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#133 本格麻婆豆腐
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「ここがこの街の市場やね」
「おお、活気が凄いですね」
東の国、ナグモに来て2日目。
シュージはフウカの案内で市場にやってきていた。
そこはかなりの賑わいを見せていて、所狭しと色んな出店が並んでいた。
並べられている商品も、馴染みのあるものから見たことのないものまで色々とあり、目移りしてしまう程だった。
「明日からの祭りでここらは屋台が沢山出て、更に人が集まるだろうね」
「それは楽しみですねぇ」
「シュージもなんか屋台やれば?」
「そんな今日明日で出せるものなんですか?」
「細かい申請とか処理するの面倒だから、当日の朝に希望者を集めて、ランダムに屋台を割り当てられるんだよ。 まぁ、変なもの売ってたら警備にバレるから、その辺の心配もないしね」
「結構ゆるいんですね」
「それで、どう? シュージが屋台出したら絶対人気出ると思うんやけど」
「お祭りは3日位あるんでしたっけ?」
「そうやね」
「なら、一日二日ならやってもいいですね。 前に別のお祭りでも屋台出したんですけど、楽しかったですし」
「お、やろやろ。 私もシュージの屋台絶対行くわ」
「はは、ありがとうございます。 なら、その時に使えそうなものをここで買いましょうか」
それからフウカと共に、色々と市場を見て回った。
その中でもシュージの目に留まったのは、やはりこちらにしかないような食材や調味料だ。
特にやはり辛味をつけるもののバリエーションが凄く、唐辛子一つとっても10種類ぐらいあるし、他にも辛味噌やラー油、紹興酒など、今まで中々見つけられなかったものが沢山あった。
それをシュージは大量に買い込んでいく。
「凄い買いっぷりやね?」
「うちのギルドの皆さんはよく食べますからねぇ。 以前も沿海州に行った時、凄い量の海鮮を買い込んだんですけど、それももう無くなりそうですし」
「体が資本の冒険者やからね」
その後もシュージは市場で噂になるぐらい爆買いし、ホクホク顔でカグラ家へと戻るのであった。
*
そして、時刻はお昼時。
昨日言われた事もあり、今日の昼ご飯はシュージが作る事になった。
その横には手伝い兼勉強をするためにミコトとフウカが来てくれている。
「それで、何を作るんですか?」
「折角ならこちらのものを使った料理を作ろうかと」
そう言ってシュージが取り出したのは、豆腐とバッファローのひき肉、長ネギ、あと大量の調味料だ。
「こんなに使うん?」
「僕の料理は色んな調味料を使うんですよ。 とは言っても、分量さえある程度覚えれば、色んな料理に応用できますし、そこまで難しく考えないで大丈夫です」
そう言いつつ、まずシュージは中華鍋に油を入れ、刻んだしょうが、にんにく、長ネギを弱火で炒め、油に香りを移していく。
その間、ミコトとフウカには豆腐を切って、沸騰してないぐらいのお湯に入れて温めておいてもらう。
「この豆腐? も見た事ないですね」
「こちらは僕の故郷にあったもので、商業ギルドから近々売り出されると思いますよ」
「見た目は味無さそうやけど、どうなるんやろね」
豆腐を初めて見るミコトとフウカからすると、この白い味の無さそうなものがどういうものになるのか、想像がつかなかった。
「では、ここからは手早くいきましょうか」
油に香味野菜の香りがしっかり移ってきたところで、ひき肉を加えて中火でしっかり炒めていく。
ひき肉の色が変わって香りが立ってくるぐらい炒まったら、先ほど買ってきた豆豉醬、豆板醤、醤油を加えて更に炒める。
少しすると肉の周りに透明な油が出てくるので、それを見たら紹興酒、溶かしておいた鶏ガラスープ、そして豆腐を投入し、豆腐が崩れないようにスープと絡めていく。
