29 / 92
第二章 新たな出会い
#27 みけねこの由来
しおりを挟む
フォルティと再会してとんでもない事を聞かされる羽目になったが、その話も一旦まとまって、その後、聞きたかった事もいくつか聞くことが出来た。
聞いた内容としては、僕の職業がかなり規格外だった点や、スキルポイントのシステムの事、なんでスキルに家事が最初から付いていたのかなどだ。
職業が規格外な点はさっきも言われた事なのだが、簡単に死んじゃったりしないように、強めに設定したらしい。
「過剰じゃない?」と言ったところ、「これでも不安なくらいです!」と言われてしまった。
スキルポイントシステムは僕が単純に楽しめるようにだったり、不便しないようにという事で設けたシステムで、こんなスキル欲しいなとなった時に、簡単に取れるようにしたそうだ。
大分反則な気はするが、助かってる事には間違いないので、これは素直にありがとうと言っておいた。
それで最後に家事スキルなのだが、これはどうやら僕の前世の経験から来たそうだ。
確かに、家事はやっていたが、レベル8なんて数字が付くほどだろうか?
効率よくやろうと色々と考えたり、父さんに美味しいもの食べて欲しくて料理はかなり頑張ったが、その成果かな?
こっちに来てからまだ料理してないし、暇な時にこっちの食材使って料理してみたいな。
そんな感じで聞きたい事も大体聞けたし、とても価値のある時間だったな……って、やばい!
どのくらいここにいたんだ!?
「フォルティ? ここに来てからどれくらい経った?」
「んー、匠真さんの感覚で言うと1時間くらいですかね?」
「もうそんな経ってたの!? ごめん、そろそろ戻るね!」
「ふふ、慌てなくても大丈夫ですよ匠真さん。 向こうで意識を取り戻した時に、数分しか経っていないようにしますから安心してください」
「ほんと? それは助かるよ、ありがとうフォルティ」
「いえいえ、また来てくださいね? 待ってますから」
「うん、定期的に来るようにするよ。 それじゃあまたね」
「はい! またお話ししましょう!」
その言葉を最後に、視界が光に包まれていった。
*
目を開けると、そこは教会の女神像の前だった。
戻ってきたみたいだな。
祈りの姿勢を解き、立ち上がって最後に女神像に向かって、頭の中で(また来るよ)と呟いてその場を後にする。
「……終わった?」
座って待っていたノアルがぴょんっと立ち上がり、こちらに寄ってくる。
「うん、終わったよ。 待たせてごめんね?」
「……そんなに待ってないから大丈夫」
うん、フォルティが言っていた通り、時間はそこまで経ってないみたいだ。
良かった。
「あの、ショーマさん?」
「あれ、マイヤさんも待ってたんですか?」
「あ、はい。 ショーマさんの事がどんな風に祈りを捧げるのか気になったので」
「そうですか、お待たせしてすいませんでした」
「い、いえ、いいんです、私が勝手に見たいと思っただけなので。 それに、ノアルちゃんと話してたのでそこまで退屈じゃ無かったですし」
「……マイヤはいい人」
「ふふ、ありがとうノアルちゃん」
ノアルって意外と人と仲良くなるの早いよね。
口数は多くないんだけど、なんでだろうか?
「あ、それで、ショーマさんの祈ってる姿見たんですけど、凄かったんです! 元々大きかった力が更に大きくなって、言い表せないくらい凄かったです!」
とても興奮した様子でマイヤさんが詰め寄ってくる。
「マ、マイヤさん、ちょっと近いです……」
「……マイヤ、近い」
「はっ! す、すいません! あ、あまりに凄かったものですからちょっと興奮してしまって…… ご、ごめんねノアルちゃん。 さっき話してたような事じゃないからね?」
「……分かってる」
ノアルもそう思ったらしく、マイヤさんの肩を持って僕から引き離す。
さっきの話ってなんだろうか?
僕が関係してる事なのかな?
