとミリーの予想通り、面接に来る人の目的は私の派閥に入ることで特定の人と仲良くなることが目的の人や。
学年では高位貴族が自身の派閥を作らずに、私の派閥に偏ったことで、社交界での思惑を通すためにがやってきていることが分かった。
だけど、ジークの言葉を借りるに。このように押しかけて物事を通そうとした段階で、私たちの派閥になど入れるはずもないということだった。
形だけの面接は身分が高い順で淡々と終わっていく。
最後のほうにようやく、エドガーが紹介した人物が現れた。
学園内で生きやすくなるために、派閥に名前だけおいてほしい人たち。
一人は、ヒロインであるマリアだった。
ここは予想通り。私はエドガーとマリアがあんまりにも、恋にかすりもしないものだから、もっと親しくどうにかならないかと奮闘したのだ。
私がマリアを虐めなくても、第二の悪役令嬢が現れマリアを虐めることに関しては、少々私も気にかけていた。それに、なんだかんだでエドガーがマリアを紹介する程度には仲良くなっていることでほっとする。
とりあえず、二人の恋路は一歩前進といったところかしら。
私の身の安全を考えると、早めにヒロインには誰とくっつくか決めていただきたいところ……
もう一人は、エドガーと同じ領地の出身で、騎士を目指している男子生徒だった。後ろ盾にするにはエドガーだと弱いといったところだろうか。
エドガーの紹介した人物については、まぁ、名前だけ派閥においておくくらいなら別にいいとは思うのだけれど。
ジーク、フォルト、シオンはエドガーから紹介した人物から漏れたのかもという線がまだ、払拭しきれず難色を示していたのもそうだし。
多くの貴族の方たちにごめんなさいと断る面接で、平民だけが受かったとなると妬みの対象になるのではとアンナがいうので、二人は保留でほとぼりが少し冷めてからどうするかまた考えることになりそうと、愛想笑いをしすぎて引きつり疲れた頬の筋肉を手でほぐす。
「レーナさま、次が最後の方となります」
「ミリーありがとう。それでは入ってもらって」
お茶を一口飲んで、疲れには甘いものとプチケーキを口に含む。とりあえずこれで終了~って時に事件は起こったのだ。
現れた人物が、第二王子リジェットだったからだ。
完全に油断していたため、思わず口に含んだものを吹き出しそうになったけれど。グッと耐えた。
顔が引きつるのを、必死でごまかす。
「面接の機会をいただきありがとうございます。リジェットと申します」
「どうぞ、おかけになって」
私がそう声をかけると、会釈してリジェットが椅子に座った。
まさか、ここで隠しキャラが正面突破してくるとは思わないじゃない……
「それでは、お話はレーナ様に変わり。私アンナ・スペンサーが進めていきます。まず、この派閥になぜ入りたいのでしょうか?」
「身の安全の保障でございます」
リジェットのその答えに、この人物もエドガーから紹介された平民たち同様、何らかの理由があって生きにくいから高位貴族が多く所有している派閥の虎の威を借りたいのだろうと皆は判断したようだけれど私は違う。
第二王子だと知っていて、彼の言葉を受け止めると意味は全く変わってくる。
レーナ家、アーヴァインはジーク曰く王家の忠犬らしいし。
その私が代表している派閥に王子がくるってことは、王子として守れと言われているのだろうかなどと深読みが始まってしまう。
だって、第二王子暗殺事件を止めた主要メンバーがまさに、この派閥に偏っているのだもの。
「身の安全の保障ということですが、私はそうとは思えないんですよ」
ミリーははっきりとそういった。
「なぜそう思われるのでしょうか?」
「時間をいただいた際に、こちらとしても変な方をいれるわけにはいきませんので。軽く調査をさせていただきました。ですが、他の身の安全を主張した方と違い。あなたは特に人間関係でトラブルを起こしておりませんし。むしろ、高位貴族のいる派閥に入ることで、新たなもめごとになるのでは?」
