17 / 52
第四章 鈴世
覚悟しろよ!
しおりを挟む
「何だか心も体も軽くなってきた!
おふたり見ていて お話聞いていて
私も運命の人がいるって思えて来ました
それに秋也も聞いてくれて有難うね
なんか生き返った!」
「そうっ!よかったよ お役に立てて
じゃあフロアが気になるから行くね
鈴ゆっくりしていってね」
ふたりは仲良く部屋を後にした
あんな喋っていた秋也が黙々と食べてる
飲んでる
「ねぇ なんか喋ってよ~」
「はぁい?お前が話せよ」
「じゃあ 今日は本当有難うね
素敵なお店だし……」
「だし……なんだよ」
「馬鹿!」
秋也は箸を置くと体を横に向けた
さっきから隣に座っているって
なんで?泣いたからだよ~
「馬鹿鈴世さん 真面目に聞けよ
俺は結婚前提にお前と付き合いたいんだ」
キョトンとした鈴世はまじまじと秋也を見つめていた
「……そんなの判らない!結婚なんてぶら下げるな!それにそれに私すぐ怒るし 泣くし
独りよがりだし 口悪いし 性格悪いし
意地悪だし 惚れっぽいし 」
「それから?それだけ?知ってるよ~
俺は真逆だなぁ~」
「えっ!嘘だね!秋也だって………」
急に部屋が静かに為った
秋也が鈴世の煩い口を唇で塞いだ
「もう観念しろ……俺の傍離れるな」
コクリと頷くと鈴世は秋也の腕の中に抱き込まれた
「沢山笑おうな 沢山デートしような
沢山子供作ろうな!」
「馬鹿もの!ふふふ 何人?しましょう」
終
おふたり見ていて お話聞いていて
私も運命の人がいるって思えて来ました
それに秋也も聞いてくれて有難うね
なんか生き返った!」
「そうっ!よかったよ お役に立てて
じゃあフロアが気になるから行くね
鈴ゆっくりしていってね」
ふたりは仲良く部屋を後にした
あんな喋っていた秋也が黙々と食べてる
飲んでる
「ねぇ なんか喋ってよ~」
「はぁい?お前が話せよ」
「じゃあ 今日は本当有難うね
素敵なお店だし……」
「だし……なんだよ」
「馬鹿!」
秋也は箸を置くと体を横に向けた
さっきから隣に座っているって
なんで?泣いたからだよ~
「馬鹿鈴世さん 真面目に聞けよ
俺は結婚前提にお前と付き合いたいんだ」
キョトンとした鈴世はまじまじと秋也を見つめていた
「……そんなの判らない!結婚なんてぶら下げるな!それにそれに私すぐ怒るし 泣くし
独りよがりだし 口悪いし 性格悪いし
意地悪だし 惚れっぽいし 」
「それから?それだけ?知ってるよ~
俺は真逆だなぁ~」
「えっ!嘘だね!秋也だって………」
急に部屋が静かに為った
秋也が鈴世の煩い口を唇で塞いだ
「もう観念しろ……俺の傍離れるな」
コクリと頷くと鈴世は秋也の腕の中に抱き込まれた
「沢山笑おうな 沢山デートしような
沢山子供作ろうな!」
「馬鹿もの!ふふふ 何人?しましょう」
終
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
1
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる