343 / 618
第338話 レアナー式解決法の一つ
しおりを挟む黒目黒髪で少し小さくなったのがはるねーちゃん
闇に叩き落されたはるねーちゃんがが多分せーちゃんで突き落とした小さめのはるねーちゃんが多分ヨーコ
倒れてる聖王っぽいのが黒葉・・・のはず
みんな見た目がこんなに違うのになんではるねーちゃんと思ってしまうんだろう?
多分精神支配や洗脳系の魔法の影響が強くでてるんだと思う
と言うかこの体なんだろうか?
夢では消防団やってたような気がしてたんだけど、その体のままだ
やけにマッチョ、身長も、はるねーちゃんが見上げてきたし2メートルぐらいあるんじゃないだろうか、男らしく良いかもしれない
気配を感じて見てみると落とし穴にも見える黒っぽい塊が膨らんで砕け散った
でてきたせーちゃんは息を切らせて肩が下っている
けど光の柱を出し、そこから対邪教徒決戦用の両手持ちメイスを取り出した
「勇者は、私のだ」
「それを決めるのはあんたじゃない、洋介と、私達だ!!」
怒ってるがはるねーちゃん何処からか槍を取り出した
「元杉、であってますのよね?」
「多分?杖ない?」
「また逢えて嬉しいですわ!」
抱きついてきたヨーコは腰ほどしか無い
前も僕のほうがちょっと大きいぐらいだったんだけど・・・こんなに差はなかったような?
「僕も嬉しい・・・のかな?正直ヨーコをせーちゃんみたいに思っちゃってて、すぐに杖がほしいんだけど」
「そうですわね、わたくしのは使えませんよね、黒葉のを借りてきますわ!」
今にも殺し合いそうな2人から目が離せない
どんどん2人の気が高まってきた、今にも殺し合いそうだ
ヨーコが音もなく杖を渡してきた
「<愛と自由を重んじるレア・・・>」
だめだな、僕は何かしらの精神魔法を使われている以上聖句を唱える詠唱自体が間違えているかもしれない
「<レアナー様、決闘です、魔法使わせてください【レアナー式夫婦喧嘩の結界】>」
レアナー様はさすがに合ってるよね?
なんとか思い通りの魔法が展開できた
レアナー教式神聖決闘の中でも「顔は駄目だよ!それ以外にしようよ魔法」の発展形だ
2人を取り囲んだ結界の中の音はこちらに聞こえない
嫁や愛人が増えると殺し合いに発展することはよくある
嫁や旦那、愛人を奪うというのはその相手の人生を奪うことだし当人の怒りは本物だ
喧嘩や殺し合いは音も大きくなるし凄惨なものになりがちだ
だから結界に閉じ込めて外界と遮断して無音にする
武器禁止、結界内に入れるのは婚姻関係のあるもののみ、そして中にいる限り僕の魔力が尽きるまで怪我は治り続ける
それと一撃殴ったら交代制だ
急所禁止や攻撃禁止などの条件を足せはするけどそれだと納得しなさそうだったし
音は聞こえないけど2人が交代に殴り合ってる
というか僕せーちゃんと結婚した覚えないんだけどなぁ
さっき僕が愛してあげたパンチとかも結婚してるならよく効くと思うんだけど、うーん、なんかまだ僕の頭の中がおかしい気もする
決着がつかなさそうだけど僕の杖じゃないし僕はここで魔力を注いで見守らないといけない
と言うか袋とか、着替えほしいんだけど、この黒い布の下、裸なんですけど
お、腰の入った1発がせーちゃんに入った
フラフラと立ち上がるせーちゃん
同じようにはるねーちゃんにやり返すせーちゃん、だけどはるねーちゃんは倒れずに「こんなもんか?」と言わんばかりだ
・・・・暇だな
「<レアナー様なんでこんなことしたの?>」
僕が精神支配や洗脳系の魔法がかかる場合、それは僕の最大の守護神であるレアナー様が死んだ場合やレアナー様が完全に負けた場合、そしてあえて僕を護らなかった場合しかない
あ、それと加護を失った場合かな
今もレアナー様を通じて魔力は回復するしちゃんと僕の守護神でレアナー様は無事
<しかたなかったんですぅ、ごめんなさい~>
「僕ちょっと壊れちゃってるじゃないですか、詳しく聞かせてくださいね、じゃないと3年はおやつ抜きです」
<そんなぁ!!私にだって事情が・・・!3日にまからないですぅ?>
「ダメです、事情次第です」
この半泣きのレアナー様は本体だな、せーちゃんもいるってことはここはレアナー教国の何処かか
レアナー様は僕に加護を与えた後に分身を僕につけた
いつも一緒にいるレアナー様も似たようなものだけどいないってことはこのレアナー様がなにかしたはずだ
守護神は試練や特殊な場合を除いて守護対象に害をなすことは絶対にない
だから僕がこうなるぐらいの理由があるはずだ
・・・・・あれ?もしかしてせーちゃんが主犯だと思ってたけどこのレアナー様が主犯の可能性もある??
