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七瀬さんに連れられ買い物をしに外に出る。七瀬さんと一緒にエレベーターに乗り地下の駐車場に置いてあった七瀬さんの車に乗り込む。
「どこ行く~?服屋とか?蓮くん私服ダサすぎだもんね~。」
いつの間にか蓮くん呼びになってる七瀬さんに服をダサいと言われ少しショックを受けながらじゃあ服屋さんで……と行き先を指定する。
七瀬さんは色の薄いサングラスを掛け片手でハンドルを操作しながらタバコを吸っている。かなりのヘビースモーカーなのだろう車にある灰皿には大量の吸殻が捨ててある。
「ん?タバコ吸う?」
美味しそうにタバコを吸っている七瀬さんを見ているとスっとタバコを差し出される。
「僕まだ未成年なんで……煙草はちょっと……。」
「えー!そんなの気にしちゃうタイプ?面白いね」
急に差し出されたタバコにビックリしながら断ると七瀬さんは笑いながら吸っていたタバコを灰皿に押付け車の窓を開ける。
夏の蒸し暑い風が窓から流れ込んでくる。
車の中で七瀬さんの趣味の麻雀の話を延々とされそろそろ聞き飽きてきたなというところで
「そろそろつくよ~。」
と車は大型のショッピングモールに止まった。
「服も買えるし食材も調達できる!ここに決めました~!」
さあさ行こ行こと外に出た七瀬さんに手を繋がれる。
「なんで手繋ぐんですか?」
「迷子になったら困るからね~。」
迷子になんてならないのに…。手を離してもらおうとしたが聞き受けられずに手を繋いだまま七瀬さんはずんずんとショッピングモールの中を歩いていく。そして1つの服屋さんの前で立ち止まり服を物色していく。
「うーん。これとこれ……いや…こっちだな!
よし!蓮くんちょっとこれ試着してみて!」
七瀬さんはすごい勢いで1式のコーデを持ってきた。
ダボッとした白シャツにジーンズのパンツと黒いショルダーバッグ。
着替えるとうんうんと頷かれ写真を撮られ店員さんにタグを取られる。
「これはこのまま着て行ってあと何着かこっちで選んじゃうね~」
七瀬さんはまた風のような速さで服を5着くらい選び九竜さんから貰ったブラックカードで支払いを済ませ入口で突っ立っていた僕の元へ歩いてくる。
「おっけー!あと香水つけて、俺のネックレス絶対似合うから上げるね~」
ムスクの香りのする香水を付けられ七瀬さんが自分の首につけていたネックレスを僕につけてくれた。
「よーしじゃあ次は食品売り場にれっつごー」
また手を繋がれ食品売り場でいくつか食材を買い家に帰る。マンションのエレベーターから下りると玄関に関口さんが荷物を抱えてチャイムを連打していた。
「あ!おいおいおい!夕方に来るって言ってたろ!なんで出かけてんだよ!」
額に青筋を立てた関口さんにおでこを人差し指でつつかれる。おでこを手で覆いながら「い、痛いです……。」というと関口さんは怒りが収まったのか
「ふん!おら!荷物だ!受け取れ!」
と手に持っていたダンボールを1つ僕に持たせ去っていった。まるで嵐のようだ……。
涙目で七瀬さんの方を見るとニマニマしている…。
「関口も見張りに立つことがあるから仲良くね~。」
あの人に見張りに立たれたら一日中罵られそうだ……。家の中に入り今日買った食材を冷蔵庫にしまっていると玄関がガチャっと音を立てた。またしてもソファでゴロゴロしていた七瀬さんが飛び起き玄関へパタパタと向かう。
「お疲れ様です!」
という声が聞こえたので九竜さんかなと僕も玄関に向かうとやっぱり九竜さんが立っていた。七瀬さんは帰らせたらしく姿がなかった。
「お、おかえりなさい。」
誰かを迎えたことなんてないから少し緊張する。
「あぁ。ただいま。」
無事に挨拶も済ませたので途中だった片付けを再開させようと九竜さんに背を向けキッチンに向かおうとするといきなり背後から九竜さんに抱きしめられる。
「へぁ!?く、九竜さん!」
すーっと首を嗅がれ擽ったさと恥ずかしさに身を捩って逃げようとするが更に強い力で抱きしめられて逃げることが出来ない。
「九竜さんん~~っ」
苦しくて腕をタップすると抱きしめられていた手が離れる。
