58 / 93
第三章 獣人国へ
#54 愚か者は落ちる
しおりを挟む
貴族の男に勧誘を受け、それを断ったら私兵の2人に襲い掛かられた。
なので、プルニーマを2輪ずつ放って足止めする。
「ふん、こんなもの!」
私兵の2人がプルニーマに向かって剣を振り下ろす。
それをプルニーマのシールドを発動させて防ぐ。
ガキィィィン!!
「「……な!?」」
自分達の剣が小さな武器によって簡単に止められた事に、私兵の2人が驚きの声を上げた。
それにより一瞬動きが止まったので、すかさずもう1輪ずつプルニーマを2人に向かって放った。
それにより、2人がつけていた胸当ての硬い皮で出来ている肩部分が、まるで紙のように斬り裂かれた。
私兵の2人は、その光景を見て絶句する。
自分の剣が簡単に止められた事や、頑丈な素材で作られているはずの肩当てが簡単に斬り裂かれた事、そしてもし、今の攻撃が肩当てではなく、自分の体に向けられていたら……
彼等は、後ろで騒いでいる貴族の男とは違って、それなりに戦闘経験があった。
それにより、この一瞬の立ち合いで思い知ってしまった。
自分達は、挑んではいけない勝負を挑んでしまった事に。
「な、なにをやってるんだ、お前達!」
貴族の男はそう2人の私兵に向かって叫ぶ。
だが、その2人はプルニーマの攻撃を防ぐ事で精一杯だ。
「あなたは、向かってこないんですか?」
「な、なんだと?」
「私兵に任せるだけで、自分は見ているだけなんて許しませんよ」
そう言って、僕はプルニーマを少し距離を置いて慌てている貴族の男に向かって放つ。
「ヒィッ! や、やめろ! 来るな!」
貴族の男は、やたらと装飾のついた鞘に入った剣を抜くと、プルニーマに向かって剣を振り回し始めた。
見た感じ、剣術スキルかなにかは持っているみたいだが、そこまでレベルは高くないように見える。
その証拠に、シールドを発動させるまでもなく、魔力操作だけでその男を圧倒出来ている。
ちなみに、私兵の2人の鎧を斬り裂いた時以降、プルニーマに付与した高速回転の付与は使っていない。
万が一にも魔力操作をミスしたり、彼等の不手際で体を斬り裂かないようにするためだ。
なぜかというと、こういう輩はなるべく無傷で無力化したいと思ったからだ。
変に傷つけたら何を言われるか分かったもんじゃないだろう。
そして、彼等がプルニーマの相手に夢中になってる間、僕は地面に手をついて絶賛細工中だ。
よし、こんなもんでいいかな?
細工が終わったので、彼等の相手をしていたプルニーマを5輪ともこちらに引き戻し、僕の周りで旋回させておく。
その彼等はと言うと、3人とも息も絶え絶えで、こちらを見てくる視線には怒りもあるが、どこか安堵のような気持ちも伝わってきた。
「……ふふっ」
「くっ、なにがおかしい!!」
「いえ、正直、拍子抜けですね。 僕が直接手を下さなくても、完封出来そうだったので」
「クソがぁ……! クソクソクソクソ! 絶対に許さん! 必ず八つ裂きにしてやる!」
「そうだ、折角なら3人で同時に来たらどうですか? この武器はしまっておきますから」
そう言って僕は、プルニーマをアイテムボックスにしまい、無防備な姿を晒した。
「余裕のつもりかぁ!? お前達、同時に行くぞ!!」
「はっ! お任せを!」
僕の挑発に乗せられ、3人が同時に走って距離を詰めてくる。
似合わない挑発だったけど、頭に血が昇っているのか、まんまと乗ってくれてよかった。
やがて、僕との距離が3mくらいまで近付いた時、僕の施していた細工が発動した。
ズボォ!
