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#243 カレンダー配り
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「では、お願いします」
「はい、承りました」
本日シュージは郵便ギルドにやって来ていた。
郵便ギルドは前世でいうところの郵便局で、手紙や荷物の配送を行ってくれる場所なのだ。
普段から手紙のやり取りなどで結構使っているのだが、今日は手紙と一緒に荷物も同封している。
それは先日、写し紙で作った額縁入りのカレンダーとそれに書き込む用のペンで、シュージがこれまで出会った王族や貴族、あと商業ギルド関連の知り合いの方々宛てに送らせてもらった。
本当は直接渡せれば良かったのだが、やはり中々予定も付かなそうなので、今回公平に一度に送る事にしたのだ。
あと他にも、沿海州にある冒険者ギルド、潮騒の花にも送らせてもらった。
潮騒の花の料理番であるセリアやミドリは、またその内料理を学びに来ると言っていたので、そこまで必要じゃないかもしれないが、ギルドマスターのパナセアやその夫のリンドなどは、こうして訪問の理由ができれば来てくれるかもしれない。
更にその他にも、これまでお世話になった事があるカグラの実家の面々や、ジンバの妻のナーナ、ミノリの姉のサキナ、ディアナの両親のアナベルやディオール辺りのギルドメンバーの家族には、それぞれ都合が付いた時に渡して欲しいと言っておいた。
あと、これからシュージは、この街の知り合いである、粉マニアのナコル、先代用務員のズズムとその妻のハナエ、街長のダダン、もくもく亭のモアナとアンナにも渡しに行こうと思っている。
なので、とりあえず最初は、ズズムとハナエの所に顔を出す事にした。
「ズズムさんお疲れ様です」
「おお、シュージ!」
ズズムの家がある場所まで歩いていくと、ズズムは家の隣にある畑にいた。
「今、大丈夫ですか?」
「ああ、ちょっと畑を見とっただけじゃから、平気じゃよ。 どうした?」
「ちょっとお渡ししたいものがありまして」
そう言ってシュージは、収納袋からお手製カレンダーを取り出し、ズズムに渡した。
「おお? これはカレンダーか?」
「そうですね。 ただ、ちょっとした仕掛けがありまして、これにこのペンで書き込むと、僕の持っている同じカレンダーにも、その文字が浮かび上がるんです」
「ほぉー? 便利なもんじゃの」
「それで、ありがたい事に僕の知り合いの方々が、僕の料理を食べたいと言ってくれている事もあって、今度から蒼天の風に僕の知り合いの方を招いて食事をしてもらう場を設けるんです。 もし良かったらズズムさんとハナエさんもどうかなと思いまして」
「それはぜひ行きたいのう! この歳になるとわざわざ外に出る事も無くなってきて、退屈じゃからな。 ギルドの者達にも久々に会いたいし」
「ぜひ来たくなったらその紙に書いて知らせてください」
「ああ、分かった。 婆さんも喜ぶじゃろうて」
「では、他にも渡す方がいるので、今日はこれで失礼しますね」
「おう。 シュージもうちに来たくなったいつでも来てくれてええからのー」
「はは、ありがとうございます」
そんな感じでズズムとは一旦別れ、その後もシュージは街の知り合いの人達にカレンダーを渡していった。
それを受け取った面々は、全員とても喜び、皆んな定期的に通うとまで言ってくれて、頑張って色々と準備した甲斐があるなーと思うシュージだった。
「はい、承りました」
本日シュージは郵便ギルドにやって来ていた。
郵便ギルドは前世でいうところの郵便局で、手紙や荷物の配送を行ってくれる場所なのだ。
普段から手紙のやり取りなどで結構使っているのだが、今日は手紙と一緒に荷物も同封している。
それは先日、写し紙で作った額縁入りのカレンダーとそれに書き込む用のペンで、シュージがこれまで出会った王族や貴族、あと商業ギルド関連の知り合いの方々宛てに送らせてもらった。
本当は直接渡せれば良かったのだが、やはり中々予定も付かなそうなので、今回公平に一度に送る事にしたのだ。
あと他にも、沿海州にある冒険者ギルド、潮騒の花にも送らせてもらった。
潮騒の花の料理番であるセリアやミドリは、またその内料理を学びに来ると言っていたので、そこまで必要じゃないかもしれないが、ギルドマスターのパナセアやその夫のリンドなどは、こうして訪問の理由ができれば来てくれるかもしれない。
更にその他にも、これまでお世話になった事があるカグラの実家の面々や、ジンバの妻のナーナ、ミノリの姉のサキナ、ディアナの両親のアナベルやディオール辺りのギルドメンバーの家族には、それぞれ都合が付いた時に渡して欲しいと言っておいた。
あと、これからシュージは、この街の知り合いである、粉マニアのナコル、先代用務員のズズムとその妻のハナエ、街長のダダン、もくもく亭のモアナとアンナにも渡しに行こうと思っている。
なので、とりあえず最初は、ズズムとハナエの所に顔を出す事にした。
「ズズムさんお疲れ様です」
「おお、シュージ!」
ズズムの家がある場所まで歩いていくと、ズズムは家の隣にある畑にいた。
「今、大丈夫ですか?」
「ああ、ちょっと畑を見とっただけじゃから、平気じゃよ。 どうした?」
「ちょっとお渡ししたいものがありまして」
そう言ってシュージは、収納袋からお手製カレンダーを取り出し、ズズムに渡した。
「おお? これはカレンダーか?」
「そうですね。 ただ、ちょっとした仕掛けがありまして、これにこのペンで書き込むと、僕の持っている同じカレンダーにも、その文字が浮かび上がるんです」
「ほぉー? 便利なもんじゃの」
「それで、ありがたい事に僕の知り合いの方々が、僕の料理を食べたいと言ってくれている事もあって、今度から蒼天の風に僕の知り合いの方を招いて食事をしてもらう場を設けるんです。 もし良かったらズズムさんとハナエさんもどうかなと思いまして」
「それはぜひ行きたいのう! この歳になるとわざわざ外に出る事も無くなってきて、退屈じゃからな。 ギルドの者達にも久々に会いたいし」
「ぜひ来たくなったらその紙に書いて知らせてください」
「ああ、分かった。 婆さんも喜ぶじゃろうて」
「では、他にも渡す方がいるので、今日はこれで失礼しますね」
「おう。 シュージもうちに来たくなったいつでも来てくれてええからのー」
「はは、ありがとうございます」
そんな感じでズズムとは一旦別れ、その後もシュージは街の知り合いの人達にカレンダーを渡していった。
それを受け取った面々は、全員とても喜び、皆んな定期的に通うとまで言ってくれて、頑張って色々と準備した甲斐があるなーと思うシュージだった。
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本当に、ありがとうございます。
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