それらが軽く煮立ってきたら、ごま油、ラー油、そして隠し味に少しの砂糖を入れてサッと混ぜる。
ちなみに砂糖はほんの少しだけしか入れないが、それでも入れると入れないとでかなり仕上がりが変わるので、入れるのがおすすめだ。
そして仕上げに、水溶き片栗粉を少しずつ入れながら全体を大きくかき混ぜていき、しっかりとろみがついたら、本格麻婆豆腐の完成だ。
「とってもいい香りがしますね」
「中々辛そうやね!」
「今作ったのは本格的にかなり辛くしたので、この後に辛くないのも作りますよ」
今作ったのは、カグラ家やシュージくらい辛いのが食べれる人向けなので、辛いのがそこまで得意じゃない人用のもちゃんと作っていく。
それもできたら、シュージが蒼天の風から持ってきた炊飯器に炊いておいたライスを茶碗に盛り、卵スープと口直しのきゅうりの浅漬けと一緒に食卓へ並べていった。
「今日作ったのは麻婆豆腐です。 辛いのと辛くないのがありますので、お好きな方をどうぞ」
とりあえず大皿に辛い方と辛くない方を分けておいたので、各自で取り分けてもらった。
「んっ! 辛いねこれ! 美味しい!」
「確かに辛いですけど、旨味が凄まじいですね……! 今まで食べてきたどの料理より美味しいかもしれません」
「やっぱシュージの作る辛い料理は最高やね~」
カグラ家の者達は当然辛い方の麻婆豆腐を食べているが、その辛さと旨さが丁度いい塩梅のシュージの料理にとても感嘆していた。
シュージも辛い方を食べているが、やはり本場のちゃんとした調味料を使ったおかげで、かなり美味しく作れたと自負できるぐらい、今回の麻婆豆腐は美味しかった。
「これはシュージの屋台も楽しみやね」
「お、シュージ屋台やるん~?」
「はい。 誰でも参加できるそうなので」
「ええやんええやん~。 皆んなと一緒に行くわ~」
「ぜひぜひ来てください」
その後は美味しい料理に舌鼓を打ちつつ、明日の屋台で何を作ろうか思案するシュージなのであった。
「おお、活気が凄いですね」
東の国、ナグモに来て2日目。
シュージはフウカの案内で市場にやってきていた。
そこはかなりの賑わいを見せていて、所狭しと色んな出店が並んでいた。
並べられている商品も、馴染みのあるものから見たことのないものまで色々とあり、目移りしてしまう程だった。
「明日からの祭りでここらは屋台が沢山出て、更に人が集まるだろうね」
「それは楽しみですねぇ」
「シュージもなんか屋台やれば?」
「そんな今日明日で出せるものなんですか?」
「細かい申請とか処理するの面倒だから、当日の朝に希望者を集めて、ランダムに屋台を割り当てられるんだよ。 まぁ、変なもの売ってたら警備にバレるから、その辺の心配もないしね」
「結構ゆるいんですね」
「それで、どう? シュージが屋台出したら絶対人気出ると思うんやけど」
「お祭りは3日位あるんでしたっけ?」
「そうやね」
「なら、一日二日ならやってもいいですね。 前に別のお祭りでも屋台出したんですけど、楽しかったですし」
「お、やろやろ。 私もシュージの屋台絶対行くわ」
「はは、ありがとうございます。 なら、その時に使えそうなものをここで買いましょうか」
それからフウカと共に、色々と市場を見て回った。
その中でもシュージの目に留まったのは、やはりこちらにしかないような食材や調味料だ。
特にやはり辛味をつけるもののバリエーションが凄く、唐辛子一つとっても10種類ぐらいあるし、他にも辛味噌やラー油、紹興酒など、今まで中々見つけられなかったものが沢山あった。
それをシュージは大量に買い込んでいく。
「凄い買いっぷりやね?」
「うちのギルドの皆さんはよく食べますからねぇ。 以前も沿海州に行った時、凄い量の海鮮を買い込んだんですけど、それももう無くなりそうですし」
「体が資本の冒険者やからね」
