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七章 珠玉の疵
一
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楚軍は壊滅。楚の都寿春も秦の王翦率いる六十万の大軍に成す術もなく、たったのひと月で陥落。加えて都からの脱出後、楚王の負芻、庶公子も悉く捕縛された。楚は滅亡したも同然であったが、熊啓の心はまだ挫けてはいなかった。
熊啓は三千余りの麾下と共に、秦の追撃を巧みに躱し、這々の態で北へと逃れ、大沢郷へと入った。一帯は沼沢が拡がり、ぬかるむ大地は兵士の体力を吸い上げ、疲弊の極みにある、彼等の疲労を更に蓄積させる。
神さびた廟を見つけると、熊啓は麾下達に休息を命じた。最早、朽ちた廟は、何を祀っているのか分からないほどに荒れていた。それでも、屋根の下で休めるのは、この上なく有難い。
寿春を脱出してから何百里と駆けてきたが、熊啓を含めて、一団はまともな休息をとれていなかった。麾下達は皆、虚ろな眼をして横臥している。熊啓は蔦が絡みついた柱に背を預けへたり込んだ。
「公子」
嗄れ声が廟内に虚しく反響した。
恰幅の良い兵士におぶられた、汗明の声だった。
熊啓は項垂れていた面を上げ、汗明が腰を下ろせる場所を作ってやった。
汗明は兵士に礼を言うと、隣に腰を下ろす。
其処に右尹の宋辰が合流する。兵士達でなく、この三名も一様に疲れ切っていた。頬はこけ、眼許には濃い隈が浮かびあがり、眼差しは空虚である。汗明に至っては、自身の足で歩けないほどに衰弱している。
「公子よ。あてもなく逃げ続けるのは、もう限界でありましょう」
「秦も四方に追っ手を放っています。この場所も直ぐに見つかってしまいます」
汗明に続いて、宋辰が暗い声で告げた。
「ならばどうする。本来ならば北に向かい、斉を頼るべきだろうが、秦と斉は唇亡歯寒の間柄にある。斉に向かった所で、捕縛され、秦に身柄を引き渡されるのが関の山だ」
熊啓は険を放った。
二人に言われなくても、窮状は誰よりも理解している。だが、現状、打つ手はないのだ。都と王を奪われ、残された兵力は三千。しかも、騎兵はなく、兵士達は疲弊の極みにあり、戦闘では役に立たない。
「大人しく投降せよと言うのか。お前達は秦王の残虐性を知らない。奴は己に牙を剥いたものは、決して許さぬ。一族の傍系に至るまで醢にされる」
熊啓は丞相として、幾度も秦王の残虐非道な行いを目の当りにしてきた。確かに事績だけを辿れば、英邁な君主に映る。法治国家の礎を築き上げ、神代に遡ろうとも、存在しなかった超大国の為政者となろうとしている。
だが、奴が法による統治を人民に強いながら、己は法の超越者として、神の目線で世を眺めている。法律は公明正大なものだ。だからこそ、法律は意味を持つ。だが、法を超越する者が現れると、法は公明正大ではなくなり、法の性質を失ってしまう。いずれ、秦王が法律そのものになる。そして、秦王の子が法を支配する力を受け継ぎ、悪しき体制が何世代と連綿と続く。結果、世は変わらない。むしろ、長大な中華を一人の為政者が歪んだ法の力で統治することになれば、世は更に乱れる。
地方を抑えつけていた諸侯の力が失われ、万民のたがが外れる。秦に支配された人民の不満が極限までに募った時、世に未曾有の災禍が訪れるであろう。厄災を防ぐ為にも、力を持ち過ぎた、秦の軛となる国が必要だ。山東の斉は、未だ長大な領土と充分な軍事力を保持していながら、秦と繋がりを持ち、その役目を放棄している。
(私が秦の進撃を阻まねばならない)
将来起こりうる災禍の種を撒いた、己の責務である。
「何としても死ぬ訳にはいかぬ。最早、秦王の野望を挫けるのは、我等しかいないのだ」
虚しく想いだけが強くなっていく。
熊啓は切歯扼腕し、疲労で暈を纏う頭を回転させる。だが、思惟は堂々巡りを繰り返すだけで、益となるものを何一つ絞り出すことができない。
「公子。戦うのです」
苛立ちを募らせる熊啓に、汗明は真剣な表情で告げた。
「戦うだと?たった三千の兵力で何ができる!?二十万の兵は殲滅され、息子の烈、朱方、項燕殿まで失った。兵もいなければ、軍の指揮官もいない」
胸の奥に押し殺していた、巨大な喪失感が去来する。戦の全容は不明のままだが、息子を失ったことは確かだった。
寿春を包囲した秦軍は、息子の首と朱方の首を矛で貫き、高々と陣営前に掲げていたからだ。断たれた息子の顔の中央は、剣で貫かれ風穴が空いていたのを覚えている。
苦いものが胃から込み上げ、熊啓は背を向け吐瀉した。呻吟の後、手の甲で唇を拭うと、汗明に向き直る。