「ぎゃあ!」
「ぐあっ!」
「うおっ!」
はい、落とし穴です。
かなり単純な。
1人か2人引っかかればいいと思っていたが、まさか、3人同時に同じ穴に落ちるとは思わなかった。
さっきしていた細工というのは、この落とし穴を作るためで、鍛冶師の鉱物操作で地面の表面をごく薄く残し、その下を空洞にするという事をしていた。
深さは1mちょっとで、立てば穴から頭が出せるくらいだ。
彼等が上がって来ない内に、すかさず地面に手をつき、穴を塞ぐ。
空洞はそのまま残し、表面は先程よりも厚みを持たせて簡単には破れないようにしておく。
一応空気穴として、3つ頭が出せるくらいの穴を残しておいた。
ついでに、他にも何個か作っておいた落とし穴も塞いだ。
一つ目の落とし穴を抜けられてもいいように、僕の周り半径1m辺りは落とし穴だらけにしておいたんだけど、いらなかったようだ。
うん、これで無力化は出来たかな。
後は、後処理だけど……
「お疲れ様でした、ショーマ様」
「やっぱり強いな! お前さん!」
「ショーマさんは変わった武器や戦い方を使うんですね」
「……さすが」
うん、この人達…… 特にオロンさんに任せよう。
少し遠くからこちらを伺っていたのは、貴族の男の息がかかった人からの不意打ちを防ぐために展開していた気配察知で分かっていた。
「はぁ……、見てないで助けてくださいよ」
「すいません、私は直ぐに介入しようと思ったのですが…… ドレアス様が」
「お前さんの戦いぶりを見てみたくてな! 面白かったぞ! 特に、あの浮いている武器!」
こっちは結構大変だったんですけど……
「ショーマ様、うちの騎士団の者が迷惑をかけて申し訳ありませんでした。 私含めて、処分は如何様にも受けますので……」
「いえ、気にしてませんよ。 いずれこういった勢力とは戦う事になると思っていたので。 彼等の処分はそちらにお任せします」
「そうですか、ありがとうございます。 ……聞こえているな貴様等、そこから顔を出せ」
僕と話していた時とは全く違う冷えた声で、落とし穴に落ちた者達に向かってオロンさんがそう声をかけた。
数秒して、落とし穴に作った空気穴から3人の顔が出てくると、3人とも、僕に向かって怒りがこもった目線を向けてきた。
その目線に、隣にいたノアルがムスっとした表情を浮かべたが、僕が彼女の頭に手を置くと、微かに笑みを浮かべて、こちらに擦り寄ってきた。
「貴様等、自分達がなにをしたのか分かっているのか?」
「………………」
貴族の男も私兵の2人もその質問を受けても黙ったままだ。
「この事はしっかりと上に報告する。 ……言っておくが、今まで通り揉み消せるなどと思うなよ?」
「……どういう意味でしょうか?」
まだまだ余裕のありそうな表情でオロンさんの方を見ている貴族の男。
恐らく、今回の件もお金か何かを積んでなかった事にすればいいと思っているのだろう。
「お前達が問題を起こしたこの場所は、ドレアス様が村長を務める村だ。 その村を貶める発言をした上に、数々の問題発言の数々、恐らく、王はお前達を許す事はないだろう。 それに、私もお前達を逃すつもりはない」
「ふっ、あなたのような平民に、こんな小さな村の村長が何を言ったところで問題にはなりませんね!」
そう言って、なおも反省の色が見えない貴族の男達に、ついに現実が突きつけられる。
「残念ながら、お前がそう言って馬鹿にした、この村の村長であるドレアス様は、この国の前騎士団大団長で、今は名誉騎士団員となっているお方だ」
「…………は?」
その言葉に、絶句する貴族の男達。
中でも私兵の2人はその名前に聞き覚えがあるのか、顔を青褪めさせ、今にも失神しそうな勢いだ。
オロンさんはそんな3人に目もくれず、事実を淡々と述べ続ける。
「ちなみに、名誉騎士団員であると同時に、王の個人的な親友だ。 ドレアス様がその気になった時の発言権と立場は公爵家に匹敵すると言っても過言ではないだろうな。 ……ここまで言えば、お前達が今後どうなるか想像がつくだろう。 良くて爵位は降格、悪くて国家反逆罪で犯罪奴隷行きだ」
「……は、え、……そ、そん、な。 公爵と、同等……?」
貴族の男はそこまで言われてようやく、事の重大さに気付いたのか、盛大に狼狽えていた。
私兵の2人は、耐えきれなくなったのか立ったまま器用に気絶している。
今回はオロンさんとかドレアスさんがいて助かったけど、今後もこういった輩に絡まれる事はあるだろうから、注意しないとなぁ……
なので、プルニーマを2輪ずつ放って足止めする。
「ふん、こんなもの!」
私兵の2人がプルニーマに向かって剣を振り下ろす。
それをプルニーマのシールドを発動させて防ぐ。
ガキィィィン!!
