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第三章 獣人国へ
#47 族長との対話
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「あれ……? ここで大人しく座っておくように言っておいたのですが……」
「……いない」
「いませんね」
あれから冒険者や獣人達に感謝をされ続けていたのだが、それもようやく落ち着き、皆、自身の作業に戻っていった。
僕達も本来の目的である族長さんがいるであろう所に来たのだが、そこには大きなベンチが誰も座っていない状態でポツンと置いてあり、族長さんの姿はどこにも見当たらなかった。
「あの人は全く…… ここで大人しくしておいてと言っておいたのに……!」
言いつけを破られたアルジェさんが、呆れ半分、怒り半分といったような表情で体を震わせている。
「だ、大丈夫ですよ。 僕は急いでる訳ではないですし、族長さんもあの怪我だったし無理はしていないでしょう」
「いや…… あの人は常人とは価値観が少しズレているので安心は出来ません」
「そ、そうなんですか……?」
治療している時に見た姿はいかにも歴戦の戦士みたいな感じだったのだが、本人の性格は違うのだろうか?
「……あ」
「あら、どうしたの、ノアル?」
「……あそこ」
アルジェさんの言葉に、指を指しながら答えるノアル。
その方向の先を見ると……
でっかい丸太を肩に担いで作業している族長さんがいた。
「よーし! それじゃあここに家を建てるぞー!」
「族長、いいんですか? アルジェ様には大人しく指示だけ出しておけばいいと言われていませんでしたか?」
「うーむ、そうなんだが、アルジェはノアルの様子を見に行くのと、ショーマの看病に行ったから当分帰ってこないだろ! 丸太はここに置いとくぞ!」
「ありがとうございます……って、あ……」
「ん? どうした?」
獣人の若者が急に動くのをやめて、族長さんの後ろを見ている。
それに気づいた族長さんが後ろを振り返ると……
「なにしてるんですか……? あなた……?」
「げ! ア、アルジェ!? 早くないか!?」
「私、言いましたよね……? まだ治ったばかりなんだから、大人しくしておいて……と」
「い、いや、だがな? 族長として、自分が何もせずに見ているというのはどうかと……」
「そう思うのなら、今は休んでください。 無理してまた倒れたらそれこそ周りに迷惑がかかります。 ……それに、族長として、というのは建前で、本当は自分が体を動かしたいだけではないですか……?」
「いやいや! そんな事ないぞ!? た、確かに少しは体を動かしたい気持ちもあったが、村のことを想ってるのは本当だ!」
「……はぁ、分かっています。 あなたが村の事を一番に想っているのは誰よりも。 ですが、今はお願いですから大人しくしていてください。 村のみんなも、私もノアルも、それに、あなたを救ってくれたショーマさんの為にも」
「うぐぐ…… わ、分かった。 今は大人しくしている」
「……今は?」
「今日のところは大人しくしている!」
「そうしてください」
ア、アルジェさんの圧がすごい。
まぁ、族長さんの事を想ってのことなんだろうけど。
「……お父さんとショーマは似てる」
「え? そうかな?」
「……ん、他人の為に無理をするところがよく似てる」
確かに、そう言われると何も言い返せないな……
側から見ると僕もこんな感じに見えるのだろうか?
