256 / 618
第252話 遥と強面の漢
しおりを挟む
寝て目をさますとどう見てもマフィアがいたのだけど男が居なくなって痛む体に鞭打ってダイドンの茎と不味いスープを飲んでおく
味自体は不味いんだけど魔力が染み渡る気がする
その後また寝た、身体が痛い
で、起きたらまた見られている
何なんだろうこの怖い人
寝たふりをしていたらいつの間にかいなくなってたんだけど起きるとまたいた
寝ている間にだけ来る趣味でもあるのだろうか
こういう眠ったふりは得意じゃない
「あんた、なんなの?」
「*** *********?********** *** ******」
思い切ってそのまま言ってみた
この怖い顔の犬耳ダンディが何を話すかと思ったのだが言葉がわからない
ルールはこの男を危険視していないようだ
くつろいでこちらを見ているだけである
「え?なに?」
「****** ****** ******* ***?」
「言葉わからないんだけど」
「***********!!******** **********」
「**** *****? ********!********!!」
「******??************** **** *********** ****」
「言葉通じていますか?」
「************* *********** ******* ***** *****」
言葉わからない
なにやら怖い人が少し興奮してまくして立てて来た・・・がわからない
相手にも通じていないようですぐに興奮はなくなって渋い顔で困っているようだ
チーテック様?
<俺は言語の神じゃない、こうやって話すのにも魔力が必要となる、自分でどうにかしろ、敵意はない>
なるほど
「私 春日井 遥 遥」
自分を指さして名前を言う、ボディランゲージだ
そして相手に向かって手のひらを揃えて差し出す
いまだに全身が傷んでカクついてしまう
「**** ** ビーツ ビーツ***** *********!」
「ビーツさんね、私、遥、遥」
相手も自らを指さしてビーツと言っている
なんとか通じたらしい
外国人とのコミュニケーションであればこの次はお酒が定番かな?
「サシル様 サシル様」
サシル様と言いながら祈るポーズを取るとなんとかわかってくれたようだ
サシル様の加護はとても一般的であると聞いたことがある
その加護はその土地の範囲で有効である
確か効果期間が数ヶ月か数年はあったはずだ
サシル様の加護が切れたのであればこの言い訳は不自然ではないだろう
「サシル******** ******* ***** ******」
ビーツさんも何処か別の方向を指さしてくれた
きっとサシル様の神殿はその方向にあるのだろう
「***** **** ********* ********」
私の腕をつかんで連れて行こうとする男
どう見ても怖い人だし、手を振り払ってしまった
「・・・・・」
「・・・・・ちょっとまって」
手のひらを向けて待って待ってとしておく
止まってくれたビーツさん、拳銃とサングラスとか似合いそうだ
チーテック様どうするべきだと思いますか?
<お前が決めろ>
「ルールどうしたら良いと思う」
「ルルルル・・・ツイテク・・ルル・・ヨイ・・・・・・ルルルル」
ルールもおぉ喋った!?めったにしゃべらないのに!!
外国製の変な匂いのキャットフードあげたら「マズイ」って言った時以来だね
驚いているビーツさん、高位のミャーゴルじゃないと喋れないと洋介に聞いたことがある
これでこの強面なビーツさんも少しは牽制できただろうか?
「なんで?」
「ルル・・ソノヒト・・・・マイニ・・チ・・・ミテイルシタ・・・・ダケ・・・・ルルルル」
毎日?何日も私を見ていたのだろうか?
と言うかそんなに寝ていたのだろうか?
ルールに身体を預けるようにダイブして背中全体を撫でる
・・・さて、この男に鉱山とかに売られたりしないように気をつけないとな
味自体は不味いんだけど魔力が染み渡る気がする
その後また寝た、身体が痛い
で、起きたらまた見られている
何なんだろうこの怖い人
寝たふりをしていたらいつの間にかいなくなってたんだけど起きるとまたいた
寝ている間にだけ来る趣味でもあるのだろうか
こういう眠ったふりは得意じゃない
「あんた、なんなの?」
「*** *********?********** *** ******」
思い切ってそのまま言ってみた
この怖い顔の犬耳ダンディが何を話すかと思ったのだが言葉がわからない
ルールはこの男を危険視していないようだ
くつろいでこちらを見ているだけである
「え?なに?」
「****** ****** ******* ***?」
「言葉わからないんだけど」
「***********!!******** **********」
「**** *****? ********!********!!」
「******??************** **** *********** ****」
「言葉通じていますか?」
「************* *********** ******* ***** *****」
言葉わからない
なにやら怖い人が少し興奮してまくして立てて来た・・・がわからない
相手にも通じていないようですぐに興奮はなくなって渋い顔で困っているようだ
チーテック様?
<俺は言語の神じゃない、こうやって話すのにも魔力が必要となる、自分でどうにかしろ、敵意はない>
なるほど
「私 春日井 遥 遥」
自分を指さして名前を言う、ボディランゲージだ
そして相手に向かって手のひらを揃えて差し出す
いまだに全身が傷んでカクついてしまう
「**** ** ビーツ ビーツ***** *********!」
「ビーツさんね、私、遥、遥」
相手も自らを指さしてビーツと言っている
なんとか通じたらしい
外国人とのコミュニケーションであればこの次はお酒が定番かな?
「サシル様 サシル様」
サシル様と言いながら祈るポーズを取るとなんとかわかってくれたようだ
サシル様の加護はとても一般的であると聞いたことがある
その加護はその土地の範囲で有効である
確か効果期間が数ヶ月か数年はあったはずだ
サシル様の加護が切れたのであればこの言い訳は不自然ではないだろう
「サシル******** ******* ***** ******」
ビーツさんも何処か別の方向を指さしてくれた
きっとサシル様の神殿はその方向にあるのだろう
「***** **** ********* ********」
私の腕をつかんで連れて行こうとする男
どう見ても怖い人だし、手を振り払ってしまった
「・・・・・」
「・・・・・ちょっとまって」
手のひらを向けて待って待ってとしておく
止まってくれたビーツさん、拳銃とサングラスとか似合いそうだ
チーテック様どうするべきだと思いますか?
<お前が決めろ>
「ルールどうしたら良いと思う」
「ルルルル・・・ツイテク・・ルル・・ヨイ・・・・・・ルルルル」
ルールもおぉ喋った!?めったにしゃべらないのに!!
外国製の変な匂いのキャットフードあげたら「マズイ」って言った時以来だね
驚いているビーツさん、高位のミャーゴルじゃないと喋れないと洋介に聞いたことがある
これでこの強面なビーツさんも少しは牽制できただろうか?
「なんで?」
「ルル・・ソノヒト・・・・マイニ・・チ・・・ミテイルシタ・・・・ダケ・・・・ルルルル」
毎日?何日も私を見ていたのだろうか?
と言うかそんなに寝ていたのだろうか?
ルールに身体を預けるようにダイブして背中全体を撫でる
・・・さて、この男に鉱山とかに売られたりしないように気をつけないとな
5
お気に入りに追加
123
あなたにおすすめの小説

