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第二章 新たな出会い
#26 女神との再会
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「……ショーマは教会の信者なの?」
「んー、信者かどうかは分からないけど、女神様の事は信じてるよ」
「……そうなんだ」
「ノアルはそういう宗教とかには無関心なの?」
「……ん、ノアルは宗教とか分からない」
そうなのか。
どの国にも宗教的なものはあるもんだと思ってたけど、獣人国はそういったものはないのかな?
*
色々と話している内に教会に着いたみたいだ。
おぉー、なんかthe教会って感じの見た目してるなぁ。
決して華美な訳ではないんだけど、なんとなく安心するような美しさを感じる。
ノアルも何か感じるものがあったのか「……おー」と言って見入っている。
「それじゃ、中に入ろうか」
「……ん」
中に入っても教会はとても綺麗で、外と変わらず美しかった。
真ん中の通路の左右には木製の長椅子がいくつも置かれていて、通路の奥には女神フォルティを模した大きな像が置いてあった。
おぉ、かなりの再現度だな。
すごい細かいところまで作り込まれている…… けど、やっぱり実際に会ったフォルティの方が綺麗だったと思う。
お、丁度像に向かって祈っていた僧侶のような服装をした桃色の髪をした女の人が祈り終えたみたいだ。
その女の人は膝立ちのような姿勢から立ち上がり、最後に女神像をじっと見つめて、やがてその場から回れ右をしてこちらに歩いて来たが、その人を見ていた僕の視線に気づいて足を止めた。
あ、やばい、ちょっと見過ぎてたかな。
なんか一連の所作というか、動きが洗練されていて思わず眺めてしまった。
だが、突然止まった女の人の表情は驚きというか喜びというか、なにやらよく分からない表情に変化していった。
そしてそのまま僕の方へまっすぐ近づいてくる。
な、なんだなんだ?
「み、御使い様ですか!?」
「は、はい?」
「貴方様からとても大きい神聖な力が見えます! 教会の人達などより全然大きいです!」
ど、どうしたんだろうこの人は?
僕は御使いなんかじゃないんだけど、なにを勘違いしてるんだろうか?
「えーっと、すいません。 僕は御使いなどではなくて、普通の冒険者なんですけど……」
「え、そ、そうなんですか? 私も冒険者ですけど、貴方様程の神聖な力を持った人は見たことありませんよ?」
「それは僕が新人だからじゃないですかね? あ、名前はショーマといいます」
「ショ、ショーマさん? 貴方が? クラウスさん達が言っていた?」
「クラウスさん達が? あ、という事はあなたは……」
「あ、はい。 私はマイヤと申します。 クラウスさん達のパーティーで活動させてもらっている者です」
これは驚いた。
まさかこんな所で会うなんて思ってなかったな。
まぁ、この人は僧侶らしいし教会にはよく来るんだろう。
「そ、それで、ショーマさんは何でそんなに大きな神聖な力を持っているんですか?」
「いや、分からないです。 そもそも神聖な力があるってどうやって判断しているんですか? 僕には全く自覚がないんですが……」
「えっと、それはですね。 私のスキルの一つに神聖眼というものがあって、その目を通して人を見ると、その人が良い人か悪い人かみたいな事だったりが見えるんです。 それに付随して、敬虔な神の信者の人とかが持っている神聖な力も見えます」
なるほど、そんなスキルがあるのか。
でも、何で僕にそこまでの神聖な力があるんだろう?
光魔法は使えるけど、それだけじゃないよね。
「とにかく、僕は御使いなどではないですよ。 身に余る力を持っていたりはしますが」
「そ、そうですか……」
「それじゃあ、僕は少し祈りを捧げてきますね」
「あ、はい! ごゆっくり!」
「……いってらっしゃい」
なんか、このまま話してもよく分からなそうな気がしたので、ここでフォルティに会えたら聞いてみよう。
彼女なら多分、この事についても知ってるだろうから。
2人と離れた僕は、女神像の前で片膝をつき、両手を胸の前で組み合わせて祈りの姿勢を作る。
そのまま、頭の中で女神様像に向かって呼びかけた。
(フォルティ、聞こえてる?)