「ん? お、おぉ! お前さんはショーマじゃないか! 起きたのか!」
「本来、あなたに会わせるために来てもらったんですよ? それなのにあなたはどこかに行ってしまって……」
「あ、あはは…… 大丈夫ですよアルジェさん。 族長さん、改めましてショーマと申します。 ノアルから話を聞いてこの村まで来させてもらいました。 助けに来たつもりが、倒れた所を助けて頂いたみたいで、とても感謝しています。 ありがとうございました」
「丁寧にどうもな! 俺はこのソルムの村で族長というか、村長と言うのか分からんが、まぁ、まとめ役をやっているドレアス=ソルムだ! お前さんには俺や娘だけじゃなく、この村自体を救ってくれたと聞いている! 本当にありがとう!」
ドレアスさんはそう言うと、大きな手を差し出して握手を求めてきたので、僕はその手をしっかりと握り返しておいた。
「よろしくお願いします、ドレアスさん。 それで、いきなりで悪いのですが、色々と聞きたい事があります。 聞いても大丈夫ですか?」
「ああ、もちろんだ!」
「それじゃあ、立ち話もなんですし、座りましょうか」
アルジェさんにそう言われ、僕達は近くの丸い木のテーブルに木の椅子が置いてある場所で話す事になった。
「それで、何から聞きたいんだ?」
「そうですね…… まずはこの村に何が起こっていたかを教えてくれませんか? ノアルの話だと魔物の大群に襲われたそうですが……」
「ああ、それは間違いない。 正直、あの大群を見た時は生きた心地がしなかったな」
「そこからどう凌いだんですか?」
「それがな…… 数は確かにいたんだが、実際に村を襲撃して来たのは、大群の内のほんの一部…… 三種類くらいの魔物しかいなかったんだ。 時間が経つと元々戦っていた三種類の魔物が退がって、また新しい三種類の魔物が襲ってくるみたいな感じでな? 恐らく、大群の中には十は下らない種類の魔物がいたはずなんだが」
「それは、どういう事ですか?」
「分からん。 だが、それでも数は圧倒的に向こうが多かったから、こちらにも被害者がかなり出てしまった。 俺もアルジェも戦っていたんだが、流石にこの村全てを守り切るなんて事は悔しい事に出来なかったんだ」
「なるほど…… それで、その後はどうなったんですか?」
「2日程戦い続けていた頃に、冒険者の第一陣が来てくれてな。 うちの村の使いの話を聞いて人間、獣人関係なく全速力で来てくれたみたいで本当に助かった。 そこからはなんとか持ち直すことが出来たんだ」
「そして、3日目が終わろうとしていた頃に突然、魔物達の大半は森の方へ帰って行ったんです」
「え、そうなんですか?」
「そうだ。 本当になんの前触れもなく突然帰って行ったな」
どういう事だ?
というか今回の件は不可解な事が多すぎるな……
「そういえば、ドレアスさんはどうしてあそこまでの怪我をしていたんですか?」
「それはだな…… 魔物の大群が帰って行ったのはいいんだが、一部の上位種の魔物が残ってな。 そこからはその上位種と配下の魔物達との戦いが始まった。 ゴブリンソルジャーとメイジに始まり、大爪熊、フレイムウルフにブラッドサーペント…… 終いにはオークジェネラルと言った感じで、厄介な魔物が定期的に襲ってきたな」
「夫は中でも1番強いブラッドサーペントと一騎討ちで戦って、刺し違える形で深い傷と毒をもらってしまったんです」
「この腕もそいつに持ってかれちまってな!」
「笑い事じゃないですよ、もう……」
「……ん、心配した」
「すみません、僕にもう少し魔力があったらその腕も治せるんですけど……」
メガヒールで怪我はほとんど治す事が出来たのだが、欠損部位を一から治すためには、メガヒールの上のギガヒール、その更に上位の回復魔法である、エクストラヒールが使えなくてはいけない。
だが、今の僕のレベルではそもそも魔力が足りなくて使う事が出来ない。
もっとレベルを上げて魔力が増えたら使えるようになるから、その時にはドレアスさんの腕を治しに来よう。
その辺りの事を伝えたところ……
「気にすんな! 毒や傷を治してもらっただけでも感謝しきれないからな! まぁ、お前さんが治したいと思ってくれるならいつか頼む!」
と、笑いながらに言われてしまった。
なんというか、豪快な人だな……
「それと、もう一つ聞きたいんですけど…… 倒した上位種の死骸とかって残っていますか?」
