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第600話 手段を選ばない勇者
しおりを挟む生き返って、すぐ―――恥ずかしさで死ぬかと思った
身体が全然動かず、目を開けて、全裸の僕の目の前にカメラが設置されていることがわかった
恥ずかしくてたまらないが、動けない
<おはようございますぅ>
レアナー様がすぐ横にいる
あれからどれぐらい時間が経っているんだろう?
「おあおーおあ・・」
うまく話せない、ミルミミスやルールがしゃべらないのはこういうことか
<すぐに良くなりますぅ>
「洋介!やっと起きたのね!」
アイアンクローを食らうかと思ったが、抱きしめられた
ふわりと柔らかく、壊れ物に触れるように
・・・心配かけちゃったな
「おあおーあうえーあん」
<まだよーすけはうまくしゃべれないですぅ>
「まったく、手こずらせてくれちゃって・・何よ、あの動画は、もう・・・おはよう」
「おはようございます、本当に心配しました・・レアナー様、動かして大丈夫なんですか?」
「フレンチトースト!作ってきますわ!」
介護生活が始まった
むぅ・・こんな予定じゃなかったのに・・・・・しかも食べなくてもいいはずなのに、目の前でご飯出されて食べなきゃだから食べたけど・・食べるとやっぱり出すもの出さなきゃで・・・
おむつ・・つけられた
ぅう・・・・・恥ずかしすぎる・・・・・・・・・・・・・・・
皆の物凄くお世話してくれるのがとーさんたちの「仕方ないよね」って視線が恥ずかしすぎる
「うぼぁ」
「どうしたのよ」
「いーとしなぁにおむぅ、さぁあくあ」
「いーじゃない、仕方ないわよ?それに私は懐かしくて楽しかったしいいじゃない」
「よくなあ!あなぁあっあぁあーりぁい!」
「また隠れたら怒るわよ?」
「むぅ」
少しずつ動けるように練習していると、セーが皆を向こうから連れてきてくれた
「ひさいういー」
「おぉ!寝所で待ってくれているとは!!これは我が愛を受け入れてくれると!!?アタマオハナバタケ!いっきまーおごばっ!!!!??」
「変態が、脱ぐな、病床というものを知らんのか!」
「カッカッカ!生きてりゃ良いわいな!久しいの!」
「私でも良いのよ?」
「脱ぐな!」
「殿ォ!殿が生きてくれただけで拙者は拙者はァァ!!」
「酒どこ?酒」
「濃いわ」
はるねーちゃんの言葉に同意する
英雄ともなれば加護を授かったりしてる人も多いもので・・人として逸脱しているというか頭のネジが外れている
揃っている仲間たちに抱きしめられたりポンポン投げられている
鱗痛い痛い、胸毛も臭い、脱がさな、や、やめっ!!?
かつての仲間達、本当に会うのが久しぶりの仲間もいる
ザウスキアでは僕の前の体が吊るされているらしい
「なんで生きてるんですか?心配したんですよ?わっちと子作りしまジョガっ!?」
「殴んぞ!俺も聞きたい、心配したからな」
仲間になんでと言われるが・・なんで生きてるか・・・か
持ってきてもらった一方通行で意思を伝えられる魔道具で会話する
<子作りはしないけど・・残機だね>
「ざんき?」
<そう、とーさんとかーさんの体作るのに僕の体の一部を神殿に送ってたでしょ?>
「あぁ」
<あれ、とーさんとかーさんの体だけじゃなくて余ったぶんで作ってたらしい、僕の残機・・めちゃくちゃ恥ずかしいよ>
エッサイに渡されたのが僕の身体の予備・・・残機だ
僕が死んだらレアナー教国やいくつかの体に別の場所の何処かで生き返れるようになっている
どうなってるのかはわからないけど僕はコーヴァニアフに殺されて、気がつけば城の体にいた
全裸で動かない僕の身体
戦闘で千切れたり切り離した僕の身体の一部をこねくり回して神様が作って出来た身体
神殿のバカどもは毎日この身体を洗ったり、着替えさせたり、お化粧して台座に置いて祈りを捧げていたらしい
はずかしい
ぷらいばしーとかぷらいべーと?ってのは僕にはないらしい
全裸で何人も動けないで固まっている僕の残機たち・・・正直燃やしたい気もした
だからはるねーちゃんたちには隠していたってのに、さがしちゃうんだもんな
ただとーさん達と同じで魂の定着に時間がかかるとかで数日から1年ほどはかかると言われていた
とーさんたちでも体ができてからもずっと寝ていたそうだし時間が必要だった
セーちゃんには寝てる僕の身体の護りと管理を任せてたんだけどなんかいっぱい写真撮ってたし、レアナー様も秘密は守ってくれてたけど<愛にはこういう困難もあればより深まるものですぅ・・見ててたのしーですぅ>と見ていたそうだ