ミリーがこれまで通り、相手の素行などから、この派閥にはふさわしくないのでは? とお断りのほうへと持っていく。
すると、目の前のリジェットが沈黙した。
そして、戸惑っているようにメガネに触れたが、私はそれをみてヤバいと思った。
もし、よくいるぼやーんとした生徒に見せている魔道具を外して、私は第二王子なんです! とカミングアウトをされたらたまったもんじゃないのである。
私は空気をよまず立ち上がった。
やらせねーよという気持ちでいっぱいだった。
「レーナ様?」
突然立ち上がった私にどうしたの? と言わんばかりにシオンが怪訝な顔をした。
「派閥は基本一つしか入れませんのよ」
「はい、存じ上げております」
「私は身分に比べて魔力が伴っておりませんの」
もう何としてもリジェットを断るしかないモードに私は入った。
「「レーナ様!?」」
そのようなことは平民にまで打ち明ける必要はないと言わんばかりに、私の名前を呼びアンナとミリーは慌てる。
「身の安全の保障が目的とのことですが、私はあなたの身の安全を守る力は物理的にありません。私の派閥に入ってくださった方は、私が個人的に仲良くしており。どちらかというと、私の身の安全を守るために派閥に入ってもらっておりますの。ですから、そのような目的ではうちの派閥に入れるわけにはいかないのです。ごめんなさいね。アンナ、ミリー。帰っていただいて」
「はい!」
声をかけると、手馴れたようにアンナとミリーが私の両サイドから立ち上がりリジェットの両脇に手をいれずるずると引きずり出す。
「待ってください、話しを最後まで」
「シオン、悪いんだけれど。彼を退出させて」
「は~い。かしこまりました」
血の盟約で強く念じたわけではないけれど、めったにシオンを下僕らしく使わない私が指示を出したことでシオンがサッと動いた。
「ご主人様がそういってるんで。派閥は他にもいろいろあるし、別のところに入れることを心より祈っております」
身体強化したことで、アンナとミリーとは違いすんなりとリジェットが扉の向こうに押し出され、実にあっさりと扉がしまった。
扉が閉まり、私はため息をついて席に着いた。
「で、どういうこと?」
厄介者払いが終わり、シオンが珍しくシオンを使った私に理由を問い詰める。
どうしよう、第二王子はあいつだと言ってしまおうかしら。でも、魔道具で姿を偽っているわけで、信頼しているとはいえ、今回の派閥の情報が漏れた犯人を疑う様なことが、王子様が誰かということでなるとまずいし。
「入れる理由がない。それだけよ」と私は話をぶった切った。
129
お気に入りに追加
13,574
あなたにおすすめの小説
王子の片思いに気付いたので、悪役令嬢になって婚約破棄に協力しようとしてるのに、なぜ執着するんですか?
いりん
恋愛
婚約者の王子が好きだったが、
たまたま付き人と、
「婚約者のことが好きなわけじゃないー
王族なんて恋愛して結婚なんてできないだろう」
と話ながら切なそうに聖女を見つめている王子を見て、王子の片思いに気付いた。
私が悪役令嬢になれば、聖女と王子は結婚できるはず!と婚約破棄を目指してたのに…、
「僕と婚約破棄して、あいつと結婚するつもり?許さないよ」
なんで執着するんてすか??
策略家王子×天然令嬢の両片思いストーリー
基本的に悪い人が出てこないほのぼのした話です。
私が死んで満足ですか?
マチバリ
恋愛
王太子に婚約破棄を告げられた伯爵令嬢ロロナが死んだ。
ある者は面倒な婚約破棄の手続きをせずに済んだと安堵し、ある者はずっと欲しかった物が手に入ると喜んだ。
全てが上手くおさまると思っていた彼らだったが、ロロナの死が与えた影響はあまりに大きかった。
書籍化にともない本編を引き下げいたしました

【完結】もう無理して私に笑いかけなくてもいいですよ?