「すまない……。いい匂いがしてつい……。」
「七瀬さんの香水の匂いですかね…?」
「チッ!」
舌打ちをされてしまった…。九竜さんの顔があまりにも怖くて僕は下を向いてしまう。すると九竜さんにお姫様抱っこのようなものをされてしまい寝室に運ばれる。
ボフッと乱暴にベッドに落とされた僕の隣に九竜さんが座ってきた。
「他のやつに靡いたお仕置。」
僕を横に寝転がせ後ろから抱きしめるような体制になった九竜さんは耳元で囁き、するっとシャツの下から手を入れて乳首を触られる。
「ふっあっお仕置ってなんでぇ。」
「七瀬の香水にネックレスこれ以上に言うことあるか?」
確かにそうだけどその2つとも勝手に付けられたものだ。靡いてなんかない。
「七瀬さんが勝手にぃ。んっぐっぅ。」
言い訳をしようとすると九竜さんの指が口に侵入してきた。
「拒まなかった時点でダメなんだ。」
長い指が喉奥まで入ってこようとしてえづきかける。唾液がたらたらと流れ出ていくのを感じる。
普段乳首なんて感じたことは無いが九竜さんに触られているからなのか何故か気持ちよくなってくる。
下半身がじんっとするのを感じついもじもじしてしまう。
それから10分ほど九竜さんに乳首を伸ばされたりこねくり回されてる内に乳首はじんじんと熱を持ち僕の性器は完全に勃ちあがりパンツから出たそうにしている。
僕はとうとう我慢できなくなり手を伸ばそうとするがパシッと手を捕まれ後ろ手に拘束されてしまう。
「乳首でイけるようにしようなあ。」
「え!え!無理です無理です!」
乳首で感じられるようになったばっかりなのに乳首でイくなんて無理に決まってる。
拒否を強く表すが乳首をぐりぐりぃっと強く押されてしまい否定の言葉は喘ぎ声でかき消される。
「こんなに喘いでるのに無理なんてことないだろ。頑張ろうな。」
おでこに優しくキスをされ微笑まれる。
ちゅっちゅっとおでこから鼻、頬っぺと段々下に降りていく九竜さんの口。ついに乳首にキスをされ舐められる。
「んっあっあ!九竜さ、んっそれだめ。」
九竜さんの舌はピアスを開けているのか冷たい金属が乳首に当たり信じられないほど気持ちいい。
舌ピで乳首をぐりぐりと潰されると腰が浮いてきて九竜さんの体に擦り付けてしまう。止められると思ったが九竜さんは何も言わず乳首を舐め続けている。腰をヘコヘコと九竜さんの体にこすり付けそろそろイけそうという時に乳首を噛まれイってしまう。
「ひっあぁ!」
精子がトプっと出てパンツが汚れるのを感じる。
「偉い偉い。」
九竜さんが頭を撫でてくれる気持ちよさに浸っていると眠くなってきてしまいうとうとし始めてしまう。
そんな僕に九竜さんは寝てろと言い僕はそのまま眠りについた。
「どこ行く~?服屋とか?蓮くん私服ダサすぎだもんね~。」
いつの間にか蓮くん呼びになってる七瀬さんに服をダサいと言われ少しショックを受けながらじゃあ服屋さんで……と行き先を指定する。
七瀬さんは色の薄いサングラスを掛け片手でハンドルを操作しながらタバコを吸っている。かなりのヘビースモーカーなのだろう車にある灰皿には大量の吸殻が捨ててある。
「ん?タバコ吸う?」
美味しそうにタバコを吸っている七瀬さんを見ているとスっとタバコを差し出される。
「僕まだ未成年なんで……煙草はちょっと……。」
「えー!そんなの気にしちゃうタイプ?面白いね」
急に差し出されたタバコにビックリしながら断ると七瀬さんは笑いながら吸っていたタバコを灰皿に押付け車の窓を開ける。
夏の蒸し暑い風が窓から流れ込んでくる。
車の中で七瀬さんの趣味の麻雀の話を延々とされそろそろ聞き飽きてきたなというところで
「そろそろつくよ~。」
と車は大型のショッピングモールに止まった。
「服も買えるし食材も調達できる!ここに決めました~!」
さあさ行こ行こと外に出た七瀬さんに手を繋がれる。
「なんで手繋ぐんですか?」
「迷子になったら困るからね~。」
迷子になんてならないのに…。手を離してもらおうとしたが聞き受けられずに手を繋いだまま七瀬さんはずんずんとショッピングモールの中を歩いていく。そして1つの服屋さんの前で立ち止まり服を物色していく。
「うーん。これとこれ……いや…こっちだな!
よし!蓮くんちょっとこれ試着してみて!」
七瀬さんはすごい勢いで1式のコーデを持ってきた。
ダボッとした白シャツにジーンズのパンツと黒いショルダーバッグ。
着替えるとうんうんと頷かれ写真を撮られ店員さんにタグを取られる。
「これはこのまま着て行ってあと何着かこっちで選んじゃうね~」
七瀬さんはまた風のような速さで服を5着くらい選び九竜さんから貰ったブラックカードで支払いを済ませ入口で突っ立っていた僕の元へ歩いてくる。
「おっけー!あと香水つけて、俺のネックレス絶対似合うから上げるね~」
ムスクの香りのする香水を付けられ七瀬さんが自分の首につけていたネックレスを僕につけてくれた。
「よーしじゃあ次は食品売り場にれっつごー」
また手を繋がれ食品売り場でいくつか食材を買い家に帰る。マンションのエレベーターから下りると玄関に関口さんが荷物を抱えてチャイムを連打していた。
「あ!おいおいおい!夕方に来るって言ってたろ!なんで出かけてんだよ!」
額に青筋を立てた関口さんにおでこを人差し指でつつかれる。おでこを手で覆いながら「い、痛いです……。」というと関口さんは怒りが収まったのか
「ふん!おら!荷物だ!受け取れ!」
と手に持っていたダンボールを1つ僕に持たせ去っていった。まるで嵐のようだ……。
涙目で七瀬さんの方を見るとニマニマしている…。
「関口も見張りに立つことがあるから仲良くね~。」
あの人に見張りに立たれたら一日中罵られそうだ……。家の中に入り今日買った食材を冷蔵庫にしまっていると玄関がガチャっと音を立てた。またしてもソファでゴロゴロしていた七瀬さんが飛び起き玄関へパタパタと向かう。
「お疲れ様です!」
という声が聞こえたので九竜さんかなと僕も玄関に向かうとやっぱり九竜さんが立っていた。七瀬さんは帰らせたらしく姿がなかった。
「お、おかえりなさい。」
誰かを迎えたことなんてないから少し緊張する。
「あぁ。ただいま。」
無事に挨拶も済ませたので途中だった片付けを再開させようと九竜さんに背を向けキッチンに向かおうとするといきなり背後から九竜さんに抱きしめられる。
「へぁ!?く、九竜さん!」
すーっと首を嗅がれ擽ったさと恥ずかしさに身を捩って逃げようとするが更に強い力で抱きしめられて逃げることが出来ない。
「九竜さんん~~っ」
苦しくて腕をタップすると抱きしめられていた手が離れる。
「すまない……。いい匂いがしてつい……。」
「七瀬さんの香水の匂いですかね…?」
「チッ!」
舌打ちをされてしまった…。九竜さんの顔があまりにも怖くて僕は下を向いてしまう。すると九竜さんにお姫様抱っこのようなものをされてしまい寝室に運ばれる。
ボフッと乱暴にベッドに落とされた僕の隣に九竜さんが座ってきた。
「他のやつに靡いたお仕置。」
僕を横に寝転がせ後ろから抱きしめるような体制になった九竜さんは耳元で囁き、するっとシャツの下から手を入れて乳首を触られる。
「ふっあっお仕置ってなんでぇ。」
「七瀬の香水にネックレスこれ以上に言うことあるか?」
確かにそうだけどその2つとも勝手に付けられたものだ。靡いてなんかない。
「七瀬さんが勝手にぃ。んっぐっぅ。」
言い訳をしようとすると九竜さんの指が口に侵入してきた。
「拒まなかった時点でダメなんだ。」
長い指が喉奥まで入ってこようとしてえづきかける。唾液がたらたらと流れ出ていくのを感じる。
普段乳首なんて感じたことは無いが九竜さんに触られているからなのか何故か気持ちよくなってくる。
下半身がじんっとするのを感じついもじもじしてしまう。
それから10分ほど九竜さんに乳首を伸ばされたりこねくり回されてる内に乳首はじんじんと熱を持ち僕の性器は完全に勃ちあがりパンツから出たそうにしている。
僕はとうとう我慢できなくなり手を伸ばそうとするがパシッと手を捕まれ後ろ手に拘束されてしまう。
「乳首でイけるようにしようなあ。」
「え!え!無理です無理です!」
乳首で感じられるようになったばっかりなのに乳首でイくなんて無理に決まってる。
拒否を強く表すが乳首をぐりぐりぃっと強く押されてしまい否定の言葉は喘ぎ声でかき消される。
「こんなに喘いでるのに無理なんてことないだろ。頑張ろうな。」
おでこに優しくキスをされ微笑まれる。
ちゅっちゅっとおでこから鼻、頬っぺと段々下に降りていく九竜さんの口。ついに乳首にキスをされ舐められる。
「んっあっあ!九竜さ、んっそれだめ。」
九竜さんの舌はピアスを開けているのか冷たい金属が乳首に当たり信じられないほど気持ちいい。
舌ピで乳首をぐりぐりと潰されると腰が浮いてきて九竜さんの体に擦り付けてしまう。止められると思ったが九竜さんは何も言わず乳首を舐め続けている。腰をヘコヘコと九竜さんの体にこすり付けそろそろイけそうという時に乳首を噛まれイってしまう。
「ひっあぁ!」
精子がトプっと出てパンツが汚れるのを感じる。
「偉い偉い。」
九竜さんが頭を撫でてくれる気持ちよさに浸っていると眠くなってきてしまいうとうとし始めてしまう。
そんな僕に九竜さんは寝てろと言い僕はそのまま眠りについた。
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