「ん? ああ、残ってると思うぞ。 ここ数日で解体出来るやつは解体しちまったが、まだ倉庫で作業をしているんじゃないか? まぁ、いずれ今回手伝ってくれた冒険者達の報酬に上乗せするために売り捌くつもりだがな」
「そうですか……」
「お、ショーマも素材何か欲しいか? お前さんなら好きな部位持っていっていいぞ!」
「ああ、いえ、そこはお気になさらず。 もしかしたら後でお願いするかもしれませんが、今はちょっと別で気になる事があったので……」
「ん? なんのことだ?」
「そうですね…… 口だと説明しづらいので、出来れば実物を見たいんですけど……」
「それでしたら、案内しますよ。 ショーマさんが見たいのは上位種の死骸ですよね?」
「はい、そうです。 あ、そういえば、オークジェネラルとか、オークの死骸を僕が持ったままなんですけど……」
「そういえば、ショーマさんは収納魔法が使えるとノアルから聞きましたね。 倒した分のオークの死骸はショーマさんがお好きにしていいですよ? 解体を頼みたいなら今から行く場所で頼むといいと思います」
好きにしていいのか……
なら、なんらかの形で冒険者やこの村の人達にも分ける事にしよう。
それから僕達は、椅子から立ち上がってその場を後にし、上位種の解体と保存がされている倉庫に向かう事にした。
「……いない」
「いませんね」
あれから冒険者や獣人達に感謝をされ続けていたのだが、それもようやく落ち着き、皆、自身の作業に戻っていった。
僕達も本来の目的である族長さんがいるであろう所に来たのだが、そこには大きなベンチが誰も座っていない状態でポツンと置いてあり、族長さんの姿はどこにも見当たらなかった。
「あの人は全く…… ここで大人しくしておいてと言っておいたのに……!」
言いつけを破られたアルジェさんが、呆れ半分、怒り半分といったような表情で体を震わせている。
「だ、大丈夫ですよ。 僕は急いでる訳ではないですし、族長さんもあの怪我だったし無理はしていないでしょう」
「いや…… あの人は常人とは価値観が少しズレているので安心は出来ません」
「そ、そうなんですか……?」
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「……あ」
「あら、どうしたの、ノアル?」
「……あそこ」
アルジェさんの言葉に、指を指しながら答えるノアル。
その方向の先を見ると……
でっかい丸太を肩に担いで作業している族長さんがいた。
「よーし! それじゃあここに家を建てるぞー!」
「族長、いいんですか? アルジェ様には大人しく指示だけ出しておけばいいと言われていませんでしたか?」
「うーむ、そうなんだが、アルジェはノアルの様子を見に行くのと、ショーマの看病に行ったから当分帰ってこないだろ! 丸太はここに置いとくぞ!」
「ありがとうございます……って、あ……」
「ん? どうした?」
獣人の若者が急に動くのをやめて、族長さんの後ろを見ている。
それに気づいた族長さんが後ろを振り返ると……
「なにしてるんですか……? あなた……?」
「げ! ア、アルジェ!? 早くないか!?」
「私、言いましたよね……? まだ治ったばかりなんだから、大人しくしておいて……と」
「い、いや、だがな? 族長として、自分が何もせずに見ているというのはどうかと……」
「そう思うのなら、今は休んでください。 無理してまた倒れたらそれこそ周りに迷惑がかかります。 ……それに、族長として、というのは建前で、本当は自分が体を動かしたいだけではないですか……?」
「いやいや! そんな事ないぞ!? た、確かに少しは体を動かしたい気持ちもあったが、村のことを想ってるのは本当だ!」
「……はぁ、分かっています。 あなたが村の事を一番に想っているのは誰よりも。 ですが、今はお願いですから大人しくしていてください。 村のみんなも、私もノアルも、それに、あなたを救ってくれたショーマさんの為にも」
「うぐぐ…… わ、分かった。 今は大人しくしている」
「……今は?」
「今日のところは大人しくしている!」
「そうしてください」
ア、アルジェさんの圧がすごい。
まぁ、族長さんの事を想ってのことなんだろうけど。
「……お父さんとショーマは似てる」
「え? そうかな?」
「……ん、他人の為に無理をするところがよく似てる」
確かに、そう言われると何も言い返せないな……
側から見ると僕もこんな感じに見えるのだろうか?