その後もシュージは市場で噂になるぐらい爆買いし、ホクホク顔でカグラ家へと戻るのであった。
*
そして、時刻はお昼時。
昨日言われた事もあり、今日の昼ご飯はシュージが作る事になった。
その横には手伝い兼勉強をするためにミコトとフウカが来てくれている。
「それで、何を作るんですか?」
「折角ならこちらのものを使った料理を作ろうかと」
そう言ってシュージが取り出したのは、豆腐とバッファローのひき肉、長ネギ、あと大量の調味料だ。
「こんなに使うん?」
「僕の料理は色んな調味料を使うんですよ。 とは言っても、分量さえある程度覚えれば、色んな料理に応用できますし、そこまで難しく考えないで大丈夫です」
そう言いつつ、まずシュージは中華鍋に油を入れ、刻んだしょうが、にんにく、長ネギを弱火で炒め、油に香りを移していく。
その間、ミコトとフウカには豆腐を切って、沸騰してないぐらいのお湯に入れて温めておいてもらう。
「この豆腐? も見た事ないですね」
「こちらは僕の故郷にあったもので、商業ギルドから近々売り出されると思いますよ」
「見た目は味無さそうやけど、どうなるんやろね」
豆腐を初めて見るミコトとフウカからすると、この白い味の無さそうなものがどういうものになるのか、想像がつかなかった。
「では、ここからは手早くいきましょうか」
油に香味野菜の香りがしっかり移ってきたところで、ひき肉を加えて中火でしっかり炒めていく。
ひき肉の色が変わって香りが立ってくるぐらい炒まったら、先ほど買ってきた豆豉醬、豆板醤、醤油を加えて更に炒める。
少しすると肉の周りに透明な油が出てくるので、それを見たら紹興酒、溶かしておいた鶏ガラスープ、そして豆腐を投入し、豆腐が崩れないようにスープと絡めていく。
それらが軽く煮立ってきたら、ごま油、ラー油、そして隠し味に少しの砂糖を入れてサッと混ぜる。
ちなみに砂糖はほんの少しだけしか入れないが、それでも入れると入れないとでかなり仕上がりが変わるので、入れるのがおすすめだ。
そして仕上げに、水溶き片栗粉を少しずつ入れながら全体を大きくかき混ぜていき、しっかりとろみがついたら、本格麻婆豆腐の完成だ。
「とってもいい香りがしますね」
「中々辛そうやね!」
「今作ったのは本格的にかなり辛くしたので、この後に辛くないのも作りますよ」
今作ったのは、カグラ家やシュージくらい辛いのが食べれる人向けなので、辛いのがそこまで得意じゃない人用のもちゃんと作っていく。
それもできたら、シュージが蒼天の風から持ってきた炊飯器に炊いておいたライスを茶碗に盛り、卵スープと口直しのきゅうりの浅漬けと一緒に食卓へ並べていった。
「今日作ったのは麻婆豆腐です。 辛いのと辛くないのがありますので、お好きな方をどうぞ」
とりあえず大皿に辛い方と辛くない方を分けておいたので、各自で取り分けてもらった。
「んっ! 辛いねこれ! 美味しい!」
「確かに辛いですけど、旨味が凄まじいですね……! 今まで食べてきたどの料理より美味しいかもしれません」
「やっぱシュージの作る辛い料理は最高やね~」
カグラ家の者達は当然辛い方の麻婆豆腐を食べているが、その辛さと旨さが丁度いい塩梅のシュージの料理にとても感嘆していた。
シュージも辛い方を食べているが、やはり本場のちゃんとした調味料を使ったおかげで、かなり美味しく作れたと自負できるぐらい、今回の麻婆豆腐は美味しかった。
「これはシュージの屋台も楽しみやね」
「お、シュージ屋台やるん~?」
「はい。 誰でも参加できるそうなので」
「ええやんええやん~。 皆んなと一緒に行くわ~」
「ぜひぜひ来てください」
その後は美味しい料理に舌鼓を打ちつつ、明日の屋台で何を作ろうか思案するシュージなのであった。
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