ミルミミスは知ってたし心配せずに言わないようにだけはしてくれてた
・・・はぁ
この部屋に入ってこれたのは黒葉に渡したアクセサリー型の魔道具、あれには僕の魔力を込めたからそれを使って入ったんだね・・・
お酒飲んでる仲間たちの横でザウスキアの現状を聞いた
なんでも決戦が近づいているらしく、相手の裏の裏をかいて反撃する予定らしい
僕の事は知っていたから僕の領地のいくつかを守ってくれていて、あとは僕がその時に来るかどうかを聞きに来たそうだ
僕がいる場合といない場合で、どちらであっても作戦は決行されるらしいが少し時間が出来たから・・・・・お酒飲みに来たんだね、わかるよ
そうして、僕の準備していた作戦とも合わせることにした
敵の考えは既にわかっていた
地下に死者の大穴と同じく他国にもダンジョンを掘り進める
これができればそれだけで逃げる場所も攻め込む場所もできるし、あり得ない量の瘴気とアンデッドで一般の軍なんて圧倒できる
異常なまでにいるアンデッドは神々いわく、別の世界のアンデッドと滅んだ世界の瘴気を発生源にしている・・・国を埋め尽くすほどいるのはそういうことらしい
大局を見ればザウスキアの次はレアナー教国だ、別の国の後に攻め込むよりも、レアナー教国を狙ったほうが効率がいい
レアナー教の神官は強い浄化の力を使えるし、どこにいるかもわからない神と違って女神レアナーの本体のいるのは教国であるとわかっている
別の国から攻め込み、その間に女神レアナーは居場所をザウスキアから遠く離れた場所に移すかもしれないし『どこにいるかわからない相性の悪い強敵』というのは恐ろしいものだ
しかも僕の死体がある
まだ僕が死んでない、希望はまだあると信じている人は多くいるし、そんな人に見せつければ戦意はガタ落ちになる
極めつけは死の荒野だ、地下深くまで瘴気の溜まったあの土地なら地下をダンジョンで繋ぎやすいだろう
うまく行けば領地にいる僕の子どもたちや英雄一同を高濃度の瘴気で一網打尽にできるし、壁を挟んで睨み合っている国際連合軍の後ろもとれる
しかもこの攻撃はダンジョンを意図的に操作してる人を止めない限り防ぎようがない
敵にとって最高の手であり、こちらにとって最悪の一手である
―――――だからこそ、それを利用した
「なんで、なんでなんだよぉぉっ!!!??」
両手足をもがれて混乱してる恐怖公、こちらが手を知っていた上で準備を重ねてきたんだから当然だろう
相手も本気で勝ちに来てるみたいだったけど、僕も本気で勝ちに来てるんだ
僕の領地のダンジョンは、レアナー教国の最奥であるセーちゃんの部屋の奥・・半ば聖域であるそこと繋がっている
聖域は神の領域と繋げやすく、地下からダンジョンを繋げられれば神々だって、力を行使できる
魔族たちがこちらのダンジョンに繋げたのを利用して、逆に神様達が本気で浄化してくれたんだ
ザウスキア各地の死者の大穴から聖なる光が乱立している
恐怖王の主、ザウスキアを裏で操っていた元魔王、アンデッドであるベレンゲルに直撃すればただでは済まないはずだ
これだけでも盤面をひっくり返すほどの効力があるが更にもう2つのダメ押し
浄化の光も、瘴気の闇も、ゆっくり地面に落ちていくが、死者の大穴から噴出した浄化の光が地表のアンデッドを倒し切るまでには時間がかかる
それに神々の力だけあって空の上にまで光の柱が立っているのはとてつもなく見えはするがダンジョンの外は人界、地上に光が降り注いでいるのは神様の力は余波に過ぎない
ダンジョン内のアンデッドは確実に殺せるだろうけど地表のアンデッドにはどこまで有効かは計り知れなかった
それにアンデッドは浄化できても、魔族には効果が薄い
だからタイミングを合わせて、戦闘機で空から戦ってもらっている
地球の滅亡を吾郷とダートおじさんに話して助けてもらっていた
コンテナで用意して分けてもらっていた基地と物資に戦闘機やヘリ、そして爆撃機を丸ごと持ってきていた
隊員は治した患者の家族とダートと吾郷が準備した人達
僕が以前から地道に【祝福】していたミサイルや銃弾を武器に空から戦ってもらっている
地表のアンデッドには指示する魔族がいるが彼らには確実に有効だし、一瞬で消えないような上位アンデッドだって爆砕できるはずだ
遠距離からの高火力っていいね、なんか黒葉もひいてたけど安全第一だよ
彼らには僕たちのいる少し離れた周囲を攻撃してもらって、近くはかーさん達が大暴れしている・・・何そのドラゴン、いっぱい銃ついててかっこいいね、僕乗りたいんだけど?