「ノアル、さっきの話って?」
「……秘密」
「えー、なにさ? 気になるなぁ」
「……秘密は秘密」
「ショーマさん、ダメですよ? 女の子の秘密を詮索するのは」
「そういうものなんですか……」
まぁ、誰にでも聞かれたくない秘密の一つや二つくらいあるよね。
……僕なんていくつ隠し事があるか分かんないし。
「それじゃあ、そろそろ宿に戻ろうか?」
「……ん」
「マイヤさん、それでは僕らはそろそろ行きますね。 ギルドとかで会ったらまた話しましょう」
「そういえば、ショーマさん冒険者なんですよね…… あんなに大きな力持ってると教会関係者にしか思えないんですけど……」
「マイヤさんは教会関係者という訳ではないんですか?」
「いえ、私は個人的に女神フォルティ様を信仰してるだけですので、教会関係者という訳ではありません。 勧誘はすごい来るんですけど、今のところ受けるつもりはありませんね」
「そうなんですか」
「ショーマさんも少し気をつけておいた方がいいですよ。 あそこまで大きな神聖力持ってると分かったら、必ず教会は勧誘に来ると思います」
「ご忠告感謝します。 僕も当分は冒険者としてやっていくつもりなので、勧誘が来ても断らせてもらいます」
「その方がいいと思います。 それじゃあ私も宿の方に戻りますね。 またお話し聞かせてください」
「お手柔らかにお願いします」
「……ばいばい、マイヤ」
僕達は、教会前でマイヤさんと別れ、宿への道を歩き出した。
*
それから宿までもう直ぐというところで僕はとあることを思い出した。
「ミルドさん達にどう説明しよう……」
そう、今朝はノアルは黒猫の姿だったが、今は獣人の姿である。
というか、そもそもこの宿に獣人は泊まっていいのだろうか?
ノアルの話を聞くに、ダメな宿もあるのかもしれない。
「……獣化する?」
「いや、獣化は魔力を使うんでしょ? 早いとこ魔力を回復させたいだろうし、その姿で、もし泊まっちゃダメって言われたら別の宿を探そう」
「……ごめんなさい」
「謝らないで? 僕は平気だから」
「……ん」
「それじゃ、行こうか」
不安からか、ノアルは僕の服の裾を掴んで、僕の直ぐ後ろを付いてきた。
宿の扉を開き、中に入る。
「あ、ショーマさん、お帰りなさい」
「ただいま戻りました」
迎えてくれたのは従業員のソーイさんだ。 もう1人の従業員のトーイさんとは双子の姉妹らしい。
ちなみに、髪型はロングとショートで見分けが付くが、それ以外は全く見分けがつかないくらいそっくりである。
「あれ、その子は?」
「あー…… この子は見た通り獣人なんですけど、この宿って獣人は泊まっちゃダメとかありますかね?」
「大丈夫だと思いますよ? あまりないですけど、獣人の方や魔族の方も泊まったことありますし、うちの従業員も獣人がダメとかは無いです。 そういう宿に泊まってる以上、獣人がダメなお客さんもいないかと」
「そうですか、それを聞いて安心しました」
良かった、宿を変えたりする必要はないみたいだ。
最悪、森の方で野宿かなーとも思っていたので一安心。
「お、ショーマじゃないか。 どうした?」
話し声を聞きつけたのかミルドさんが受付の奥のスペースからミルドさんが顔を出して来た。
「あ、ミルドさん、えっとですね……」
僕はソーイさんに聞いた事をもう一度ミルドさんに聞いた。
ソーイさんの言った通り、泊まることに全く問題はないらしい。
加えて、昨日助けた黒猫がノアルだった事や、今朝はこの宿がもし獣人NGだった時のために獣化していた事も告げた。
「なるほど。 まぁ、うちの宿は基本的には種族とかで無理とかは無いぞ。 なんでも、この宿を最初に作った人…… 俺の曾祖父だったかなんだかが猫の獣人だったらしくてな。 血は薄まってるみたいだからこれと言って体が丈夫とかではないんだが、そのお陰か知らないが、他の種族に対する忌避感とかは全くないんだ」
「そうだったんですか」
だから宿屋の名前もみけねこなのかな?
その曾祖父のひとは三毛猫の獣人だったとか?
「それで、そいつも泊まるって事でいいのか?」
「……ん、泊まる。 それと、ありがと」
「ん? なにがだ?」
「……ノアルが倒れている時に様子を見てくれたって聞いた。 だから、ありがと」
「ああ、その事か。 気にしなくていい。 元気になったみたいで良かったな」
「……ん」
ノアルは、ミルドさんにお礼を言うと、僕の後ろから出てきて少し控え目に笑みを返していた。
「そういえば、ショーマは最初に3日分の宿代払っていたが、これからどうすんだ?」
「そうですね…… ノアル? あとどれくらいで魔力回復しそう?」
「……あと2日くらい」
「じゃあ、あと2日でお願いします」
「そうか。 今払うか? 後でもいいぞ?」
「それじゃあ今、お支払いします」
僕はそう言って、受付でミルドさんにお金を払いに行く。
だから僕は、後ろで僕の背中を不思議そうに見ているノアルの視線に気が付かなかった。
聞いた内容としては、僕の職業がかなり規格外だった点や、スキルポイントのシステムの事、なんでスキルに家事が最初から付いていたのかなどだ。
職業が規格外な点はさっきも言われた事なのだが、簡単に死んじゃったりしないように、強めに設定したらしい。
「過剰じゃない?」と言ったところ、「これでも不安なくらいです!」と言われてしまった。
スキルポイントシステムは僕が単純に楽しめるようにだったり、不便しないようにという事で設けたシステムで、こんなスキル欲しいなとなった時に、簡単に取れるようにしたそうだ。
大分反則な気はするが、助かってる事には間違いないので、これは素直にありがとうと言っておいた。
それで最後に家事スキルなのだが、これはどうやら僕の前世の経験から来たそうだ。
確かに、家事はやっていたが、レベル8なんて数字が付くほどだろうか?
効率よくやろうと色々と考えたり、父さんに美味しいもの食べて欲しくて料理はかなり頑張ったが、その成果かな?
こっちに来てからまだ料理してないし、暇な時にこっちの食材使って料理してみたいな。
そんな感じで聞きたい事も大体聞けたし、とても価値のある時間だったな……って、やばい!
どのくらいここにいたんだ!?
「フォルティ? ここに来てからどれくらい経った?」
「んー、匠真さんの感覚で言うと1時間くらいですかね?」
「もうそんな経ってたの!? ごめん、そろそろ戻るね!」
「ふふ、慌てなくても大丈夫ですよ匠真さん。 向こうで意識を取り戻した時に、数分しか経っていないようにしますから安心してください」
「ほんと? それは助かるよ、ありがとうフォルティ」
「いえいえ、また来てくださいね? 待ってますから」
「うん、定期的に来るようにするよ。 それじゃあまたね」
「はい! またお話ししましょう!」
その言葉を最後に、視界が光に包まれていった。
*
目を開けると、そこは教会の女神像の前だった。
戻ってきたみたいだな。
祈りの姿勢を解き、立ち上がって最後に女神像に向かって、頭の中で(また来るよ)と呟いてその場を後にする。
「……終わった?」
座って待っていたノアルがぴょんっと立ち上がり、こちらに寄ってくる。
「うん、終わったよ。 待たせてごめんね?」
「……そんなに待ってないから大丈夫」
うん、フォルティが言っていた通り、時間はそこまで経ってないみたいだ。
良かった。
「あの、ショーマさん?」
「あれ、マイヤさんも待ってたんですか?」
「あ、はい。 ショーマさんの事がどんな風に祈りを捧げるのか気になったので」
「そうですか、お待たせしてすいませんでした」
「い、いえ、いいんです、私が勝手に見たいと思っただけなので。 それに、ノアルちゃんと話してたのでそこまで退屈じゃ無かったですし」
「……マイヤはいい人」
「ふふ、ありがとうノアルちゃん」
ノアルって意外と人と仲良くなるの早いよね。
口数は多くないんだけど、なんでだろうか?