0
お気に入りに追加
114
あなたにおすすめの小説
欲張ってチートスキル貰いすぎたらステータスを全部0にされてしまったので最弱から最強&ハーレム目指します
ゆさま
ファンタジー
チートスキルを授けてくれる女神様が出てくるまで最短最速です。(多分) HP1 全ステータス0から這い上がる! 可愛い女の子の挿絵多めです!!
カクヨムにて公開したものを手直しして投稿しています。
俺だけ毎日チュートリアルで報酬無双だけどもしかしたら世界の敵になったかもしれない
亮亮
ファンタジー
朝起きたら『チュートリアル 起床』という謎の画面が出現。怪訝に思いながらもチュートリアルをクリアしていき、報酬を貰う。そして近い未来、世界が一新する出来事が起こり、主人公・花房 萌(はなぶさ はじめ)の人生の歯車が狂いだす。
不意に開かれるダンジョンへのゲート。その奥には常人では決して踏破できない存在が待ち受け、萌の体は凶刃によって裂かれた。
そしてチュートリアルが発動し、復活。殺される。復活。殺される。気が狂いそうになる輪廻の果て、萌は光明を見出し、存在を継承する事になった。
帰還した後、急速に馴染んでいく新世界。新しい学園への編入。試験。新たなダンジョン。
そして邂逅する謎の組織。
萌の物語が始まる。
スライムすら倒せない底辺冒険者の俺、レベルアップしてハーレムを築く(予定)〜ユニークスキル[レベルアップ]を手に入れた俺は最弱魔法で無双する
カツラノエース
ファンタジー
ろくでもない人生を送っていた俺、海乃 哲也は、
23歳にして交通事故で死に、異世界転生をする。
急に異世界に飛ばされた俺、もちろん金は無い。何とか超初級クエストで金を集め武器を買ったが、俺に戦いの才能は無かったらしく、スライムすら倒せずに返り討ちにあってしまう。
完全に戦うということを諦めた俺は危険の無い薬草集めで、何とか金を稼ぎ、ひもじい思いをしながらも生き繋いでいた。
そんな日々を過ごしていると、突然ユニークスキル[レベルアップ]とやらを獲得する。
最初はこの胡散臭過ぎるユニークスキルを疑ったが、薬草集めでレベルが2に上がった俺は、好奇心に負け、ダメ元で再びスライムと戦う。
すると、前までは歯が立たなかったスライムをすんなり倒せてしまう。
どうやら本当にレベルアップしている模様。
「ちょっと待てよ?これなら最強になれるんじゃね?」
最弱魔法しか使う事の出来ない底辺冒険者である俺が、レベルアップで高みを目指す物語。
他サイトにも掲載しています。
十年間片思いしていた幼馴染に告白したら、完膚なきまでに振られた俺が、昔イジメから助けた美少女にアプローチを受けてる。
味のないお茶
恋愛
中学三年の終わり、俺。桜井霧都(さくらいきりと)は十年間片思いしていた幼馴染。南野凛音(みなみのりんね)に告白した。
十分以上に勝算がある。と思っていたが、
「アンタを男として見たことなんか一度も無いから無理!!」
と完膚なきまでに振られた俺。
失意のまま、十年目にして初めて一人で登校すると、小学生の頃にいじめから助けた女の子。北島永久(きたじまとわ)が目の前に居た。
彼女は俺を見て涙を流しながら、今までずっと俺のことを想い続けていたと言ってきた。
そして、
「北島永久は桜井霧都くんを心から愛しています。私をあなたの彼女にしてください」
と、告白をされ、抱きしめられる。
突然の出来事に困惑する俺。
そんな俺を追撃するように、
「な、な、な、な……何してんのよアンタ……」
「………………凛音、なんでここに」
その現場を見ていたのは、朝が苦手なはずの、置いてきた幼なじみだった。
魔晶石ハンター ~ 転生チート少女の数奇な職業活動の軌跡
サクラ近衛将監
ファンタジー
女神様のミスで事故死したOLの大滝留美は、地球世界での転生が難しいために、神々の伝手により異世界アスレオールに転生し、シルヴィ・デルトンとして生を受けるが、前世の記憶は11歳の成人の儀まで封印され、その儀式の最中に前世の記憶ととともに職業を神から告げられた。
シルヴィの与えられた職業は魔晶石採掘師と魔晶石加工師の二つだったが、シルヴィはその職業を知らなかった。
シルヴィの将来や如何に?
毎週木曜日午後10時に投稿予定です。
異世界とは他の星系ですか
ゆみすけ
ファンタジー
ニートである、名前はまあいいか。 仕事をしていたが、首になった。 足が不自由になりセールスができなくなり自ら退職した。 未練はない。 働いていたときは、とりあえず給料はもらえた。 だから会社に不満はない。 すこし蓄えがあった。 それで食いつないでいる。 体が不自由なヒトの気持ちがすこしわかった。 アパートも引っ越した。 家賃が安いところをさがした。 贅沢はいえない。 今までの生活からダウンするのはつらかった。 一度覚えた贅沢は、なかなか制限できないものだ。 しかし、無い袖は触れない。 今日、昼なに食べようか、朝は無い、近所の安いスーパーでオニギリの安いやつでも、コンビニは高いから、スーパーのほうが安いから。 金が余分に無い、1日500円までだ。 足を引きずり歩く、すこしなら歩けるから。 声がする、 え、なに誰、聞えたのではなく、響いたから当然とまどった。 「聞えましたか、やっと聞えましたね。言葉理解できますか。」 だれ、頭に直接聞える声はだれだ。と思考した。 「まあ、だれでもいいでしょう。のちほど会ってからでも、とりあえずアポだけでもと思いまして。」 どうしたら会えるんだ。と思考した。 「あなたの時間に合わせます、だれもいないところで。」 なら近くの川の土手で夜7時ころなら誰もいないから。 「わかりました、では今夜7時ころ、そこの川の土手で。」と頭に響いて、その声はやんだ。
ようこそ異世界へ!うっかりから始まる異世界転生物語
Eunoi
ファンタジー
本来12人が異世界転生だったはずが、神様のうっかりで異世界転生に巻き込まれた主人公。
チート能力をもらえるかと思いきや、予定外だったため、チート能力なし。
その代わりに公爵家子息として異世界転生するも、まさかの没落→島流し。
さぁ、どん底から這い上がろうか
そして、少年は流刑地より、王政が当たり前の国家の中で、民主主義国家を樹立することとなる。
少年は英雄への道を歩き始めるのだった。
※第4章に入る前に、各話の改定作業に入りますので、ご了承ください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる