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濫觴の四月[April of Beginning]
Mission3 鉄の巨人
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巨人は静かに俺を睥睨する。
──いや、正確には人間で言うと両眼にあたる部分が赤いランプであり、それが明滅することで睥睨している様に見えるだけだ。
俺はその人工的な眼光に睨まれ、まさに蛇に睨まれた蛙の様に動けなくなってしまった。
「……こうなったら」
俺はくるりと巨人に背を向ける。
そして脚に力を入れて全力で走った。
「逃げるが勝ちだぁッ!」
この時自分史上最高の速さで走れていたんじゃないかと思う。
銃を持っている相手以上の存在だ。スタンバトンや格闘術では太刀打ちできない。
俺は変わり果てたこの町で二度目の全力疾走を見せた。
(なにがなんだか判らないけどここにいたら危険なのは判る!なら、逃げるのが最適解だ!)
俺はそう判断し、その場から離れた。
けれどしばらく俺をその眼で捉えているだけだった巨人は突然動き出し、獣の咆哮の様な轟音を上げて──
「!」
──右手に持っている巨大な剣を振り上げた。
嫌な予感がして俺は横へと飛び退く。
それと同時に俺の立っていた地面に巨大な鉄塊が叩きつけられ、町に巨大な斬撃の跡を残した。
──巨人がその手に持つ剣を振るったのだ。
俺は再びその巨人から逃れるために走り始める。
しかし巨人も俺が走るのに合わせて歩き始める。
「逃してはくれないってか……!」
このまま普通に走っていても追いつかれて終わりだ。
ならば、と思い路地裏へと逃げ込む。
(すぐに追いつかれるならこの路地裏に隠れながらならあの巨人をまけるはず……)
けれどそれは甘過ぎる考えだったと知ることになる。
巨人は俺が路地裏に入ってその姿を見失ってくれると思っていた。
だが、巨人は俺が路地裏に消えたのを見て、手に持った巨大な剣を振りかざした。
「え──」
ズドン、という大きな音と共に俺の真横の建物が消え去った。
消えた建物の代わりに見えるのは巨大な鉄の剣だ。
今の一撃で建物が何軒もその剣によって卵殻の様に容易く潰された。
路地裏に隠れるというのは過誤を犯した数秒前の自分を恨んだ。
しかし隠れていなければ追いつかれて終わりだったと考えると過誤などではないと感じた。
「建物ってあんなに脆かったっけ……?」
自身へと迫る圧倒的な力に俺は絶望してしまいそうだった。
けれど俺は駅員さんと『絶対に生きる』という約束をしたことを思い出し、絶望という存在を脳から叩き出した。
巨人が地面に叩きつけた剣を持ち上げる前に俺はその場から離れ、先に進む。
(あのデカブツ……俺がどこにいるのかは判ってないみたいだ)
──だから、闇雲に剣を振るしかない。
無秩序な激震が走り、崩れ去る建物の中を俺は隠れる様にして進む。
しかし──
「あっ……」
我ながら間抜けな声を上げたことだろう。
目の前に立つネットフェンスが俺の退路を壅塞していた。
俺は慌てて別の道を探そうと振り返った。
けれど巨人は俺のいる所の近くへとその剣をふるって俺の姿を覆う様に隠していた建物が圧砕された。
そのせいで俺の姿は巨人から丸見えとなってしまった。
「っ!仕方ない……!」
追い詰められ、俺はフェンスへと飛びかかる様にして登った。
幸いなことにフェンスの上には有刺鉄線は付いていなかった。
フェンスを超えると既に巨人がその剣を振り上げていた。
(走れっ!)
俺は自分自身にそう命じ、大急ぎでその場から離れた。
ビル3階──10メートルほどの巨人の振るう剣だ。広い範囲を攻撃できる。
喰らえばひとたまりもない。
そんな剣が、今、振り下ろされた。
「ッ……!」
剣は俺の間近に振り下ろされ、その凄まじい衝撃で走っていた俺はその場で膝を突いた。
地面に叩きつけた刃を持ち上げると再び俺へと迫った。
俺は路地へと出て、ひたすら走り続けた。
「はあ……はあ……ッ!」
時々後ろを瞥見するが巨人は俺が全力で走っていることなど知らずに歩いてすぐに俺に追いつき、剣を振るう。
やがてスタミナも切れ、脚がもつれて倒れた。
「はッ……はッ……!あああああああっ!」
手に持っていた機銃を巨人に向かって乱射した。
初めて銃を撃ったが想像以上の反動だ。
けれど銃口から放たれた銃弾は巨人の装甲に当たっただけで動きを止められるほどのダメージは与えられなかった。
(はっ……久し振りに運動したから足が……これで終わりか……)
俺は足元に散らばった空薬莢に視線を落とした。
死にたくはないがこれ以上逃げられそうにない。
俺は眼を閉じて、静かに自身の命に終焉が訪れるのを待った。
(悔いだらけの人生だったな……こんなことなら東京なんて行くんじゃなかった……)
脳内で過去の記憶が凄まじい勢いで再生される。
(ああ……これが走馬灯って奴か……)
どうでもいい様な記憶までもが再生されたがそんな時、駅員さんとの約束が再生された。
『君が町に行くのはもう止めない。だが、そこになにがあったとしても──生きてくれ』
──そうだ、彼は俺に「なにがあっても生きろ」と言っていたじゃないか。
まだ家族の安否も判っていないのに生きることを諦めようとするなんて……どうかしていた。
俺はもつれる脚で無理やり立ち上がると巨人に背を向けて走り出した。
(やっぱり死にたくないっ!死ねないっ!──死んでたまるか!)
転倒しそうになりながら走り続けるその様はとても無様に見えることだろう。
けれど俺は生きることを諦められなかった。
例え醜態を晒してでも生きてやると心に誓った。
そんな時だ。
「っ!あれは……」
上空に風を発生させながら巨人に近づく存在を見つけた。
バタバタと空気を裂くプロペラ音、灰色のボディ──ヘリだ。
自身の周りを旋回するヘリに巨人の動きも止まった。
そしてヘリのドアが勢いよく開かれると同時に──
「喰らえッ!」
──ドアガンが火を噴いて、数多の銃弾が巨人の身体に叩きつけられた。
けれど大したダメージにはなっていない様だ。
「効いてないみたいっ!どうするっ?」
ドアガンナーを務める少女は大声でそう中にいる仲間に問う。
風になびいているその長髪は金色で遠目だが日本人ではないことは確かだ。
「それでいい。今の目的は巨人を少年から引き離すことだ。こちらに気を引ければいい」
「判ったっ!さぁ、こっちだよ!デカブツっ!」
ババババと銃弾を巨人へと放ちながらそう挑発をする。
するとその挑発に乗ったのか、巨人は剣を片手にヘリへと向かっていった。
ヘリは巨人の注意を引きつけ、巨人から離れていく。
「た、助かった……?」
俺は今生きていることに実感が湧かなかった。
突然ヘリが現れたと思ったら巨人の注意を引きつけて遠くに行ってしまった。
「今のうちに逃げないと……」
俺は立ち上がり、その場から離れた。
そして巨人とヘリの様子を物陰から隠れて見た。
──いや、正確には人間で言うと両眼にあたる部分が赤いランプであり、それが明滅することで睥睨している様に見えるだけだ。
俺はその人工的な眼光に睨まれ、まさに蛇に睨まれた蛙の様に動けなくなってしまった。
「……こうなったら」
俺はくるりと巨人に背を向ける。
そして脚に力を入れて全力で走った。
「逃げるが勝ちだぁッ!」
この時自分史上最高の速さで走れていたんじゃないかと思う。
銃を持っている相手以上の存在だ。スタンバトンや格闘術では太刀打ちできない。
俺は変わり果てたこの町で二度目の全力疾走を見せた。
(なにがなんだか判らないけどここにいたら危険なのは判る!なら、逃げるのが最適解だ!)
俺はそう判断し、その場から離れた。
けれどしばらく俺をその眼で捉えているだけだった巨人は突然動き出し、獣の咆哮の様な轟音を上げて──
「!」
──右手に持っている巨大な剣を振り上げた。
嫌な予感がして俺は横へと飛び退く。
それと同時に俺の立っていた地面に巨大な鉄塊が叩きつけられ、町に巨大な斬撃の跡を残した。
──巨人がその手に持つ剣を振るったのだ。
俺は再びその巨人から逃れるために走り始める。
しかし巨人も俺が走るのに合わせて歩き始める。
「逃してはくれないってか……!」
このまま普通に走っていても追いつかれて終わりだ。
ならば、と思い路地裏へと逃げ込む。
(すぐに追いつかれるならこの路地裏に隠れながらならあの巨人をまけるはず……)
けれどそれは甘過ぎる考えだったと知ることになる。
巨人は俺が路地裏に入ってその姿を見失ってくれると思っていた。
だが、巨人は俺が路地裏に消えたのを見て、手に持った巨大な剣を振りかざした。
「え──」
ズドン、という大きな音と共に俺の真横の建物が消え去った。
消えた建物の代わりに見えるのは巨大な鉄の剣だ。
今の一撃で建物が何軒もその剣によって卵殻の様に容易く潰された。
路地裏に隠れるというのは過誤を犯した数秒前の自分を恨んだ。
しかし隠れていなければ追いつかれて終わりだったと考えると過誤などではないと感じた。
「建物ってあんなに脆かったっけ……?」
自身へと迫る圧倒的な力に俺は絶望してしまいそうだった。
けれど俺は駅員さんと『絶対に生きる』という約束をしたことを思い出し、絶望という存在を脳から叩き出した。
巨人が地面に叩きつけた剣を持ち上げる前に俺はその場から離れ、先に進む。
(あのデカブツ……俺がどこにいるのかは判ってないみたいだ)
──だから、闇雲に剣を振るしかない。
無秩序な激震が走り、崩れ去る建物の中を俺は隠れる様にして進む。
しかし──
「あっ……」
我ながら間抜けな声を上げたことだろう。
目の前に立つネットフェンスが俺の退路を壅塞していた。
俺は慌てて別の道を探そうと振り返った。
けれど巨人は俺のいる所の近くへとその剣をふるって俺の姿を覆う様に隠していた建物が圧砕された。
そのせいで俺の姿は巨人から丸見えとなってしまった。
「っ!仕方ない……!」
追い詰められ、俺はフェンスへと飛びかかる様にして登った。
幸いなことにフェンスの上には有刺鉄線は付いていなかった。
フェンスを超えると既に巨人がその剣を振り上げていた。
(走れっ!)