【書籍化決定】俗世から離れてのんびり暮らしていたおっさんなのに、俺が書の守護者って何かの間違いじゃないですか?
歩く魚
ファンタジー
幼い頃に迫害され、一人孤独に山で暮らすようになったジオ・プライム。
それから数十年が経ち、気づけば38歳。
のんびりとした生活はこの上ない幸せで満たされていた。
しかしーー
「も、もう一度聞いて良いですか? ジオ・プライムさん、あなたはこの死の山に二十五年間も住んでいるんですか?」
突然の来訪者によると、この山は人間が住める山ではなく、彼は世間では「書の守護者」と呼ばれ都市伝説のような存在になっていた。
これは、自分のことを弱いと勘違いしているダジャレ好きのおっさんが、人々を導き、温かさを思い出す物語。
※書籍化のため更新をストップします。

巻き込まれ召喚・途中下車~幼女神の加護でチート?
サクラ近衛将監
ファンタジー
商社勤務の社会人一年生リューマが、偶然、勇者候補のヤンキーな連中の近くに居たことから、一緒に巻き込まれて異世界へ強制的に召喚された。万が一そのまま召喚されれば勇者候補ではないために何の力も与えられず悲惨な結末を迎える恐れが多分にあったのだが、その召喚に気づいた被召喚側世界(地球)の神様と召喚側世界(異世界)の神様である幼女神のお陰で助けられて、一旦狭間の世界に留め置かれ、改めて幼女神の加護等を貰ってから、異世界ではあるものの召喚場所とは異なる場所に無事に転移を果たすことができた。リューマは、幼女神の加護と付与された能力のおかげでチートな成長が促され、紆余曲折はありながらも異世界生活を満喫するために生きて行くことになる。
*この作品は「カクヨム」様にも投稿しています。
**週1(土曜日午後9時)の投稿を予定しています。**
能力値カンストで異世界転生したので…のんびり生きちゃダメですか?
火産霊神
ファンタジー
私の異世界転生、思ってたのとちょっと違う…?
24歳OLの立花由芽は、ある日異世界転生し「ユメ」という名前の16歳の魔女として生きることに。その世界は魔王の脅威に怯え…ているわけでもなく、レベルアップは…能力値がカンストしているのでする必要もなく、能力を持て余した彼女はスローライフをおくることに。そう決めた矢先から何やらイベントが発生し…!?

日本列島、時震により転移す!
黄昏人
ファンタジー
2023年(現在)、日本列島が後に時震と呼ばれる現象により、500年以上の時を超え1492年(過去)の世界に転移した。移転したのは本州、四国、九州とその周辺の島々であり、現在の日本は過去の時代に飛ばされ、過去の日本は現在の世界に飛ばされた。飛ばされた現在の日本はその文明を支え、国民を食わせるためには早急に莫大な資源と食料が必要である。過去の日本は現在の世界を意識できないが、取り残された北海道と沖縄は国富の大部分を失い、戦国日本を抱え途方にくれる。人々は、政府は何を思いどうふるまうのか。

幼馴染パーティーから追放された冒険者~所持していたユニークスキルは限界突破でした~レベル1から始まる成り上がりストーリー
すもも太郎
ファンタジー
この世界は個人ごとにレベルの上限が決まっていて、それが本人の資質として死ぬまで変えられません。(伝説の勇者でレベル65)
主人公テイジンは能力を封印されて生まれた。それはレベルキャップ1という特大のハンデだったが、それ故に幼馴染パーティーとの冒険によって莫大な経験値を積み上げる事が出来ていた。(ギャップボーナス最大化状態)
しかし、レベルは1から一切上がらないまま、免許の更新期限が過ぎてギルドを首になり絶望する。
命を投げ出す決意で訪れた死と再生の洞窟でテイジンの封印が解け、ユニークスキル”限界突破”を手にする。その後、自分の力を知らず知らずに発揮していき、周囲を驚かせながらも一人旅をつづけようとするが‥‥
※1話1500文字くらいで書いております

十年間片思いしていた幼馴染に告白したら、完膚なきまでに振られた俺が、昔イジメから助けた美少女にアプローチを受けてる。
味のないお茶
恋愛
中学三年の終わり、俺。桜井霧都(さくらいきりと)は十年間片思いしていた幼馴染。南野凛音(みなみのりんね)に告白した。
十分以上に勝算がある。と思っていたが、
「アンタを男として見たことなんか一度も無いから無理!!」
と完膚なきまでに振られた俺。
失意のまま、十年目にして初めて一人で登校すると、小学生の頃にいじめから助けた女の子。北島永久(きたじまとわ)が目の前に居た。
彼女は俺を見て涙を流しながら、今までずっと俺のことを想い続けていたと言ってきた。
そして、
「北島永久は桜井霧都くんを心から愛しています。私をあなたの彼女にしてください」
と、告白をされ、抱きしめられる。
突然の出来事に困惑する俺。
そんな俺を追撃するように、
「な、な、な、な……何してんのよアンタ……」
「………………凛音、なんでここに」
その現場を見ていたのは、朝が苦手なはずの、置いてきた幼なじみだった。

誰も要らないなら僕が貰いますが、よろしいでしょうか?
伊東 丘多
ファンタジー
ジャストキルでしか、手に入らないレアな石を取るために冒険します
小さな少年が、独自の方法でスキルアップをして強くなっていく。
そして、田舎の町から王都へ向かいます
登場人物の名前と色
グラン デディーリエ(義母の名字)
8才
若草色の髪 ブルーグリーンの目
アルフ 実父
アダマス 母
エンジュ ミライト
13才 グランの義理姉
桃色の髪 ブルーの瞳
ユーディア ミライト
17才 グランの義理姉
濃い赤紫の髪 ブルーの瞳
コンティ ミライト
7才 グランの義理の弟
フォンシル コンドーラル ベージュ
11才皇太子
ピーター サイマルト
近衛兵 皇太子付き
アダマゼイン 魔王
目が透明
ガーゼル 魔王の側近 女の子
ジャスパー
フロー 食堂宿の人
宝石の名前関係をもじってます。
色とかもあわせて。

疲れきった退職前女教師がある日突然、異世界のどうしようもない貴族令嬢に転生。こっちの世界でも子供たちの幸せは第一優先です!
ミミリン
恋愛
小学校教師として長年勤めた独身の皐月(さつき)。
退職間近で突然異世界に転生してしまった。転生先では醜いどうしようもない貴族令嬢リリア・アルバになっていた!
私を陥れようとする兄から逃れ、
不器用な大人たちに助けられ、少しずつ現世とのギャップを埋め合わせる。
逃れた先で出会った訳ありの美青年は何かとからかってくるけど、気がついたら成長して私を支えてくれる大切な男性になっていた。こ、これは恋?
異世界で繰り広げられるそれぞれの奮闘ストーリー。
この世界で新たに自分の人生を切り開けるか!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる