水中の虹と影

水の中にある王国。そこには伝説がある。

『虹が世界を照らす時、光の世界が訪れる』

数万年もの時の流れと共にその伝説は人々の記憶から消えていった。

人々が伝説を忘れた頃、それは突然姿を見せた。

長い時を経て伝説は再び姿を見せたのだ。

それは伝説を宿した少女。

虹の少女と共に過ごす事ができるのは虹の影にいるものだけ。

だが、影は虹を忌み嫌っている。

その影が虹と共に過ごした時間は、影の認識を変えた。

そして伝説の時はきた。

光の世界の真実と虹の本来の役割。

影は同族と共にする事を望むのか、虹と共にする事を望むのか

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