華山の物語

ユウ

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世界観の設定

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空に浮かぶ仙界 華山《がざん》

本作の舞台
神界と人間界の中間にある空島で東西南北でそれぞれの四季の花が咲き誇る
東は秋の州、西は春の州 南は夏の州、北は冬の州と呼ばれ四家と言われる四つの家がそれぞれ管理している。

神界 桃源郷《しんかい とうげんきょう》
仙界より上空にあり、神々が暮らす世界

人間界 四季の国
海に囲まれた島で人間の暮らす国
仙人たちに寵愛される四季か巡る美しい国

黄泉 彼岸
全ての生命が死した後に訪れる世界
荒神、荒御魂は祓われたのちにやってくる
ここを訪れた魂は漂白され転生する

四州《ししゅう》
秋の州
山の東部に位置しており一年中紅葉が散っている

春の州
山の南に位置しており一年中桃の花が咲いている

夏の州
山の南に位置しており一年中暖かい気候

冬の州
山の北部に位置して一年中雪が降っている

四家《しけ》
人間界の四季を巡らせる役割を持つ
また、仙界華山の四州を治めている
東の秋の州 三雲家 西の春の州 如月家
南の夏の州 神宮寺家 北の冬の州 紅野家

菊の屋敷
秋の州を管理している三雲家の屋敷
屋敷の庭には色とりどりのキクの花が咲いている

秋の神殿
秋の州にあり、秋のはじめと終わりに三雲家の人が神に祈りと舞を捧げ人間界に秋をもたらす
秋の神 紅羽《くれは》様を祀っている
豊穣の神


桜の屋敷
春の州を管理する如月家の屋敷
屋敷の庭には桜の花が咲いており一年中花見ができる

春の神殿
春の州にあり、春の始まりと終わりに如月家の人が神に祈りと舞を捧げ人間界に春をもたらす
春の神 春正《しゅんせい》様を祀っている。
癒しの神

百日紅《さるすべり》の屋敷
夏の州を管理する神宮寺家の屋敷
屋敷の庭には百日紅の花が咲いている。

夏の神殿
夏の州にあり、夏の始まりと終わりに神宮寺家の人がかみに祈りと舞を捧げ人間界に夏をもたらす
夏の神 海斗《かいと》様を祀っている
狩猟の神

椿の屋敷
冬の州を管理している紅野家の屋敷
屋敷の庭には一年中椿の花が咲いる

冬の神殿
冬の州にあり、冬の始まりと終わりに紅野家の人が神に祈りと舞を捧げ人間界に冬をもたらす
冬の神 雪華《せつか》様を祀っている
守護の神

荒御魂《あらみたま》
人や仙人の魂が負の感情に飲み込まれ堕ちたもの

荒神《あらがみ》
信仰をなくした神が堕ちたもの

彼岸門
荒御魂や荒神が祓われた際に魂を迎えに現れる彼岸へ門
門には彼岸花が描かれている

硬貨
1輪 椿 10輪 菊 100輪 百日紅 1000輪 桜
それぞれの州の象徴である屋敷の家紋が描かれている。

腕輪
各州の関所にてその州に他州の者が入る時門番より渡されるもの
腕輪には行動監視を行うための術石が組み込まれている。
各州でデザインが違う。
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