「あ、それで、ショーマさんの祈ってる姿見たんですけど、凄かったんです! 元々大きかった力が更に大きくなって、言い表せないくらい凄かったです!」
とても興奮した様子でマイヤさんが詰め寄ってくる。
「マ、マイヤさん、ちょっと近いです……」
「……マイヤ、近い」
「はっ! す、すいません! あ、あまりに凄かったものですからちょっと興奮してしまって…… ご、ごめんねノアルちゃん。 さっき話してたような事じゃないからね?」
「……分かってる」
ノアルもそう思ったらしく、マイヤさんの肩を持って僕から引き離す。
さっきの話ってなんだろうか?
僕が関係してる事なのかな?
「ノアル、さっきの話って?」
「……秘密」
「えー、なにさ? 気になるなぁ」
「……秘密は秘密」
「ショーマさん、ダメですよ? 女の子の秘密を詮索するのは」
「そういうものなんですか……」
まぁ、誰にでも聞かれたくない秘密の一つや二つくらいあるよね。
……僕なんていくつ隠し事があるか分かんないし。
「それじゃあ、そろそろ宿に戻ろうか?」
「……ん」
「マイヤさん、それでは僕らはそろそろ行きますね。 ギルドとかで会ったらまた話しましょう」
「そういえば、ショーマさん冒険者なんですよね…… あんなに大きな力持ってると教会関係者にしか思えないんですけど……」
「マイヤさんは教会関係者という訳ではないんですか?」
「いえ、私は個人的に女神フォルティ様を信仰してるだけですので、教会関係者という訳ではありません。 勧誘はすごい来るんですけど、今のところ受けるつもりはありませんね」
「そうなんですか」
「ショーマさんも少し気をつけておいた方がいいですよ。 あそこまで大きな神聖力持ってると分かったら、必ず教会は勧誘に来ると思います」
「ご忠告感謝します。 僕も当分は冒険者としてやっていくつもりなので、勧誘が来ても断らせてもらいます」
「その方がいいと思います。 それじゃあ私も宿の方に戻りますね。 またお話し聞かせてください」
「お手柔らかにお願いします」
「……ばいばい、マイヤ」
僕達は、教会前でマイヤさんと別れ、宿への道を歩き出した。
*
それから宿までもう直ぐというところで僕はとあることを思い出した。
「ミルドさん達にどう説明しよう……」
そう、今朝はノアルは黒猫の姿だったが、今は獣人の姿である。
というか、そもそもこの宿に獣人は泊まっていいのだろうか?
ノアルの話を聞くに、ダメな宿もあるのかもしれない。
「……獣化する?」
「いや、獣化は魔力を使うんでしょ? 早いとこ魔力を回復させたいだろうし、その姿で、もし泊まっちゃダメって言われたら別の宿を探そう」
「……ごめんなさい」
「謝らないで? 僕は平気だから」
「……ん」
「それじゃ、行こうか」
不安からか、ノアルは僕の服の裾を掴んで、僕の直ぐ後ろを付いてきた。
宿の扉を開き、中に入る。
「あ、ショーマさん、お帰りなさい」
「ただいま戻りました」
迎えてくれたのは従業員のソーイさんだ。 もう1人の従業員のトーイさんとは双子の姉妹らしい。
ちなみに、髪型はロングとショートで見分けが付くが、それ以外は全く見分けがつかないくらいそっくりである。
「あれ、その子は?」
「あー…… この子は見た通り獣人なんですけど、この宿って獣人は泊まっちゃダメとかありますかね?」
「大丈夫だと思いますよ? あまりないですけど、獣人の方や魔族の方も泊まったことありますし、うちの従業員も獣人がダメとかは無いです。 そういう宿に泊まってる以上、獣人がダメなお客さんもいないかと」
「そうですか、それを聞いて安心しました」
良かった、宿を変えたりする必要はないみたいだ。
最悪、森の方で野宿かなーとも思っていたので一安心。
「お、ショーマじゃないか。 どうした?」
話し声を聞きつけたのかミルドさんが受付の奥のスペースからミルドさんが顔を出して来た。
「あ、ミルドさん、えっとですね……」
僕はソーイさんに聞いた事をもう一度ミルドさんに聞いた。
ソーイさんの言った通り、泊まることに全く問題はないらしい。
加えて、昨日助けた黒猫がノアルだった事や、今朝はこの宿がもし獣人NGだった時のために獣化していた事も告げた。
「なるほど。 まぁ、うちの宿は基本的には種族とかで無理とかは無いぞ。 なんでも、この宿を最初に作った人…… 俺の曾祖父だったかなんだかが猫の獣人だったらしくてな。 血は薄まってるみたいだからこれと言って体が丈夫とかではないんだが、そのお陰か知らないが、他の種族に対する忌避感とかは全くないんだ」
「そうだったんですか」
だから宿屋の名前もみけねこなのかな?