「はい。 聞こえていますよ、匠真さん」
呼びかけると、すぐさま返事が返ってきた。
目を開けると、いつの間にか僕は、以前フォルティと話していた空間にいた。
「やあ、フォルティ。 なんか少ししか経っていないのに、なんか凄く久しぶりのような気がするよ」
「ふふ、どうもです匠真さん。 それだけこの世界を楽しんでくれているという事でしょうか?」
「うん、とても楽しいよ。 いい人達とも沢山出会えて凄く充実してる」
「それは良かったです!」
「それで、フォルティに会ったら聞きたいと思っていた事がいくつかあるんだ」
「はい、なんでしょうか?」
「えーっと、まずは今さっきの事なんだけど、僕に大きな神聖な力が見えたって言う神聖眼っていうスキルを持っている人がいたんだけど、神聖な力ってなんのことか分かる?」
「んー、それは恐らく、匠真さんの加護に反応したんじゃないですかね?」
「え、加護って隠蔽されてるんじゃなかったの?」
「されてますよ。 ただ、神聖眼のスキルは、私に対して真っ直ぐな気持ちで祈りを捧げたり、信じてくれたりしてくれた一部の人間に私が授けているので、加護とは分からなくとも、とても大きな神聖な力を持っているように見える事はあると思います」
フォルティが直接授けてるのか。
恐らく凄いことなんだろうな。
「加護持ってる人って他にいないの?」
「はい、人間ではいないと思います」
「……それって大丈夫なの?」
「……………………大丈夫です!」
なんか間があったんだけど。
「……本当に大丈夫なの?」
「……うっ、だ、大丈夫じゃないかもしれないような……」
「……他に加護持ってるのってどんな存在がいるの?」
「……私の眷属の子だけなので、みんな神の立場ですね」
「それだと僕って今、どんな立場になってるの? 人間なの?神様なの?」
「……匠真さんは人間で加護を持っている存在なので、半神(デミゴッド)というべき存在だと言えます…… もしかしたら、その辺の三等神とかよりも神聖な力は多いかもしれません……」
「……聞いてないんだけど?」
「…………………」
フォルティは僕から目を逸らし続けている。
こら、こっちを見なさい。
「はぁ…… 別に怒ってないから、ちゃんと説明して? 半神になった事でなにが起こるの?」
「……半神といっても、加護を与えられたらほとんど神と同じなので、まず寿命とかは無くなり、老化もしないと思います。 ほ、本当はもう少し時間が経ったらその事を説明して、匠真さんに新しい神になってもらおうと思っていました……」
……とんでもない事を告げられたんだけど。
え、なに、僕もう死なないの?
「なんで、言ってくれなかったの?」
「言ったら絶対、断られると思ったんです…… でも私達最高神としては是非、匠真さんには新しい神になってもらって、いずれは私達と同じくらいの立場になってもらいたいんです……」
「……その事はチラッと聞いたけど、そういう思惑があって、加護を授けたなら話しておいて欲しかったなー」
「……すいません」
本人の同意なく不老不死にされるってどうなの?
「まぁ、一旦それは置いといて、そうなると地上にはあとどれくらいいられるの?」
「その点に関しては匠真さんにお任せします! 100年でも、1000年でも、もっといてもらってもいいです! 満足するまでいてもらって、それから神になってもらえたらと、こちらとしては考えてたので……」
神になるのか、僕。
少し前までただの高校生だったのに、いきなり神に昇格するってなにが起こればそんなことになるんだろうか。
「……まぁ、フォルティの考えは分かったよ。 でも、答えを出すのは待ってもらっていいかな? それとも、僕が神になるのはもう決定事項?」
「い、いえ! そんな事ないです! あくまで最終的な決定は匠真さんがするので! 加護を与えた1番の目的は、想定外の事態が起きて、匠真さんが死んじゃったりしないよう早めに強くなってもらおうと思ってですから」
「あ、やっぱり寿命はないけど死ぬ事はあるんだ」
「そうですね。 流石に完璧な不死の体には出来ないので、心臓が潰れちゃったりしたら死んでしまいます」
とは言っても、寿命がないってだけでも十分やばいけどね。
「じゃあ、この話はまた今度にしよう。 今考えても答えは出なさそうだから」
「はい、ゆっくり考えてください。 こちらから答えを急かす事はないので、決断は匠真さんに委ねます」
「分かったよ。 ……ちなみに、他に何か隠してたりしてない?」
「ないです! 絶対に! 神に誓います!」
いや、フォルティが神でしょ。
神が神に誓うってどうなのよ。
それにしても、僕が神かぁ……
ちゃんと考えておかないとなぁ……
「んー、信者かどうかは分からないけど、女神様の事は信じてるよ」
「……そうなんだ」
「ノアルはそういう宗教とかには無関心なの?」
「……ん、ノアルは宗教とか分からない」
そうなのか。
どの国にも宗教的なものはあるもんだと思ってたけど、獣人国はそういったものはないのかな?
*
色々と話している内に教会に着いたみたいだ。
おぉー、なんかthe教会って感じの見た目してるなぁ。
決して華美な訳ではないんだけど、なんとなく安心するような美しさを感じる。
ノアルも何か感じるものがあったのか「……おー」と言って見入っている。
「それじゃ、中に入ろうか」
「……ん」
中に入っても教会はとても綺麗で、外と変わらず美しかった。
真ん中の通路の左右には木製の長椅子がいくつも置かれていて、通路の奥には女神フォルティを模した大きな像が置いてあった。
おぉ、かなりの再現度だな。
すごい細かいところまで作り込まれている…… けど、やっぱり実際に会ったフォルティの方が綺麗だったと思う。
お、丁度像に向かって祈っていた僧侶のような服装をした桃色の髪をした女の人が祈り終えたみたいだ。
その女の人は膝立ちのような姿勢から立ち上がり、最後に女神像をじっと見つめて、やがてその場から回れ右をしてこちらに歩いて来たが、その人を見ていた僕の視線に気づいて足を止めた。
あ、やばい、ちょっと見過ぎてたかな。
なんか一連の所作というか、動きが洗練されていて思わず眺めてしまった。
だが、突然止まった女の人の表情は驚きというか喜びというか、なにやらよく分からない表情に変化していった。
そしてそのまま僕の方へまっすぐ近づいてくる。
な、なんだなんだ?
「み、御使い様ですか!?」
「は、はい?」
「貴方様からとても大きい神聖な力が見えます! 教会の人達などより全然大きいです!」
ど、どうしたんだろうこの人は?
僕は御使いなんかじゃないんだけど、なにを勘違いしてるんだろうか?
「えーっと、すいません。 僕は御使いなどではなくて、普通の冒険者なんですけど……」
「え、そ、そうなんですか? 私も冒険者ですけど、貴方様程の神聖な力を持った人は見たことありませんよ?」
「それは僕が新人だからじゃないですかね? あ、名前はショーマといいます」
「ショ、ショーマさん? 貴方が? クラウスさん達が言っていた?」
「クラウスさん達が? あ、という事はあなたは……」
「あ、はい。 私はマイヤと申します。 クラウスさん達のパーティーで活動させてもらっている者です」
これは驚いた。
まさかこんな所で会うなんて思ってなかったな。
まぁ、この人は僧侶らしいし教会にはよく来るんだろう。
「そ、それで、ショーマさんは何でそんなに大きな神聖な力を持っているんですか?」
「いや、分からないです。 そもそも神聖な力があるってどうやって判断しているんですか? 僕には全く自覚がないんですが……」
「えっと、それはですね。 私のスキルの一つに神聖眼というものがあって、その目を通して人を見ると、その人が良い人か悪い人かみたいな事だったりが見えるんです。 それに付随して、敬虔な神の信者の人とかが持っている神聖な力も見えます」
なるほど、そんなスキルがあるのか。
でも、何で僕にそこまでの神聖な力があるんだろう?
光魔法は使えるけど、それだけじゃないよね。
「とにかく、僕は御使いなどではないですよ。 身に余る力を持っていたりはしますが」
「そ、そうですか……」
「それじゃあ、僕は少し祈りを捧げてきますね」
「あ、はい! ごゆっくり!」
「……いってらっしゃい」
なんか、このまま話してもよく分からなそうな気がしたので、ここでフォルティに会えたら聞いてみよう。
彼女なら多分、この事についても知ってるだろうから。
2人と離れた僕は、女神像の前で片膝をつき、両手を胸の前で組み合わせて祈りの姿勢を作る。
そのまま、頭の中で女神様像に向かって呼びかけた。
(フォルティ、聞こえてる?)
「はい。 聞こえていますよ、匠真さん」
呼びかけると、すぐさま返事が返ってきた。
目を開けると、いつの間にか僕は、以前フォルティと話していた空間にいた。
「やあ、フォルティ。 なんか少ししか経っていないのに、なんか凄く久しぶりのような気がするよ」
「ふふ、どうもです匠真さん。 それだけこの世界を楽しんでくれているという事でしょうか?」
「うん、とても楽しいよ。 いい人達とも沢山出会えて凄く充実してる」
「それは良かったです!」
「それで、フォルティに会ったら聞きたいと思っていた事がいくつかあるんだ」
「はい、なんでしょうか?」
「えーっと、まずは今さっきの事なんだけど、僕に大きな神聖な力が見えたって言う神聖眼っていうスキルを持っている人がいたんだけど、神聖な力ってなんのことか分かる?」
「んー、それは恐らく、匠真さんの加護に反応したんじゃないですかね?」
「え、加護って隠蔽されてるんじゃなかったの?」
「されてますよ。 ただ、神聖眼のスキルは、私に対して真っ直ぐな気持ちで祈りを捧げたり、信じてくれたりしてくれた一部の人間に私が授けているので、加護とは分からなくとも、とても大きな神聖な力を持っているように見える事はあると思います」
フォルティが直接授けてるのか。
恐らく凄いことなんだろうな。
「加護持ってる人って他にいないの?」
「はい、人間ではいないと思います」
「……それって大丈夫なの?」
「……………………大丈夫です!」
なんか間があったんだけど。
「……本当に大丈夫なの?」
「……うっ、だ、大丈夫じゃないかもしれないような……」
「……他に加護持ってるのってどんな存在がいるの?」
「……私の眷属の子だけなので、みんな神の立場ですね」
「それだと僕って今、どんな立場になってるの? 人間なの?神様なの?」
「……匠真さんは人間で加護を持っている存在なので、半神(デミゴッド)というべき存在だと言えます…… もしかしたら、その辺の三等神とかよりも神聖な力は多いかもしれません……」
「……聞いてないんだけど?」
「…………………」
フォルティは僕から目を逸らし続けている。
こら、こっちを見なさい。
「はぁ…… 別に怒ってないから、ちゃんと説明して? 半神になった事でなにが起こるの?」
「……半神といっても、加護を与えられたらほとんど神と同じなので、まず寿命とかは無くなり、老化もしないと思います。 ほ、本当はもう少し時間が経ったらその事を説明して、匠真さんに新しい神になってもらおうと思っていました……」
……とんでもない事を告げられたんだけど。
え、なに、僕もう死なないの?
「なんで、言ってくれなかったの?」
「言ったら絶対、断られると思ったんです…… でも私達最高神としては是非、匠真さんには新しい神になってもらって、いずれは私達と同じくらいの立場になってもらいたいんです……」
「……その事はチラッと聞いたけど、そういう思惑があって、加護を授けたなら話しておいて欲しかったなー」
「……すいません」
本人の同意なく不老不死にされるってどうなの?
「まぁ、一旦それは置いといて、そうなると地上にはあとどれくらいいられるの?」
「その点に関しては匠真さんにお任せします! 100年でも、1000年でも、もっといてもらってもいいです! 満足するまでいてもらって、それから神になってもらえたらと、こちらとしては考えてたので……」
神になるのか、僕。
少し前までただの高校生だったのに、いきなり神に昇格するってなにが起こればそんなことになるんだろうか。
「……まぁ、フォルティの考えは分かったよ。 でも、答えを出すのは待ってもらっていいかな? それとも、僕が神になるのはもう決定事項?」
「い、いえ! そんな事ないです! あくまで最終的な決定は匠真さんがするので! 加護を与えた1番の目的は、想定外の事態が起きて、匠真さんが死んじゃったりしないよう早めに強くなってもらおうと思ってですから」
「あ、やっぱり寿命はないけど死ぬ事はあるんだ」
「そうですね。 流石に完璧な不死の体には出来ないので、心臓が潰れちゃったりしたら死んでしまいます」
とは言っても、寿命がないってだけでも十分やばいけどね。
「じゃあ、この話はまた今度にしよう。 今考えても答えは出なさそうだから」
「はい、ゆっくり考えてください。 こちらから答えを急かす事はないので、決断は匠真さんに委ねます」
「分かったよ。 ……ちなみに、他に何か隠してたりしてない?」
「ないです! 絶対に! 神に誓います!」
いや、フォルティが神でしょ。
神が神に誓うってどうなのよ。
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