俺は自分自身にそう命じ、大急ぎでその場から離れた。
ビル3階──10メートルほどの巨人の振るう剣だ。広い範囲を攻撃できる。
喰らえばひとたまりもない。
そんな剣が、今、振り下ろされた。
「ッ……!」
剣は俺の間近に振り下ろされ、その凄まじい衝撃で走っていた俺はその場で膝を突いた。
地面に叩きつけた刃を持ち上げると再び俺へと迫った。
俺は路地へと出て、ひたすら走り続けた。
「はあ……はあ……ッ!」
時々後ろを瞥見するが巨人は俺が全力で走っていることなど知らずに歩いてすぐに俺に追いつき、剣を振るう。
やがてスタミナも切れ、脚がもつれて倒れた。
「はッ……はッ……!あああああああっ!」
手に持っていた機銃を巨人に向かって乱射した。
初めて銃を撃ったが想像以上の反動だ。
けれど銃口から放たれた銃弾は巨人の装甲に当たっただけで動きを止められるほどのダメージは与えられなかった。
(はっ……久し振りに運動したから足が……これで終わりか……)
俺は足元に散らばった空薬莢に視線を落とした。
死にたくはないがこれ以上逃げられそうにない。
俺は眼を閉じて、静かに自身の命に終焉が訪れるのを待った。
(悔いだらけの人生だったな……こんなことなら東京なんて行くんじゃなかった……)
脳内で過去の記憶が凄まじい勢いで再生される。
(ああ……これが走馬灯って奴か……)
どうでもいい様な記憶までもが再生されたがそんな時、駅員さんとの約束が再生された。
『君が町に行くのはもう止めない。だが、そこになにがあったとしても──生きてくれ』
──そうだ、彼は俺に「なにがあっても生きろ」と言っていたじゃないか。
まだ家族の安否も判っていないのに生きることを諦めようとするなんて……どうかしていた。
俺はもつれる脚で無理やり立ち上がると巨人に背を向けて走り出した。
(やっぱり死にたくないっ!死ねないっ!──死んでたまるか!)
転倒しそうになりながら走り続けるその様はとても無様に見えることだろう。
けれど俺は生きることを諦められなかった。
例え醜態を晒してでも生きてやると心に誓った。
そんな時だ。
「っ!あれは……」
上空に風を発生させながら巨人に近づく存在を見つけた。
バタバタと空気を裂くプロペラ音、灰色のボディ──ヘリだ。
自身の周りを旋回するヘリに巨人の動きも止まった。
そしてヘリのドアが勢いよく開かれると同時に──
「喰らえッ!」
──ドアガンが火を噴いて、数多の銃弾が巨人の身体に叩きつけられた。
けれど大したダメージにはなっていない様だ。
「効いてないみたいっ!どうするっ?」
ドアガンナーを務める少女は大声でそう中にいる仲間に問う。
風になびいているその長髪は金色で遠目だが日本人ではないことは確かだ。
「それでいい。今の目的は巨人を少年から引き離すことだ。こちらに気を引ければいい」
「判ったっ!さぁ、こっちだよ!デカブツっ!」
ババババと銃弾を巨人へと放ちながらそう挑発をする。
するとその挑発に乗ったのか、巨人は剣を片手にヘリへと向かっていった。
ヘリは巨人の注意を引きつけ、巨人から離れていく。
「た、助かった……?」
俺は今生きていることに実感が湧かなかった。
突然ヘリが現れたと思ったら巨人の注意を引きつけて遠くに行ってしまった。
「今のうちに逃げないと……」
俺は立ち上がり、その場から離れた。
そして巨人とヘリの様子を物陰から隠れて見た。
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