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第4章 家督相続編
36.将軍守護職任命
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池山の戦いから数日が経ち、祐村は三浦宮御所の三浦将軍家の元を訪ねていた。
祐晴
「祐村殿よ、こたびの戦いぶりは実に天晴であった。心から礼を言うぞよ。」
祐村
「ありがたきお言葉にございます。我らは三浦将軍家のご繁栄を願ってのことでございます。」
祐晴は、白河家という将軍家を脅かす脅威になりかねない存在を志太家が早々に排除したことに非常に感謝をしている様子であった。
もっとも、この脅威になりかねないという存在であることを将軍家に植え付けたのは、志太家の策略によるものではあったが。
祐晴
「そこでじゃが白河が無くなった現在、将軍守護職の役職が空いてしまった。今後は志太家がその役目を果たしてもらおうと考えておる。どうじゃ、引き受けてはくれぬか。」
祐村
「祐晴様、我らには勿体無いお言葉でございます。しかし、今後の将軍家の為であらば喜んでお引き受け申します。」
こうして志太家は、白河家より代々続いていた将軍守護職の役職を手にした。
志太家が将軍守護職に就いたという情報は、あっという間に全国に知れ渡り、周辺大名国からは簡単に手出しが出来ないという状態を作り出したこととなり、今後の天下統一を進めていくうえでの大きな一歩となった。
祐晴
「祐村殿よ、こたびの戦いぶりは実に天晴であった。心から礼を言うぞよ。」
祐村
「ありがたきお言葉にございます。我らは三浦将軍家のご繁栄を願ってのことでございます。」
祐晴は、白河家という将軍家を脅かす脅威になりかねない存在を志太家が早々に排除したことに非常に感謝をしている様子であった。
もっとも、この脅威になりかねないという存在であることを将軍家に植え付けたのは、志太家の策略によるものではあったが。
祐晴
「そこでじゃが白河が無くなった現在、将軍守護職の役職が空いてしまった。今後は志太家がその役目を果たしてもらおうと考えておる。どうじゃ、引き受けてはくれぬか。」
祐村
「祐晴様、我らには勿体無いお言葉でございます。しかし、今後の将軍家の為であらば喜んでお引き受け申します。」
こうして志太家は、白河家より代々続いていた将軍守護職の役職を手にした。
志太家が将軍守護職に就いたという情報は、あっという間に全国に知れ渡り、周辺大名国からは簡単に手出しが出来ないという状態を作り出したこととなり、今後の天下統一を進めていくうえでの大きな一歩となった。
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