家族と移住した先で隠しキャラ拾いました
「はい、ちゅーもーっく! 本日わたしは、とうとう王太子殿下から婚約破棄をされました! これがその証拠です!」
ヴィルヘルミーネ・フェルゼンシュタインは、そう言って家族に王太子から届いた手紙を見せた。
「「「やっぱりかー」」」
すぐさま合いの手を入れる家族は、前世から家族である。
日本で死んで、この世界――前世でヴィルヘルミーネがはまっていた乙女ゲームの世界に転生したのだ。
しかも、ヴィルヘルミーネは悪役令嬢、そして家族は当然悪役令嬢の家族として。
ゆえに、王太子から婚約破棄を突きつけられることもわかっていた。
前世の記憶を取り戻した一年前から準備に準備を重ね、婚約破棄後の身の振り方を決めていたヴィルヘルミーネたちは慌てず、こう宣言した。
「船に乗ってシュティリエ国へ逃亡するぞー!」「「「おー!」」」
前世も今も、実に能天気な家族たちは、こうして断罪される前にそそくさと海を挟んだ隣国シュティリエ国へ逃亡したのである。
そして、シュティリエ国へ逃亡し、新しい生活をはじめた矢先、ヴィルヘルミーネは庭先で真っ黒い兎を見つけて保護をする。
まさかこの兎が、乙女ゲームのラスボスであるとは気づかづに――
ヴィルヘルミーネ・フェルゼンシュタインは、そう言って家族に王太子から届いた手紙を見せた。
「「「やっぱりかー」」」
すぐさま合いの手を入れる家族は、前世から家族である。
日本で死んで、この世界――前世でヴィルヘルミーネがはまっていた乙女ゲームの世界に転生したのだ。
しかも、ヴィルヘルミーネは悪役令嬢、そして家族は当然悪役令嬢の家族として。
ゆえに、王太子から婚約破棄を突きつけられることもわかっていた。
前世の記憶を取り戻した一年前から準備に準備を重ね、婚約破棄後の身の振り方を決めていたヴィルヘルミーネたちは慌てず、こう宣言した。
「船に乗ってシュティリエ国へ逃亡するぞー!」「「「おー!」」」
前世も今も、実に能天気な家族たちは、こうして断罪される前にそそくさと海を挟んだ隣国シュティリエ国へ逃亡したのである。
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兎の魔王!? 可愛いしかない。
感想ありがとうございます(*^^*)
あ~…ライナルト行こ🟰くろちゃんかなぁ…?(๑•́︿•̀๑)( ´ ~ ` )ンェ…
感想ありがとうございます!
答え合わせまでお待ちください(#^^#)
あ、
( ̄▽ ̄;)
兎_(・×・_∪⌒)ο=ライナルト
だったのね、、、
家族揃って٩( ᐛ )(*´^`)( ᐖ )۶
異世界転生(笑)
理想的すぎる!"(∩>ω<∩)"
感想ありがとうございます(*^^*)
従兄弟のライナルト王子が居ない。拾ったくーちゃんのことかな?
感想ありがとうございます(*^^*)
答え合わせはもうすぐです!
プロローグ1に、腹筋を鍛えられました。
なんて愛らしい家族。
事情を知らず、天から子孫をお迎えにいった日本のご先祖様達は、きっと髪振り乱し、声の限りに探しただろうなと思わずにおれない異世界転生という物語は数あれど、やはり想像すると思うのです。
光明射し込む温かな流れをみせられて、安堵するだろうなと。
そして、プロローグ1の会話の軽快さ 力強さに泣き笑いを浮かべるだろうなと。
強く、たくましく家族一丸となって生きる姿勢が核としてあるのに、飯粒のように ぽろぽろころころとこぼれる笑いが絶え間なく、読めば自然と登場人物達に幸多かれと願っていた。
とても面白いです。
わ!素敵な感想ありがとうございます(//∇//)
楽しんでいただけて嬉しいです(≧∀≦)
お兄ちゃん面白いですね!そりゃあモテたかった人生からイケメン公爵長男に転生したらこうなっちゃいますよね(笑)
感想ありがとうございます(*^^*)
イケメンに転生してはっちゃけてます(≧∇≦)b
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