「公子よ。王を号されよ。さすれば各地で民が義心に駆られ、立ち上がりましょう」
泡を食ったように、熊啓は顔を硬直させた。
「馬鹿な。私が王だと」
唾棄するように鼻で嗤い飛ばしたが、汗明は真剣さを保ったままでいる。
「公子は孝烈王の実子。王を号する資格は充分にありまする」
緘黙する宋辰を見遣る。完全に承服しているという訳ではなさそうだが、彼は何も異論を挟まない。
「私は王の器ではない。民衆は私が秦に仕えていたことをよく知っている。売国奴と罵る者も大勢いるだろう」
「以前はそうだったのかもしれませぬ。ですが、あなたは秦より帰還すると、政事を聾断していた公卿や佞臣共を一掃し、善政を布き、秦の侵攻にも迅速に対応してみせた。民衆はあなたが赤心から国を守ろうとしているのだと、とうに気付いていますぞ」
「だが、私は愚かにも王と都をまんまと王翦に明け渡してしまった」
己を自嘲するように苦笑を浮かべる。
「確かに王と都は奪われてしまった。ですが、再起の機会は残されている」
汗明は白濁した瞳の奥に、強烈な生気を宿らせている。
「私が王になることで、我が国は再び勢いを取り戻すというのか」
「左様」
間断なく、汗明はからりと答えた。
「堯は農夫三人分の土地もなく、舜は少しばかりの土地も無くして天下を保有し、禹は百人ほどの集落なくして、諸侯の王となり、殷の湯王・周の武王は兵卒三千に過ぎず、戦車三百乗に過ぎずして、天子となったのです」
「古の君主と私をなぞらえるのか」
熊啓は苦笑を殺し、澄んだ笑みを重ねた。
「舌峰を以って、主君を発奮へと導く。弁士の責務でございますれば」
汗明が破顔すると、頬の辺りに濃い皺が寄った。
「それにー。恐らく項燕殿は生きておられる」
「何故、言い切れる?」
「逃走の最中、意識を朦朧とさせた、私に亡き主が語りかけてきたのです。項燕は生きている。だから、お前は自身の責務を果たせと」
如何にも怪しい話であるが、汗明自身は諧謔を交えている様子はない。そして、彼の言葉には妙な説得力があった。熊啓は正面の汗明から視線を逸らし、霊廟の奥を凝視した。荒れ果てた祭壇があり、周囲には闇が凝っている。精霊や神がいるのならば、導いて欲しかった。
(私に天命はあるのか)と。
だが、祭壇から運ばれてくるのは静謐のみである。
「天は答えてくれぬか」
ならば、己の力。楚の民の底力を信じるしかあるまい。
熊啓は膝を叩いて立ち上がる。
「汗明。道は一つしかないようだ。私は王となり、国の為に最期まで戦い抜く」
決然と宣言した時、熊啓の胸中に巣食い続けていた、暗渠は晴れていた。
熊啓は三千余りの麾下と共に、秦の追撃を巧みに躱し、這々の態で北へと逃れ、大沢郷へと入った。一帯は沼沢が拡がり、ぬかるむ大地は兵士の体力を吸い上げ、疲弊の極みにある、彼等の疲労を更に蓄積させる。
神さびた廟を見つけると、熊啓は麾下達に休息を命じた。最早、朽ちた廟は、何を祀っているのか分からないほどに荒れていた。それでも、屋根の下で休めるのは、この上なく有難い。
寿春を脱出してから何百里と駆けてきたが、熊啓を含めて、一団はまともな休息をとれていなかった。麾下達は皆、虚ろな眼をして横臥している。熊啓は蔦が絡みついた柱に背を預けへたり込んだ。
「公子」
嗄れ声が廟内に虚しく反響した。
恰幅の良い兵士におぶられた、汗明の声だった。
熊啓は項垂れていた面を上げ、汗明が腰を下ろせる場所を作ってやった。
汗明は兵士に礼を言うと、隣に腰を下ろす。
其処に右尹の宋辰が合流する。兵士達でなく、この三名も一様に疲れ切っていた。頬はこけ、眼許には濃い隈が浮かびあがり、眼差しは空虚である。汗明に至っては、自身の足で歩けないほどに衰弱している。
「公子よ。あてもなく逃げ続けるのは、もう限界でありましょう」
「秦も四方に追っ手を放っています。この場所も直ぐに見つかってしまいます」
汗明に続いて、宋辰が暗い声で告げた。
「ならばどうする。本来ならば北に向かい、斉を頼るべきだろうが、秦と斉は唇亡歯寒の間柄にある。斉に向かった所で、捕縛され、秦に身柄を引き渡されるのが関の山だ」
熊啓は険を放った。
二人に言われなくても、窮状は誰よりも理解している。だが、現状、打つ手はないのだ。都と王を奪われ、残された兵力は三千。しかも、騎兵はなく、兵士達は疲弊の極みにあり、戦闘では役に立たない。
「大人しく投降せよと言うのか。お前達は秦王の残虐性を知らない。奴は己に牙を剥いたものは、決して許さぬ。一族の傍系に至るまで醢にされる」
熊啓は丞相として、幾度も秦王の残虐非道な行いを目の当りにしてきた。確かに事績だけを辿れば、英邁な君主に映る。法治国家の礎を築き上げ、神代に遡ろうとも、存在しなかった超大国の為政者となろうとしている。