冬馬亮
恋愛
公爵令嬢のエリーゼは、遅れて出席した夜会で、婚約者のオズワルドがエリーゼへの不満を口にするのを偶然耳にする。
オズワルドを愛していたエリーゼはひどくショックを受けるが、悩んだ末に婚約解消を決意する。
だが、喜んで受け入れると思っていたオズワルドが、なぜか婚約解消を拒否。関係の再構築を提案する。
その後、プレゼント攻撃や突撃訪問の日々が始まるが、オズワルドは別の令嬢をそばに置くようになり・・・
「彼女は友人の妹で、なんとも思ってない。オレが好きなのはエリーゼだ」
「私みたいな女に無理して笑いかけるのも限界だって夜会で愚痴をこぼしてたじゃないですか。よかったですね、これでもう、無理して私に笑いかけなくてよくなりましたよ」

愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
5年も苦しんだのだから、もうスッキリ幸せになってもいいですよね?
gacchi
恋愛
13歳の学園入学時から5年、第一王子と婚約しているミレーヌは王子妃教育に疲れていた。好きでもない王子のために苦労する意味ってあるんでしょうか。
そんなミレーヌに王子は新しい恋人を連れて
「婚約解消してくれる?優しいミレーヌなら許してくれるよね?」
もう私、こんな婚約者忘れてスッキリ幸せになってもいいですよね?
3/5 1章完結しました。おまけの後、2章になります。
4/4 完結しました。奨励賞受賞ありがとうございました。
1章が書籍になりました。

婚約者に毒を飲まされた私から【毒を分解しました】と聞こえてきました。え?
こん
恋愛
成人パーティーに参加した私は言われのない罪で婚約者に問い詰められ、遂には毒殺をしようとしたと疑われる。
「あくまでシラを切るつもりだな。だが、これもお前がこれを飲めばわかる話だ。これを飲め!」
そう言って婚約者は毒の入ったグラスを渡す。渡された私は躊躇なくグラスを一気に煽る。味は普通だ。しかし、飲んでから30秒経ったあたりで苦しくなり初め、もう無理かも知れないと思った時だった。
【毒を検知しました】
「え?」
私から感情のない声がし、しまいには毒を分解してしまった。私が驚いている所に友達の魔法使いが駆けつける。
※なろう様で掲載した作品を少し変えたものです

夫の色のドレスを着るのをやめた結果、夫が我慢をやめてしまいました
氷雨そら
恋愛
夫の色のドレスは私には似合わない。
ある夜会、夫と一緒にいたのは夫の愛人だという噂が流れている令嬢だった。彼女は夫の瞳の色のドレスを私とは違い完璧に着こなしていた。噂が事実なのだと確信した私は、もう夫の色のドレスは着ないことに決めた。
小説家になろう様にも掲載中です
側妃は捨てられましたので
なか
恋愛
「この国に側妃など要らないのではないか?」
現王、ランドルフが呟いた言葉。
周囲の人間は内心に怒りを抱きつつ、聞き耳を立てる。
ランドルフは、彼のために人生を捧げて王妃となったクリスティーナ妃を側妃に変え。
別の女性を正妃として迎え入れた。
裏切りに近い行為は彼女の心を確かに傷付け、癒えてもいない内に廃妃にすると宣言したのだ。
あまりの横暴、人道を無視した非道な行い。
だが、彼を止める事は誰にも出来ず。
廃妃となった事実を知らされたクリスティーナは、涙で瞳を潤ませながら「分かりました」とだけ答えた。
王妃として教育を受けて、側妃にされ
廃妃となった彼女。
その半生をランドルフのために捧げ、彼のために献身した事実さえも軽んじられる。
実の両親さえ……彼女を慰めてくれずに『捨てられた女性に価値はない』と非難した。
それらの行為に……彼女の心が吹っ切れた。
屋敷を飛び出し、一人で生きていく事を選択した。
ただコソコソと身を隠すつまりはない。
私を軽んじて。
捨てた彼らに自身の価値を示すため。
捨てられたのは、どちらか……。
後悔するのはどちらかを示すために。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。