「「……な!?」」
自分達の剣が小さな武器によって簡単に止められた事に、私兵の2人が驚きの声を上げた。
それにより一瞬動きが止まったので、すかさずもう1輪ずつプルニーマを2人に向かって放った。
それにより、2人がつけていた胸当ての硬い皮で出来ている肩部分が、まるで紙のように斬り裂かれた。
私兵の2人は、その光景を見て絶句する。
自分の剣が簡単に止められた事や、頑丈な素材で作られているはずの肩当てが簡単に斬り裂かれた事、そしてもし、今の攻撃が肩当てではなく、自分の体に向けられていたら……
彼等は、後ろで騒いでいる貴族の男とは違って、それなりに戦闘経験があった。
それにより、この一瞬の立ち合いで思い知ってしまった。
自分達は、挑んではいけない勝負を挑んでしまった事に。
「な、なにをやってるんだ、お前達!」
貴族の男はそう2人の私兵に向かって叫ぶ。
だが、その2人はプルニーマの攻撃を防ぐ事で精一杯だ。
「あなたは、向かってこないんですか?」
「な、なんだと?」
「私兵に任せるだけで、自分は見ているだけなんて許しませんよ」
そう言って、僕はプルニーマを少し距離を置いて慌てている貴族の男に向かって放つ。
「ヒィッ! や、やめろ! 来るな!」
貴族の男は、やたらと装飾のついた鞘に入った剣を抜くと、プルニーマに向かって剣を振り回し始めた。
見た感じ、剣術スキルかなにかは持っているみたいだが、そこまでレベルは高くないように見える。
その証拠に、シールドを発動させるまでもなく、魔力操作だけでその男を圧倒出来ている。
ちなみに、私兵の2人の鎧を斬り裂いた時以降、プルニーマに付与した高速回転の付与は使っていない。
万が一にも魔力操作をミスしたり、彼等の不手際で体を斬り裂かないようにするためだ。
なぜかというと、こういう輩はなるべく無傷で無力化したいと思ったからだ。
変に傷つけたら何を言われるか分かったもんじゃないだろう。
そして、彼等がプルニーマの相手に夢中になってる間、僕は地面に手をついて絶賛細工中だ。
よし、こんなもんでいいかな?
細工が終わったので、彼等の相手をしていたプルニーマを5輪ともこちらに引き戻し、僕の周りで旋回させておく。
その彼等はと言うと、3人とも息も絶え絶えで、こちらを見てくる視線には怒りもあるが、どこか安堵のような気持ちも伝わってきた。
「……ふふっ」
「くっ、なにがおかしい!!」
「いえ、正直、拍子抜けですね。 僕が直接手を下さなくても、完封出来そうだったので」
「クソがぁ……! クソクソクソクソ! 絶対に許さん! 必ず八つ裂きにしてやる!」
「そうだ、折角なら3人で同時に来たらどうですか? この武器はしまっておきますから」
そう言って僕は、プルニーマをアイテムボックスにしまい、無防備な姿を晒した。
「余裕のつもりかぁ!? お前達、同時に行くぞ!!」
「はっ! お任せを!」
僕の挑発に乗せられ、3人が同時に走って距離を詰めてくる。
似合わない挑発だったけど、頭に血が昇っているのか、まんまと乗ってくれてよかった。
やがて、僕との距離が3mくらいまで近付いた時、僕の施していた細工が発動した。
ズボォ!
