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衛星機甲クレイジー・ムーンの章

過去編 転生否定の執行者10 獲物(若い男)を狙う女神たち

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リーシャ「さ~て! 今日のランチはスィードマンモスのステーキだ! 豪勢に決めるぜぇ!」


イールミ「僕らもいただいていいのですか?」


リーシャ「おう! おまえらの分も焼いておいたから存分に味わえ!!」

 リビングの食卓にカチャカチャと食器を並べていくリーシャ。ルンルンと嬉しそうな表情が、愛くるしさを物語っていた。


イールミ「リーシャさん、お料理上手なんですね」


リーシャ「まあな! こう見えても俺はモンスター調理免許を持ってるからな!」


ウィデア「ほう、これがスィードマンモスのステーキかのう」


レティア「おいしそう…わたしたちも…食べていい?」


メイティア「ま~たこれは精が付きそう…ねぇ? イールミ♡」

 リーシャが料理を配膳し終わると3女神たちが目を輝かせながらリビングに入ってきた。メイティアは舌なめずりしながらイールミの下半身を見つめていた。

イールミ「ひぃっ!!」イールミはおもむろに自分の股間をガードする。


リーシャ「おまえらの分もあるに決まってんだろ! たくさん食え食え!」


リーシャ「よしっ! ガッツリブドウ酒はみんな持ったな?! え~それでは! イール・ミーヤ一行のスィードマンモスの討伐、及びマッスルネズミの女王の捕獲祝いと! 至高の聖剣作成を願って! 乾杯!!」


一同「かんぱ~い!!」


イールミ「それでは、いただきます」


メイティア「いただきま~す♪」


レティア「いっただきま~す…シュバババ」


4人「むしゃむしゃ……あむあむ……」


ウィデア「……うむ! うまいぞい!!」


レティア「……おいしい……!! はぐはぐ……」


メイティア「はぁ~~~♡ お肉にかぶりつくのってさいこ~~~~♡」


イールミ「んふ~~っ!!」


リーシャ「どうだ?! うまいだろ?!」


3女神たち「……ごくんっ」


 リーシャの作ったスィードマンモスのステーキは、絶品だった。シンプルだが素材の味を最大限に活かした素晴らしい出来だ。一同はその美味しさに舌鼓を打ちながら、あっという間に平らげてしまった。そして……

リーシャ「くぅ~!! やっぱこれだな! 脂身と赤身の絶妙なバランス!! でっけぇ仕事前はこれに限る!」


メイティア「ん~っ! お肉って……最高ね!」


レティア「はぁ~~……おいしかったぁ……」


ウィデア「うむ、なかなかの美味じゃったぞい」


イールミ「ふぅ……ごちそうさまでした! ありがとうございます、リーシャさん!」


リーシャ「へへっ! 喜んでくれたなら何よりだぜ!」


レティア「……ねぇ? ところで……このあとの予定は?」


メイティア「そうねぇ~、今日はこの後どうするのかしらぁ?」


ウィデア「ふむ。まだ日も高いしの」


イールミ「うぐっ!」
 急にうずくまり苦しそうにするイールミ。


ウィデア「どうしたのじゃっ?! イールミ!!」


 するとリーシャが思いついたように語りだした。

リーシャ「すっかり忘れてたぜ…フォール人以外がスィードマンモスの肉を食うと…」

 一同「ごくり…」

リーシャ「精力絶大になる」
 顔を赤らめながら必死に股間を抑えるイールミ。

リーシャ「この量だと3日はおっ立ったままだろうなぁ…」

 4人の視線が一斉にイールミに注がれる。その目は獲物を狙う肉食獣のように鋭く光っていた……

レティア「リーシャ…今日はパーティーよね?」

リーシャ「ん?決まってんだろ? 今日はイールミの歓迎会だよな?」

メイティア「……だからぁ、これからの予定はどうするの?って聞いてるの」

レティア「ねぇ~……イールミ?」

イールミ「……え?」

4人「今夜は寝かせないぜ?(わよ?)」

イールミ「……ひぃっ!!」

 4人の女豹たちは、獲物を逃さぬようジリジリとにじり寄ってくる。そして、ついに壁際に追い詰められてしまった。

リーシャ「ふひっ……今夜は寝かさねえぜ? イールミ……♡」

4人「へへっ……♡」

 4人はイールミの身体に触れるか触れないかの絶妙な距離を保ちながら、妖艶な眼差しで見つめている。逃げ場はない。絶体絶命の状況だ。

メイティア「……じゃあまずはぁ~……味見しちゃおっかなぁ?」

レティア「んふふ……そうねぇ~……」

ウィデア「では、わしもいただくとしようかのう……」

リーシャ「よーし! 決まりだ!! ほら、イールミ!さっさと脱ぎな!」

メイティア「そうだよぉ~! 早くぅ~!」
 リーシャたちは獲物の衣服を剝ぎ取るように乱暴に脱がせていく。

イールミ「え?え?ちょ……ちょっと待っ……」

4人「問答無用!!」

 こうしてイールミは4人に美味しくいただかれてしまった。そして……


ー翌朝ー


メイティア「……んふふ♡ ごちそうさまでしたぁ~♡」

リーシャ「うし! 軽く運動もしたことだし、聖剣を打つ準備だ!」

リーシャ「3女神! 手伝え! とっておきの聖剣を作るんだろ?」

3人「当然じゃわい!(よ!)(…)」


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