だが、奴が法による統治を人民に強いながら、己は法の超越者として、神の目線で世を眺めている。法律は公明正大なものだ。だからこそ、法律は意味を持つ。だが、法を超越する者が現れると、法は公明正大ではなくなり、法の性質を失ってしまう。いずれ、秦王が法律そのものになる。そして、秦王の子が法を支配する力を受け継ぎ、悪しき体制が何世代と連綿と続く。結果、世は変わらない。むしろ、長大な中華を一人の為政者が歪んだ法の力で統治することになれば、世は更に乱れる。
地方を抑えつけていた諸侯の力が失われ、万民のたがが外れる。秦に支配された人民の不満が極限までに募った時、世に未曾有の災禍が訪れるであろう。厄災を防ぐ為にも、力を持ち過ぎた、秦の軛となる国が必要だ。山東の斉は、未だ長大な領土と充分な軍事力を保持していながら、秦と繋がりを持ち、その役目を放棄している。
(私が秦の進撃を阻まねばならない)
将来起こりうる災禍の種を撒いた、己の責務である。
「何としても死ぬ訳にはいかぬ。最早、秦王の野望を挫けるのは、我等しかいないのだ」
虚しく想いだけが強くなっていく。
熊啓は切歯扼腕し、疲労で暈を纏う頭を回転させる。だが、思惟は堂々巡りを繰り返すだけで、益となるものを何一つ絞り出すことができない。
「公子。戦うのです」
苛立ちを募らせる熊啓に、汗明は真剣な表情で告げた。
「戦うだと?たった三千の兵力で何ができる!?二十万の兵は殲滅され、息子の烈、朱方、項燕殿まで失った。兵もいなければ、軍の指揮官もいない」
胸の奥に押し殺していた、巨大な喪失感が去来する。戦の全容は不明のままだが、息子を失ったことは確かだった。
寿春を包囲した秦軍は、息子の首と朱方の首を矛で貫き、高々と陣営前に掲げていたからだ。断たれた息子の顔の中央は、剣で貫かれ風穴が空いていたのを覚えている。
苦いものが胃から込み上げ、熊啓は背を向け吐瀉した。呻吟の後、手の甲で唇を拭うと、汗明に向き直る。
「公子よ。王を号されよ。さすれば各地で民が義心に駆られ、立ち上がりましょう」
泡を食ったように、熊啓は顔を硬直させた。
「馬鹿な。私が王だと」
唾棄するように鼻で嗤い飛ばしたが、汗明は真剣さを保ったままでいる。
「公子は孝烈王の実子。王を号する資格は充分にありまする」
緘黙する宋辰を見遣る。完全に承服しているという訳ではなさそうだが、彼は何も異論を挟まない。
「私は王の器ではない。民衆は私が秦に仕えていたことをよく知っている。売国奴と罵る者も大勢いるだろう」
「以前はそうだったのかもしれませぬ。ですが、あなたは秦より帰還すると、政事を聾断していた公卿や佞臣共を一掃し、善政を布き、秦の侵攻にも迅速に対応してみせた。民衆はあなたが赤心から国を守ろうとしているのだと、とうに気付いていますぞ」
「だが、私は愚かにも王と都をまんまと王翦に明け渡してしまった」
己を自嘲するように苦笑を浮かべる。
「確かに王と都は奪われてしまった。ですが、再起の機会は残されている」
汗明は白濁した瞳の奥に、強烈な生気を宿らせている。
「私が王になることで、我が国は再び勢いを取り戻すというのか」
「左様」
間断なく、汗明はからりと答えた。
「堯は農夫三人分の土地もなく、舜は少しばかりの土地も無くして天下を保有し、禹は百人ほどの集落なくして、諸侯の王となり、殷の湯王・周の武王は兵卒三千に過ぎず、戦車三百乗に過ぎずして、天子となったのです」
「古の君主と私をなぞらえるのか」
熊啓は苦笑を殺し、澄んだ笑みを重ねた。
「舌峰を以って、主君を発奮へと導く。弁士の責務でございますれば」
汗明が破顔すると、頬の辺りに濃い皺が寄った。
「それにー。恐らく項燕殿は生きておられる」
「何故、言い切れる?」
「逃走の最中、意識を朦朧とさせた、私に亡き主が語りかけてきたのです。項燕は生きている。だから、お前は自身の責務を果たせと」
如何にも怪しい話であるが、汗明自身は諧謔を交えている様子はない。そして、彼の言葉には妙な説得力があった。熊啓は正面の汗明から視線を逸らし、霊廟の奥を凝視した。荒れ果てた祭壇があり、周囲には闇が凝っている。精霊や神がいるのならば、導いて欲しかった。
(私に天命はあるのか)と。
だが、祭壇から運ばれてくるのは静謐のみである。
「天は答えてくれぬか」
ならば、己の力。楚の民の底力を信じるしかあるまい。
熊啓は膝を叩いて立ち上がる。
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