その曾祖父のひとは三毛猫の獣人だったとか?
「それで、そいつも泊まるって事でいいのか?」
「……ん、泊まる。 それと、ありがと」
「ん? なにがだ?」
「……ノアルが倒れている時に様子を見てくれたって聞いた。 だから、ありがと」
「ああ、その事か。 気にしなくていい。 元気になったみたいで良かったな」
「……ん」
ノアルは、ミルドさんにお礼を言うと、僕の後ろから出てきて少し控え目に笑みを返していた。
「そういえば、ショーマは最初に3日分の宿代払っていたが、これからどうすんだ?」
「そうですね…… ノアル? あとどれくらいで魔力回復しそう?」
「……あと2日くらい」
「じゃあ、あと2日でお願いします」
「そうか。 今払うか? 後でもいいぞ?」
「それじゃあ今、お支払いします」
僕はそう言って、受付でミルドさんにお金を払いに行く。
だから僕は、後ろで僕の背中を不思議そうに見ているノアルの視線に気が付かなかった。
900
お気に入りに追加
2,296
あなたにおすすめの小説
実力を隠し「例え長男でも無能に家は継がせん。他家に養子に出す」と親父殿に言われたところまでは計算通りだったが、まさかハーレム生活になるとは
竹井ゴールド
ライト文芸
日本国内トップ5に入る異能力者の名家、東条院。
その宗家本流の嫡子に生まれた東条院青夜は子供の頃に実母に「16歳までに東条院の家を出ないと命を落とす事になる」と予言され、無能を演じ続け、父親や後妻、異母弟や異母妹、親族や許嫁に馬鹿にされながらも、念願適って中学卒業の春休みに東条院家から田中家に養子に出された。
青夜は4月が誕生日なのでギリギリ16歳までに家を出た訳だが。
その後がよろしくない。
青夜を引き取った田中家の義父、一狼は53歳ながら若い妻を持ち、4人の娘の父親でもあったからだ。
妻、21歳、一狼の8人目の妻、愛。
長女、25歳、皇宮警察の異能力部隊所属、弥生。
次女、22歳、田中流空手道場の師範代、葉月。
三女、19歳、離婚したフランス系アメリカ人の3人目の妻が産んだハーフ、アンジェリカ。
四女、17歳、死別した4人目の妻が産んだ中国系ハーフ、シャンリー。
この5人とも青夜は家族となり、
・・・何これ? 少し想定外なんだけど。
【2023/3/23、24hポイント26万4600pt突破】
【2023/7/11、累計ポイント550万pt突破】
【2023/6/5、お気に入り数2130突破】
【アルファポリスのみの投稿です】
【第6回ライト文芸大賞、22万7046pt、2位】
【2023/6/30、メールが来て出版申請、8/1、慰めメール】
【未完】
誰一人帰らない『奈落』に落とされたおっさん、うっかり暗号を解読したら、未知の遺物の使い手になりました!
ミポリオン
ファンタジー
旧題:巻き込まれ召喚されたおっさん、無能で誰一人帰らない場所に追放されるも、超古代文明の暗号を解いて力を手にいれ、楽しく生きていく
高校生達が勇者として召喚される中、1人のただのサラリーマンのおっさんである福菅健吾が巻き込まれて異世界に召喚された。
高校生達は強力なステータスとスキルを獲得したが、おっさんは一般人未満のステータスしかない上に、異世界人の誰もが持っている言語理解しかなかったため、転移装置で誰一人帰ってこない『奈落』に追放されてしまう。
しかし、そこに刻まれた見たこともない文字を、健吾には全て理解する事ができ、強大な超古代文明のアイテムを手に入れる。
召喚者達は気づかなかった。健吾以外の高校生達の通常スキル欄に言語スキルがあり、健吾だけは固有スキルの欄に言語スキルがあった事を。そしてそのスキルが恐るべき力を秘めていることを。
※カクヨムでも連載しています
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
1×∞(ワンバイエイト) 経験値1でレベルアップする俺は、最速で異世界最強になりました!