「ぎゃあ!」
「ぐあっ!」
「うおっ!」
はい、落とし穴です。
かなり単純な。
1人か2人引っかかればいいと思っていたが、まさか、3人同時に同じ穴に落ちるとは思わなかった。
さっきしていた細工というのは、この落とし穴を作るためで、鍛冶師の鉱物操作で地面の表面をごく薄く残し、その下を空洞にするという事をしていた。
深さは1mちょっとで、立てば穴から頭が出せるくらいだ。
彼等が上がって来ない内に、すかさず地面に手をつき、穴を塞ぐ。
空洞はそのまま残し、表面は先程よりも厚みを持たせて簡単には破れないようにしておく。
一応空気穴として、3つ頭が出せるくらいの穴を残しておいた。
ついでに、他にも何個か作っておいた落とし穴も塞いだ。
一つ目の落とし穴を抜けられてもいいように、僕の周り半径1m辺りは落とし穴だらけにしておいたんだけど、いらなかったようだ。
うん、これで無力化は出来たかな。
後は、後処理だけど……
「お疲れ様でした、ショーマ様」
「やっぱり強いな! お前さん!」
「ショーマさんは変わった武器や戦い方を使うんですね」
「……さすが」
うん、この人達…… 特にオロンさんに任せよう。
少し遠くからこちらを伺っていたのは、貴族の男の息がかかった人からの不意打ちを防ぐために展開していた気配察知で分かっていた。
「はぁ……、見てないで助けてくださいよ」
「すいません、私は直ぐに介入しようと思ったのですが…… ドレアス様が」
「お前さんの戦いぶりを見てみたくてな! 面白かったぞ! 特に、あの浮いている武器!」
こっちは結構大変だったんですけど……
「ショーマ様、うちの騎士団の者が迷惑をかけて申し訳ありませんでした。 私含めて、処分は如何様にも受けますので……」
「いえ、気にしてませんよ。 いずれこういった勢力とは戦う事になると思っていたので。 彼等の処分はそちらにお任せします」
「そうですか、ありがとうございます。 ……聞こえているな貴様等、そこから顔を出せ」
僕と話していた時とは全く違う冷えた声で、落とし穴に落ちた者達に向かってオロンさんがそう声をかけた。
数秒して、落とし穴に作った空気穴から3人の顔が出てくると、3人とも、僕に向かって怒りがこもった目線を向けてきた。
その目線に、隣にいたノアルがムスっとした表情を浮かべたが、僕が彼女の頭に手を置くと、微かに笑みを浮かべて、こちらに擦り寄ってきた。
「貴様等、自分達がなにをしたのか分かっているのか?」
「………………」
貴族の男も私兵の2人もその質問を受けても黙ったままだ。
「この事はしっかりと上に報告する。 ……言っておくが、今まで通り揉み消せるなどと思うなよ?」
「……どういう意味でしょうか?」
まだまだ余裕のありそうな表情でオロンさんの方を見ている貴族の男。
恐らく、今回の件もお金か何かを積んでなかった事にすればいいと思っているのだろう。
「お前達が問題を起こしたこの場所は、ドレアス様が村長を務める村だ。 その村を貶める発言をした上に、数々の問題発言の数々、恐らく、王はお前達を許す事はないだろう。 それに、私もお前達を逃すつもりはない」
「ふっ、あなたのような平民に、こんな小さな村の村長が何を言ったところで問題にはなりませんね!」
そう言って、なおも反省の色が見えない貴族の男達に、ついに現実が突きつけられる。
「残念ながら、お前がそう言って馬鹿にした、この村の村長であるドレアス様は、この国の前騎士団大団長で、今は名誉騎士団員となっているお方だ」
「…………は?」
その言葉に、絶句する貴族の男達。
中でも私兵の2人はその名前に聞き覚えがあるのか、顔を青褪めさせ、今にも失神しそうな勢いだ。
オロンさんはそんな3人に目もくれず、事実を淡々と述べ続ける。
「ちなみに、名誉騎士団員であると同時に、王の個人的な親友だ。 ドレアス様がその気になった時の発言権と立場は公爵家に匹敵すると言っても過言ではないだろうな。 ……ここまで言えば、お前達が今後どうなるか想像がつくだろう。 良くて爵位は降格、悪くて国家反逆罪で犯罪奴隷行きだ」
「……は、え、……そ、そん、な。 公爵と、同等……?」
貴族の男はそこまで言われてようやく、事の重大さに気付いたのか、盛大に狼狽えていた。
私兵の2人は、耐えきれなくなったのか立ったまま器用に気絶している。
今回はオロンさんとかドレアスさんがいて助かったけど、今後もこういった輩に絡まれる事はあるだろうから、注意しないとなぁ……
738
お気に入りに追加
2,307
あなたにおすすめの小説
誰一人帰らない『奈落』に落とされたおっさん、うっかり暗号を解読したら、未知の遺物の使い手になりました!
ミポリオン
ファンタジー
旧題:巻き込まれ召喚されたおっさん、無能で誰一人帰らない場所に追放されるも、超古代文明の暗号を解いて力を手にいれ、楽しく生きていく
高校生達が勇者として召喚される中、1人のただのサラリーマンのおっさんである福菅健吾が巻き込まれて異世界に召喚された。
高校生達は強力なステータスとスキルを獲得したが、おっさんは一般人未満のステータスしかない上に、異世界人の誰もが持っている言語理解しかなかったため、転移装置で誰一人帰ってこない『奈落』に追放されてしまう。
しかし、そこに刻まれた見たこともない文字を、健吾には全て理解する事ができ、強大な超古代文明のアイテムを手に入れる。
召喚者達は気づかなかった。健吾以外の高校生達の通常スキル欄に言語スキルがあり、健吾だけは固有スキルの欄に言語スキルがあった事を。そしてそのスキルが恐るべき力を秘めていることを。
※カクヨムでも連載しています
間違い召喚! 追い出されたけど上位互換スキルでらくらく生活
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は20歳独身、名は小日向 連(こひなた れん)うだつの上がらないダメ男だ
ひょんなことから異世界に召喚されてしまいました。
間違いで召喚された為にステータスは最初見えない状態だったけどネットのネタバレ防止のように背景をぼかせば見えるようになりました。
多分不具合だとおもう。
召喚した女と王様っぽいのは何も持っていないと言って僕をポイ捨て、なんて世界だ。それも元の世界には戻せないらしい、というか戻さないみたいだ。
そんな僕はこの世界で苦労すると思ったら大間違い、王シリーズのスキルでウハウハ、製作で人助け生活していきます
◇
四巻が販売されました!
今日から四巻の範囲がレンタルとなります
書籍化に伴い一部ウェブ版と違う箇所がございます
追加場面もあります
よろしくお願いします!
一応191話で終わりとなります
最後まで見ていただきありがとうございました
コミカライズもスタートしています
毎月最初の金曜日に更新です
お楽しみください!
異世界召喚されたら無能と言われ追い出されました。~この世界は俺にとってイージーモードでした~
WING/空埼 裕@書籍発売中
ファンタジー
1~8巻好評発売中です!
※2022年7月12日に本編は完結しました。
◇ ◇ ◇
ある日突然、クラスまるごと異世界に勇者召喚された高校生、結城晴人。
ステータスを確認したところ、勇者に与えられる特典のギフトどころか、勇者の称号すらも無いことが判明する。
晴人たちを召喚した王女は「無能がいては足手纏いになる」と、彼のことを追い出してしまった。
しかも街を出て早々、王女が差し向けた騎士によって、晴人は殺されかける。
胸を刺され意識を失った彼は、気がつくと神様の前にいた。
そしてギフトを与え忘れたお詫びとして、望むスキルを作れるスキルをはじめとしたチート能力を手に入れるのであった──
ハードモードな異世界生活も、やりすぎなくらいスキルを作って一発逆転イージーモード!?
前代未聞の難易度激甘ファンタジー、開幕!
見捨てられた万能者は、やがてどん底から成り上がる
グリゴリ
ファンタジー
『旧タイトル』万能者、Sランクパーティーを追放されて、職業が進化したので、新たな仲間と共に無双する。
『見捨てられた万能者は、やがてどん底から成り上がる』【書籍化決定!!】書籍版とWEB版では設定が少し異なっていますがどちらも楽しめる作品となっています。どうぞ書籍版とWEB版どちらもよろしくお願いします。
2023年7月18日『見捨てられた万能者は、やがてどん底から成り上がる2』発売しました。
主人公のクロードは、勇者パーティー候補のSランクパーティー『銀狼の牙』を器用貧乏な職業の万能者で弱く役に立たないという理由で、追放されてしまう。しかしその後、クロードの職業である万能者が進化して、強くなった。そして、新たな仲間や従魔と無双の旅を始める。クロードと仲間達は、様々な問題や苦難を乗り越えて、英雄へと成り上がって行く。※2021年12月25日HOTランキング1位、2021年12月26日ハイファンタジーランキング1位頂きました。お読み頂き有難う御座います。

毎日スキルが増えるのって最強じゃね?
七鳳
ファンタジー
異世界に転生した主人公。
テンプレのような転生に驚く。
そこで出会った神様にある加護をもらい、自由気ままに生きていくお話。
※ストーリー等見切り発車な点御容赦ください。
※感想・誤字訂正などお気軽にコメントください!

勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。

スキル喰らい(スキルイーター)がヤバすぎた 他人のスキルを食らって底辺から最強に駆け上がる
けんたん
ファンタジー
レイ・ユーグナイト 貴族の三男で産まれたおれは、12の成人の儀を受けたら家を出ないと行けなかった だが俺には誰にも言ってない秘密があった 前世の記憶があることだ
俺は10才になったら現代知識と貴族の子供が受ける継承の義で受け継ぐであろうスキルでスローライフの夢をみる
だが本来受け継ぐであろう親のスキルを何一つ受け継ぐことなく能無しとされひどい扱いを受けることになる だが実はスキルは受け継がなかったが俺にだけ見えるユニークスキル スキル喰らいで俺は密かに強くなり 俺に対してひどい扱いをしたやつを見返すことを心に誓った
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる