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第68話 誰が彼氏で誰が彼女?
しおりを挟むいろんなプランを聞いて自分たちの結婚式場を作るのを考えていたが外から嫌な気配がする
はるねーちゃん?
「女神様これは?」
<はるかの魔力が揺らいでますぅ>
すぐに向かうと3人で言い合っていた
はるねーちゃんと、茶髪の男の人と明るい金髪の女の人、どっちも知らない
「はるねーちゃんその人たちは?」
「あんたも男連れ?だれよ」
「洋介、あんたには関係ないから下がって」
「洋介?幼馴染の?やっぱ浮気してたんじゃないか!?」
僕の名前を聞いて男の人が怒り出した
浮気って言われてもはるねーちゃん彼氏いないって言ってたしなぁ
どんな関係かは分からないが今にも3人共殴りかかりそうだったので間に入る
手を出すのはかまわない、だけど誰かが手を出したら全員が収集がつかない場合がある
「言うに事欠いてお前がそれを言うか!!」
「貴方は?」
「僕は遥の彼氏だ!痛いよ離せガキっ!」
怒った彼氏?さんだったがはるねーちゃんはなぜかそれを上回るほど怒ってた
はるねーちゃんの腕を掴んだ男の腕を僕が掴み、僕ははるねーちゃんに掴まれた
やっぱりねーちゃん美人だし彼氏いたのか
ちょっと心がすんって沈んだ気がする・・・
あれ?なんで僕こんなガッカリしてるんだ?
とにかくはるねーちゃんがこの人を殺さないように、この人がはるねーちゃんを傷つけないようにしないと
「今は 私 が 彼 女 で し ょ ! ?」
金髪の女性が男の人に怒鳴った
人間関係はわからないが金髪の女の人が彼氏さんに掴みかかった
よくわからずにはるねーちゃんを見る
「違うの洋介!このクズどもは」
「やっぱり彼氏いたの?!」
「そうだ!月イチでどこかいってたのやっぱり浮気じゃないか!!?離せってんだろ!ガキが!」
お腹に一発膝蹴りを入れられた
避けても良かったが避けるとはるねーちゃんいるし仕方ない
「お客様!!?」
「若を助けるぞ!」
僕が蹴られたのをきっかけにプランナーさんにスタッフさん、それに六太達も加わってとにかく滅茶苦茶になった
引き離された後はプランナーさんに事情を聞かれた
僕は分かんないっていった
はるねーちゃんは僕に聞かれたくないらしいので僕は別室で待っている間にはるねーちゃんはプランナーさんに事情を話してたみたい
とにかく開放されたのだがねーちゃんの顔が暗い・・
「ね、ねーちゃん?」
「あぁ!もうっ!今日一日付き合ったんだから明日は私に付き合いなさい!いいねっ?」
「う、うん」
「帰るよっ!」
ねーちゃんは帰るまでスマートフォーンを両手で打ち込みまくってすごくプンプンしていた
ねーちゃんはなかなか怒らないけど怒らすと怖いのに、あの人達何をしたんだろう
「あぁそうだ、洋介、あの男は元彼氏で、洋介と婚約する前に別れた、それだけだから」
「そうなの?」
「・・・・・ごめん訂正、とことん酷い仕打ちをされて別れた、二人に顔パンしなかったことを後悔してる」
「そ、そう?」
ため息を吐いてから巻き込んでごめんね、なんていいながらはるねーちゃんは何故か僕のほっぺを伸ばしてこねくり回してきた
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