「ん? お、おぉ! お前さんはショーマじゃないか! 起きたのか!」
「本来、あなたに会わせるために来てもらったんですよ? それなのにあなたはどこかに行ってしまって……」
「あ、あはは…… 大丈夫ですよアルジェさん。 族長さん、改めましてショーマと申します。 ノアルから話を聞いてこの村まで来させてもらいました。 助けに来たつもりが、倒れた所を助けて頂いたみたいで、とても感謝しています。 ありがとうございました」
「丁寧にどうもな! 俺はこのソルムの村で族長というか、村長と言うのか分からんが、まぁ、まとめ役をやっているドレアス=ソルムだ! お前さんには俺や娘だけじゃなく、この村自体を救ってくれたと聞いている! 本当にありがとう!」
ドレアスさんはそう言うと、大きな手を差し出して握手を求めてきたので、僕はその手をしっかりと握り返しておいた。
「よろしくお願いします、ドレアスさん。 それで、いきなりで悪いのですが、色々と聞きたい事があります。 聞いても大丈夫ですか?」
「ああ、もちろんだ!」
「それじゃあ、立ち話もなんですし、座りましょうか」
アルジェさんにそう言われ、僕達は近くの丸い木のテーブルに木の椅子が置いてある場所で話す事になった。
「それで、何から聞きたいんだ?」
「そうですね…… まずはこの村に何が起こっていたかを教えてくれませんか? ノアルの話だと魔物の大群に襲われたそうですが……」
「ああ、それは間違いない。 正直、あの大群を見た時は生きた心地がしなかったな」
「そこからどう凌いだんですか?」
「それがな…… 数は確かにいたんだが、実際に村を襲撃して来たのは、大群の内のほんの一部…… 三種類くらいの魔物しかいなかったんだ。 時間が経つと元々戦っていた三種類の魔物が退がって、また新しい三種類の魔物が襲ってくるみたいな感じでな? 恐らく、大群の中には十は下らない種類の魔物がいたはずなんだが」
「それは、どういう事ですか?」
「分からん。 だが、それでも数は圧倒的に向こうが多かったから、こちらにも被害者がかなり出てしまった。 俺もアルジェも戦っていたんだが、流石にこの村全てを守り切るなんて事は悔しい事に出来なかったんだ」
「なるほど…… それで、その後はどうなったんですか?」
「2日程戦い続けていた頃に、冒険者の第一陣が来てくれてな。 うちの村の使いの話を聞いて人間、獣人関係なく全速力で来てくれたみたいで本当に助かった。 そこからはなんとか持ち直すことが出来たんだ」
「そして、3日目が終わろうとしていた頃に突然、魔物達の大半は森の方へ帰って行ったんです」
「え、そうなんですか?」
「そうだ。 本当になんの前触れもなく突然帰って行ったな」
どういう事だ?
というか今回の件は不可解な事が多すぎるな……
「そういえば、ドレアスさんはどうしてあそこまでの怪我をしていたんですか?」
「それはだな…… 魔物の大群が帰って行ったのはいいんだが、一部の上位種の魔物が残ってな。 そこからはその上位種と配下の魔物達との戦いが始まった。 ゴブリンソルジャーとメイジに始まり、大爪熊、フレイムウルフにブラッドサーペント…… 終いにはオークジェネラルと言った感じで、厄介な魔物が定期的に襲ってきたな」
「夫は中でも1番強いブラッドサーペントと一騎討ちで戦って、刺し違える形で深い傷と毒をもらってしまったんです」
「この腕もそいつに持ってかれちまってな!」
「笑い事じゃないですよ、もう……」
「……ん、心配した」
「すみません、僕にもう少し魔力があったらその腕も治せるんですけど……」
メガヒールで怪我はほとんど治す事が出来たのだが、欠損部位を一から治すためには、メガヒールの上のギガヒール、その更に上位の回復魔法である、エクストラヒールが使えなくてはいけない。
だが、今の僕のレベルではそもそも魔力が足りなくて使う事が出来ない。
もっとレベルを上げて魔力が増えたら使えるようになるから、その時にはドレアスさんの腕を治しに来よう。
その辺りの事を伝えたところ……
「気にすんな! 毒や傷を治してもらっただけでも感謝しきれないからな! まぁ、お前さんが治したいと思ってくれるならいつか頼む!」
と、笑いながらに言われてしまった。
なんというか、豪快な人だな……
「それと、もう一つ聞きたいんですけど…… 倒した上位種の死骸とかって残っていますか?」
「ん? ああ、残ってると思うぞ。 ここ数日で解体出来るやつは解体しちまったが、まだ倉庫で作業をしているんじゃないか? まぁ、いずれ今回手伝ってくれた冒険者達の報酬に上乗せするために売り捌くつもりだがな」
「そうですか……」
「お、ショーマも素材何か欲しいか? お前さんなら好きな部位持っていっていいぞ!」
「ああ、いえ、そこはお気になさらず。 もしかしたら後でお願いするかもしれませんが、今はちょっと別で気になる事があったので……」
「ん? なんのことだ?」
「そうですね…… 口だと説明しづらいので、出来れば実物を見たいんですけど……」
「それでしたら、案内しますよ。 ショーマさんが見たいのは上位種の死骸ですよね?」
「はい、そうです。 あ、そういえば、オークジェネラルとか、オークの死骸を僕が持ったままなんですけど……」
「そういえば、ショーマさんは収納魔法が使えるとノアルから聞きましたね。 倒した分のオークの死骸はショーマさんがお好きにしていいですよ? 解体を頼みたいなら今から行く場所で頼むといいと思います」
好きにしていいのか……
なら、なんらかの形で冒険者やこの村の人達にも分ける事にしよう。
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