―――――それと、ダメ押しのもう一手・・・僕の死体があるから、それを使う
「くっそ!なんで!?なんでお前まで生きてるんだよクソがっ!!これじゃ・・これじゃ俺様が馬鹿見てぇじゃねぇかよ!!!!!」
なんで、か
「―――――僕は、手段を選ばない勇者なんだ、おっと」
はるねーちゃんに僕に向ける杖を支えてもらう
今は杖だって重くて支えられない、やっと話ができるようになった程度なのだ
「私も支えるわ」
「ありがと、はるねーちゃん」
エゼルが抜いた剣はエゼルの言うことを聞くのか、僕の死体から黒い脈は消え去って、すぐに結晶化した僕の死体
核も結晶も揃ってるこれを、浄化の力の爆弾にする
何十も神様が住んでた僕の身体はさぞアンデッドに効くだろう
「<憐れな死者よ、もう苦しむこともなく悲しむことも嘆くことも無く、安らかに輪廻に還りなさい>」
国中に浄化の光を奔らせた
これで国中のアンデッドは一層出来たかな?眩しくて何も見えない
視界全部が【清浄化】の光で満たされて全く見えない
・・サングラスサングラス・・・っと
その後、担がれたまま移動し、恐怖公に吐かせた情報通り死霊王ベレンゲルの居場所に行ったがそこにはいなかった
メッツァー・・じゃないアタマオハナバタケが恐怖公の脳に蔓を這わせて操ってるから嘘は言えないはず
完全に浄化されたのかもしれないけど・・見つからないのはちょっと怖いな
もしかしたら別の場所にいた可能性もあったし、できる限り取り逃がす危険は避けたかった
戦場では用意した手段の全てが有効な訳では無いし、何かしらの誤算がどこかで出るものだ
敵にも、そして僕にも
「なんで、なんで魔王が、木偶の坊がいやがるんだっ!!!??」
「父親らしいです」
「ペールでしょ洋介ちゃん、私のこともメールって呼んで?」
「フランス語難しいよ、パパンとママンでも恥ずかしい」
「キャー!うちの子恥ずかしがってかわいー!キャー!!」
「< う ち の 子 だ !!>」
なんか僕が倒したはずの吸血鬼の魔王も僕の身体と一緒に復活してた
僕の身体で出来た残機達に混じってた2人
吸血鬼の魔王は、僕と同じ運命神ユーレウラギスの加護を授かっていてなにかの契約をしていたようだ・・そもそも敵対する気はないみたいだけどめっちゃ怖かった
はるねーちゃんの後ろからヒョイって魔王でてくるんだもん
いや、僕、とーさんとかーさんの復活は願ったけど、前世のお父さんたちは知らないよ・・
とーさんたちでなんかわかり合いつつも喧嘩するし、みんなで僕のお、おむつかえたり・・・腰までのびた髪の毛三つ編みとかにしたり、ご飯食べさせてくれたりしてくれた
敵意はないことはわかったけど動けないことを良いことにニューママン、おっぱい飲ませようとしないでください
ずっとこうしたくて、夢だった?知らないです
魔王幹部、死霊王ベレンゲルの消滅や、恐怖王と一緒にいた二人の凶悪な魔族の死も確認できていない
だけど、これできっと・・・もう戦わなくてもいいのかな?
ダンジョン内の光はましになっていたけど地上の光が物凄く眩しい、仲間たちにはサングラスを使ってもらって、魔族軍残党を任せる
僕はまだ戦えるほど身体が動かせるわけじゃないからこれ以上はいてもお荷物だ
とーさん達に担いでもらって領地に戻って基地の人全員と一緒に城に帰る
まさか一年もこっちの世界にいてもらうことになるなんて思いもしなかったけど、なんとか目標を達成できた
彼らがいなかったら地表に大勢いた魔族の圧はもっとひどかったはずだ
セーが彼らとダート達との間に入って連絡は続けてくれていたし、彼らも納得はしているだろうけど家族は心配していたことだろう
僕も帰って、もう少しゆっくりしたいな
「洋介には短パンが似合う!」
「いえ、これだけ可愛いんだからスカートもいいじゃない!やれやれ・・この子の可愛さに気が付かないなんて父親失格じゃない?」
「スカートはわかるけどやっぱり髪型よ髪型!おさげにしましょ!!」
「や、止めてあげようよ?男の子だからさ」
できれば父親たちのいないところでゆっくりしたい・・パパン頑張って
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