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第1話 マホとクロと決めたわけ
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――3か月前――
「ねぇあなた。魔法少女にならない?」
15歳の高校1年生である小津マホは、そんな問いかけをされた。
高校生にもなって魔法少女になりたいとは思わないし、なれたところで年齢的に少女と言えるのか微妙なのでは? と思うところではある。
というより、帰宅途中に突然こんな質問をしてくる奴は、どう考えても不審者だ。
即行で警察に通報案件である。
しかし、マホはそんなことを毛ほども考えてはいなかった。
いや、少々言い方が違うだろうか。
正確に言えば――そんなことを考えられるほどの余裕がなかったのだ。
「な、な、ななな……――」
なぜなら彼女の目の前にいるのは不審者ではなく――かわいい黒猫だったからだ。
「なんで、猫が喋ってるのぉおおおッ?!」
おそらく人生で一番の衝撃が彼女を襲っていた。
誰が思うだろうか。
まさか黒猫に話しかけられようとは。
しかも人の言葉を流暢に喋っている。
「え? なんで猫がしゃべt……え、どういうこと!?
……てか、わたし猫と喋れてる時点で、すでに魔法使いになれてんじゃね?」
「いや、アタシがあなたに合わせて話しているだけよ。あなたはまだ魔法少女になれていないわ」
「あ、そうなんですか?」
「当たり前でしょ? そんな簡単に特別な力が入ったら苦労しないわよ」
「それもそうですね」
「そうでしょ?」
「「アッハッハッハ!」」
情報を処理しきれなかったマホの脳は、活動をいったん停止させた。
その結果、黒猫と大声で笑いあう女子高生という狂気的な絵面ができあがりである。
ちなみに、マホが素に戻るまで10分かかった。
***
「えっと、とりあえずこれ、牛乳です」
「お客さんが家に来たのなら、お茶を出すのがセオリーじゃないかしら?」
「いや、すみません。しゃべる猫に差し出す粗茶がわからなくて。
とりあえず、猫全般が文句を言わないと思われる牛乳にしてみました……」
「……まあいいわ。とりあえず自己紹介から始めましょうか」
あの後、マホは黒猫を自宅へと連れてきた。
黒猫が込み入った話になるとのことだったので、一番近くて誰にも見られない場所であるマホの部屋を選んだのだ。
そんな経緯がありつつ、黒猫はコホンと一つ息をつくと、改めて自分のことについて語った。
「アタシの名前はクロ。名高い魔法使いであり、代々『魔法少女』のサポートをしてきた者よ」
黒猫あらためクロは、かわいくウィンクをしながら自らをそう名乗った。
これに対し、マホは特にツッコまなかった。
(まぁ、猫が喋ってんだから、魔法があってもおかしくないか)
マホはけっこう順応性が高いのである。
なので、細かい話はすっ飛ばして、いきなり本題に入った。
「そういえば、さっきも『魔法少女にならない?』って言ってましたよね?
それって……なんです?」
「そうね。まずはそこから説明しないとね」
***
地球とは別の世界があった。
魔法が存在し、モンスターがいて、それを狩る冒険者がいる世界。
そんなファンタジーな世界には当然ながら、絶対的な"悪"と呼べる存在もいた。
その名を――『魔女』。
自ら作り上げた最強の兵器、自立型魔法人形を操り、世界を支配しようとする邪悪の魔法使い。
並の魔法使いでは歯が立たないほどの強さを誇るゴーレム。
それに加え、『魔女』自身ですら、並以上の魔法使いが束になってかかっても歯が立たないほどの強さを持っていた。
まさに、最強であり、最凶の存在だった。
そんな魔女に対抗するために、一人の魔法使いが立ち上がった。
それが、クロの祖先。
その者は『魔女』を倒すための魔道具を考案し、100年の歳月を経て完成させた。
『魔法少女の杖』
使い手を選ぶという欠点はあるものの、最強の『魔女』に対抗できる『魔法少女』に変身ができる至高の魔道具である。
以降、『魔女』と『魔法少女は』何度も戦いあった。
そしていずれも決着がつくことはなく、引き分ける日々が続いた。
しかし、停滞は突如として終わりを告げる。
『魔女』は『魔法少女』がいる世界を諦めた。
そして、別の世界へと渡ることを決めたのだ。
ちょうどその頃、『魔法少女』は代替わりし、次の変身者の選別中であった。
『魔女』はその隙にこの世界を捨てて、新天地に向かうことを決断したのだ。
すでに世界を渡るためのゲートは完成しており、あとは行くだけだった。
だが、寸前のところで『魔法少女』のサポーターであるクロがその野望に気付いた。
そして『魔女』が異世界に渡ると同時に、クロもゲートに入ったのだ。
瞬間――空間がぐにゃりと曲がるのを感じた。
***
「――で、気づいたらこの世界にいたわけよ」
「そ、そんなことがあったんですか……」
「アタシが目を覚ました時には魔女はいなかった。けれど、あの女のことだから確実に生きているわ。
だから、あの女が悪さを開始する前に、アタシも次の魔法少女を選ばなきゃいけないのよ」
「あ、それでわたしに白羽の矢が立ったと?」
「そうよ。この魔法少女の杖もあなたを選んでもいいと言っているわ。
どう? 世界を救うヒーローになってみない?」
非現実的な話の数々。
しかも、クロの話が本当ならリスクがありすぎる。
魔法など知らない、ましてや戦闘経験すらない女子高生に、命を懸けて戦えと言うのだ。
それも相手は最強の魔女。
ゲームを始めたらいきなりボス戦がスタートするようなクソゲーである。
そんな話をマホは当然――
「やるやる!なんか面白そうだしww」
「さすがね!杖が選んだだけのことはあるわ!」
二つ返事でOKした。
「ねぇあなた。魔法少女にならない?」
15歳の高校1年生である小津マホは、そんな問いかけをされた。
高校生にもなって魔法少女になりたいとは思わないし、なれたところで年齢的に少女と言えるのか微妙なのでは? と思うところではある。
というより、帰宅途中に突然こんな質問をしてくる奴は、どう考えても不審者だ。
即行で警察に通報案件である。
しかし、マホはそんなことを毛ほども考えてはいなかった。
いや、少々言い方が違うだろうか。
正確に言えば――そんなことを考えられるほどの余裕がなかったのだ。
「な、な、ななな……――」
なぜなら彼女の目の前にいるのは不審者ではなく――かわいい黒猫だったからだ。
「なんで、猫が喋ってるのぉおおおッ?!」
おそらく人生で一番の衝撃が彼女を襲っていた。
誰が思うだろうか。
まさか黒猫に話しかけられようとは。
しかも人の言葉を流暢に喋っている。
「え? なんで猫がしゃべt……え、どういうこと!?
……てか、わたし猫と喋れてる時点で、すでに魔法使いになれてんじゃね?」
「いや、アタシがあなたに合わせて話しているだけよ。あなたはまだ魔法少女になれていないわ」
「あ、そうなんですか?」
「当たり前でしょ? そんな簡単に特別な力が入ったら苦労しないわよ」
「それもそうですね」
「そうでしょ?」
「「アッハッハッハ!」」
情報を処理しきれなかったマホの脳は、活動をいったん停止させた。
その結果、黒猫と大声で笑いあう女子高生という狂気的な絵面ができあがりである。
ちなみに、マホが素に戻るまで10分かかった。
***
「えっと、とりあえずこれ、牛乳です」
「お客さんが家に来たのなら、お茶を出すのがセオリーじゃないかしら?」
「いや、すみません。しゃべる猫に差し出す粗茶がわからなくて。
とりあえず、猫全般が文句を言わないと思われる牛乳にしてみました……」
「……まあいいわ。とりあえず自己紹介から始めましょうか」
あの後、マホは黒猫を自宅へと連れてきた。
黒猫が込み入った話になるとのことだったので、一番近くて誰にも見られない場所であるマホの部屋を選んだのだ。
そんな経緯がありつつ、黒猫はコホンと一つ息をつくと、改めて自分のことについて語った。
「アタシの名前はクロ。名高い魔法使いであり、代々『魔法少女』のサポートをしてきた者よ」
黒猫あらためクロは、かわいくウィンクをしながら自らをそう名乗った。
これに対し、マホは特にツッコまなかった。
(まぁ、猫が喋ってんだから、魔法があってもおかしくないか)
マホはけっこう順応性が高いのである。
なので、細かい話はすっ飛ばして、いきなり本題に入った。
「そういえば、さっきも『魔法少女にならない?』って言ってましたよね?
それって……なんです?」
「そうね。まずはそこから説明しないとね」
***
地球とは別の世界があった。
魔法が存在し、モンスターがいて、それを狩る冒険者がいる世界。
そんなファンタジーな世界には当然ながら、絶対的な"悪"と呼べる存在もいた。
その名を――『魔女』。
自ら作り上げた最強の兵器、自立型魔法人形を操り、世界を支配しようとする邪悪の魔法使い。
並の魔法使いでは歯が立たないほどの強さを誇るゴーレム。
それに加え、『魔女』自身ですら、並以上の魔法使いが束になってかかっても歯が立たないほどの強さを持っていた。
まさに、最強であり、最凶の存在だった。
そんな魔女に対抗するために、一人の魔法使いが立ち上がった。
それが、クロの祖先。
その者は『魔女』を倒すための魔道具を考案し、100年の歳月を経て完成させた。
『魔法少女の杖』
使い手を選ぶという欠点はあるものの、最強の『魔女』に対抗できる『魔法少女』に変身ができる至高の魔道具である。
以降、『魔女』と『魔法少女は』何度も戦いあった。
そしていずれも決着がつくことはなく、引き分ける日々が続いた。
しかし、停滞は突如として終わりを告げる。
『魔女』は『魔法少女』がいる世界を諦めた。
そして、別の世界へと渡ることを決めたのだ。
ちょうどその頃、『魔法少女』は代替わりし、次の変身者の選別中であった。
『魔女』はその隙にこの世界を捨てて、新天地に向かうことを決断したのだ。
すでに世界を渡るためのゲートは完成しており、あとは行くだけだった。
だが、寸前のところで『魔法少女』のサポーターであるクロがその野望に気付いた。
そして『魔女』が異世界に渡ると同時に、クロもゲートに入ったのだ。
瞬間――空間がぐにゃりと曲がるのを感じた。
***
「――で、気づいたらこの世界にいたわけよ」
「そ、そんなことがあったんですか……」
「アタシが目を覚ました時には魔女はいなかった。けれど、あの女のことだから確実に生きているわ。
だから、あの女が悪さを開始する前に、アタシも次の魔法少女を選ばなきゃいけないのよ」
「あ、それでわたしに白羽の矢が立ったと?」
「そうよ。この魔法少女の杖もあなたを選んでもいいと言っているわ。
どう? 世界を救うヒーローになってみない?」
非現実的な話の数々。
しかも、クロの話が本当ならリスクがありすぎる。
魔法など知らない、ましてや戦闘経験すらない女子高生に、命を懸けて戦えと言うのだ。
それも相手は最強の魔女。
ゲームを始めたらいきなりボス戦がスタートするようなクソゲーである。
そんな話をマホは当然――
「やるやる!なんか面白そうだしww」
「さすがね!杖が選んだだけのことはあるわ!」
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