マツヤマユタカ
ファンタジー
23年5月22日にアルファポリス様より、拙著が出版されました!そのため改題しました。
今後ともよろしくお願いいたします!
トラックに轢かれ、気づくと異世界の自然豊かな場所に一人いた少年、カズマ・ナカミチ。彼は事情がわからないまま、仕方なくそこでサバイバル生活を開始する。だが、未経験だった釣りや狩りは妙に上手くいった。その秘密は、レベル上げに必要な経験値にあった。実はカズマは、あらゆるスキルが経験値1でレベルアップするのだ。おかげで、何をやっても簡単にこなせて――。異世界爆速成長系ファンタジー、堂々開幕!
タイトルの『1×∞』は『ワンバイエイト』と読みます。
男性向けHOTランキング1位!ファンタジー1位を獲得しました!【22/7/22】
そして『第15回ファンタジー小説大賞』において、奨励賞を受賞いたしました!【22/10/31】
アルファポリス様より出版されました!現在第四巻まで発売中です!
コミカライズされました!公式漫画タブから見られます!【24/8/28】
*****************************
***毎日更新しています。よろしくお願いいたします。***
*****************************
マツヤマユタカ名義でTwitterやってます。
見てください。
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
スキル喰らい(スキルイーター)がヤバすぎた 他人のスキルを食らって底辺から最強に駆け上がる
けんたん
ファンタジー
レイ・ユーグナイト 貴族の三男で産まれたおれは、12の成人の儀を受けたら家を出ないと行けなかった だが俺には誰にも言ってない秘密があった 前世の記憶があることだ
俺は10才になったら現代知識と貴族の子供が受ける継承の義で受け継ぐであろうスキルでスローライフの夢をみる
だが本来受け継ぐであろう親のスキルを何一つ受け継ぐことなく能無しとされひどい扱いを受けることになる だが実はスキルは受け継がなかったが俺にだけ見えるユニークスキル スキル喰らいで俺は密かに強くなり 俺に対してひどい扱いをしたやつを見返すことを心に誓った
小さな大魔法使いの自分探しの旅 親に見捨てられたけど、無自覚チートで街の人を笑顔にします
藤なごみ
ファンタジー
※2024年10月下旬に、第2巻刊行予定です
2024年6月中旬に第一巻が発売されます
2024年6月16日出荷、19日販売となります
発売に伴い、題名を「小さな大魔法使いの自分探しの旅~親に見捨てられたけど、元気いっぱいに無自覚チートで街の人を笑顔にします~」→「小さな大魔法使いの自分探しの旅~親に見捨てられたけど、無自覚チートで街の人を笑顔にします~」
中世ヨーロッパに似ているようで少し違う世界。
数少ないですが魔法使いがが存在し、様々な魔導具も生産され、人々の生活を支えています。
また、未開発の土地も多く、数多くの冒険者が活動しています
この世界のとある地域では、シェルフィード王国とタターランド帝国という二つの国が争いを続けています
戦争を行る理由は様ながら長年戦争をしては停戦を繰り返していて、今は辛うじて平和な時が訪れています
そんな世界の田舎で、男の子は産まれました
男の子の両親は浪費家で、親の資産を一気に食いつぶしてしまい、あろうことかお金を得るために両親は行商人に幼い男の子を売ってしまいました
男の子は行商人に連れていかれながら街道を進んでいくが、ここで行商人一行が盗賊に襲われます
そして盗賊により行商人一行が殺害される中、男の子にも命の危険が迫ります
絶体絶命の中、男の子の中に眠っていた力が目覚めて……
この物語は、男の子が各地を旅しながら自分というものを探すものです
各地で出会う人との繋がりを通じて、男の子は少しずつ成長していきます
そして、自分の中にある魔法の力と向かいながら、色々な事を覚えていきます
カクヨム様と小説家になろう様にも投稿しております
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる