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 私がフィリアのお胸に両手を伸ばそうとすると、彼女は慌てて両腕で胸を隠して声を上げる。

「こ、ここでやるの!?危ないよそんなの!」

「大丈夫だよ。私『威圧』ってスキル持ってるし、さっきの熊来てもやられないから!それより、服、脱がすね?」

「は、え、あ………ひゃい」

 色々と言いたいことがあった様子だが、熊に攻撃を喰らわせて退けた実績があるため、フィリアはそれ以上何も言わず、恥ずかしそうにゆっくりと腕を上に挙げた。

 彼女の服の裾に手を掛け持ち上げる。途中で引っかかりを見せるが力を入れて持ち上げると、ブルンッ!と音が鳴りそうな程躍動感のある双丘が震え、思わず目が釘付けになる。

 フードとシャツ、インナーを脱がせると、桜色の突起が出現する。

 こうなってはもはやそれしか目に入らない。

 有無を言わさずに齧り付いた。

「いただきますっ!!あむっ、ちゅうちゅうはむはむ」

「んんぅっ!あ、あのぉっ…んあっ」

「美味しいぺろぺろ、甘くておいひぃよぉ…ちゅむっ、じゅるるるるっ」

 汗でべとべとになっていたため、汗の甘いソースのかかったおっぱいを一心不乱に舐め回し、吸って甘噛み、揉んではカリカリコリコリ。

 ほとんど無意識的に、ユリリーニャさんにされたことを模倣していた。

「ちょっ、あんっ♡揉むなんて一言もっんんんぅっっ!?」

 何故か巧みなアカリによるおしゃぶり&愛撫にフィリアは散々甘い声を漏らし、よがりまくり、アカリが満足して「ちゅぽんっ」と口を離す頃にはフィリアはすっかり蕩けまくって荒い息を漏らしていた。

 まだまだ終わりではないと乳首に教え込ますよう、立て続けに先端に弱い刺激を加えていく。

 最初はこそばゆさのような違和感しか感じなかったフィリアだったが、次第にそれが快感であることに脳が気付かされていく。

 それを意識的に自覚した時、フィリアは一段と甘い嬌声を漏らすようになる。

 ピンっと爪先でぽっちを弾くと、フィリアは今までで一番大きな声を零し、それを合図にアカリは満足そうにおっぱいから離れて行った。

「いやー、満足!長年の夢が叶ったよ!ありがとうね、フィリア!!」

「はぁ、はぁ。いや、その、んっ…♡満足してくれたなら、良かった」

 フィリアは何やらもじもじと下半身を擦り合わせているが、アカリは少しも気付く様子もなく、再びフィリアに背を向けて腰を下ろす。

「ほら、もうお礼はもらったから乗って。村まで連れて行ってあげるから」

「ふぁ、ふぁひっ」

 フィリアはアカリに担がれ、『身体強化』をした速さと揺れによって股が擦れる気持ち良さに悶絶してしまう。

 自分が走ってる訳でもないのに息が切れて、体に上手く力が入らなくて、落ちないようにより一層強い力でアカリに抱き着き直す。

 さっき開発された乳首がじんじんと疼いて、服と擦れる度に涙が溢れてしまいそうな程に体がより強い快感を求めて、つい無意識的に股をアカリの背中に擦りつけてしまう。

 丁度そのタイミングで大きな揺れが襲い、フィリアは我慢も出来ずに絶頂を迎えてしまう。

 そんなフィリアもお構いなしに、アカリはひたすら走り続ける。

 その間、フィリアは何度イってしまったか分からない。



「着いた!フィリア、フィリアの村ってここで合ってるよね?」

「えへぇ?ぅむっ…そ、そう。ここで合ってるよ」

 辿り着いたのは閑静な村。
 周りを高い柵に囲われていて、入り口には門番らしき人物が立っている。一先ずぐったりしているフィリアを地面に降ろして落ち着くのを待つ。

「大丈夫?フィリア、なんだか上の空だったけど」

「だ、大丈夫大丈夫。ちょっと待っててね。事情説明してくるから」

 フィリアはそう言って門番の方へ近付き、二言三言話してからとっとこ帰ってきた。

「私、入っても大丈夫そう?」

「うん、一応村長の所に行かないとだけど、問題ないってさ」

「やった!良かったー」

 ぺこぺこ頭を下げながら入村し、フィリアに連れられて村長の家に向かう。扉を開くと、そこには白髪の皺の入ったおばあちゃんが座っていた。その表情は恐らくだが怒っている。

 フィリアは恐る恐る村長へと話し掛ける。

「…その、村長……私、あの……」

「こんの大馬鹿もんがぁっ!!薬の材料を探すって言って一人で森の中に入っていくやつがあるか!!」

「ひっ!ご、ごめんなさい!で、でもっ、門番に言っても手伝ってくれなかったから、私が行くしかないって思って…」

「はぁ……まあ無事だったならいい。それより、フィリアの隣のが助けてくれたのかい?」

「は、はい。フィリアの叫び声が聞こえて、そしたら熊の魔物に襲われていたので魔法でざくっと。あ、私はアカリって言います」

「それはそれは、アカリよ、村長として、村人を救ってくれて感謝する。何か礼をしたいが………先に、失礼ながら一つだけ聞いておきたいことがあるのだが、アカリは正真正銘人の子か?」

「ちょっ、村長何言ってるの!?」

「ん?はい、人間ですけど」

 言ってから、そういえば転生した後の自分の姿を一度も見ていない。ケモミミとかしっぽとかは生えてないけど、もしかしたら種族も変わってたりするのかな。

「そうか。にしては随分獣くさいが……」

「あー、それなら多分イムナーと一緒にいたからだと思いますよ」

「イムナーとは、誰だ?」

「イムナーは蛇の女の子でさっき仲良くなりまし「おのれ忌々しい大蛇の使いが!!今すぐこの村から出ていけ!!」てー………って、へ?」

 村長は鼻息を荒くして私を指さして叫んだ。
 私、何か変なこと言っちゃいました?あ、そういえばイムナー言ってたな。人に恐れられるから村に近付けないとかなんとか。どこが怖いんだろ、あんなに可愛いのに。

 顔を真っ赤にして物凄い形相になる村長とアカリの間にフィリアが割って入る。

「村長!もしアカリが人じゃないとしても私の命を救ってくれたんだよ!?そんなこと言わないで!!」

 フィリアはキッと村長を睨みつける。しばらく二人の睨み合いが続き、やがて落ち着いて来たのか村長は椅子に腰を下ろした。

「…すまないな、アカリよ。この村の人間は度々大蛇に喰われていて、蛇の話に敏感になっておる。わしも含めて、だ。だからいくらフィリアの恩人と言えど、大蛇の仲間と言うのなら快く迎えることは…出来ない。礼も出来ん。少しの滞在なら目を瞑るが、出来る限りわしたちの目の前に顔を出さないでくれ。村民を刺激しないでくれ…申し訳ないが、頼む」

「村長………」

 そういえばイムナーも言っていた。中には頻繁に人を襲う仲間もいると。
 あのイムナーのいた巣穴には人間の死体の山があったし、あの中にこの村の人もいたとするなら、この村長の態度も分かる。

 今更イムナーとの仲を訂正する気もないが、有体に喋っちゃうのは少し迂闊だったかもしれない。

「いえ、気にしてないです。空腹なので少しだけご飯を頂いたらすぐに出て行こうと思ってましたし。もちろん、危害を加えることも、イムナーを連れてくることもするつもりはありません。寧ろ、そんなことがあって少しの滞在を許してくれるのがありがたいです」

「………すまないが、分かってくれるとありがたい」

 悲しそうに表情を歪ませるフィリアを連れて、アカリは村長の家を後にした。
 フィリアは申し訳なさそうに、

「こっちのもう少し行った所に私の家があるから、とりあえず行こ?」
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