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6話 やっぱりベッドはふかふかじゃないとな
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「んじゃあ、俺はここで。」
さてと、今日泊まる宿を確保しなくてはな。
できればふかふかのベッドで寝てえなあ。
宿探しをしようと歩き出すと、ヘレナから声をかけられる。
「アレスさんは決まった宿がおありで?」
「ん?いや、特にないな。俺はその日暮らしだし。」
「よろしければわたくしの屋敷に来ませんか?セリスとアリサもそこで寝泊まりしているのです。」
「君のことだから知っているとは思うが、ヘレナはこう見えて伯爵家の娘でな。私たちはいつもルーバス家の別荘を使わせてもらっているんだ。」
え?伯爵家?
それもっと早く知りたかったんですけど。
「ヘレナ、いや、ヘレナ嬢、流石にパーティーメンバーとはいえ、女性達と一つ屋根の下というのは...。」
「ふふっ、ヘレナでいいですよ。アレスさんなら変なことをする心配もないでしょうし、お父様も『アレス君に関しては不敬があってはならん、丁重にもてなすように。』とおっしゃられていたので。」
いやいや、不敬って。
ルーバス卿にとって俺ってどんな存在なの?
「色々あったけど、あんたが悪いヤツじゃないことは分かったし、あたしも別に反対はしないわ。」
まあ、そういうことなら断る理由はないな。
「なるほど、大体は理解した。ヘレナとルーバス卿のご厚意に甘えさせてもらおう.....と、その前に確認したいことが一つ。」
「なんでしょうか?」
「ベッドはどんな感じだ?」
「どんな感じ、と言いますと?」
「ベッドの状態が気になる。」
せっかくお屋敷に世話になるんだからベッドの状態は気になるよね。
「基本的に個別の部屋に一つずつベッドをご用意しています。しかし....もしお望みとあらば、ダブルを用意することも可能です!」
いや、ヘレナさんや、そんな顔を『ポッ』とさせながら何言うてるんだい。
俺が聞きたいのはそんなことじゃないんよ。
アリサ、お前もそんなゴミを見るような目で俺を見るな。
「勘違いしないでくれ、俺はベッドにうるさくてな。ふかふかのベッドじゃないと寝れないんだ。」
まあ、ベッドにうるさいっていう設定は今つくったんだけど。
いままで、野宿とか普通にあったし。
「っ、これは失礼しました。最上級のシルクと羽毛を使用したベッドをご用意してあります。」
いやあ、最上級とか最高じゃん。
流石は伯爵家やな。
「そうか、それを聞いて安心した。是非お世話になろう。セリスもそれでいいだろうか?」
「ああ、もちろんだ。歓迎するよ、アレス君。」
こうして俺は無事泊まる場所と、ふかふかのベッドを手に入れた。
・・・・・・・・・・・・・・・・
「アレス君には申し訳ないが、私たちが先にお風呂に入るとしよう。」
「お先に失礼しますね。」
「覗くんじゃないわよ。」
覗かねえよ!
マジでアリサの俺への認識ひどくね?
「アレスさんは部屋でくつろいでいてください。この見取り図を渡しておきますね。」
「助かる。」
さてと、早速ふかふかのベッドを堪能したいところだが.....。
ふむ、困ったな。
この見取り図大きすぎて自分の部屋の場所が全くわからんぞ。
とりあえず、今いるのが1階の広間だから....。
2階に上って、おそらく左から3番目の部屋だな。
うん、間違いない。
俺は見取り図を頼りに、約40分程かけて自分の部屋であろう所に行きついた。
ガチャッ
「ほほ~う、これはなかなかどうして、いいものだ。」
花のような香りと、きれいに清掃された部屋。
うーん、素晴らしい。
「どれどれ、まずはベッドにダイブさせてもらおう。」
華麗にトリプルアクセルを決めながらベッドにダイブする俺。
うわあ、ふっかふかだあ。
ん?なんだこれ?
そこにはクマらしきぬいぐるみが。
何これ?安眠用グッズか何かか?
俺が考え込んでいると、部屋の扉が開かれた。
「なっ、アレス君!?」
「セリスか。俺に何か用か?」
「ちょっ、どうしたのセリス?大きな声出して....って何してんのよあんた!」
「あらあら、これは....。ふふっ。」
どういう状況、これ?
「アレス君、ここは私の部屋なのだが....。」
あっ、ふーん。
完全に理解したわ。
この状況、俺ただの変態じゃん。
「すまない、部屋を間違えたようだ。俺は地図系にはどうにも疎くてな。他意はない。」
仕方ないよね、広い屋敷だし。
うん、仕方ない。
「ちなみに俺の部屋はどこだ?」
俺は何事もなかったかのようにヘレナに聞く。
「この部屋の2つ隣です。すでに清掃等は済ませてあります。」
「ありがたい。では俺はこれで....。」
「アレス君、見たかい?」
突然セリスに呼び止められる。
「ん?ああ、あのクマか。いいものだと思うぞ。」
「別にああいうのが好きとかじゃなくてだな....あれはその....そう、安眠グッズ的なやつなんだ!」
「大丈夫だ、分かっている。睡眠は大事だしな。」
「あっ、ああ....。」
てっきり部屋に入ったこと怒られるのかと思ったけど、違ったな。
部屋を出て今度こそ俺の部屋に向かおうとすると、
「あたしの部屋に勝手に入ったら殺すから。」
アリサが冷たい目で俺のことを見ながらそう言った。
・・・・・・・・・・・・・・・・
「アレスは見つかったか?」
「すみませんボス、諜報員総動員で探しているのですが....いまだに見つかっていません。しかし、1つ情報が入ってきました。」
「情報?」
「なんでも、勇者パーティーと、ミネルネ地方に向かっていたとのことです。」
「勇者パーティーと....あいつは何を考えているんだ...。とにかく捜索を続けてくれ。」
「承知しました。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・
一方そのころ.....
「いやあ、いい湯だったなあ。あんなでけえ風呂初めて見たわ。」
風呂あがり、俺はベッドでごろごろしていた。
それにしても、いい隠れ家見つけたわあ。
流石に組織も伯爵家の別荘に俺がいるなんて思わないだろうしな。
最悪組織に居場所がばれても、伯爵家のコネ使えばなんとかなるだろうし。
宿代もケチれるし一石二鳥だな。
「いい時間だし寝るかあ。」
う~ん、ふかふかのベッドって最高だな!
セリス『私がぬいぐるみ好きなのばれてないよな?』
さてと、今日泊まる宿を確保しなくてはな。
できればふかふかのベッドで寝てえなあ。
宿探しをしようと歩き出すと、ヘレナから声をかけられる。
「アレスさんは決まった宿がおありで?」
「ん?いや、特にないな。俺はその日暮らしだし。」
「よろしければわたくしの屋敷に来ませんか?セリスとアリサもそこで寝泊まりしているのです。」
「君のことだから知っているとは思うが、ヘレナはこう見えて伯爵家の娘でな。私たちはいつもルーバス家の別荘を使わせてもらっているんだ。」
え?伯爵家?
それもっと早く知りたかったんですけど。
「ヘレナ、いや、ヘレナ嬢、流石にパーティーメンバーとはいえ、女性達と一つ屋根の下というのは...。」
「ふふっ、ヘレナでいいですよ。アレスさんなら変なことをする心配もないでしょうし、お父様も『アレス君に関しては不敬があってはならん、丁重にもてなすように。』とおっしゃられていたので。」
いやいや、不敬って。
ルーバス卿にとって俺ってどんな存在なの?
「色々あったけど、あんたが悪いヤツじゃないことは分かったし、あたしも別に反対はしないわ。」
まあ、そういうことなら断る理由はないな。
「なるほど、大体は理解した。ヘレナとルーバス卿のご厚意に甘えさせてもらおう.....と、その前に確認したいことが一つ。」
「なんでしょうか?」
「ベッドはどんな感じだ?」
「どんな感じ、と言いますと?」
「ベッドの状態が気になる。」
せっかくお屋敷に世話になるんだからベッドの状態は気になるよね。
「基本的に個別の部屋に一つずつベッドをご用意しています。しかし....もしお望みとあらば、ダブルを用意することも可能です!」
いや、ヘレナさんや、そんな顔を『ポッ』とさせながら何言うてるんだい。
俺が聞きたいのはそんなことじゃないんよ。
アリサ、お前もそんなゴミを見るような目で俺を見るな。
「勘違いしないでくれ、俺はベッドにうるさくてな。ふかふかのベッドじゃないと寝れないんだ。」
まあ、ベッドにうるさいっていう設定は今つくったんだけど。
いままで、野宿とか普通にあったし。
「っ、これは失礼しました。最上級のシルクと羽毛を使用したベッドをご用意してあります。」
いやあ、最上級とか最高じゃん。
流石は伯爵家やな。
「そうか、それを聞いて安心した。是非お世話になろう。セリスもそれでいいだろうか?」
「ああ、もちろんだ。歓迎するよ、アレス君。」
こうして俺は無事泊まる場所と、ふかふかのベッドを手に入れた。
・・・・・・・・・・・・・・・・
「アレス君には申し訳ないが、私たちが先にお風呂に入るとしよう。」
「お先に失礼しますね。」
「覗くんじゃないわよ。」
覗かねえよ!
マジでアリサの俺への認識ひどくね?
「アレスさんは部屋でくつろいでいてください。この見取り図を渡しておきますね。」
「助かる。」
さてと、早速ふかふかのベッドを堪能したいところだが.....。
ふむ、困ったな。
この見取り図大きすぎて自分の部屋の場所が全くわからんぞ。
とりあえず、今いるのが1階の広間だから....。
2階に上って、おそらく左から3番目の部屋だな。
うん、間違いない。
俺は見取り図を頼りに、約40分程かけて自分の部屋であろう所に行きついた。
ガチャッ
「ほほ~う、これはなかなかどうして、いいものだ。」
花のような香りと、きれいに清掃された部屋。
うーん、素晴らしい。
「どれどれ、まずはベッドにダイブさせてもらおう。」
華麗にトリプルアクセルを決めながらベッドにダイブする俺。
うわあ、ふっかふかだあ。
ん?なんだこれ?
そこにはクマらしきぬいぐるみが。
何これ?安眠用グッズか何かか?
俺が考え込んでいると、部屋の扉が開かれた。
「なっ、アレス君!?」
「セリスか。俺に何か用か?」
「ちょっ、どうしたのセリス?大きな声出して....って何してんのよあんた!」
「あらあら、これは....。ふふっ。」
どういう状況、これ?
「アレス君、ここは私の部屋なのだが....。」
あっ、ふーん。
完全に理解したわ。
この状況、俺ただの変態じゃん。
「すまない、部屋を間違えたようだ。俺は地図系にはどうにも疎くてな。他意はない。」
仕方ないよね、広い屋敷だし。
うん、仕方ない。
「ちなみに俺の部屋はどこだ?」
俺は何事もなかったかのようにヘレナに聞く。
「この部屋の2つ隣です。すでに清掃等は済ませてあります。」
「ありがたい。では俺はこれで....。」
「アレス君、見たかい?」
突然セリスに呼び止められる。
「ん?ああ、あのクマか。いいものだと思うぞ。」
「別にああいうのが好きとかじゃなくてだな....あれはその....そう、安眠グッズ的なやつなんだ!」
「大丈夫だ、分かっている。睡眠は大事だしな。」
「あっ、ああ....。」
てっきり部屋に入ったこと怒られるのかと思ったけど、違ったな。
部屋を出て今度こそ俺の部屋に向かおうとすると、
「あたしの部屋に勝手に入ったら殺すから。」
アリサが冷たい目で俺のことを見ながらそう言った。
・・・・・・・・・・・・・・・・
「アレスは見つかったか?」
「すみませんボス、諜報員総動員で探しているのですが....いまだに見つかっていません。しかし、1つ情報が入ってきました。」
「情報?」
「なんでも、勇者パーティーと、ミネルネ地方に向かっていたとのことです。」
「勇者パーティーと....あいつは何を考えているんだ...。とにかく捜索を続けてくれ。」
「承知しました。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・
一方そのころ.....
「いやあ、いい湯だったなあ。あんなでけえ風呂初めて見たわ。」
風呂あがり、俺はベッドでごろごろしていた。
それにしても、いい隠れ家見つけたわあ。
流石に組織も伯爵家の別荘に俺がいるなんて思わないだろうしな。
最悪組織に居場所がばれても、伯爵家のコネ使えばなんとかなるだろうし。
宿代もケチれるし一石二鳥だな。
「いい時間だし寝るかあ。」
う~ん、ふかふかのベッドって最高だな!
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